現実逃避 - hatena

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漫画感想のブログ

『ぼくたちは勉強ができない』 87話 感想( 問.87 最愛の星に[x]の名を③ )

さてと。週刊少年ジャンプ 2018年第50号』ぼくたちは勉強ができない 87 (ぼく勉 87話 )の感想です。

 

古橋さんと唯我成幸さんの同棲編,まだまだ続く。

 

前回,自宅に荷物を取りに来たらお父さんが帰ってきた!というところで引き。まあラブコメの一般的仕様らしく,隠れる場所は当然狭くて暗いところですね,分かります。

 

ふむ。

狭くて暗いところで密着しないようにしているだけでも大変だというのに,敢えて密着しに行かざるを得ない状況。これはなかなかに美味しい状況ですね。

 

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あててんのよ

 

古橋は当ててんのよをした!しかし成幸には効果がなかった!

成幸は匂いに気を取られている!

 

親父に見つかったら一発アウトの状況で唯我成幸は何を言っているんだ...の世界ですけれど,暗闇の中でいい匂いのする美少女と密着とならば,まあ頭が混乱してもしかたがないのかもしれませんね。

 

もちろん古橋さん的にはこんな状況下で成幸を誘っているわけでもなく...。そこには文乃の母・静流のノートパソコンが隠されていたからであった。つまり見つけたパソコンを取ろうと手を伸ばしていただけ。

 

 

ノートパソコンに隠されたもの

さて,そんなノートパソコンに隠されていたものは「☆」と名付けられた鍵フォルダである。

 

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最愛の☆に[x]の名を

 

父・零侍が言うには亡き母の「数学界に一石を投じる論文」が入っているということですけれど。そんな父がパスワード解除を見越して開けようとしたものの,上手くいかなかった形跡がありますけれど。

 

いやいやいや。

これ数学の論文じゃないでしょ。だってねぇ...。数学に一石を投じるような一大論文が眠っているのであれば,こんな無造作に廊下の戸棚の下にしまい込んでおかないでしょ。

 

 

「数学の論文」とやらがあったのはたぶん事実である。ただそれが「☆」印のフォルダに入っているかどうかは別問題である。数学ならLaTeXとかで書いているんでしょうし,普通に研究業績用のフォルダかなんかに入っていたと思うよ,それは。

 

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10年前の論文は本当に読まれていないのか

 

零侍は嘘は言っていないだろうけれど,多分に論文自体はもうとっくに零侍は読んでいるし,学会誌かなんかに零侍が静流と連名で投稿してアセプトされているんだと思う。論文が入っている云々のやりとりは十年前のことですし。おすし。

 

だからこんな鍵もかかっていない場所の戸棚に無造作に置いてあったというほうが間尺が合うような気がする。じゃあ実際に「☆」フォルダの中に入っているものは何か,と言えばそれは母・静流が大切に隠しておきたかったものだよね。

 

普通に考えると家族のかけがえのない思い出写真とかなんでしょうけれど,それなら鍵をかける必要はなさそうですし。じゃあなにか。男性諸君ならエロいフォルダの一つぐらい作るかもしれませんが,お母さんですからね。多分に「趣味的なもの」だと思うんだよなあ。

 

大人だって人に隠した趣味ぐらいあるからね。おっさんだってラブコメを読んだり,感想を書いたりするからね(え)。そんなものは家族と言えども見せたくないものなのです。まあ普通に考えて静流の「隠れた趣味」というか的なものだと思われ。

 

 

静流の夢と古橋文乃

それは何なのか,という話だよね。この話はたぶん作品の本筋に関係してくるだろうけれど恋愛的展開には間接的にしか関わらないだろうから久しぶりに現実逃避的妄想を書いてみよう。

 

静流の趣味(夢)が何なのかは想像でしかないけれど,やはり問39に出てきたやり取りあたりがヒントになるののではなかろうか。母も好きだったという「天の光はすべて星」

 

天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)

天の光はすべて星 (ハヤカワ文庫 SF フ 1-4)

 

 

数学者と小説という一見繋がりが薄いようなものこそ,趣味性がうかがえるというものである。静流の隠れた趣味的なもの,それは文学だったのではなかろうか。

 

それは特段不思議でもなんでもない。アーサー・C・クラークSF小説の大家であると同時に科学解説者としての側面も持っていた。アイザック・アシモフもまたSFの大家であるが生化学者でもある。理系肌の人間が文学を志すというのは普通にあることである。

 

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天の光はすべて星(問.39より)

 

静流に文才があったかは分からないけれども,静流が物書きに興味があり夢があったという可能性は割とあると思う。なぜか。それは他ならぬ愛娘に「文乃」と名付けているからである。

 

数学の天才である静流,静流には劣るといえど数学者として成している零侍。そんな二人が子どもに名前を付ける際に,数学はおくびにも出さず「文乃」と名付けている。

 

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ayumie.hatenablog.com

 

名前には意味がある。そこには親の夢,願い,期待,いろんなものが含まれている。古橋静流は数学者としての才を持った。しかし彼女が本当になりたかったのは小説家だったとしたら...? 

もしかしたら文才にも秀でていたかもしれない静流,しかし世界は彼女に数学者としての叡智を求めた。だから文学の道には進めなかった。

 

だからこそ,もし文乃にその才能があったならば,その才能を生かした人生を歩んでほしい。そう願って「文乃」と名づけたのではないかな...とか妄想してみたり。

 

 

成幸と文乃の同居生活の事情(続)

それはさておき。

なんのかんので唯我家にお世話になりつつある古橋さんでありますが,すっかりなじんでおられますね。パジャマ姿で勉強してみたり。生活費を後で返すとかネタフリをしたり。お,バイト編来る...?

 

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お,バイト編か?

 

そこそこ落ち着いたところで,成幸母はなぜか子どもたち(成幸を除く)を連れて二人きりにするのであった...狙ってんのか,おかん...

 

 

 

そんなわけで二人きりになった唯我家の朝は,文乃姉ちゃんの台所の音から始まるわけであります(哲学)

 

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今日の始まる音はトントンとトン,トコトン


ほ,ほう...。

きっと似合うと思ってましたけれど,かっぽう着似合いますね古橋さん。というか,この格好するとますます某和菓子屋の娘さんぽくなってきてしまうのですが,どうなんでしょう...。なんだこの負けフラグ

 

 

ま,形からはいって実が伴わないのはご愛敬ですけれどね。ここでついに和洋中なんでもござれという嘘がばれました。いいんじゃないですかね,そういうの引っ張ってもしょうがないし。素直が一番ですよ。

  

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新婚時代のお父さん

 

しかしそんな失敗ご飯を美味しそうに食べてくれる成幸。なんだこの新婚あるある...。「嫁さん=料理得意」とは限りませんからね。そんな中,嫁さんが作ってくれたご飯を美味しそうに書き込む新婚の旦那さんの構図ですよ。

 

 

まあ何やっても上手くいかないというのも新婚あるあるですよねえ。しかしこのポンコツなかなかの怠慢ぶりである。古橋さんがこのまま成長していたら第二の怠慢先生に育っているところであった...。

 

 

しかしね,そんなことどうでもいいんですよ。問題はこちら。

 

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夢=お嫁さん(ただし唯我成幸にあらず)

 

は?

 

....ふ,古橋...! お前,負けんのか?

 

 

いやいやいや。はっはっは。

今回のこのシリーズ,某和菓子屋さんの娘さんのクリスマス回張りに「いまのうちせいぜい走るがいい」的なノリを感じていたのですが,ここで止めトドメが来ちゃった感がありますねえ。

 

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古橋,それは負けフラグ(『ニセコイ』第123話より)

 

古橋,そのセリフは壮大な負けフラグだから!

 

偉大なる先達も通ったその道を再び歩みに行く古橋文乃姉ちゃん。 

ちくしょう。またしても約束された敗北の黒髪ヒロインが誕生してしまうのか...。ラブコメって酷いよね(おい)

 

 

 

こんな風に一緒にお昼を食べたり,洗濯をしたり,風呂で背中を流したり...やっていることは完全に夫婦みたいなもんですけれどねえ。でも負けんのか,古橋。

 

 

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古橋文乃の弟のためなら


まあぶっちゃけ「お前は何をやっているのだ」の世界です。あかん...古橋さん,いろんなストレスが積み重なってもうぶっ壊れかけておられる。

  

 

古橋文乃は愛されたい

家出なのに水着持参という状況で完全におかしいですけれど,この二人きりの一日,取りつかれたように何かに張り切っていたのは完全にストレスからの逃避行動ですよね。はい。

 

何のストレスか。

まじかに迫ってくる受験勉強もさることながら,やはり最大の要因は「父」であろう。

 

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古橋文乃は愛されたい

 

成幸の背中をスク水着ながら背中流して思い出すのは,懐かしい父の背中を流す自分である。まだ二人が途絶していなかったころ。母がいて,父がいて,家族が幸せだったころ。

 

あの日,零侍が感情の高まりから思わず頬を張ってしまったあの日から,古橋文乃の時間は止まったままである。以来,ともに背を向けながら生きてきた十年。古橋さんにとって,父から愛情を受けた期間より背を向けあってきた時間のほうが長いのである。

 

 

それがどんなに幼い子どもにとってストレスであったことか。

愛してくれた母はもういない。ともに悲しみを分かち合い,支えあうはずの父とは断絶してしまった。一番苦しかった時,愛情を注いでほしかった父から受けた拒絶。それこそが文乃のトラウマであり,いまなお続くストレスの原因である。

 

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口とは裏腹に求めているもの


一方で,文乃は今なお父からの愛情を求めているのである。

 

来てくれないと思いつつ三者面談の場に現れた零侍に,一瞬喜びかけたり。母の論文(かどうかは不明)がパスワードを掛けられて見られない状態になっていた時,「少しかわいそう」と思ったり。成幸の背中を流しながら,幸せだった父娘の時間を思い出したり。

 

成幸の背中を通じて父の姿を思い出す。

そこからは,古橋さんが求めているのは親の愛,家族愛であることが分かります。

 

なんとなく,疑似夫婦のイチャコラみたいなお話展開が進みながらも,その実今回のエピソードは基本的に零侍と文乃,そして母・静流が家族を取り戻すことに主眼が置かれていることが分かりますね。

 

その過程において唯我成幸なり,他の人物なりが「手助け」をしていくのでしょうし,そのプロセスの中では文乃が成幸にキュンとくる瞬間もあるのかもしれませんが,それはあくまで傍流のお話。

 

そんな古橋文乃さんが家族をどうやって取り戻せるのか。父は娘にその思いをどう告げるのか。そんなことが気になった問.87話でした。まる

 

 

余談

とても気になったのはあの後「夜のデート」に向かうにあたり,古橋さんがお召変えしなければならないのですが,成幸母や妹弟たちは「なんで文乃姉ちゃんはスク水着て寝ていたんだろう」ってなりませんかね...。修羅場やん。

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うぺぇ(スク水着用中)


   

......それはさておき。

お話も③に進み,例の展開を示したアジェンダも反映されたようなされないような。とりあえずお話で拾われた部分については朱字,はっきりと描かれたわけじゃないけれどたぶん関係がありそうな部分は青字にしてみた。

 

 "最愛の星に[x]の名を" 今後の展開のアジェンダ

1.家族関係
  • 文乃にとっての父母・家族とは
  • 零侍にとっての妻・娘家族とは
  • 成幸にとっての家族とは
2.過去関係
  • 零侍と母の間に何があったのか(過去の失敗)
  • 零侍と母はなぜ娘に「文乃」と名付けたのか
3.問題解決
  • 零侍と文乃の間でどういう折り合いがつくのか
  • 零侍と成幸・成幸母とのかかわりは
  • 桐須先生の関与の有無(対零侍,文乃,成幸,唯我家)
  • あしゅみ―先輩の関与の有無(文乃,成幸)
  • 学校関係に対する保秘(学園長,教員,いばら,友人)
4.人間関係
  • 成幸・文乃と理珠,うるかとの関係
  • 文乃にとっての成幸は何なの
  • 成幸にとっての文乃は何なのか

 

 

というわけで,いくつか気になったことを拾っていこう。

 

パスワードの秘密

例のフォルダのパスワードですけれど,普通に考えて母親がパスワード付けるときは子どもの名前とか絡めて設定するものである。

 

零侍は数学バカなのでそんな単純なことにも気づかない可能性はある。しかし何回パスワード入れられたのか分かりませんが,娘の名前を試してみないというのは相当アホである。それはさすがに試してみたに違いない。

 

とならば,パスワードは何なのか...。

多分文乃は知っている言葉で零侍が知らない言葉。とならばやはりあれでしょうなあ。

 

「天の光はすべて星」

 

ただまあ,今回のエピソードのサブタイトルが「最愛の星に[x]の名を」なので,少しいじってくる可能性もありますけれどね。母にとっての最愛の星,それはやはり文乃でしょうから。

 

このあたりは種明かしを楽しみに待つことにしましょう。

 

 

零侍は誰と電話をしていたのか

次。

今回の窮地を脱する際に零侍にかかってきた電話。これ,偶然性の高いものなのかいな。なんか意味がありそうですよね。

 

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話し相手は誰か

 

「問題ありません」は今電話してよいかという問いかけに対する反応なので,文乃の反応はちょっと過敏だったと思いますけれど。問題は次の一節「この度は大変申し訳...」「はいすぐに伺います」とある。

 

ここで零侍が謝らなければならないような相手はとりあえず二人いますね。一人は学校関係者(桐須先生?)。もう一人は成幸の母です。

 

まず学校関係者あての謝罪だった場合。

零侍は一ノ瀬学園に乱入して理珠の強制受験勧誘をやらかしていますよね。よくよく考えてみると,それは謝罪案件である。まあ学校で問題視した結果,お詫びをしに行くぐらいのことはあってもよさそうである。(まあそれを言うなら,謝罪の相手は理珠の父であってもいいのですけれど)

 

もう一つは成幸の母であった場合。

娘が家出して転がり込んでいるのだから,ごく一般的な家庭であればご迷惑をかけていることに対し「お詫び」なり娘を預かってくれた「お礼」なりするものであろう。

ただまあ零侍はああいう人間ですし,そもそも成幸のことをきちんと認識していない可能性もあるので,そもそも「娘が唯我家に世話になっている」ということを承知していない可能性もある。

 

まあ本当に娘の行き先を心配しないということはないでしょうし,多分に承知はしていると思いますけれど。というもの次の日,成幸母は出かけているよね。これはおそらく零侍と会っているものと思われる。最後の成幸の「デートのお誘い」とも関係してきそうですよね,これは。

 

成幸母はなぜ全員で出かけたのか

まあ「二人きりになる状況を作る」ための設定という可能性もありますけれど,しかしこの異常状況下でそんなことのために外出するかな...という気がしなくもなく。いや,まあ「ぼく勉」は時々緩いのでなんとも言えませんけれど。

 

そこに意味があると仮定した上で妄想してみると,やはり零侍と会っていたというのが自然なんだよなあ。

 

零侍が例の奇行の件で学校に呼び出される→謝罪する→そういえば文乃さんの進路ですがいや実は...

 

みたいな流れから,今度は成幸母が学校から呼び出しをうけ三者面談。まあ,普通にありそうですよね。そうすると,ある程度事情を理解した成幸母から話を聞いた成幸が,「デート」と称して文乃を誘う。行った先には零侍もいるという寸法。

 

まあ普通にそんな展開が目に浮かびますよね。わからんけれど。

 

分からんのは,もしそうだとしたら水希や双子を連れて行った理由が分からんのだよなあ。まさか本当に零侍と成幸母が再婚を前提に付き合っているとかじゃないだろうし(静流をあんなに愛していたのにそれは荒唐無稽すぎる気がする)

 

 

何のかんので水希と文乃は似ている件

 

水希のブラコンぶりが強調されますけれど,それはたぶん兄を通じて父の姿をもとめているからですよね。その意味で文乃が成幸の背中を流しながら父の姿を求めたのと似ています。

 

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父の姿...なのか?(問.86より)

 

こうしてみると案外,二人は似た者同士なのかもしれないな。

 

ひょっとかすると二人が意気投合する方向もあるかもしれんですし。おすし。なにより花嫁修業をするのに生きるレシピたる水希さんがいるってのは,文乃さんにとって嫁力を高める大チャンスですよね。そんな余談展開もちょっとあったらおもしろいな,と思ったり。

 

 

古橋文乃の夢のバージョンアップ

天文学を目指す前は「幸せなお嫁さん」になることが夢だったという古橋文乃。

 

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古橋文乃の夢はアップデートされていくのか

 

ほほう...。意味深やね。

「ぼく勉」は基本的にできない娘ができるように夢を実現する物語である。その古橋さんの夢たる幸せなお嫁さんになるためには,まだ文乃はなんにも「できない」

 

この先,父から明かされるであろう「文乃と名付けた理由」,静流と零侍がどのように文乃を愛し,何を望んだかが明らかになった暁には文乃の夢の修正が来るかもしれないね。

 

それこそ母が目指したかもしれない「サイエンスフィクション作家」という方向だって,これまでの夢と才能を活かせる道だからね。そんな風に夢が進化することもあるかもしれない。

 

そしてもう一つの夢が「蘇る」かもしれませんしね。

幸せなお嫁さんになる夢,できない娘を誰ができるようにするのか。なかなか興味深い。

 

 

そこにはもう武元うるかがいるんだよなあ

 

ただ「夢」をお嫁さんとした場合,「成幸のお嫁さん」になりたいのは武元うるかだからなあ...。一方で文乃は「唯我くんじゃない」と断言してしまっているのである。

 

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既にそこにいる正妻

  

武元うるかが大学受験を通じて実現することは「既にできること」である。彼女は既に水泳という世界で結果を出しており,その先に進めるだけの才能ももっている。その意味では彼女のできないこと(=やりたい夢)は「水泳」ではない。

 

いまうるかにとって「できていないこと」は他ならぬ片恋相手の唯我成幸と結ばれることである。「うるかのできないこと=夢」とするならば,それを実現できるのはやはり唯我成幸しかいないんだよなあ...。

 

そういう意味ではやっぱり「成幸の嫁」ポジションは武元うるかが最右翼であることには変わりないのでしょうね。

 

 というわけで再度まる。

 

 

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*画像は「ぼくたちは勉強ができない」問.87,問.86,問.77,問.39より引用しました。

帰ってきた 『ニセコイ』 第168話 ツウジタ 感想

「まえがき」今だから思う,168話 感想

 

ニセコイ』という物語は基本的に千棘と楽の物語であり,小野寺さんはその舞台装置に過ぎなかった。結末だけ見ればそんな風に読み取らざるを得ないところはあります。

 

ならばなぜ古味先生はこのエピソードを書いたのか,というのは以前にも書いたように「二つの好き」という事象はどちらも本物である。その一方である小野寺小咲と楽の本物の恋についてきちんと描いておこうということだった,という見立ては妥当なのではないかと思っています。

 

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ツウジタ


しかし,このエピソードを振り返って描かれたものをみれば,「二つの好きがありその片方たる千棘に対する想いが小野寺さんに対する想いよりも上回った」とするのはかなり難しかったのではないかと思います。

 

以前にも指摘した通り,二つの本物性の描き方において千棘はその日常性を主として描かれ,小野寺さんはある種ドラマチックな約束に導かれた女性として描かれました。この対比自体は良く描けていたと思います。最後の楽の選択方法から,千棘を選んだという描写につながるのも分からなくもありません。

 

でも客観的に二つの恋を眺めたとき,本当にその本物の恋を捨ててしまっていいの?という気持ちにはなります。楽にとって苦渋の決断だったのかもしれませんが,一読者からすると違和感は感じます。

 

 

まして読者としての視点で見た場合,楽が「二人の好きな人がいる」という状況に陥るまで何度も繰り返し小野寺さんの恋心は作劇的に伝わることがありませんでした。

 

ボールで窓が割れるのも。告白めいた言葉を呟いても居眠りしてしまうのも。都合のいい時に電話がなったり,当然後日確認するであろう事象が「なかったこと」になったり。

 

作者としては「どんなことがあっても小野寺小咲の想いは通じないんだよ」という描写をしていたということなんでしょうが,さてそれは読者にとって情緒が通じるものでしょうか。

小野寺さんの想いが通じなかったのは「単に設定上,絶対通じないことにしなければならないから」。そうなってしまっては,読者は物語構成の仕様書を見せられているだけじゃないでしょうか。そこに「ラブコメディ」はあるのかい?という気持ちにならないでしょうか。

 

よく「キャラが生きていない」と苦言を申し上げることがありましたが,キャラが単なる舞台装置となり,作者の意図通り動く人形であるならば,それはもうラブコメではなく単なる「駒の配置の再現」でしかないような気がしなくもないです。

 

このお話で,二人の気持ちは「通じ合いました」。二人がなした絶対の約束は守られた。その時確かに二人の間で気持ちが通じ合った。それをうけて一条楽は「一生忘れないクリスマス」とまで言っているのです。

 

それが「二人の人を同時に好きになり」「偽物が本物になったことにより,それまでの本物と比べてそれを超えていったから」小野寺さんは選ばれなかった。10年前の約束も,今の恋も全部捨て去ったままで。

 

物語終了後,小野寺ファンの多くが納得がいかなかったり,物語の評価を改めてしまったのは,描かれたものに対する「楽の不誠実性」と舞台装置だからこそ想いは通じないという「作劇の不誠実性」。この二つの不誠実性に納得がいかなかったのではないか。そんな風に感じなくもないです。

 

 

 それでは当時の感想をどうぞ。

 

 

当時の感想 ( 初出 : 2015-04-27 05:52:53 )@現実逃避

 

 

さてと。『小野寺さんクリスマスイブ編』のクライマックス,『ニセコイ』史上初の小野寺長編,完結編です。


まず前回の答えあわせから。

鍵屋さんのゴミはごく普通に回収業者によって回収されてしまいました。これは意外ッ!と読者に思わせるのが目的だったと思うのですが,前回の引きが引きだけに,あまりそっちに意識が行かなかった読者も多いのではないかと思います。

これはあれだね。ゴミ回収業者さんに「錠と鍵」が廃棄場へ捨てられてしまうという描写=二人の中で「11年前の思い出」はもはや関係なく,今の気持ちを取ったということのメタファーでしょ。古い約束はいらない。二人にとって大切なのは,今の恋,『絶対の約束』であったということの示唆なんだろうなあ。




そしてついに二人の気持ちが重なり合う瞬間がやってくる。

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どうして




二人が驚いた理由は他でもありません。なぜ相手がここにいるのかが分からない。いや,心の底では多分わかっているのだけれど,確かめずにはいられない。いま伝説のもみの木も前に立っている,自分の恋する相手の真意を。

 

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ヤクソク



自分がここにやってきたのは,約束をしたから。絶対一緒にイルミネーションを見ようねと約束したから。そんな絶対の約束に導かれて,二人はお互いの気持ちを確認しあう。ここに告白の言葉は無いけれども確かに伝わる相手の気持ち

昔の気持ちではなく,今の気持ちを。今,確かに約束した一条楽と小野寺小咲の間での約束を果たしたかったから。それは二人とも一緒だった。


この時,言葉で伝わらなかったけれども,二人はお互いの気持ちを知ったわけです。相手がここに来たのは自分と同じ理由。自分がここに来たのは,一条さんにとって小野寺さんが,小野寺さんにとって一条さんが,何物にも代えがたい「大好きな相手」だったから。


だからもう,二人は相手の気持ちを知っているわけです。相手も自分を好きでいてくれたということを。11年前の想い出の品をかなぐり捨ててでもなお大切に思っていてくれることを。

だからこそ,その想いを確実に知るために小野寺さんは問うたわけです。

 

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「...一条君こそ どうして来てくれたの...?」









それに対する一条楽の答えは常に一つ

 

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最終回「コクハク」






いったぁぁぁぁぁぁぁっっ!!
ついに一条楽から小野寺さんへの告白がっ...!!

 

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ピッカリング





ごふぅ!
前回,誰が告白をキャンセルするのかということがコメント欄で話題になりましたが,まさかの「もみの木」自身によるキャンセルとはね。これは意外ッ!!それは「もみの木!」


まあこのイルミネーションを見に来たのだから,意識がそっちに行くのは分からなくもないですけれどね。そこはイルミネーションをバックに

 

「オレは小野寺の事が...好きだ!」




って決めたら格好良かったのにねえ。でもしかたがないよね。これってニセコイなのねん(謎弁)

。まあ分かっていた。分かっていたよ。ここで二人が正式に告白をしないということは。だってまだ他のヒロインの「恋の弓矢」の効果も描いていないしね。ここで小野寺さんと楽の両想いが確定してしまったら,他のヒロインとのエピソードが完全に消化試合になってしまうからなあ。





しかしである。今日の小野寺さんはいつもと一味違うのである。イルミネーションさんにキャンセルを食らった告白の真意を確かめようと,今一度問うのである。

 

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第168.5話「シリタイ」




おお!
小野寺さんが今一度攻めた。一度ぐらいのキャンセルではへこたれない,そんな強い心がいつの間にか育っていた。そりゃそうだ。一体全体小野寺さんが何回キャンセルを食らったと思いますか。そこで引いていたら一生「恋の神様」がやりたい放題です。そんな「恋の神様」の意志に抗う小野寺さんの勇気をたたえたい。というところで,

 

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恋の神様:じゃあ,『テレフォンで』







ズコ――――!


またか。また来やがった...。いつもの奴だ。『逆境』ってやつだ...。
もはやタイトルを『ニセコイ』じゃなくて『逆境ヒロイン』に変えるってのはどうですかね(主題完全無視)


しかしこれもまた予想外でしたよ。このタイミング,「恋の神様」がテレフォンを使ってくるとはね。

前回の予想では,楽には電話がかからない,小野寺さんに電話をかけそうなのは春ちゃんだけだが,きっと空気を読んで電話はかかってこないと思っていたんですけれど。まさかの鍵屋とはねえ...そういや居ましたね,小野寺さんの電話番号を知っていて電話をかけてきそうな人が。

これぞまさに「恋の神様」のダブルキャンセル攻撃。『ニセコイ』を終わらせないためのキャンセル奥義「ダブルアーツという奴か(ちょ)。無茶しやがって...

 

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果たされた『絶対の約束』






そんな「もみの木」のイルミネーションを見つめる二人。クリスマスイブにこのもみの木のイルミネーションをみると,永遠に幸せなカップになれるというもみの木伝説。何気に,ついに,小野寺さんがはじめて「謎恋アイテム」を獲得することが出来たということも指摘しておかねばなるまい。

 


これまで「恋むすび」のお守りでは置き去りダッシュを食らいました。巫女のコスプレまでして楽さんを抱きしめたのに効果はありませんでした。お祭りでは春ちゃんに『お結び玉』をもってかれました。「縁結びの矢」では桐崎さんに蹴散らされました(その後刺しなおしたけれど)。そんな小野寺さんがついに得たファンタジーブコメニセコイの謎恋アイテム。これはこれで記念すべき出来事だったのかもしれない。



無論,以前から指摘しているとおり,「謎恋アイテム」で恋が成就するという考え方自体は荒唐無稽です。謎恋アイテムの力で相手が自分を好きになってくれたら,それは嬉しい出来事なのか?そう問うてみれば,そのような超常現象で相手と結ばれることには虚しさしか存在しないことが明白です。

謎恋アイテムの力があるから幸せなカップルになるわけじゃない。お互いが相手を想っている,そんな二人が一緒に記念すべき日に記念すべき出来事を共有できたから,幸せなカップになるのです。


もみの木のイルミネーションが見られたから結ばれるのではない。二人の約束を,『絶対の約束』を果たすことが出来たからこそ,二人の想いは固く結びついたのである。あそんなことを肝に銘じつつ,小野寺さんと楽がともに「もみの木伝説」のイルミネーションを観られたことに感謝したい。


...
......


そんなわけで,今回も告白は不成立だった二人。まさか「恋の神様」が世界のダブアツまで使ってくるとは予想外でした。


だ・け・ど!
確かに一条楽の「言葉としての」告白はキャンセルされてしまったけれど。



二人の「気持ちの」告白はキャンセルされていないのである。ちゃんと伝わっているのである。



二人が捨て去った「11年前の想い出」である錠と鍵。昔の思い出よりも今の恋。そんな選択をした二人ですけれど,別に捨てられていないのだったら取りに行くのは吝かではない。二人にとっても思い出の品だから。



そこで小野寺さんがもう一度勇気を出すのである。
「はぐれないように」という楽の言葉だけじゃなくて。もう決して「はぐれたくないから」。だから小野寺さんはそっと楽の袖をつかむのである。

 

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小野寺小咲の「行動」



離さないでほしい。離れないで欲しい。今さっきの邂逅で通じ合った二人の本当の気持ちを,二人の本当の想いはつなぎあったままでいたい。そんな小野寺さんの気持ちが,小さな勇気となって「行動」に結びついたのである。

 

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一条楽の「行動」





そして一条楽はその想いを理解するのである。そして自分自身の想いに素直になったのである。それが小野寺さんの手をしっかりと握る,という「行動」に結びついたのである。

つながれた二人の手の持つ意味




それは,はじめて二人で握り合ったということだけを意味するのではないのである。小野寺さんがもみの木の場所に来た意味を。一条楽がもみの木の場所に来た意味を。ふたりのお互いがお互いを想う気持ちが「つながって」もう二度と離さない。そんな思いを象徴しているのである。

 

これが二人にとっての言葉にならない「告白」

 





一条楽は小野寺小咲を愛している。小野寺小咲も一条楽を愛している。
そんな二人の気持ちが言葉にならなくても心の奥底では伝わっている。そんな運命の時がついに描かれた瞬間でした。

 

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通じた気持ち



 

(…忘れない きっとこの先何があっても忘れられない そんなクリスマスイブ…
確かに何かが 小野寺とオレとの間で通じ合った気がした…





この思いは決して忘れない
11年前,「約束の女の子」と行った約束は忘却の彼方に過ぎ去ってしまった。これは11年前の約束との対比なのです。忘れてしまった昔の淡い幼い恋とは異なる,「この先何があっても忘れられない」そんな二人の思い出。11年前の,幼馴染たちと交わした約束とも違う,唯一ただ一人の女性,小野寺小咲との想い出を。一条楽の心にはしっかりと刻み込まれたのです。

そして同じ想いは小野寺さんにも。そんな二人のクリスマスイブ。見事な小野寺エンドだったと思います。本当にありがとうございました。


...
......


それにしても今回の小野寺さんの百面相はすごいね。
というわけできっと明日の『社会の毒』さんでも記事アップ確率100%の『小野寺さんズベストショット集』を先取りしてみよう(え)

 

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そこはかとない色気





まずこの表情である。
一条さんと通じ合った「気持ち」を確かなものにしたい。そんな想いから一条さんの袖をつかむわけですが,その前の表情の色気といったらどうよ?「萌え豚」という言葉の意味が,このあらすじ系ブロガーのayumieさんにも理解できたような気がします(ちょ)


そしてこの表情である。

 

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完全に誘っている小野寺さん







ちくしょう。いいなあ,一条楽は!
こんなにまで小野寺さんに想われていて。こんな風に愛情たっぷり,恥じらいたっぷりの表情を浮かべられてしまったら「ズキューン!」どころじゃないです。きっと一条楽のハートは小野寺マシンガンによって何にも残らないだろう。もし「シンコン」になったら,こんな風に小野寺さんは誘うのかなあ(下衆の勘ぐり)



でもって帰宅後の小野寺さん。

 

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緩みきった小野寺さん





幸福感に包まれて,小野寺さんの顔が崩壊している。きっと一条さんは小野寺さんを家まで送ってくれたんだろうなあ。その間はしっかり頬を引き締めて一条さんを見つめていたであろう小野寺さん。家に入ったとたん,この緩みっぷりである。


これがあれだ。小野寺流「もうらめぇ~!」って奴だ(違います)

 

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小咲のシアワセ



そして春ちゃんに問われるがままに一日の顛末を語る小野寺さんの顔。
ていうか,もうまともに聴いちゃいねぇというか,まともに答えてねぇ感がぱないっす。緩みきっている小野寺さんはとても貴重ですからね。

だいたい小野寺さんといえば最後悲しい顔をすることばかりでしたからね。たまにはいいじゃないですか,小野寺さんに幸せがきたって。


...
......


と,ここから話を考察に戻して春ちゃんの反応について。

小野寺さんの余りの緩みっぷりに,思わず何があったのか問いかけるわけですが,まさかの肯定に焦る春ちゃん

 

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焦るな

「(え!?まさか本当に...!? いや確かにそのつもりでけしかけたんだけど...まさか...!!)」

 




この反応に,春ちゃんの複雑な気持ちが見て取れる。
一条さんと小野寺さんが完全に相思相愛で,お互いがお互いに惹かれあっていることが確実であることを知っている唯一の人物。だからこそ姉寺さんを応援しようという気持ちが常にあるわけですけれども,心の奥底にある自分の小さな気持ち

いざ二人が結ばれたら。
この二人は放っておくといつまでもくっつかないからという奇妙な「安心感」があったのかもしれませんが,いざ二人の気持ちが成就したらという焦りが一瞬でてしまったのでした。なるほど,春ちゃんが随分淡白に送り出したなと思いきや,やっぱり本当は一条さんのことをあきらめ切れていなかったんだね。

実際のところ,春ちゃんの心の内の大部分では「姉寺を応援する」というスタンスで固まっているのだと思うのです。春ちゃんは二人の気持ちを知っているのだから,そこに自分の気持ちの行き場がないことを知っている。だから,第109話「ブキヨウ」で一人涙して気持ちの整理をつけた時から,自分の恋は諦めているのです。

ただ「告白」という想いをつげる「ケジメ」をつけていないから,思いもかけない時に「未練」が出てしまう。そういう状況だと思うんですよね。そういう意味では,春ちゃんが決着をつけるお話も今後描かれるのかもしれない。


とはいえ,今回の恋愛描写を見た後では,春ちゃんのターンはもうなさそうですけれど。そもそも,今回春ちゃんが後をつけているのではないかというのは完全に外れだったんですね。どうせ二人のことだからお子様なデートでもしているんだろうという安心感だったのか。


それは残念でした。小野寺さんはとんでもないものを盗んでいったのです。


一条楽の心です(キリッ)


...
......


さて。さてさて。
というオチがついたところで(ついてない),小野寺さんのクリスマスイブはおしまい。ここから一気に「絵本」と「約束の女の子」の話に繋がります。


「約束の女の子」が誰なのかは,今回のお話で「答え」が書かれているわけですけれど,その前に「約束の女の子」に対する千棘と小野寺さんと楽の対比について触れておきたい。


前回のコメントにも書いたんですけれど,千棘と小野寺さん・楽の「約束の女の子」に対する考え方がまったく真逆なんですよね。

今回のお話で分かったように,一条楽と小野寺さんの間では「約束の女の子」であるか否かは告白の「キッカケ」にすぎなかった。しかも最後には,その想い出を捨て去ることも厭わず,『絶対の約束』を優先した。11年前の約束ではなく,「今の恋」に生きようとした。



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千棘の誤解




それに対して千棘は「自分が『約束の女の子』だったら,一条楽と結ばれる可能性が高まるかもしれない」と考えている。それは第29話「カクニン」におけるディスコミュニケーションに起因しているわけですが,千棘は「楽は約束の女の子が現れたらその子が好きになる」と思い込んでいるわけです。

 

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「約束の女の子」に固執する理由





だから,自分の想い人である一条楽の「約束の女の子」になりたい。皆さん,なぜ千棘が今の恋ではなく,昔の恋で勝負しようとするのか理解できないかもしれませんけれど,そこにはこういう思い込みがあるからです。

言い換えれば,千棘にとって「約束の女の子」は自分の恋愛成就の「キッカケ」という意味では同じだけれど,そのことに対する意味はまさに一条さんと小野寺さんと真逆をいっている。

 

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楽が好きなのは「小野寺さん」




でも,僕らはもう知っているわけです。その時一条さんが思い浮かべていたのは「小野寺さん(=約束の女の子)」というイメージであって,第29話といい,今回のクリスマスエピソードといいそれは同じ

一条楽の恋の源泉は「小野寺さんが好きで,小野寺さんが約束の女の子だったらなお言う事なし」という小野寺さんへの思いを補強するためのもの。だからこそ一条楽は「今の恋」をかなえるために,思い出の品を捨てる覚悟で『絶対の約束』を守ろうとしたのですから。


そういう意味では第29話の段階で,「本物の恋」の行方は決まっていたわけです。



そしてこうしてみると,桐崎千棘と小野寺小咲という正反対の特性をもったキャラクターが,こと「恋」に関してはまったく真逆な姿勢をとっていることもわかります。

「昔の想い出」に引きずられている桐崎さん。「今の恋」を選んでいる小野寺さん。その姿勢は二人の一条楽に対する積極性の違いにも繋がっています。こと恋愛に関して積極的なのは小野寺さんであり,保守的なのは桐崎さんなのです。

千棘は,「テンコウ」編において告白の意志をたかめつつもついに告白できなかった。そして一条楽が「親友」と表現した時に,「どうして自分の思いに気づいてくれないのか」と怒ってしまいました。なぜか。

それは千棘の恋愛観が「相手に自分の気持ちを気づいて欲しい」「相手から自分を想ってほしい」という観点から成り立っているからです。


それに対して小野寺さんは,恋に関しては積極的です。何回も小野寺さんに対して行われた「凍てつく波動」は,裏返せば小野寺さんから一条楽へのアプローチがそれだけ行われたということ。野球ボールから始まる一連の「恋の神様」の妨害は,一歩踏み出せばゴールしてしまう一条楽と小野寺小咲の距離を縮めないためのもの。


今回もそうです。小野寺さんは今日確かに感じ取った気持ちをしっかり「ツウジテ」おくために,勇気を振り絞って一条さんの袖をつかみました。ふたりはまだ正式に告白したわけじゃない。恋人になったわけではない。でも確かに感じ取った二人の同じ想い。それをつなぎとめておくために,勇気を振り絞って手を差し伸べたわけです。

 

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千棘の「妄想」




それに対して第74話「オオウソ」において,千棘は一条さんと手を握ってみたいという思いを最後まで自分で伝えませんでした。手を握ってみたい。でも自分からはいえない。普段の積極性,行動性とはまったく真逆の,恋に保守的な女の子の姿が浮かび上がります。

 

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繋がれた手の「意味」の違い





結果として千棘は一条さんから手をつないでもらったわけですが,これも今回のお話と対比的ですね。無意識に,あるいは気遣いとして手を引くために繋がれた千棘と一条さんの手。小野寺さんの勇気が,一条さんの勇気につながって結びついた「気持ちの込められた」手。そんな二つのカップルの対比性が,偽物と本物の「二つの恋の物語」を象徴しているような印象を受けました。




思えば,前作ダブルアーツにおいて,キリとエル―に「24時間いつでも手をつなぎっぱなし」という制約を与えた理由。

 

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手をつなぐ「意義」



無論,ファンタジーの設定上の出来事ですけれど,男女が手を握るという「ドキドキ感」に特別な意味を古味先生が見出しているということなんでしょう。今回,小野寺さんと楽ははぐれないように,手を握りました。クリスマスイブのイベントが終わり,二人の手は離れたけれども,二人の心の手は24時間,この先一生握り続けられたままなのである。




この出来事に。このクリスマスイブの出来事に。かつて『ダブルアーツ』で描ききれなかった物語を,『ニセコイ』というファンタジーブコメの中に見出した,そんな気がしました。それが証拠にほら,『ダブルアーツ』第1巻表紙にきちんと書いてある

 

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運命の人





キリとエル―が「運命の人」だったように。かつて11年前ともに過ごした楽と小野寺さんが,いまがっちりと心の手を握りしめたように。ニセコイ』における運命の人,それは一条楽と小野寺さん。そんな古味先生からの小粋なメッセージなんじゃないかと思ったりしたのでした。

 

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二人の気持ちはずっとツウジテいる





そして最後の二人のシーン。
これを見れば,二人の気持ちがしっかり「ツウジタ」ままでいることが分かる。手は離れても,心の手は握られたまま。決して揺るぐことのない,そんな二人の「本物の恋」の結末が描かれた,第168話「ツウジタ」でした。まる。

 

 

しかしあれですな。これだけ二人の気持ちが繋がっているのに,千棘は一切気づかないとは。これはもう,本当に最後の最後まで小野寺さんと千棘の間ではお互いの気持ちが知れることはないのかもしれませんね。

最後に「二つの恋の物語」のケジメとして,「実はそうだったんだ」みたいなことが伝わるんでしょう。その時はもう,複雑な恋の感情が入り乱れることも無くて,爽やかに,気持ちのよいエンディングを迎えるのだろうな,とか思ったり。


そしていよいよ来週からはマリーのターン。

 

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マリー動く


ふむ。
マリーは小野寺さんと楽が相思相愛であることも,11年前から一条楽が小野寺さんが好きなことも知っていると思っていたのですが,今回の描写は少し微妙ですね。そんな風に睨んではいたけれど確信はなかったということなのか,二人の距離が縮まらないことをいいことに油断していたら「縮まってしまったくさい」と気づいて焦っているのか。

いずれにせよ,この後はマリーの「縁結びの矢」の効果が出てくるのでしょう。もっとも,直接的な告白の描写はなかったとはいえ,暗黙の告白はなされてしまったわけですから,ここから「本物の恋」の方が何か動くことはもう無いわけですが…。


さて,『ニセコイ』が完結するまで,残りはマリーのターン,鶫,春ちゃんのエピソードが入って,羽姉さんのターン。そしてもう一度小野寺さんのターンが来て,最後は千棘の物語の結末と。そんな流れで行けば,20週もあれば十分か。そんな感じですね。


いよいよマリーの「あん事」が明らかになるのか。
それにしてはマリーの態度がコミカルというか,ちょっとコメディ調なのが気になりますけれど。これがマリーの最後のターンだとすれば,そんないい加減なものにはならないと信じたいですが。GW明けのマリーのターンに乞うご期待。

 

  


*画像は「ニセコイ」第168話,1話,29話,74話,『ダブルアーツ』第1巻「表紙」より引用しました。

 

当時のコメント

 

90 コメント

 

 

Unknown (匿名)

2015-04-27 06:29:34

ツウジタその通りだと思います。この先何があっても忘れない。二人の想いは手を繋いだだけではない。明らかにそれ以上に心は近づいています。
おそらくこれから二人を訪れるであろう試練に対しての答えなんだと思います。この先何があってもこの想いが変わるわけではないと。
今回は今までに無い小野寺さんの顔をたくさん見れて良かったです。それだけ今まで報われなかったってことですから(悲しい)。
改めて通して読んでみると二人の想いの双方向性が描かれたエピソードだったと思います。
語りだすとキリがないのでこの話題については次のコメントで、あんまり長いとお返事も書きづらいでしょうし。

さで、キャンセルの方法を以前お尋ねしましたが、電話と言う予想と鍵は後で見つかるという予想は当たりましたが、細かいところまでは読みきれませんでした。まさか持ち帰ってしまうとは?…子供ならではではですね。

千棘と楽にとっての約束の女の子については以前ほとんど同じ内容で書いたので同じ意見ですね。二人の約束の女の子についての想いもすれ違うばかりですね。悲しい。
華さんは約束について何か新しい情報を提示するのかと思っていましたが、それは外れでしたね。
マリーは一体どこまで何を知っているのか?貰った…?から見てもどうやら全てを知っている訳では無いと感じました。最近私は10年前の約束はただ単に結婚の約束をしたわけではないと考えるようになりました。
アンケートは時間があるときにやらせて頂きます。まあ分かりますけど。スマホで理由を打ち込むの面倒くさい(おい)、だからって仕事用のパソコンから打ち込むのはちょっと気が引けるので。


…というか楽、プレゼントはどうした?なんのために別れたんだよ!?一緒にいられる時間を削ってまで別れたのに!!

 

ふとした瞬間に (mick)

2015-04-27 06:59:34

視線がぶつかる byZARD

これまで、小野寺さんは楽さんと視線が合うと、すいっと目をそらしていました。

それが、最後の屋上のシーン、きっちり楽さんを見つめ返して微笑んでくれた。

うん、きっちり心はツウジタままですね。

恋愛面での小野寺エンド、堪能させていただきました。ありがとうございます。

 

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-27 08:55:11

ああ…すごい満足。

とてもいい、小野寺回でした。

てか、あれ、春ちゃんじゃなかったんですね(笑)

 

Unknown (ぴこ)

2015-04-27 09:11:11

小野寺さん、楽さんおめでとうございますっ。想いが通じあいましたねっ。手をつなぐシーンはグッときましたっっ。二人とも良かったねっ!!ただ期待しすぎたせいなのか所々雑だなと思ってしまいました。もう一週使った方がよかったなぁ。展開早すぎ。正直読み終わった瞬間感動半減でした。残り話数決まってるんですかね?

 

Unknown (とり)

2015-04-27 10:24:38

今回のお話も良かったです!!
やっぱり告白はキャンセルされちゃいましたねw
普通ならあそこまでいったら告るとおもうんだよね…TAT
電話がきて、女の子が気に入って錠と鍵を持っていたっていうのは自分の予想(2話位前のコメント)とだいたい合っていたのはちょっと驚きでした
現実逃避のおかげで冴えているんだ

最後の二人が目があったところもなかなかいいと思いました
進展したって感じがします
次回のマリー回も気になりますww


今回のクリスマスで千棘母が出なかったのでもう1年分話があると思います

 

果たしてキャンセルか? (ヒマジン)

2015-04-27 11:37:15

エンダァアアアは前回ネタなので封印
ayumieさん、早朝からご苦労様です。

コミィセンセが風流と言うかロマンチックメルヘンオヤジ(失礼)だと演出に唸ってしまったのはワタクシだけでしょうか
つか少女漫画にだけある繊細な気持ちの伝え方
双方に流れるお互いの気持ちをまさかJUMPで読めるとは

敢えて言葉にしていない
でも言葉にしていないからこそより確固としてお互いに通じてる
眼で表情で指先で
判り合う事が判り合えてる(日本語妙)
初々しいのに熟年夫婦

言葉より何より雄弁な相愛ブリで悶えましたw
もう両片想いじゃないんですよね
通じてしまってる両想い

まぁ言葉にしてしまうと残りが消化試合になってしまうのも(オトナノジジョウ)あるんでしょうが

ラストのほんわか~はやり過ぎですが(笑)

所で御馬鹿なので約束の女の子教えて欲しいです(笑)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 12:02:24

>匿名さん

コメントありがとうございます。

表面的な描写だけ見てしまうと「いつもの」キャンセルかよッって思ってしまいがちですが,今回の一連のエピソードで積み重ねられた関係性は「不可逆的」な繋がりができた,そう捉えないと駄目でしょうね。技術仕様書よんでいるんじゃないから,描写の中で汲み取るべきところは汲み取らないと。そんな古味先生からのメッセージを受け取ったと思います。

キャンセル方法は,意外にも電話,そして鍵の回収方法は子どもが持ち帰ったということで,そう来るかという感じはありましたね。そもそも春ちゃんが来ていないとか,意外でした。そんな中,的中させたコメント者の方もいて,すげぇと思ったしだいです。

マリーについては,やはり全容を知っているわけではない,ということなんでしょうね。断片的な真実は承知しているが,自分がその場にいなかったことは知らない。絵本がなぜ小野寺さんに提供されたのか。推測すればすぐ分かることですけれど,マリーの場合,どうも「約束の女の子=小野寺さん」と思い込んでいたような節も感じられなくもないような。再来週以降分かるかもしれませんが。

アンケートはiPhoneとかからだとブログから入力できないので,大本のアンケートのほうにリンクを張っておきました。PC入力がらくだと思いますので,お時間あるときにどうぞ。てか,明日の夜までってのはちょっと期間が短かすぎましたかね...。そんな考えるまでも無いと思いますが,後ほど。

プレゼントについては,まだ買っていなかったんですね。決める直前に電話が来たのかもしれません。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-27 12:02:47

>mickさん

コメントありがとうございます。

ZARDとはまた懐かしいですね。
今回の小野寺さんは攻めに攻めたという印象。小野寺さん史上最も頑張ったアプローチだったんじゃないでしょうか。その結果得られた二人の絆に確信を抱いたのかもしれませんね。だからこそにっこりと視線を合わせることが出来た。

168話分のゆっくりした歩みの結着点として,二人の関係性がここまで確固たるものになったことは,さすがに感無量です。この先,約束の女の子が誰であろうと,約束の中身が何であろうと,恋愛的なつながりはもう小野寺さんから揺るぐことはない。

そう考えると,この先あるであろういくつかの「山場」も心穏やかに楽しむことが出来そうです。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-27 12:03:09

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

これをいつものキャンセルと見るか,小野寺エンドとみるか。小野寺派としての度量が試されている観がありますね。いい小野寺回だったと思います。

ゴミ回収がそのまんま業者さんだったのは意外でしたね。春ちゃん,二人を送り出しておいて関係性が深化しないと決め打っていた観があります。油断大敵でしたね,春ちゃん(笑)

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-27 12:03:32

>ぴこさん

コメントありがとうございます。

手をつなぐことに特別な意味を持たせている古味先生だからこそ,今回の「ツウジタ」の重みが描写以上に存在するのでしょうね。二人の気持ちが通じ合っているのがコマの端々からにじみ出ていてニヤニヤがとまりませんでした。

まあもう一週使っても良かったんでしょうが,ここで引き伸ばして今回の終わり方だったら,小野寺派の中で少し荒れる雰囲気を醸し出したかもしれないので,そういう意味では連休前に結着でよかったと思いますよ。

残り輪数が決まっているかは完全に予測ですが,修学旅行以来,千棘・小野寺さんと長編エピソードが続いています。で,小野寺さんのターンで恋愛の結着がついてしまった以上,あとは残りのヒロインとの関係性を整理して,いくつかの謎を解き明かして,最後に小野寺さんとのトゥルーエンド,その後千棘との物語の結着,で終わりなんだと思います。

これはもうダラダラ描いても仕方が無いことですから,一気に畳んじゃうと思っています。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-27 12:04:15

>とりさん

コメントありがとうございます。

まあ直接的に告白させてしまっては,この後のヒロインたちのエピソードが「消化試合」になっちゃいますからね。彼女たちの本気の告白が茶番ではかわいそうです。ですので,表面上はいつものキャンセルに見せかけたのでしょう。「ちゃんと読んでいる人にはわかるよ」という描き方を古味先生はしていますから,それでいいのだと思います。

さて,錠と鍵について予想的中おめでとうございます。まさかあの女のこがねぇ...。最初から捨てられていなかったというのはしてやられました。僕の記事を読んでガッツポーズを決めていたらっくんちの中の人が目に浮かびます(ちょ)

最後の二人の目が合ったのは,デートの前半で目が会うと思わずをそらしまくったのと対比ですね。想いが繋がった後だから,もう照れたりしない。小野寺さんは究極の進化を遂げたのだ...。

で,クリスマスなんですが,作中ではいま「クリスマス」なんですよね。てことは千棘ママはまだ滞在しているはずなので,もそっと出番があると思いますよ。きっと最終ページが千棘から出てくるはずです(を)

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-27 12:06:41

>ヒマジンさん

コメントありがとうございます。

古味先生はファンタジー作家というか,メルヘンチックというか,とにかくすごく繊細で情緒豊かな方なんだと思いますよ。ある意味『ニセコイ』の乙女な部分全ては古味先生の価値観から生じているのでしょうから。個人的にはこういうのも好みです。

言葉の告白がキャンセルされた時は「ハイ,いつものきましたー!」と思っちゃいますけれど,もう言葉なんて要らないんですよ。この二人の間は。そんなニヤニヤせざるを得ない展開を全力で楽しめたのであれば幸いです。

約束の女の子については,日を改めて結果発表しますんで。
すこしアンケート締め切りが過ぎた後,アクセスが落ち着いてから書こうかな,と思ったり。なんで,もうちょっと考えてみてくださいw

 

2度目の「忘れられない」 (mick)

2015-04-27 18:00:46

一つのシリーズの終わりに「忘れられない」というフレーズが使われるのは、2度目ですよね。

1度目は、あの屋上での「二人だけのロミオとジュリエット」の時です。

ただ、この時は「忘れられない文化祭が…」だったので、千棘とのアドリブ舞台もコミな感じはあります。が、このお話のサブタイトルがシュヤクで、屋上で主役を演じたのは楽さんと小野寺さんですから、この忘れられないも「二人だけのロミジュリ」がメインだと私は思っています。

(ただ、このサブタイは「今日の主役の桐崎さんじゃなーい!!」から採っているので、シュヤクは千棘だと思うこともできます)

でも、今回は誰が何と言おうと「小野寺さんと楽さん」の2人だけの「忘れられない」思い出です。

素直に読めば、1年の文化祭の時にはダブルヒロインだったのが、恋愛面(マジコイ)では小野寺さん
で決着したのだと思います。

 

Unknown (マル)

2015-04-27 19:23:20

はじめまして。いつも興味深く拝見してます。
今週も先週に続きニヤニヤが止まらない回でしたね!
楽さんはきっと小野寺さんにちゃんとプレゼントを買っていて、告白のタイミングで渡すのではないかと思っています。

先週から、小野寺さん好きの自分にはもの凄い感無量なエピソード続きだったので
思わず書き込んでしまいました…。笑

 

Unknown (yath)

2015-04-27 19:58:32

いつも更新お疲れ様です。

やりましたね!(感涙
先週に引き続き泣いてしまいましたよ…これがピンポイント花粉症…
一話内で二度の予想外の役者によるキャンセルにも関わらず、お互いに歩みを進めることのできた二人に感涙以外の何もありません。
今回好きなシーンはたくさんあるのですが、やはり一番は二人で手を繋ぐけど、隣同士で歩くことが出来ずに「手を引く」形で歩くことになって描写ですね。
この距離感こそが今の二人の距離感かなと思います。さぁ後は気持ちを伝えて隣に並ぶだけですね!(興奮
いやでも、最後に目があうシーンも捨てがたい…っていうか小野寺さん可愛すぎですね?いつも更新お疲れ様です(二回目

あと、マリー(が聡いのもあるけど)から見ても「いい雰囲気」に二人がなっている、というのも個人的にでかいかなと思ってます。
というかアレを見て気付けない千棘は一体…
とりあえず最高の形で初の長編が終わってくれたので何も言うことはありません。

というかいよいよニセコイ終わっちゃうんですかね…寂しくなる。
勝って兜の緒も締めなおして、しっかり最後まで見届けたい…というのは気が早いでしょうか(笑)

 

もう一つの「忘れられない思い出」 (mick)

2015-04-27 20:05:37

ayumieさんが記事中で書かれているように、10年前の思い出、昔の初恋は忘れられてしまった。それに対して、今の恋は忘れられないものになる。そんな対比なのだと思います。

これって、マリーの態度と同じなんですよね。マリーは登場のときのシリーズのヤマ場サンボンで、「昔の私を無理に思い出さなくてもいい、そのかわり、これからの私を見て欲しい」(意訳)と言っています。

そして、楽の頬にキスをして「…忘れられない思い出 一つ目です…♡」

マリーも、昔の恋より今の恋に生きる、そう宣言して、楽さんに迫っています。「約束の女の子」にこだわっているのは、千棘だけなんですよね。それが、ayumieさんの言う、千棘は恋に対して保守的ってところなんでしょうね。

思えば、このサンボンでも、このあと鍵持ち3人と楽さんの「屋上会談」があったんですよね。
そして、先のコメントで書いたシュヤクの時も、次のコレカラで4人の屋上会談がありました。
今回も、同じ4人で屋上で話し合っています。

「忘れられない思い出」が積み重ねられるたびに、屋上でこの4人が集まって、鍵と錠の約束の話をする。そうやってニセコイの物語は進んで来たとも言えるのでしょう。

そう考えると、今回、屋上につぐみと羽姉さんが呼ばれていないのも、これまでのニセコイを思えば、当然なのかもしれません。

 

「約束の女の子」 (紅姫)

2015-04-27 21:12:22

二度目の書き込みです。
いつも考察に感動させて貰っております。

「約束の女の子」が分かるポイントの一つに、
羽姉のセリフや行動もヒントに繋がると思っております。
羽姉は「約束の女の子」が誰か知ってるのでしょう。
だからこそ、千棘にライバル宣言したのだと考えると分かりやすいと思います。
過去の千棘を知っているからこそ、
今の関係がおかしい、妙だな(ニセコイ関係だと)と気づくのでしょう。
「楽ちゃんは、約束の相手が分かったら、その子を好きになるの?」
そう考えると、このセリフは意味深です。

今週号のこのセリフ、
楽「(まあでもとにかくオレは今回の事で改めて過去の約束がどうであれ小野寺への気持ちは変わらねぇって分かったわけだ
今さら約束の相手が分かった所で関係ねぇよな…!オレが好きなのは小野寺で…)」

このセリフからは、不穏な意味合いを感じさられます・・。
この先、楽には試練が待ち構えてると思います。
約束の女の子への想いが蘇り、今の気持ち(小咲への想い)とで葛藤する描写は必ず来ると思います。

大体他作品などのラブコメに出てくる、小さい頃約束した初恋の女の子と再会したら 、
「あなたは私を忘れてるだろうけど、私はずっと覚えてた」
「再会してもあなたに彼女が出来てたらと思うと怖かった」などと台詞があって、
「ああ…あの時の女の子が、こんなに綺麗になって、自分のこと覚えててくれたのか」
と盛りあがるのですが、
何一つ覚えていない千棘が実はその子であっても、
楽と小咲との今の想いには勝てないと思います。

>なぜ,約束の女の子は小野寺さんに絵本をあげたのか
これは想像なのですが、
「約束の女の子」は将来、楽が小野寺さんを好きになることを分かっていたのではないでしょうか?

 

ちとげエンド (ロートル)

2015-04-27 21:49:45

流れ読まないで・・・。

エイプリルフールの「ニセコイモノガタリ」に触発され、「化物語」を見直してて、ふと妄想ったのですが。

千棘が楽を好きなのは「(今も昔も)自分がピンチの時、必ず助けに来てくれる王子様」だからと思っているから。でもそれは正しくはなく単に「いつも人の事ばかり考えてて、困った人を見ると放って置けなくて、(以下略)」なだけで、たまたまトラブルメーカー(千棘)が近くにいるからトラブルシューターとして反射的に行動しているだけ。

小野寺さんは当然、他のヒロインズも楽の性質は把握していると思われるが、千棘は気づいてなさそう。

・・・で、自分は楽にとって特別ではないと知った時、どう思うのか。ガハラさんのようにはいかないだろうなぁ・・・などと。(以上、妄想終了)


とにもかくにも、楽にとって“女子”ではない唯一の“女の子”が小野寺さんなのだろうなぁということで。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 22:31:46

>mickさん

コメントありがとうございます。

諸説あるでしょうが,「シュヤク」回の主役は小野寺さん。僕はそう思っています。無論,前振りとしての千棘に対するセリフも兼ねているのでしょうけれど,あの回のメインは小野寺さんと楽の二人きりのロミオとジュリエットだったと思いますから。

こうしてみると,小野寺さんと楽の間では「忘れられない思い出」が重なって,その結末が今回のエピソードということもできるのしょう。本物の恋,マジコイはここで決着がついた。僕もそう思います。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 22:32:15

>マルさん

コメントありがとうございます。いつもご覧いただきありがとうございます。

楽のプレゼントどこいったんですかね。40分もあったのなら決める時間はあったと思うのですが。ただ,クリスマスプレゼントを外したとなると,渡しどころが難しいですね。

しかし言葉としての告白が無かったように,物としてのプレゼントがなかったとしても,それ以上の「忘れられない二人の思い出と絆」が二人にとってのクリスマスプレゼントになった。そんな風にも考えています。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 22:32:34

>yathさん

コメントありがとうございます。

楽が言いかけた言葉は小野寺さんにとって二人の想いの「カクニン」であって,心の奥底では伝わっていた。だから,小野寺さんは勇気を出すことが出来たし,一条さんはそれに対して黙って答えることが出来た。そんなワンシーンを切り取ったのが,あの手を引く形での歩みになったのだと思います。

手を引く,という形をどうみるかですけれど,ある種,一条楽が小野寺さんを幸せにするために導く姿にも見えます。ちょっと飛躍した見方をすれば,結婚式で花嫁の手をとりリードする姿のようにも見えるでしょう。そんな二人の今後を示唆するような,素敵なシーンだと思いますね。

最後の目の遭うシーンは一条楽ならずとも悶絶する可愛らしさでしたね。この先あの笑顔を一条楽が独占するのかと思うと,微笑ましくもあり,一条楽がうらやましくもあります。なにはともあれ小野寺派の諸兄が待ち望んだ,ワンシーンではないでしょうか。

マリーは,恋愛面,とくに一条さんの恋愛に関することは敏感なので気づいたのでしょうね。客観的第三者に隠しきれないラブな空気...これまでを考えると感慨深いものがあります。

千棘はですね,きっと最後まで気づかないと思います。小野寺さんが千棘の気持ちに最後まで気づかないように,二人の間で事実が知れるのは全てのことが終わった後,「実はそうだったんだ」みたいな爽やかな空気の中で語られ,二人のヒロインの間で決着する,そんな未来になるんじゃないかと思っています。


ニセコイ』が終わるといっているのは,ぶっちゃけ僕とmickさんぐらいかもしれませんけれど,そう考えないと今回のエピソードは説明付かないんですよね。恋愛面で決着つけちゃいましたから,この先だらだらと通常運転に戻しても...。それならば一気呵成にお話の決着をつけてしまったほうが,綺麗にまとまると思うので。

以前は,ここから1年半ぐらいかけて千棘エンドにもっていくのではないかと考えていたのですが,どうにも千棘と楽の間に恋愛的強化が行われないこと,楽と小野寺さんの恋愛的結びつきが結着してしまったことを考えると,ここからいくら時間をかけても「説得力のある千棘エンド」を描くことは不可能であると考えざるを得ません。

仮に千棘が「約束の女の子」であったとして,その事実をもって逆転するかというと,それも今回のエピソードで明確に否定されてしまいました。もはや「約束の女の子」であることは「失恋フラグ」になっても,恋のプラスにはなりません。

そう考えると,結局のところこのタイトルとおり千棘と楽の「ニセコイ」とはなんだったのか,それを最後に綺麗に描いて終わりにするほうが,作品の主題にも沿いますし,全体の物語に矛盾無く終えることができる。そんな風に読み解くと,長々と連載が続く必要性が全く無いんですよね。なので,そろそろ畳みにかかっているんじゃないかな,というが僕の意見です。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 22:32:45

>mickさん

コメントありがとうございます。

マリーの隠し持っている武器が何なのか,気になるところですが,それは「約束の女の子」ネタだとはちょっと考えにくいんですよね。

mickさんがおっしゃるとおり,マリーは11年前の恋ではなく「今の恋」で勝負しようとしているわけですよ。そのマリーが楽の気を引くために「約束の女の子」のネタを持ってくるとはちょっと思えない。なので,マリーの「アレ」とやらは,11年前の何かに関係しているかもしれないけれども,根本的には今マリーが持っている武器で戦うことを示しているように思います。

で,屋上会談ですが,前回は羽姉さんも鶫も参加したのに,今回は不参加でしたね。前回はその全員が11年前に関わっていたという事実が明らかになっただけで,「忘れられない思い出」が加えられたわけでは無かったですから,そういう点で違いが出たのかもしれませんね。

もっとも,それ以外の事情もありそうな予感がしておりますが...(にっこり)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-27 22:33:08

>紅姫さん

コメントありがとうございます。

羽姉さんが約束の女の子の正体を知っている可能性は高いと思います。彼女は鍵持ち4人の中では11年前の出来事を一番覚えていると思われる人物ですから。

それから,羽姉さんが千棘と楽の間柄を「ニセコイ」と見抜いた理由。表面上は仲の悪い両組織が争っていないのが変だから感づいたことになっていますが,もう一つ理由がありますよね。ここでは書きませんけれど。

そしてもうひとつ。「約束の女の子」が楽が小野寺さんを好きになることが分かっていた。いいところ突いていますよ。大体正解だと言っておきましょう。



さて,それと「約束の女の子」が誰であるか分かったら,楽が葛藤するかという問題はちょっと切り離して考えたいと思います。

個人的には楽は(恋の選択という意味では)葛藤しないと思います。
楽はずっと小野寺さんこそ約束の女の子だと願っていましたが,今回のエピソードでその可能性は一旦否定されました。ですが,その事実をもってしても,いや,そもそも約束のことを思い出す以前から,一条楽は小野寺さんが好きだった。それが今回のエピソードで,昔の恋よりも今の恋という「選択」をし,その結果二人の思いは「通じ合った」わけです。

ですから,いまさら「約束の女の子」が誰か分かったところでそれをもとに葛藤するのは前後不一致になりますから無いと思います。ただ,「約束の女の子」のもつ事情や,「約束の中身」が無碍に扱えないような内容であった場合,人としてどのようなケアというか,サポートというか,「約束の女の子」の楽に対する想いをどうやって「昇華」してあげるのか,という葛藤はあると思います。

ただ,繰り返しになりますが,「約束の女の子」自体は過去の恋であり,思い出であり,それよりも「今の恋」を優先するという決断を下していますし,それは小野寺さんが約束の女の子ではなかったと分かっても変化していません。ですから,恋愛的決着はもうついている。それは間違いないと思っています。

 

Re:ちとげエンド (ayumie)

2015-04-27 22:43:31

>ロートルさん

コメントありがとうございます。

千棘にとって楽が「自分がピンチの時,必ず助けに来てくれる王子様」である。いいところ突いていると思いますよ。

千棘は楽と恋人同士になりたいのかと自問した時に,「こいつと一緒にいたいんだ」と結論付けていますよね。これが千棘と楽の関係性を表しているのだと思います。いつも一緒にいる,という意味ではマジコイだろうとニセコイだろうと同じです。だから,千棘は一歩進めて「マジコイ」に進まなかったし,進めなかった。いざ進めてみようと思っても,受動的なその姿勢から伝えきることが出来なかった。

今回,マジコイのほうはほぼ決着がついてしまい,千棘の出番はなさそうに見えます。でも,思い返してください。千棘にとって一条楽とは常に側にいてほしい存在,そして自分が困っている時に助けてくれる存在です。

そういう存在としての一条楽と桐崎千棘の関係性は,特段「恋愛的なつながり」じゃなくても成立するんじゃないでしょうか。仮に小野寺さんと楽が結ばれて将来的に結婚したとしても,そういう関係性はありうるんじゃないでしょうか。

いまはそれがどういう関係性か,僕の想像は述べませんけれど,千棘と楽の「ニセコイ」の結末は,そんな風に描かれるんじゃないか。そう思っています。

 

おひさです (しまうまと醤油)

2015-04-27 22:58:57

しばらくぶりでございます.少佐です.
みなさんガッツリ書いておられますので,僕からは軽めに,今週のニセコイ読んでて思ったことなど・・・

その①
神様っているんだなぁー,あの二人(´・ω・)カワイソス…

その②
(え!? まさか本当に・・・?)と頬を染めながらイケナイ妄想を膨らませるハルちゃんが可愛かったです.

 

Unknown (ビバっち)

2015-04-27 23:08:13

いやあまさか今回も告白キャンセルが行われるとは思いも寄らなかったなぁ(棒)

・・・はい、ごめんなさい。前回の話のコメントであんなことを書いたにもかかわらず今回も告白キャンセルが行われるんじゃないかって心のどこかで思っていました。ただayumieさん同様あんな形で告白キャンセルが行われるとは思いもしませんでしたけど。それにしても今回の話では遂に2人の間で暗黙だけれど気持ちが通じ合ったね。さあ後はその気持ちを言葉にするだけだね。と言いたい所だけど、その時が一体いつになるのかと不安になってきました。今回楽と小野寺は「今の恋」を選ぼうとしたけど、その気持ちを伝えるキッカケが「昔の思い出」だったわけです。ただそれも絵本のことでもしかしたら違うかもと思ってしまったわけですが、いくら気持ちが通じ合っていてもこれは中々の痛手じゃないかと思います。ただでさえこの2人は中々1歩が踏み出せないのに、ようやく得たキッカケを失ったという意味では今回もキャンセルだと僕は思います。その他にも約束のことなとで思うことは色々ありますが、今回楽には自分の気持ちは思っているだけではなくちゃんと言葉にして伝えなきゃ駄目だと言ってやりたいです。

また、今回想いを伝えるキッカケが「昔の思い出」だったことから、無意識でも楽は「今の気持ち」と「昔の気持ち」を完全には分けられていないんじゃないかなっていう印象を受けました。千棘派としてはどうせならそんなキッカケすら関係なしに告白した方がいっそのこと清々しいとすら思えてきました。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-28 01:53:04


>しまうまと醤油さん

コメントありがとうございます。お久しぶりです。

恋の神様の妨害は一見通じたようで,通じてない。なぜなら二人の心の奥底ではきっちり気持ちが通じているから。なので全然問題ないぜ(ん)

それから春ちゃんの反応,乙女の心情が出ていましたね。
気持ちの整理がつかないのは,やはり告白を経ていないからなんでしょうねえ。春ちゃんのターンもあるのでしょうか...。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-28 01:53:30

>ビバっちさん

コメントありがとうございます。

僕の見解は少し違って,二人の中では「昔の思い出」をキッカケにしたのは本当に最初の口実だけで,二人が「今の恋を選ぶ」と決めた時にはもう「昔の思い出」はゴミ箱に捨ててしまったんですよ。そう,鍵と錠が廃品回収業者に回収されていったように,二人は「昔の思い出」はそれでいいと判断したんです。

ですので,二人の今回の選択は,「昔の思い出」に基づくものではない。
楽自身はもう,「今の気持ち」で判断したのだから,この判断は決して揺るがない。

ですので,僕の見解としては,楽はきちんと昔と今の恋を「切り分けて」判断した。そう思っています。

 

Unknown (平々凡々)

2015-04-28 03:08:30

今回のクリスマス編個人的には最高レベルの話でした
今までダントツで好きだったオハヨウに勝るとも劣らない
キャンセルについてですが今までが今までの所為か予想が酷すぎた所為で全然気になりませんでした(笑)
私が考えてたキャンセルは転倒直前にトラブルで停電とか
いざってときにたまたま来てた桐崎親子とばったりとかだったんで(ひでえ)
私的に素晴らしいと思ったのは行動が小野寺さんからじゃ無かった点ですね
告白も楽から、袖をつかんだのは小野寺さんですがそこから手を握ったのは楽ですし
やっぱり男から決めるのはみてて気持ちがいいですね
特に今まで小野寺さんの努力が多く描写されていたので楽に対して「もっと頑張れよ!」とフラストレーションがたまることも多かったので。次こそは決めてくれるでしょう
そう。通じた気がしたではなく通じ合ったになることを願って
しかしデート中の小野寺さんの表情もよかったのですがやっぱり幸せのあまり顔面崩壊並みに緩んでいる小野寺さんの顔は最高でしたどんだけ幸せなんだと

とまあ今の恋を選んだ二人ですが個人的にはおそらくこのまま終わることは無いのではないかと踏んでいます
順風満帆と見せかけて一回落とすのは物語の定石ですし。
楽が今と過去を比較して今を選んだのはいいのですが問題は昔を忘れていると言うことです。これでは本当の意味で選択したことにならないのではないかと思っています。なので楽が昔の記憶を全て思い出して考えた上で小野寺さんを選んで欲しい。そう思います
その過程で楽は迷ったり、同情の念などで過去を選びそうになる展開もあるのかなと思っています(そこで集が背中を蹴っ飛ばすみたいな?)
最近のニセコイは長編の連続で日常回に戻らないので物語をたたみ始めているのかなと思っているのですがどうなんでしょう?
なんにせよ次回以降のマリーの行動も楽しみです

 

Unknown (平々凡々)

2015-04-28 03:36:59

千棘のことに関して同感です
以前楽が千棘の「約束の女の子が好きか?」と言う質問に対して「好きだ」と答えた所為かも知れませんが千棘はやたら約束の女の子にこだわっています
今回もそうですが。記憶喪失回も(瞳の色で一喜一憂してるのが典型)
なので小野寺さんと千棘では恋のスタンスが真逆なのではないかと以前から思っていました
小野寺さんが積極的(能動的)で千棘が消極的(受動的)
千棘が約束の子にこだわっているのもそれが確定すれば自動的に楽が自分を好きになってくれることが確定するからだと思います。
更にオタメシの回でもそうでしたが結論がいつか告白したくなった時に告白しようという、自分から気持ちを伝えるのにあまり積極的ではないような結論を出していますし羽姉の宣戦布告回の反応も真逆でした
これはやはり古味先生がわざと対比させていると考えるべきなんでしょうか?

それにしても楽と小野寺さんが今の想いが大切だと結論を出した中未だに千棘だけが約束の女の子に固執してる上に約束の女の子である可能性が消えてないことに安堵していますが、ここの描写を見ると3人の温度差が酷いことになってるような気がします

マリーに関してですが個人的には両片想いなのは気付いていたけどその状態を維持したまま変わらなかったのが明らかに様子が変わったので焦っているのではないかと思います。何を企んでいるのか楽しみであると同時に怖くはありますが(笑)

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-28 12:27:25

>平々凡々さん

コメントありがとうございます。

あんまり荒ぶっておられないので一安心です(笑)
まあ表向きのキャンセルなんてどうでもいいんですよ。大切なのは起こった出来事の本質ですからね。そういう意味で「小野寺エンド」に達したと言ってもいい内容だったと思います。

今回,楽が主体的に行動した部分も良かったですね。ハーレム気味に好かれていたとはいえ,自分の気持ちとしては小野寺さんイッタクを貫き通していたのに,小野寺さんに対して主体的な行動に結びつかない(結びついていてもヒロイン側からは見えにくい)事が多かったわけです。

それが今回は楽の自発的な行動を伴いましたから,一種の「安心感」があるんじゃないでしょうか。やっぱり楽は小野寺さんが好きなんだと読者にもはっきり示されていますから。

今後ですが,もちろんすんなり終わりではないでしょう。いくつかの山場においては,「一条楽はなにを悩んでいるのだ?」と見えるようなシーンも入るかもしれません。しかし,根幹の部分でしっかり今回気持ちが「通じた」ので,まあ大きく構えていればよいと思いますよ。小野寺さんと楽の恋愛については。


今後ですが,僕の見立てでは各ヒロインとの関係性を整理する長編エピソードが巡回し,小野寺さんと楽の間でちょっとした試練があり,それでも小野寺さんを最終選択する。その後に千棘と楽の物語を閉じて終わり。何だと思っています。

息抜き的に集×るりが入るかもしれませんが,基本的には日常回はほとんど無いのではないか。そう思っています。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-28 12:29:35

>平々凡々さん

こちらもコメントありがとうございます。

小野寺さんと千棘の恋愛観が真逆なのは意図的に描いていると思います。と同時に,桐崎千棘という,一見活発で積極的に見えるヒロインが,実は長保守的な乙女だったんだよ,というニュアンスを出したいのだと思います。

おっしゃるとおり,現状,三人の関係は小野寺さんと楽に大きく傾いています。その前の「テンコウ」において,楽は千棘との関係性を整理してしまっているので,なおさらです。そういう意味では『恋愛物語』としてのニセコイは既に小野寺エンドで終わっているわけです。

一方,整理できていないのは千棘の側です。最終的には「桐崎千棘にとって一条楽とは何なのか,彼とどういう関係性を今後結んでいきたいのか」というのが『ニセコイ』という物語の真のエンディングなのでしょう。


マリーに関しては,仰るとおり両片思いであることは知っていたが,二人が接近しないので安心していた部分が大きいのでしょう。マリーの「奥の手」が何なのか分かりませんが,これまで描かれてこなかったマリーの真相―なぜマリーは登場し,一条楽との恋物語に参加したのか,その本質が描かれるのではないかと思っています。

 

意外に皆同じ? (ヒマジン)

2015-04-28 19:47:45

コメントがピタクリと止まってますね

本日の答え合わせ(約束のコ)を今かと待って、一斉に押し寄せて来そうですよayumieさん(笑)

 

答えあわせの件 (ayumie)

2015-04-28 20:38:02

>ヒマジンさん

コメントありがとうございます。
アクセス数はあるんですけれどね。

すいません,答えあわせの原稿が用意しきれていないので,最後に件の投票システムに僕が投票するか,ブログのコメント欄に書く形になるかもしれません。あの投票システム,コメントの文字数があんなに少ないとは知らなかったんですよ。皆さんには申し訳ないことをしました。

今日公表できるか分かりませんが,まあ気長にお待ちください。

 

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-28 21:45:17

すみません間違えて同じコメントを二回投票してしまったんですが、大丈夫でしょうか?

 

Re:Unknown (ayumie)

2015-04-28 21:47:45

>きゃんきゃんさん

大丈夫ですよ。分かりますから。
今回は票数競っているわけじゃあないので。

 

Unknown (茶の間)

2015-04-29 01:40:20

解答編読ませていただきました。なるほど…。同じような理由で、私は8番の"この中にはいない"別の女の子なのではないかと考えていたんです。羽姉さんが最初に教室に来た時の小野寺さんに対する意味ありげな視線の理由を考えてみた時に、実は10年前から楽は小野寺さんのことが好きだったのではないかなと思ったんです。それは、楽自身は自覚していなかった感情で、約束の女の子(Aちゃんとする)と交わした結婚の約束は、楽にとってはただ絵本になぞらえて行った、ごっこ遊びのようなものだったのではないかなと思ったんです。

Aちゃんと楽が丘で出会う→小野寺さんや千棘たちとも仲良くなる→みんなで遊ぶようになる→絵本をみんなで回し読む→楽は次第に小野寺さんに惹かれていく(自覚なし)→Aちゃんと羽姉さんはそれを感じ取る→お別れが近づいた頃、Aちゃんは楽と二人で絵本にあった通りの約束を交わす→ほかの子たちも呼んで楽からみんなに鍵を渡し再会の約束を交わす→Aちゃんは遠くの地に引っ越すかなんかする。みたいな。(最後の曖昧ですみません。笑)

一緒に過ごすうちに楽のことを好きになったAちゃんは、楽が小野寺さんに惹かれていっているのを感じ取り、絵本を小野寺さんに譲り渡したのではないかなと。失恋を悟り、そっと身を引いた。けれど最後の別れの前に、形だけでもいいから自分と楽の思い出の絵本であるあの絵本の内容に沿って、約束をする"ごっこ"をしたのではないかなと。

ただ、解答編を読ませていただいて「約束の女の子が誰なのかわかったら~」という羽姉さんのセリフの重みということで考えると、なるほど…なるほど…という感じでした。。なるほど…。

 

Unknown (ブルレッド)

2015-04-29 01:53:33

楽は10年前から小野寺さんのことが好きで、でも"約束"の女の子は羽さんだった っていうことですか?

 

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-29 02:17:17

なるほど…絵本の並び方…なぜ今まで気づかなかったのだろう…

約束の女の子は、羽姉さんが有力であるというのは、前々からこのブログ内で話題にのぼっていましたが、今回こういう機会を頂いたので、もし、羽姉さんがではなかったらを考え、

約束の女の子は、楽の頭のなかで作り上げられた説

を考えたのですが、これだとやっぱりおかしいですかね。

学糾法廷並みに僕を打ちのめしてくださると幸いです。

 

正解は羽姉さん (mick)

2015-04-29 09:18:23

私が、解答欄の字数に合わせて解答するとこんな感じでしょうか。

「約束の女の子は想いを託すために小咲に絵本が贈った、つまり、楽が小咲を好きだと気付いていた。10年前の楽の気持ちを知っていた描写があるのは、マリーと羽。マリーは絵本の移動を知らなかったので、羽に決まる。」

今回、「小野寺さんのところにある」絵本が、もともとは「小野寺さんの物ではなかった」ことが示されたので、
もう「約束の女の子は羽姉さん」でいいのだと思っています。

まあ、上記は私の推定ですから、本当のところは分かりませんけどね。

ただ、今回も鍵となった「楽ちゃんは その約束の相手が誰か分かったら その人の事を好きになるの?」を口にしたのが羽姉さんであること、センゲンが千棘に対して行われたこと、を考えると、これで矛盾はないと思っています。

 

コタエアワセ (ヒマジン)

2015-04-29 11:15:58

ayumieさん集計ご苦労様です。

やっぱり皆さん気になってアクセスしてたって所でしょうかw
意外に千棘ちゃん説多いんですね

羽サンファイナルアンサーは「こうだから」ってのは反論無いんですが
何故10年前の時点で諦めたんでしょう?
その後も楽の所に戻ろうとしてますよね
センセになって同居して迫ったりw
姉だと告げられても諦めないと言っている行動だけは矛盾してる気がします

 

はじめまして (chel)

2015-04-29 11:23:18

はじめまして。
「テンコウ」あたりでこのブログを発見して以来、読ませていただいてます。
展開をしばしば的中させておられ、いつも感心しています。
小野寺派としては、勇気づけられます。

ところで、今回の約束の女の子の回答については、なるほどと思う反面、疑問が湧いてくる面もあります。

千棘の母親の回想によれば、絵本は千棘の手元にあった時期もあるはずなんですが、
千棘→羽→小野寺、ということなんでしょうかね。
だとすると、人の物をさらに他の人にあげたりするものなのかな、というところにやや疑問を感じます。

また、羽は楽とこの時期(皆と過ごしたひと夏)に出会ったとするならば、その後、かなり近い時期に凡矢理市で再会して幼馴染として過ごしたことになると思うんですが、再会を約束した女の子とかなり近い時期に再会して、(楽が)気づかなかったというのは腑に落ちません。


僕は、約束の女の子は千棘なんじゃないかと思います。
千棘が鍵の存在すら忘れていたのは、忘れたくなるような思い出とセットだったからなのでは、という気がします。

ここからは、僕の妄想ですが、
11年前も楽と千棘は、ヤクザとギャングが仲たがいしないための「ニセコイ」関係にあり、それでも千棘は楽のことが好きになってしまったが、楽には、小野寺という両思いの女の子がいた。そのことに(別れの日に)気づいた千棘は、怒って日記も書くのを止め、鍵をしまい、その存在を忘れた。
絵本は小野寺に譲ってしまったが、思い出の最終ページだけは譲れなかった、というのはどうでしょうか。
現在行われているのは、11年前の夏に起こったことの再演だという予想です(笑)。

 

Unknown (初コメ)

2015-04-29 11:54:45

投票でも書かせてもらいましたがやはり1年前のayumieさんの考察は的を射ていたわけですね!

 

何度も諦めようかと思ったわ (mick)

2015-04-29 12:47:09

126話センゲンの中で、羽姉さんはこう言っています。

その諦めようと思った1度目が、あの夏の終わりで、その時に小野寺さんに絵本を託したのだと思っています。

120話のシリタイで楽さんに「10年前に一月くらい一緒に旅行に行ったことはねぇか?」と訊かれたとき、羽姉さんはその問いには答えていません。

おそらく「一緒に行って」はいないから。

そう考えれば、あの夏が、楽さんと羽姉さんにとっても、出会いの時だったことが分かります。

おそらく、「月の下で絵本を読んでいた女の子」で「楽さんにペンダントを渡した女の子」は、羽姉さんでしょう。

しかし、錠と鍵の約束は、楽さんと鍵持ち4人全員で交わした約束なのだと思っています。「じゃあ他の子達もそうなのかな?」と羽姉さんが言ってましたから。その意味では、マリーも千棘も小野寺さんも「約束の女の子」であるはずです。


ただ、これはこれまでのお話を読んでの推測であって、ネタバレではないので、そんなに信用しないでください(笑)

そして、いずれ古味先生が「本当の答え」が描かれるときに、「え! そうだったのか!」といって驚くために話半分程度で忘れてしまうことを、私はお勧めします。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:03:32

>茶の間さん

コメントありがとうございます。

羽姉さんが小野寺さんを意味深に見たのは,当然,「楽の隣にいる女性かどうか」を見定める為です。言い換えれば,「10年前,楽が好きだった女の子」=小野寺さんと知っていたということでもあります。

ただそう考えてしまうと,謎のA子ちゃんを持ち出さなくても,羽姉さんが「約束の女の子」(=丘の上で絵本を読み,楽によって絵本を書き換えられた子)であると考えてしまったほうがスムーズですよね。実際,茶の間さんが書かれたA子ちゃんの内容は,「羽姉さんはそれを感じ取る」という部分を取っ払えば,そのまま羽姉さんのやったことと一緒です。(最後,遠くに行ってしまうところまで)。などと思ったり。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:04:12

>ブルレッドさん

コメントありがとうございます。
お名前はレッドブルとの関係性が微レ存なんでしょうか?

そうですね。楽は「約束の女の子」とも小野寺さんとも,他のヒロインとも何らかの約束をしたのは確かなんでしょう。ただ,当時好きだったのは「小野寺さん」で,「約束の女の子」(=羽姉さん)はそれを知っていた。そういうことなんだと思います。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:04:37

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

「約束の女の子」のイメージがごっちゃになっているというのは僕も考えました。が,こうしてみると羽姉さんで全部整合性があってしまいます。なにより,羽姉さんから「約束の女の子」の役割を奪った場合,何の役割を担う為に登場した人物かわからなくなります。

小野寺さんはマジコイ。千棘はニセコイ。マリーは...これから明らかになるのでしょう。羽姉さんの役割が,ただの水先案内人で無いとすれば,約束の女の子という位置づけを持って不思議ではないと思います。

なにより,「約束の女の子」であることは,羽姉さん自身が述べたように,「振られ役」になるわけです。それをダブルヒロインの一角である千棘や,特殊事情のあるマリーに振らず,後から登場し,固定ファンも少ない羽姉さんに振ることで,それぞれの推しファンがいるキャラのダメージを少なくしようとした。そういうことも考えているのではないかと思います。

(残念ながら,全部mickさんの受け売りです)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:04:50

>mickさん

コメントありがとうございます。

ドヤ顔で書いておいてなんですが,僕はmickさんがディスカッションの中で示唆してくれたことを再構成しただけなので,実質的にこのネタの著者はmickさんですね。僕はたんなる編集者ですよ...。

それと,解答欄への文章のまとめ方も綺麗です。mickさんには本当に敵わんわー(謎弁)

センゲンが小野寺さんではなく千棘に行われたのは,ラスボスの小野寺さんに挑む立場として,共闘者として戦う為のものですからね。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:05:29

>ヒマジンさん

コメントありがとうございます。

普通に読み解くと,千棘と羽姉さんまでは絞り込めるんですよ。
で,「何かの約束をした」,「貴方の名前は?」と尋ねた,「お別れで楽と離れる必要があった」という事情を考えれば千棘にも当てはまる。

さらに言えば,「日記が突然書かれなくなった」のは,楽には他に好きな人がいて,それを知ったショックで日記が書けなくなった,ということも考えられる。ですから,そのために千棘が自分の想いを小野寺さんに託す為に「絵本」を託したという可能性はあるんです。

ただ,問題は千棘は小野寺さんと楽が両片思いであるという事実に全く気づかないという点です。幼少期,それに気づく人間が,今気づかないと言う事があるだろうか。また,幼い頃にすでに「楽に振られた」という事実を深層心理を知っていてなお,楽を好きになったり,小野寺さんの気持ちに気づかないということがあるだろうか。そう考えてしまうと,どうしても千棘は除外せざるを得ない。


で,羽姉さんが10年前諦めた理由です。
正確には,絵本が渡ったのは10年前ではなく,自分が転校する8-9年前かもしれませんが,楽さんの心の中には小野寺さんがいることは知っている。そして自分は楽のそばか離れなければならない。自分がいない間,楽が小野寺さんと結びつく可能性は高い(きっと,小野寺さんも楽が初恋の人であることを感じ取ったのでしょう)。

となると,自分の「楽が好きだ」という気持ちを相思相愛の片割れである小野寺さんに預ける決意をした。ともに同じ人を好きになった女の子として。自分のいない間,一条楽を支えてくれる人として想いを託した。それが10年前に諦めた理由です。

それが戻ってきてみれば,小野寺さんは楽とまだ結ばれていなかった。「楽の隣は一応空いている」状態です。二人が完全に結びつけば諦めるけれども,結びついていないうちは自分の想いを自分で捨てる必要はない。だから,絵本は小野寺さんの下に残っていても,「託した思い」は返してもらったのでしょう。

なので,あらためて楽に対するアプローチを始めた。それがアタックが再開した理由ではないかと。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 13:06:54


>初コメさん

コメントありがとうございます。

ははは。あの頃はそんなに筋道たった論考ではありませんでしたが,偶然答えは一緒だったということなんですかねえ。まあ,ラッキーパンチということで。

 

千棘でもありじゃないかと… (ビバっち)

2015-04-29 13:13:51

僕は今回のクイズの結果を見て、逆に千棘はどうなんだろうと考えた結果ある1つの説が浮かんできました。もしも千棘の場合、小野寺に絵本を託した理由があるとすれば、当時の仲の良さから自分はもう日本にはいないけど、この絵本は小咲ちゃんに持ってて欲しいからという理由で託すことができる、つまりは千棘と小野寺の間で友情的な意味合いで行われたんじゃないかって思います。そもそも約束を果たすだけなら必要なのは鍵とペンダントで、絵本はあくまで約束をなぞらえるための物なら、千棘が小野寺に絵本を託すのは別におかしくはないし、千棘と小野寺が特に仲がよかったのは羽姉さんの証言がありますし、楽と千棘の間で鍵とペンダントが渡されたとして、小野寺には何かなかったのかと考えたときに千棘が小野寺に絵本を託したのではと思いました。絵本を託す理由としてayumieさんの理由でもおかしくはないけど、少し未来予知じみた感じがして出来すぎてるような気もすると思いました。

また、仮に千棘が約束の女の子だとすると、羽姉さんのライバル宣言は約束のことは一切出さずに正々堂々勝負しようという意味で言ったのではないかと思います。楽の気持ちはどうであれ、ヒロイン側からしたら自分が約束の女の子だと知ったらそれを利用しない理由はありません。けれど羽姉さんはそれを勝負に持ち込むのは平等じゃないと思い、あのライバル宣言をしたんだと思います。もし千棘が約束の女の子だとしても、あの言い方ならまさか自分がそうだとは思わないだろうし、そんな宣言を自分からしたのは、千棘が約束の女の子だと悟らせないようにするためにああ言ったのではと思います。これらのことから、約束の女の子は千棘という線も羽姉さんという線もまだ残ってるのではと思い、僕は今回クイズには参加しませんでした。

 

Re:何度も諦めようかと思ったわ (ayumie)

2015-04-29 13:50:38

>mickさん

コメントありがとうございます。

ご意見に関して,僕としては異論ありません。推論としては筋が通っていると思います。特に120話における問いかけから,楽と羽姉さんが約束の地で初見だったとする推測は,辻褄が合っています。

まあ,あれこれ予測まじりの回答にはなりましたが,本当の答えは古味先生が描いたものですから,それを純粋に楽しむほうが本筋なのでしょう。真実が分かるのはそう遠い日ではないと思っています。

 

Re:千棘でもありじゃないかと… (ayumie)

2015-04-29 13:51:38

コメントありがとうございます。

もちろん,ビバっちさんの予想でも一応「話は通る」ので,ここで敢えて否定はいたしません。

小野寺さんの鍵は楽から貰ったことが明らかになっていて,そのとき千棘が立ち会っていたことまでは推測できています。

(関連記事)『ニセコイ』 謎解きは告白の後で : 約束の女の子は誰なのか

それをみて,千棘が自分は小野寺さんに絵本を渡したという可能性は,絶対に無いとは言い切れない。(まあ,自分の好きな思い出の男の子が書き換えた絵本を譲る心理はちょっと測りかねますが)

そういう細かい部分は抜きにして,ビバっちさんのようなストーリーも理論上は有り得ます。今現在出ている確実な情報からは,千棘か羽姉さんのいずれかが約束の女の子である,ということですから。


ただ,羽姉さんのライバル宣言が「約束の女の子であることを悟らせない」というのは疑問を抱きますね。羽姉さん自身が述べているように,「約束の女の子」であることは,楽の今の気持ちと比較する時の当て馬,振られ役であることを羽姉さんは認識しているわけですから,それをライバルから隠そうとする意味がちょっと無いように思いました。

 

Unknown (茶の間)

2015-04-29 14:30:56

Aちゃんを羽姉さんに置き換えてもう一度自分の書いた考察を読んでみました。確かにー!ほんまやー!ってなりました(*゜ー゜)←

以前読んだ「羽姉さんは4本目の鍵の正当な所有者ではない説」で受け衝撃が忘れられず、影響を受けまくってしまいました(笑) ただやっぱり、初めての出会いがあの丘での夜だったにせよ、約束の女の子が羽姉さんだったとして、幼少期を同じ家で共に過ごしたというのがどうしても気になってしまいます。そんな子のことを、どうして今の楽は忘れてしまっているのでしょうか。小野寺さんや千棘は、あの夏以来実際に"お別れ"したので忘れてしまっていてもおかしくはないと思うのですが、その後何年間か生活を共にした羽姉さんのことをそんな風に忘れてしまうでしょうか?

 

Unknown (Unknown)

2015-04-29 19:43:57

初めて投稿させていただきます。
現実逃避さんが導き出した約束の女の子の正体についての考察についての考察について疑問が出てきたので質問させてもらいます。
考察によると、"約束の女の子は、初恋と楽に対する思いを託すために小野寺に絵本を託した"と書いてあります。
しかし、こうなってしまうと楽と約束の女の子が"結婚しよう"と言う約束をしたことと矛盾しますよね。確か、その約束をしたのは、楽と別れる前でした。
そこはどうお考えでしょうか?

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 19:59:34

>chelさん

コメントありがとうございます。はじめまして。
一旦お返事したはずなのですが,手違いで旨く投稿できていなかったようです。

さて,絵本についてですが,羽姉さんの絵本が千棘のものと同一か否かという点については確固たる証拠はありません。件の絵本もまたISBNのついている絵本ですから,手製本ということでもなさそうです。となると,今は入手できなくてもその当時は普通に入手できる絵本だったのでしょう。そうなってしまうと,絵本が千棘から羽姉さんに流れていったのか,単に絵本の所有者がたくさんいるのか,これはなんともいえないことだと思います。今後の描写を待つしかないですね。


また,羽姉さんとであった後に,楽が羽姉さん=約束の女の子であることを忘れるというのは普通なら「ない」のですが,楽と千棘と小野寺さんに限って言えば,三人は約束の地での出来事の記憶がありません。ですので,約束の地での出来事の後,楽が一旦記憶を失ったのだとすれば,再会した羽姉さんの顔がわからなかったのも無理からぬことなんじゃないかと思います。

まあ,そのロジックを使えば,千棘が約束の女の子であり,ショックなこと(楽の好きな人は小野寺さんだった)ということがわかり,その想いの絵本を小野寺さんに渡す。その後,3人の記憶が失われたため,千棘は小野寺さんに絵本を渡した記憶がない。まあ,そんなあらすじを作ることは不可能じゃありません。

ただその場合,羽姉さんの台詞は「千棘(=約束の女の子だった場合)がいずれ楽に振られることは決まっている」と宣言したに等しいので,そういう描写を古味先生がするのかなあ,という気はしなくもないです。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 20:00:41

>茶の間さん

コメントありがとうございます。

楽が羽姉さんを忘れてしまった理由は,chelさんへのお返事に書いたとおりです。約束の地での出来事の後,楽は何らかの理由で約束のときの記憶を失い,その後に羽姉さんと再会した。なので気づかなかった。

楽たち3人が記憶がないのはこれまで描かれていますので,あながち荒唐無稽とはいえないのではないかと。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-29 20:23:56

>Unknownさん

コメントありがとうございます。

さてと。そこなんですよね。
ちょっと考えてみたのですが,一つは「約束の相手が違う」説。もう一つは「約束の意味が違う」説というのを考えてみました。


「約束の相手が違う」説

一条楽が絵本とモチーフに錠と鍵をつかった約束を行ったのは,必ずしも「約束の女の子」だけではありません。少なくとも羽姉さんとマリーは約束したことを覚えていますし,千棘も日記の中で「約束をしよう」と書いています。小野寺さんは「そんなこともあったような」という記憶レベルですが,約束したようです。

したがって,「錠と鍵」の約束にはいくつかのパターンがあり,「結婚しよう」の約束をした女の子(少なくともマリーがそうです)と,羽姉さんと交わした約束がごっちゃになって表現されている可能性です。

つまり古味先生自身が,4人の女の子との別々の約束を意図的に同じ人物の絵柄(約束の女の子の姿)を用いて表現している。その結果,読者からは結婚の約束をした女の子が誰だか特定できないようになっている。そういう可能性です。むろん,それは約束の女の子が誰か特定させないための技法です。

それであれば,羽姉さんと行った約束は「結婚」とは限らず,冒頭のシーンは羽姉さんではない女の子との約束のシーン(無論ミスリードするためですが)とみなせば,一応矛盾しなくなります。


もう一つ。「約束の意味が違う」説。

つまり,羽姉さんが楽に対して求めたのは,この先ずっと「家族」でいてほしいという願いであり,それを端的に表現するために「結婚」(すれば家族になれるので)という表現を深く考えず羽姉さんと楽が用いたという考え方です。

この場合,冒頭のシーンはやはり羽姉さんですが,「結婚」のもつ意味が恋愛的な意味ではなく「ずっと家族でいてね(そばにいてね)」という約束だったという解釈です。事実,羽姉さんが楽に求めているのは愛情もさることながら,いつもそばにいてくれる家族としての気持ちがあることは描かれています。そのように解釈すれば,まあ暴徒のシーンをクリアすることはできます。


個人的には,前者の説の方がとりたいような気がします。

羽姉さん,千棘,小野寺さんとの約束は実のところ明らかになっていません。唯一マリーは結婚の約束だとわかっていますが,いまのところあるのはマリーの言葉だけです。おそらく,楽とヒロインたちの約束の中身は,絵本をベースにそれぞれの人間関係性を若干反映させたものなのではないかと想像しています。

羽姉さんとは「家族」になる約束。千棘とは「ずっと一緒にいる約束」。小野寺さんとは「結婚の約束」。マリーとは,結婚の約束ということになっていますが,重婚という概念がない幼少期ならそういう約束もあるかもしれませんし,あるいは「ずっと友達でいる約束」だったのかもしれません。

そんな風に,それぞれのヒロインと楽との約束の出来事を,「約束の女の子は誰か」明らかにしないために,すべてをあの4人の誰とも判断できない「約束の女の子」の姿で描いてきたのではないでしょうか。そうであれば,第1話冒頭のシーンは小野寺さんと楽の約束のシーンとみなし,第5話の月明かりで絵本を読んでいた女の子のシーンは羽姉さんとのシーンと区別して解釈できるのではないでしょうか。


...まあ,ぶっちゃけた話,かなり思いつきの説明ですし,これが真実だなんて強弁するつもりはありません。まあそんな風に解釈すれば,説明がつかなくもないよ,程度でご勘弁くださいませ。

 

Unknown (ビバっち)

2015-04-29 23:31:47

コメントありがとうございます。約束の女の子だと悟らせないというのはあくまで思いつきに近いものなのであまり気にしないで欲しいです。宣言のところで言いたかったのは今の気持ちに昔の気持ちを出さないでということなので。

ただ約束の女の子が振られ役というのは決して正しいとは限らないんじゃないかと思います。大切なのは今の気持ちだと羽姉さんは言っていますが、言い換えればたとえ約束の女の子を選んだとしても選んだ理由が今の気持ちに関するものであればいいのではと僕は解釈しました。(まあ自分でも屁理屈だと思うけど)そうでもないと仮に羽姉さんが約束の女の子だった場合、羽姉さんは登場してすぐに楽を諦めるキャラということになってしまうのではと思うからです。ただセンゲンを読む限り羽姉さんはたとえ約束の女の子が分かっていたとしても恋のバトルを諦める意志はないように思うので、これについてはayumieさんの指摘は正しいとは限らないんじゃないかと思います。

まあ現在約束の女の子だと考えられる可能性があるのが千棘と羽姉さんである限り、“今”の楽には全くと言っていいほど関係ないことだと思うけど…

 

初めまして。 (草場)

2015-04-30 02:08:41

全然関係ないですが、小野寺さんが帰宅したときに店内のお品書きにかしわもちがあったことに少し笑ってしまいました。クリスマス…。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-30 05:21:36

>ビバっさん

再びコメントありがとうございます。

「約束の女の子」が恋愛的に意味を持つのは今の恋と同一人物であった時,つまり小野寺さんが約束の女の子であれば確かに意味はあります。そういう文脈で今回のクリスマスエピソードは始まったわけですから。それは誤解で終わりましたが,そのことが「選択」に影響しなかった以上,「約束の女の子」が羽姉さんであれ誰であれ,そのこと自体は影響しないと思います。

羽姉さんが諦めなかった理由は,個人的には両片思いの二人がくっついていない限り,挑戦を諦めないという文脈だと思っています。羽姉さんは彼女の理由からずっと楽が好きなわけですが,「絶対に諦めない恋」という強い意志が合ったというよりも,「何度も諦めようとした恋(でも諦められなかった恋)」なわけです。僕には「約束の女の子」と「今の気持ち」を切り分けて,今の気持ちに沿った行動のように見えます。

「約束の女の子」が振られ役というのは,他ならぬ羽姉さんのセリフから導き出した推論です。そう考えないと,あのセリフの重みが全くなくなってしまうので。まあ,この辺りはこれ以上引っ張ってもお互いそれなりの考えに基づいて述べていることでしょうから,解釈の違いということで落ち着かせましょうか。

最後に一点。
以前から指摘していることですが,約束の女の子が誰かということと,それぞれのヒロインと行った「約束」は別問題です。

羽姉さんと行った約束の中身が,楽にとってそれなりに重みのあることだった場合,(恋愛的な意味ではないにせよ)葛藤するかもしれません。これは他のヒロインとの約束も同様ですが。そういう意味では「約束の中身」は楽の気持ちを動揺させる要素はある。そんな予想はしています。

 

ケーキもいいけれどかしわ餅もね! (ayumie)

2015-04-30 05:24:55

>草場さん

コメントありがとうございます。

きっとあれですよ。和菓子屋とケーキ屋のコラボクリスマスケーキが売れまくって,売るものがなくなっちゃったからとりあえずかしわ餅を出しとけ,みたいな小野寺菜々子さんの神判断があったんですよ。

…ってどんな判断だ。クリスマスに勝負する「和菓子おのでら」(笑)

 

コメントが消えてしまう( ;∀;) (ヒマジン)

2015-04-30 15:57:43

三度ほど消えたことがあります。
悲しい。

それはさておき、
ayumieさん、御返事ありがとうございます。

千棘ちゃんが受動的、小野寺さんが受動的なのは何度か触れられてる話題ですし今積極的なのは万里花と小野寺さんなのは間違いないですよね
約束の女の子が羽サンだとして、楽が記憶喪失の時に思い出す刹那、小野寺さんのハートの鍵を思い出して千棘に向かって「あの時の」と言ってます
???
鍵も本もゴッチャですよねぇ???

 

Re:コメントが消えてしまう( ;∀;) (ayumie)

2015-04-30 16:48:50

>ヒマジンさん

コメントありがとうございます。

コメントが消える。それはいったいどういう事象でしょう?投稿しても,投稿できないだけなのか,投稿したのにデータが消えてしまうのか。ちょっとよく分からないです。僕は消えたこと無いんですけれど。

さて,例のシーンですけれど,僕が思うに錠と鍵を用いた約束ごっこは一斉に行われたんだと思うんですよね。羽姉さんの両親が錠と鍵を用意する。で,王子様役の楽が,一人ひとりのヒロインに鍵を渡す。

そうでないと,記憶回復の時の描写が意味が分からなくなってしまいます。約束ごっこをした時に,千棘もそこにいて,あの時鍵を渡していた相手は小野寺さん。素直に千棘の鍵を描写しておけばいいのに,なぜ敢えて小野寺さんの鍵だったのか説明できる解釈としてはそれしかないんじゃないかと。これ以上,それを説明する材料は僕にはありません。

もちろん,「小野寺さんと千棘の鍵が入れ替わっていた」という伏線があるなら,別なんですが,今のところそのことで何か変化する要素はありませんしね。それこそ,鍵と錠のエピソードの種明かしが無いことには,今これ以上の妄想をするのは難しいのかと

 

スマホの所為だと思われます>米lost (ヒマジン)

2015-04-30 22:42:32

ayumieさん
御返答ありがとうございます。

ぽんぽこ思い付いただけの事に懇切丁寧にお考え頂きましてありがとうございます。
適当ではなくて一応、記事読んだり米見て思い付いた事ですけど(汗

何だかayumieさんとmickさんに伺えば、全部答えが判ってしまうような気になってまして

 

ものすごく素直に読めば (mick)

2015-05-01 00:31:24

120話のシリタイで、楽さんにペンダントを見せられた羽姉さんが、「…それ まだ大事に持っててくれたんだね」と言っています。

大事に持っていてくれてうれしいと思うのは、ペンダントを渡した本人でしょう。素直に読めば、羽姉さんがペンダントを渡したということになります。

つまり、羽姉さんがペンダントを渡した=「約束の女の子」だと、羽姉さんが登場してすぐ、明かされていたわけです。

まあ、いろいろとフェイクやミスリードも織り交ぜながら、古味先生が描いて下さっているので、そう一筋縄ではいかないのですけどね。

でも、ここまで来たら、何が答えかなどと考えずに、物語の終わりまで、二転三転するお話を楽しめばいいんだと思ったりもします。

 

Unknown (平々凡々)

2015-05-01 12:03:48

悪い意味では荒ぶってません。ハイテンションではありますが(笑)
思えば前作ダブルアーツを知り楽しく読んでいたものの打ち切りに遭ってしまい絶望したのはいい思い出です
その後古味先生が新連載を始めたと知り読み始めたのがニセコイでした。そんな私が一発で好きになったのが小野寺さんで(前作でもエルーが大好きでした)、彼女を応援しながら読んでいたのですが例のキムチ、文化祭の一連の長編でマジギレして切ってしまいました。
その後しばらくニセコイは完全に切っていたのでぶっちゃけ忘れていたのですがたまたま立ち読みしたジャンプの目次でニセコイの名が目に留まり「ああ、ニセコイか」と思って読んでみたんですがその回がたまたま宣戦布告回で小野寺さんが「負けない」と決意を新たにする運命の回でした
私の中では文化祭編を通過してとっくに楽と千棘が両想いになってる物だとばかり思っていたので驚きました
それをきっかけに単行本を買いニセコイに再びはまって舞い戻ってきたわけですが(笑)
でも今回のクリスマス編を読んで舞い戻ってよかったと心から思いましたまる

 

Unknown (平々凡々)

2015-05-01 12:51:31

約束関連についてですが私も少し気になることがあってayumieさんの考えを伺いたいと思ってるんですが
既出だったり私の読解力不足による勘違い等の場合はご指摘くださると幸いです
まず千棘がザクシャインラブを知っているのは何故なのか?
次に羽姉が今も昔も楽は小野寺さんが好きだと知っていて自分が約束の女の子だった場合小野寺さんではなく千棘に宣戦布告したのは何故なのか?
そして華さんのクリスマス回の発言
確かにISBNがあるんで市販の可能性が高いんですが
記憶喪失回で千棘が本に見覚えあるようなと言っていましたが小野寺さんのが持っているのが羽姉のもので千棘は自分の物を保持しているのなら「かすかに記憶している」みたいなのは違和感があるんですがどうでしょう
それに関連して最後のページが無くて結末が分からない展開になっているのに、同じものを千棘が持っているとなるとなんか微妙な感覚になってしまいます
やはりこういうキーアイテムは唯一無二じゃなければ駄目なんじゃないかと思ったんですが(少なくともメインキャラの中では)いかがでしょうか

あと羽姉が楽と千棘のニセコイを見破ったことについてですが昔の二人を知っている羽姉から見た場合今の二人のやり取りがとても不自然に見えたのではないでしょうか。心から思い合ってるのではなく演技してる感バリバリだったと言うか

と言う訳でこの部分についてayumieさんのお考えを教えていただければと思います
よろしくお願いいたします

 

絵本 (mick)

2015-05-01 19:52:38

>平々凡々さん

ayumieさんからもお返事があるでしょうが、約束の女の子=羽姉さん説には、私も一枚かんでいますので、考えていることを少しだけ。

子供が仲良くなった友達に、自分の好きな絵本を見せるのは普通のことでしょう。あの10年前の夏の日に、鍵持ち4人と楽さんは全員、あの絵本を読んでいると思います。

なので、千棘も小野寺さんも、ザクシャインラブという言葉は知っているのがむしろ当然です。マリーも羽姉さんも知っていると、私は思っています。

センゲンは、ある意味オマケなんじゃないかと思っています。羽姉さんが約束の女の子だとして、絵本とともに自分の想いを小野寺さんに託した。それを前提に考えると、千棘と恋人というのでは、想いを託した甲斐がなかったことになってしまいます。

だから、千棘とは恋人のフリであることを確かめたかった。で、千棘が恋人ではないことを確認した以上は、自分のことも話しておきたい、くらいの意味だと思います、あのセンゲンは。

実際あの後も、羽姉さんはそんなにがんばってないですよね。羽姉さんは、小野寺さんが楽さんの隣にいたら諦めるつもりでいたと思います。そして、そうでないなら、ともにがんばりましょう、くらいの意味だと思っています。

と、ここまで書いてきて、余計なお世話感がハンパない気がしてきました。この先、千棘が約束の女の子に見える展開は、必ずあるでしょう。そのときに、こうした疑問をそのまま胸に抱いて読んだ方が、きっとドキドキできますよ。

全ての決着がつくまで、そんなに長くはかからないと思っています。もうすぐですから、それまで楽しみにしていた方がいいような気もしています。

あまり長く続くと、ayumieさんも大変そうですし(笑)

 

Unknown (平々凡々)

2015-05-01 22:29:00

>mickさん
ありがとうございました
もう一つだけお願いします
華さんがクリスマス回でペンダントが千棘の本に出て来たと言っていましたが同じ本を千棘も保持していると言う事で宜しいんでしょうか?

 

あー、ぐいぐい来ますね(笑) (mick)

2015-05-02 00:25:02

まさにその辺りのことは、これからクライマックスに進むあたりで、大ネタとして描かれると思っているので、予想であっても書かない方がいいかな、と思っています。

なので、その辺を考える材料だけ、書いておきます。

あの夏のでき事の時系列は、微妙に整合性が取れていません。本編では描かれていないのですが、公式でつぐみの誕生日は7月30日です。これが、つぐみと千棘が出会った日です。

一方で、21話キズアトに出てくる千棘の絵日記の最初に日付の出てくるページが7月30日です。つぐみのことはひと言も書かれていません。

149話オジョウで、千棘とつぐみが出会ったばかりの頃が描かれています。誠士郎という男名前なのを聞いてつぐみの名前を上げるシーンがありますから、出会った日のこととは限りませんが、出会ってからそんなに日が経っていない頃のはずです。そして、その時の千棘は既に「リボン」をつけています。

そしてそのリボンは華さんに買ってもらったものです。そう考えると、華さんはあの夏の日のかなり初めの頃に来て、数日間滞在してすぐに帰ったことになります。

リボンを買ってもらった理由は、楽さんに絵本のリボンが似合いそうと言われたからですが、これは楽さんと千棘が遊ぶようになって、楽さんを好きだと意識するようになってからだと思うんですよね。そうすると、この夏の初めからリボンをしているのは、少し解せない感じがします。

何が言いたいかというと、リボンを買ってもらうエピソードの印象を優先すると、千棘と楽さんがそれなりに仲良くなってから、華さんが来て、数日間滞在し、その間にリボンを買って、帰って行ったことになります。となると、その時に華さんが絵本を持った来たとは考えにくい。つまり、千棘が読んでいた絵本は、華さんが買ったものではなさそう、ということです。

まあ、この辺は推測に推測を重ねている部分がありますので、何とも言えません。まあ、考える材料の一つ、程度のことです。

もう一つ、考える材料を挙げておきます。

「マホウノ」で、(この字は…多分オレの字だと思う)って楽さんのモノローグに「わざわざ」書いてあります。ということは、オレの字では「ない」可能性があるということだと思っています。

この辺りから、ご自分で考えてみて下さい。

 

Unknown (ayumie)

2015-05-02 18:32:10

>平々凡々さん

コメントありがとうございます。

以前mickさんとの雑談で,残念キムチの時に『ニセコイ』から離れた人がとても多かったというお話を聞いたことがあります。平々凡々さんもそうだったのですね。まあ僕もリアルタイムでブログを書いていたら荒ぶっていたかもしれないから,まあお気持はわかります。それと比すれば,今回の小野寺さんエピソードは(作中)1年越しのクリスマスプレゼントのように感じられたのではないでしょうか。

さて,謎解きについてはほとんどmickさんが答えてくれているので付け足しはあまりないです。一言で言えば,千棘は絵本を読んだことがある。その絵本は人から借りたものなのか,自分のものだったのか,それはこの先の展開を楽しみにしましょう,ということでしょうか。

羽姉さんが千棘を偽物と読み取ったのは,楽の好きな人は小野寺さんだったはずという記憶と矛盾したからでしょう。

僕の妄想とはいえ,あんまり何でもかんでも先の予測を知ってしまっても仕方がないと思います。僕の個人的意見ですが,どのみち,もう4-5ヶ月で物語は閉じると思っています。となれば,あまり先々を予想せず読んだほうが楽しいと思いますよ。



>mickさん

コメントありがとうございます。
色々ご配慮ありがとうございます。

 

Unknown (平々凡々)

2015-05-02 20:30:06

>mickさん
どうもありがとうございました
今までニセコイに関してはキャラの可愛さ(主に小野寺さん)に重点を置いた読み方をしていたのですが謎の部分を考察していくと中々不可解な部分が多く面白いことに気付けました。ありがとうございます
mickさんにご指摘頂いた部分を考えて自分なりの予想を立ててみようと思います
たしかに多忙の中これだけの膨大なコメント全てに紳士的な対応で返信されているayumieさんはとても凄い方だと尊敬します

>ayumieさん
一年目の文化祭に関してはあの当時は大変でした
今でこそmickさんの解釈を知ったおかげで落ち着きましたが。
勇気を振り絞った小野寺さんの告白の妨害
数々の置き去りやジャンケン敗北等でフラストレーションが溜まってたところにキムチと怪我で爆発してしまいました。
まあ今では文化祭を読んでもそんなにイライラすることもありません(あれ以降原作に置き去り展開が無いというのも大きいですが)
それを考えると初期からニセコイを応援し続け文化祭でもリタイアすることなく小野寺さんを応援し続けている小野寺派の方々は本当に心から尊敬します

 

Unknown (ayumie)

2015-05-03 07:05:23

>平々凡々さん

残念キムチ以来,『ニセコイ』は何描いても「ああ,ニセコイだから」みたいな微妙な扱いを受けることが多くなったとか。たしかにネット上でもそんな空気を感じなくもありませんし。

でも読み込んでいくと,これでいろんな伏線があったり,描写の裏には色んな意味がコメられていたりするんですよね。プロの漫画家が書いている作品ですから,その辺り,もうちょっと高評価されてもいいとおもうんですよね。

僕自身,『ニセコイ』に関してはニワカですが,古味先生の努力とファンの皆さんの熱意には頭がさがる思いです。

 

Unknown (かる(春ちゃん派ですけど))

2015-05-04 01:33:03

偶に覗いて周回遅れ気味にコメントしております
疲れいると文字を打つのもツライので・・
いつも、毎回これだけの感想を書かれるayumieさんは純粋に凄いなぁと思っています

小野寺さん長編についての感想ですが、予想通りに告白はキャンセルされてしまいましたが
気持ちは通じあい、一歩進んだ形となりましたね
私は小野寺さんを応援する側ではあるのですが、訓練のされ過ぎのせいかとても疑い深くなっていて
実はまだまだ油断はしていないです。

ニセコイを読んでいていつも感じることなんですが、古味先生は作中の誰かが深く傷ついたり泣いたりする話を避けようとして
逆に読者の気持ちを踏みにじっちゃうような展開をしてしまう部分がある気がするんですよね、キムチとか見てると
でも、そういうやり方だと読者からの納得は得られないと思うんですよね
だから、ここまで楽の気持ちを描いておきながら、決して珍しくはない「ある手」でひっくり返すのではないかと不安でもあるんです
伏せておきますが、これだけ長期に引っ張ったお話に対してのオチとしては私は邪道中の邪道と思っている方法です
もし、私の悪寒通りになったら大荒れになるだろうなとも思ってます、私も怒ると思う(笑)
ブコメである以上、やっぱり最後は楽の選択と決断で締めてほしいと思うのです

ただ、春ちゃんのお話のように正攻法でやって頂いているものもあるので
不安半分、期待半分ではあるのですが
それと私も、実はクライマックスが近くなってきているのかもと少し感じはじめています
終わりが近づいているとすれば、絶対に避けて通れないのがマリーの想いをどうするかです
もしかすれば、次のマリーのお話で何かが見えてくるかもしれませんね

約束の子については、また別に書き込みます

 

約束の子 (かる(春ちゃん派))

2015-05-04 03:06:03

正直、ayumieさんの答えは「千棘」だと思っていたので意外でした
次点で「羽姉さん」もあるかなとは思ってましたけど

ちなみに私個人の考えは「千棘」かなと、それ以外では「まだ登場していない誰か」です
登場していない子の場合は、千棘と関わりのある人(姉妹、従妹)で他界している説です
逆に一番遠いと考えているのが小野寺さん(小咲ちゃん)かな、と

私の場合は、考え方がオカシイかもしれませんが、どうすればオチとして上手く纏まるか、
自分が読んで納得できるかで考えています

単純に千棘だったとしたら、日記や思い出した記憶といった事実も含めて辻褄が合って、更に一番オチがつけ易いと思っただけなんですけどね
10年前の約束に導くのが千棘とのニセコイ関係なので、少なくとも千棘と出会わなければ約束には辿りつかないのではと思います
そして、約束に辿り着くときに二人が心を通わせる仲になっていなければ意味がないと思うんですよね
これは春ちゃんの時にも出ていますが、仲が悪いままで真実に辿り着いても「所詮は昔の事」で終わってしまう、認めたくない過去になってしまうのではと思うのです
春ちゃんの場合はペンダントを壊してしまいたくなると思う程に
それに千棘は楽とのニセコイ関係で沢山の「かけがえのないもの」を手に入れていると思います
なので子供の頃の約束が言葉通りに成就しない展開になったとしても、約束が別な形の絆に形を変えて互いに手を取り合っていける結末も出来るのでは、と
それに千棘は約束を完全に忘れていたのですから、楽に選ばれなかった展開の落としどころとしては十分だと思うのです
約束の相手であれば尚更ですよね、少なくとも楽と小野寺さんは「大切な思い出」として大事にしていたのですから
楽と千棘しか登場していないのであれば忘れていてもアリですが、踏み台になる子がいるのなら「約束の子」であることを決め手にはしてはいけないと思うのです

長くなったのでこの辺にしておきます。
ちなみに約束の子はもういない場合、千棘が完全に忘れていたことに繋がるかなと思っただけなんですが
色々と不自然な部分があるので言っておきながら私は無しかなと思っています

 

Unknown (ayumie)

2015-05-04 04:13:57

>かる(春ちゃん派)さん

コメントありがとうございます。

僕は文章...というかただの雑文ですが,を書くのはたいして苦じゃないので分量だけはいつも多いですね。まあ最近は推敲とか全て放棄しているので楽なだけで,実際にまともな文章にしようと思ったらつかれるんでしょうけれども。

古味先生のお話作りは,一見筋が通らない事を意図的に描いているように見えることもあります。相思相愛の二人を結び付けないためにキャンセル行為を繰り返したため,結果として「最後もどうせキャンセルして終わるのだろう」という予測を立てる人が多いのも承知しています。

ただし,僕が思うのはこうした一連のキャンセルは一つ一つのエピソードにおいて恋物語を「完結させないため」であって,物語全体に対する結末はきちんと考えられている。そこに至るための種々のキャンセルであり,エピソードの積み重ねなんだと思っています。もし,最後にひっくり返すつもりがあるのであれば,これだけの長編ですから,その過程を十分に描く時間はあったわけです。その上で,この終盤において小野寺さんと楽の思いがしっかり結びついていることを描いたのであれば,ここで「物語全体」をキャンセルする意義は全く無いように思います。

本当に最後にキャンセルするつもりであればもっと前に伏線を入れておくことが出来たわけですし,今回のクリスマスエピソードを描く必要もない。そもそもその前のテンコウ回で千棘に気持ちが動く姿を入れておけばいい。でもしなかった。
変な言い方ですが,最後を不自然な形でひっくり返す意味が物語的に無い。素直に恋愛におけるエンディングは予定どおり小野寺さんで結論付け,その上で『ニセコイ』という千棘と楽の関係性はなんであったのか,約束とは何だったのかということを描いたほうが圧倒的に綺麗にたためます。

週刊少年ジャンプ」という超メジャー雑誌における連載という,ある種失敗が許されにくい状況の中,恐らくは自分の意志で連載の終了を選べる立場にある古味先生が,なぜわざわざ最後に作品をぶち壊すような展開を行わなければならないのか。そこに「説得力」を見出すことが出来ないのです。

よくある予想が「最後,小野寺さんが千棘の楽の気持ちに配慮して(その逆は全く描写されていないので荒唐無稽ですが,それを含めて)小野寺さんから楽を振る」という展開です。であれば,なぜここまで小野寺さんは千棘の楽に対する気持ちに気づかないことが強調されたのか。なぜ一条楽の千棘への気持ちは恋じゃないと強調されたのか。筋が全く通らなくなってしまいます。わざわざ筋の通らない描写を行って,ラブコメ漫画家としての最後を「下げる」ような行為をするメリットが古味先生には全くない。

この手の予想が全く現実味を欠くのは,これまで描いてきた積み重ねを素直にたためばすむのに,敢えてあり得ない前提を持ってきて論じるからです。僕はそういう意味では,古味先生はこれまでもオーソドックスな王道的な展開を採られて来たと思いますし,最後も素直に畳むと思います。

結局のところ,『ニセコイ』という物語を楽と誰かが結びつくお話と読みとくかぎり,最後は千棘エンドでなければならないという思い込みは消えないでしょう。この167話感想本文でも述べたように,千棘には『ニセコイ』という物語としての千棘のエンディングがある。それは恋愛的なエンディングとは異なる。そんなふうにすれば,むりやり「キャンセル」する必要がそもそも生じない。そんなふうに考えています。

 

Unknown (ayumie)

2015-05-04 04:24:20

>かる(春ちゃん派)さん

約束の女の子については,またのちほど書きます。今日はちょっと早朝からオデカケなので…。

ひとつ言えることは,絵本を読んで泣いていた「約束の女の子」は一人ですが,楽が「約束」した女の子は4人いる。それぞれの「約束」の中身が問題なのではないかと思っています。

第1話の終わりの「この偽物の恋が10年前の約束に導く」。千棘との「ニセコイ」が10年前の約束に導かれるのはそのとおりなのだと思うのですが,さて,では千棘と行った約束とは「結婚」だったのか?

「約束の中身」の方が重要というのはそういうことです。その結果は,もうすぐわかると思っています。

 

Unknown (かる(春ちゃん派))

2015-05-04 16:02:02

>ayumieさん

お返事ありがとうございます。

長々とコメントしておきながら、結局のところは私が疑い深くなってるだけなんですよ、すみません
仰る通りで登場するヒロイン全員の物語が個別に少しずつ描かれているのだとは思います
ただ、小野寺さんの場合は一気に踏み込んでしまう展開が多く、その後で何もないので肩すかしの印象が強いんです

それと、私が間違ってもやって欲しくない「キャンセル」は本当に反則でしかない方法のことです
お互いが相手を一番だと思っていても、恋愛的には絶対に成就出来なくなる手で
どこかの国のドラマの十八番・・ではあるんですよ
完全に今までのニセコイという作品自体を壊してしまう気がするので、ないとは思ってはいるのですが

ちなみに私は「作品のヒロイン」と主人公が結ばれなくてはならない、みたいな意見には非常に抵抗があるんですよ(そうでなければヒロインではないかのように言われる意見も別所で見たことがあります)
恋愛物で主人公とヒロインが結ばれない作品なんて過去には沢山ありますし名作も多いです
少年漫画なので、その中でも登場人物と読者の「気持ち」に重きをおいた結末になるといいなと思っています
そういう意味では、やっぱり楽と結ばれるのは小野寺さんなのが一番納得がいくんですよね、私としてはですけど

 

Unknown (ayumie)

2015-05-04 19:57:43




>かる(春ちゃん派)さん

御返事遅くなりました。

小野寺さんについては「絵本を貰った側」ですから100%約束の女の子ではないですね。千棘か羽姉さんのいずれか,ってところまでは間違いない論考なのですが,そこから先は帰納法的な推察なので,絶対に羽姉さんだと断言はできませんけれど。

千棘との「ニセコイ」が10年前の「約束」に導くという第1話の引きの文章で述べていることは,この「ニセコイ」が10年前の千棘との約束に導くということである。これは間違いない。そしてここからは僕の推測ですが,約束の相手が複数に増えた以上,約束をした相手全員との「約束」に導かれる。そういう風に解釈しています。

この解釈のよいところは,追加されたヒロインであるマリーや羽姉さんの約束を含めることができるので,10年前の「約束」の真相がなんであったのか,約束した相手が何人増えようとも前後矛盾しないことです。もともとは千棘と小野寺さんだけの約束だったのが,マリー,羽姉さんと増えるに連れて4人の「約束」の中身はちょっとずつ変容した。とはいえ,第1話を書いていた時と若干シナリオは異なるでしょうが,初期ダブルヒロインである小野寺さんと千棘に関しては基本的な設定は変わっていないのでしょう。その事典で導かれた「約束」の結果は古味先生は考えてあったはずですから。

ここでポイントは千棘との「約束」が,第1話を素直に読むと「結婚」になるにもかかわらず,実際にはそのように物語が進んでいないということです。もし10年前の約束に導かれ,二人が最後に「結婚」するのであれば,二人の関係性は「ニセコイ」ではなく「マジコイ」になっていなければならない。逆に言えば,「マジコイ」になっている相手こそがあの冒頭の「結婚の約束をした女の子」ということになります。それは,ここまでの168話の描写で小野寺さんしかいない。ですから,あの冒頭の女の子の約束は千棘ではなく「小野寺さん」です。

そして月明かりの下で泣いていた女の子が,その想いを小野寺さんに託したのだとすれば,情況証拠の補強を借りれば羽姉さんということになる。さて,そうすると,千棘の「約束」はどこにいったのでしょう?

僕が繰り返し述べている,『ニセコイ』の結末は千棘と楽の関係性は何だったのか,それを描くことで『ニセコイ』という物語が終わるという部分,まさしくそれは千棘の「約束」と密接に関わっているのだと思います。その約束の「中身」が分からない以上,いまできるのはせいぜい妄想ぐらいです。この物語が「ニセコイ」というタイトルであり,千棘が「楽と一緒にいたいんだ」という結論を出している以上,それに沿った形の約束であり,二人の関係性で終わる。

かる(春ちゃん派)さんが仰られたような「二人が心を通わせる仲」というのは必ずしも「恋仲」とは限らない。この二人の関係性はそういうものではないと僕は読み取っています。ふたりが「ニセコイ」という関係性を通じてえた心の絆はなんだったのか,それを描くことがこの物語の主題であり,
エンディングである。そう考えています。

とここまでかくと,お分かりのように,この流れは千棘が(月明かりの下で絵本を読んでいた)「約束の女の子」 であろうとなかろうと成立する流れです。結局のところ「約束の女の子である」ことは今の恋との比較でしか無い(今のところは)。そのことから千棘が恋愛的に得るメリットはありませんし,物語の過程が少し変わるだけで結論は変わらない...。そんな風に考えてみると,「約束の女の子が誰なのか」は実は大した謎じゃない。そんな風に思うのです。

 

Unknown (ayumie)

2015-05-04 19:58:12

>かる(春ちゃん派)さん

こちらもコメントありがとうございます。

その他の方法で小野寺エンドをひっくり返すキャンセルとしては,小野寺さんに他界していただくか,小野寺さんと楽が姉弟だったというオチぐらいしかないでしょう。しかし小野寺菜々子さんの反応から見ても血がつながっていたはありえないですし,楽の父も和菓子屋を営んでいるわけではありません。まして前者の説は「何故そうしなければならないのか意味がわからない」状況ですし。

もし想定されているのがこういう類のことでしたら,先に上げた仮定よりもさらに荒唐無稽というか,絶対にあり得ない状況なので,ご心配には及ばないと思いますよ。


さて,「作品のヒロイン」と主人公が結ばれなければならないという風潮に対するかる(春ちゃん派)さんのご意見にはそのまま賛同できます。加えて言うならば,『ニセコイ』はダブルヒロインものだと思っていますので,どちらのヒロインと結ばれても作品のヒロインとのエンディングだと思いますが,強いてメインヒロインである千棘を指すのだとすれば,千棘は冠タイトルヒロインであるとおり,「ニセコイ」として楽と関係性を結んで終わる。それはそれで綺麗にまとまったエンディングではないかと思います。

 

Unknown (かる)

2015-05-08 00:55:19

少し留守にしていまして、遅れました
丁寧なお返事、ありがとうございます

引っ張るつもりはなかったのですが、私が不安に感じていたのはayumieさんの答えられた後者の方です
私が心配していたのは古味先生がヒロイン達の傷が浅く、その後の人間関係に亀裂が入らないようにと
「良かれ」と思って「そういう手段」に出てしまうことを気にしてしまいました
正直、神様のやることですから・・どうとでも出来る気がするのもあります
でも、ちゃんとラブコメとして毎週楽しみにしていた読者にとっては、ただの「ゴリ押し」で「反則」ですよね
悪名高いキムチの時も、先生は「良かれ」と思ってやってしまい、ああなってしまのではと思うので
・・・・・・余計な心配ですよね、どうもニセコイに関しては色々とあって斜めに見てしまうのですが
色々とご意見を見るうちに、暫くは素直に楽しんでみようと考えています。

後、「作品のヒロイン」=「冠タイトルヒロイン」は私と同じ考えだと思います。
ただ「心を通わせる仲」については私は恋も含めてと考えていました、最後に成就するという意味じゃないですけど、それはそれでドラマは出来ると思うので

長々とすみませんでした、当分は穿ってみないように先を楽しみにすることにします

 

Unknown (ayumie)

2015-05-08 13:15:53

>かるさん

コメントありがとうございます。

僕も少し考えてみたんですけれどね。

楽の父(組長)=小野寺父で,楽の母=小野寺母とした場合,小野寺母が楽と小咲が姉妹と気づかないのはおかしいですし,組長が和菓子作っているのも変ですからね。これはないと。

じゃあ小野寺父=楽の父で,小野寺母=楽の母(いずれも未登場)で考えた場合にも,楽と組長が似てきたというエピソードとも合いませんし,小野寺母と小野寺姉妹はそっくりすぎますから,これも整合性が合いません。なので,こちらも無いでしょう。

そしてなによりも,「小野寺さんが恋愛対称でなくなったら(いなくなったら)千棘を好きになる」ということ自体,因果関係が破綻してしまっています。好きだった人がいなくなったら別の人を好きになる,というものではないですよね。普通は深い悲しみやショックをうけて,次の恋愛どころじゃないと思うのです。

少なくともそういう処理は,登場人物間の傷が浅くなるわけではない。むしろ深い心の傷を負わせるだけだと思います。そういう手法を,物語の最終局面で持ってくるメリットが作者的に全く無い以上,そこは古味先生を信じてあげたほうがいいんじゃないでしょうか。

「キムチ」のときは,まだお話を引っ張らなければならない事情があったため,キャンセルだったかと思います。あれはあれで,登場人物以上にファンの心を傷つけてしまったようですけれど。ただ,一度そういう「ミス」をしたことを認識していれば,それ以上のミステイクを自らしてしまうということはもう無いと思いますよ

 

補足 (ayumie)

2015-05-08 13:20:37

後者は

小野寺実父=楽の父で,
小野寺さんが奈々子さんの子,楽は楽の実母の子だった場合(異母姉弟)だった場合,という意味です。

それでも組長と楽が似ていることの説明がつきませんね。一応,念のため。

 

この連載の呼び方 (mick)

2015-05-13 18:53:19

ayumieさんは、この記事の冒頭でも「クリスマスイブ編」と呼んでいますが、私は「クリスマスデート編」と呼びたいです。

去年の千棘と華さんのクリスマスは、クリスマスの前後数日間の出来事で、クリスマスイブも含んでいます。そして、クリスマスイブに高級ホテルのウルトラスイートに泊まった事になっていたりするので、クリスマスイブ編だと「小野寺さんの」とか「千棘の」とか前置きが必要になって面倒です。

なので、この連載の「二人のデート」の楽しさも含めて「クリスマスデート編」と呼ぶことにしました。

ただそれだけです(笑)
他人様に強要しようとは思っていませんので、あしからず。

 

Re:この連載の呼び方 (ayumie)

2015-05-13 20:04:22

>mickさん

コメントありがとうございます。

まあ僕が「クリスマスイブ編」と呼んでいるのは,単に公式の予告である「小野寺クリスマスイブ編クライマックス」から採っているだけなんですけれどね。やっていることは「デート」ですが,公式としては「デートではない」。なので正確には「小野寺クリスマスイブ編」なんでしょう。

「クリスマスデート」というのはいい響きですよね。楽さんもそんなこと言っていましたが。何となく公式の呼び方に慣れてしまいましたが,mickさんがそのように使われる時は脳内変換しますので大丈夫ですよ。千棘のクリスマスと区別できる限り,他の皆さんもお好きなようにお呼びくださいませ(笑)

 

Unknown (かる)

2015-05-15 01:20:09

えと、すみません、色々と考えてくださったみたいで・・
少し色々と書くべきか躊躇ってしまっていました
結局、どう上手く理由をつけても「こういう方法」での決着は、全く読者の気持ちに沿わないものと私は思っています
特に週刊連載で1話から引っ張ったことなので尚更ですね、読者を怒らせて、白けさせてしまうと思っています
その確信が得られたので、今は素直に先を楽しむことにしました

こんなことを思うのは、実は作者の立場で神様特権を使ってみる、と考えてみた時に私は案が思いついてしまうんですよ
でも、作る側の目線・理屈としては、もしかしたら有りと思えるかもしれないのですが、客観的に見て受け取る側の気持ちとしてはNGなんですよね
山ほどの後付け臭だらけの設定を追加することにもなりますし

私から振った話題ではあるのですが、すみませんでした、ありがとうございます

 

告白のキャンセル (mick)

2015-05-15 06:10:27

>かる(春ちゃん派)さんへ

後ほど、ayumieさんからもきちんとしたお返事があると思いますが、私からも少し意見を書かせてもらいます。

今回、モミノキとテレフォンのダブルアーツで、「楽さんの告白」がキャンセルされました。

これをもって、いろんなところで「やっぱり小野寺さんは逆境ヒロイン」だとか、「小野寺エンドはないな」とか言われています。

でも私は、逆説的ですが、今回キャンセルされたからこそ、「恋愛面」では小野寺さんエンドだとほぼ確信しています。

もし、かるさんの懸念するような神様特権で、最終的に小野寺さんを退けることが予定されているなら、「ここで告白をして、両思いになった後でひっくり返す」方が、物語としてはるかに大きな起伏を作ることができます。

神様特権でひっくり返すことを厭わないのであれば、より劇的な物語にしたいという「創作を行う者にとっての誘惑」を抑える必要はないのですから、ここは「告白をしていったん両思いにする」はずなんですよ。

これは、私のマンガ読みとしての矜持をかけて、間違っていないつもりです。

ということは、古味先生には、楽さんと小野寺さんの気持ちが通じて付き合い始めたら、もうひっくり返す気はないということだと思っています。

かるさんが心配するような、神様特権の発動はないはずですよ。

まあ、今回のキャンセルも、ある意味では神様特権の発動ではあるのですけれどね。

今回、これまでの「小野寺さんの告白」ではなく、「楽さんの告白」のキャンセルでした。これは、はっきり物語が先へ進んだことを示しています。

この後は、もう、日常回には戻らず、物語のエンディングまで一気に駆け抜けるのだと思っています。

 

Unknown (ayumie)

2015-05-15 13:19:26

>かるさん

コメントありがとうございます。

まあ最後は古味先生が綺麗に物語を畳んでくれる。そう信じるしかないですね。

神様特権でどんなお話も作れますけれど,神様にだって「どんなものが作りたいか」というポリシーというか信念があると思うのですよ。『ニセコイ』をはじめた時に,この物語はどんなことがテーマで,どんな風に終わらせる。その部分はきっちり骨子を定めてあるでしょうし,この終盤に至っては物語の中心線はぶれさせないでしょうから,先生が描きたかったものを僕らは受け入れるしかないのだと思います。

僕も色んな予言(未来妄想図)を描いていますけれど,それが外れたところで,最後は『ニセコイ』という作品を「受け止めて」いくつもりです。

 

Re:告白のキャンセル (ayumie)

2015-05-15 13:23:31

>mickさん

コメントありがとうございます。

まあ筋道としてはmickさんのおっしゃるとおりで,今後の物語の予想についてはほぼそのとおりなんだろうと僕も思います。

それとは別に,実際の物語の進行が僕らの予想と異なっても,それこそが作者の描きたかったことであり,それこそが『ニセコイ』という物語そのものなんですから,それは受け入れていこう。それがファンとしてできることなのかなと思っています。

 

 

 

 

「あとがき」

どこかで呟いたかもしれませんが,ラブコメにおいて「告白キャンセル」というのはかなり禁断の技のように思います。

 

告白キャンセルの結果,最後に想いが通じなかった場合「お話の都合により思いが通じませんでした」という感覚が読者に定着してしまうからです。最初に述べた「作劇の不誠実性」という奴です。

 

ニセコイ』では割と多用されましたけれど,もしラブコメにおいて作劇場の告白キャンセルをするならば「そのヒロインと最後に結びつける意思」を作者が持っていないと,かなり危険なテクニックのように思います。結局,最後に結ばれなかったことに対する不満がその「作劇場の告白キャンセル」によって増幅されてしまうからです。

 

作者にもいろいろ想い,考えはおありでしょうし,漫画が作者のものである以上どんな風に描こうと自由ではあります。でも漫画は読み手があってこそです。この作品が遺したこの教訓をこれから先のラブコメにおいては活かされてほしいと願ってやまないです。

 

 

『かぐや様は告らせたい』 第117話 白銀御行の文化祭 感想

 

さてと。かぐや様 117話 の感想(かぐ活)です。

 

まずはアニメ情報

既報ですが2019年1月よりTVアニメ放送開始ということでCVが発表されております。白銀御行のCVは古川慎さん。四宮かぐや役は古賀葵さん

 

ぼくはあまりアニメを見ない人なので声優さんに詳しくないのでとりあえずGoogleさんに尋ねました。Wikipediaさんが教えてくれました。1989年9月生まれ...て平成生まれか。まあ御行の声やるんだから当たり前か...。

 

経歴的にはメイン級をいくつもこなされているよう。残念ながら僕が視聴したことがあるアニメではないですが...。分かったの,ココロコネクト鉄血のオルフェンズぐらいじゃん...。逆に楽しみでもある。

 

参考までに,ティザーPVを張っておきますんで,未視聴の方はどうぞ。

 

youtu.be

 

   

石上優は贈りたい

 

さて,2週間ぶりの「かぐや様」のサブタイトルは「白銀御行の文化祭」である。時系列的にはかぐやと萌葉の対決(未遂)の直後,藤原書記が萌葉から会長を引き離そうと生徒会室から無理やり連れだしたところに相当する。

 

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白銀(と藤原)は見た


て,はれぇ...!?

 

生徒会室を飛び出したら石上優が子安つばめ先輩に告っていた。何を言っているのかさっぱりわかんねーと思うが,超スピードとかそんなもんじゃねぇ,もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...。

 

OK。整理してみよう。

白銀御行が藤原姉妹とのやりとりをするのと前後して,例の1年生のお化け屋敷イベントが繰り広げられていたのであった。マッキー先ハイが伊井野ミコちゃんの耳たぶなめて収録したバイノーラル効果音のやつね。

 

なんとかお化け屋敷につばめ先輩を誘うことはできたものの,殺意の波動に目覚めた伊井野風紀委員による混浴禁止...もとい男女同室禁止令によって石上優の野望は儚くも絶たれたかのように見えた...。さすが伊井野ミコ,どこまでも石上の前に立ちふさがる女である。

 

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伊井野ミコは取り締りたい



ちくしょう。

陰キャな僕が学園のマドンナ・陽キャの象徴のような子安つばめ先輩をようやく誘うことができたというのに。そんな呪詛が駄々洩れていたのか,子安先輩が気を使ってくれました。 ついでにつばめ先輩のクラスの出し物に行くことに。

 

ふむ。

3年生だろうと文化祭の出し物はやるのね...。ところでこれは何のだしものなんだろう。「まとあて」とか「わたがし」とか出ているけれど,夜店横丁とかそんな企画なんだろうか。

 

しかしここで天は石上に味方したのであった。たまたま目についた的当てで見事100点をゲット。景品はつばめ先輩が欲しがっていたクッキーあります。

 

陰キャな僕でも分け隔てなく接して気を使ってくれる「いいひと」。好きだけれど届きようもない遠い果てにいるマドンナ。そんな彼女の日ごろの気遣いに感謝の気持ちを込めた,ささやかな御礼であります。そう,文化祭でなかったらね。

 

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純粋なる謝意のはずが...



 

しかし本日は晴天なり。もとい,文化祭当日なのであった。

 

奉心伝説!

 

その昔,秀知院のあるこの場所で,好きな姫を救うために心臓をささげた男の物語である。転じて,この文化祭で「ハートのもの」を相手に贈るということは,即ち「愛の告白」を意味するのであった!

 

 

そして当然のように石上優はそのことを知らなかった!

 

 

しかたがないね...。最近までほとんど友達がいなかったからね...。

というか,白銀御行も翼くんも,四条さんも(ついでに柏木さんも)通常の認識では「先輩」であって「友達」ではない。いちおう友達認定されてますから年上の友達ともいえるけれど。

 

 

子安つばめは考えたい

奉心伝説を理解しないまま渡した巨大な「ハートのクッキー」。

 

当然,子安先輩は驚くわけであります。え,優くん,私のことそんな風に思っていたの? しかしまあ勘違いかもしれませんし。おすし。

 

一応問いただしてみた。

 

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石上,公開告白なう

 

「これは僕の気持ちです」

 

 

告白だった!(←勘違い)

 

純粋に日ごろの気遣いのお礼と思って渡したハートのクッキー。告白じゃないよね?という念のための確認に対し,石上は「(日ごろのお礼をこめた)僕の気持ちです」と答え,子安先輩は「告白」と勘違いしたのであった。

 

 

なるほど...上手いなあ...。

 いや,ぶっちゃけ石上の場合「告白」そのものに難があったからね。奴が想いを伝えるにあたってその最大のハードルは石上優自身である。

 

石上が思いつく告白と言えば,毎日花を贈って花の名前の頭文字をつなげると「ア・イ・シ・テ・ル」とか,自分の写真の入ったアルバムに「君を思っている」とかメッセージを入れるとか,ストーカーじみたものばかりでしたからね! 四宮さんがドン引きするくらいの。

 

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ホラーじみた発想(94話より)



 

 

しかし今,石上優は知らず知らずのうちに秀知院学園でごく一般的な仕様の告白に成功したのであった。なんだこの超ラッキーパンチ。石上は伊井野さんに邪魔されたことを感謝すると良い。

 

ていうか,問題は告白されたと思った子安先輩のこの反応ですよ。

 

 

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あれ?

 

あ,あれ?

ソッコーでお断りかと思いきや,そんな迷惑そうでもないし。赤面して「凄く嬉しい」とか言っていますし。おすし(2回目)。

   

え?

石上...わ,ワレ,勝つんか...?

 

  

はてな

いやね。子安先輩は今付き合っている人はいないはずですけれど,この文化祭で「創作ダンス」とやらをやることになっていたじゃないですか。奉心伝説の。てっきり,「好きな人がいる」という文脈だと思っていたんだけれどな。

 

でも「迷惑じゃない」「凄くうれしい」「ちょっと考えさせて!」という流れ的には,子安先輩的に優くんは一発却下案件ではないということである。これは石上優の想いを受け取ってもらえる可能性が微レ存...なのかしらん?

 

 

四宮かぐやの難題

ヒントはその様子をたまたま見てしまった藤原書記と白銀会長の会話にありそうである。

 

すごいメタ的に語ると,白銀的には石上が振られるようなことは自身の告白にも影響する。四宮さんも追悼モードとならば告白なんかして来ようもないし,また御行自らの告白も雰囲気的に難しいものになる。

 

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白銀御行の文化祭

 

ぶっちゃけほぼ出来上がっているカップルである白銀・四宮コンビについては想いを伝えればそれでゴールである。そこに今更疑問は無い。であるならば,白銀的には当然石上の告白は成立してもらわなければならなくなる。ここまでが漫画で描かれた話。

 

しかしですよ?

逆説的に考えれば,白銀とかぐやはこの文化祭で告白を行うことは確定事項である。告白の意思を見せた四宮かぐやはもちろん,そもそも御行自身がスタンフォード行きを決めたことで残された時間をかぐやと「恋人」として過ごすためにはここで告白するしかないのである。

 

言うならば生徒会における二人の恋人のカップル成立を前提とするならば,物語的に石上は失恋してはならない。言い換えれば子安つばめ先輩と石上のカップルは成立するしかないのである。それこそ,白銀・四宮カップル成立の「前提条件」なのだから。というのがメタ的な視点でのお話。

 

 

加えて気になったのが,今回の白銀と藤原による石上会計分析である。

 

石上の欠点=自信のなさ

 

という分析。さては慧眼である

 

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もっと自信を!



これすなわち,四宮かぐやの分析と同一なのである。さすがは秀知院の誇る秀才・天才たちである。

そもそも四宮さんが勉強を頑張らせたのは,そこで結果を出すことで石上会計に成功体験をさせることが目的であった。転じて,子安つばめもまた石上の良いところとしてそれを認知するであろうと。

 

関連記事

ayumie.hatenablog.com

 

 

結局のところ,かぐやの言っていることは藤原千花が言っている「加点方式の評価」に他ならない。藤原は言う。減点方式で見る限り白銀も石上も「産業廃棄物」レベルである。NGポイントはマックスゲージを振り切った状態であり,そこに勝機は無い。

 

 

しかし加点方式で見てみれば,会長も,そして石上も「男としてよい線いってる」のである。

 

我々読者は石上優という男がどんな男なのか,物語を通じてみてきたわけです。石上の良いところ...弱者を守ろうとする正義感,対立する人物でも認められる包容力,困っている人を手助けしてあげる優しさ...。

 

そんな良いところをきちんと評価してあげれば,石上優は十分「よい男」なのである。そして子安つばめは石上優を偏見で見ることなく適切に評価してきた「良い人」なのである。

 

四宮かぐやが石上優に課した課題は未だクリアされていない。50位以内など程遠い成績状況である。しかしそれは何ための課題だったのかといえば,「石上優に自信をつけさせる」=告白する勇気を持たせるというところが大きかったはずである。

 

 

であればだ。であればだよ?

 

今回,伊井野ミコのナイスフォロー(笑)によって告白自体はクリアできたわけですから。あとは子安つばめがそれを受け入れるかどうかに委ねられたわけですから。

四宮かぐやの「難題」,すなわち子安つばめを落とす可能性が微粒子レベルで存在する!のではなかろうか。

 

 

f:id:ayumie:20181107172402j:plain

子安つばめ,何を思う

 

読者の「どうせ石上は振られて終わりでしょ」みたいな戦う前から終戦みたいな気分を読みとった赤坂先生がまさかのどんでん返しに打って出る可能性。少しあると思います。

 

といわけで,石上優の告白の行方に乞うご期待。

 

余談

少し気になったのは,こうしたラッキーパンチで石上優の告白が成立してしまってよいのかなという点ですよねえ。

 

客観的に見た場合,石上は(藤原的視点では減点も多けれど)いい奴である。そしてこの学園において非常に苦境に置かれてきた人間である。彼は不当に評価され,する必要もなかった恥辱に耐えてきたのである。

それでも本質が折れることなく,他者に思いやりをかけることができた男である。もう十分報われてもいいのではないかと思う。 

 

一方,子安先輩の留保状態が何の意味を成すのか...というのもまだ曖昧である。普通に考えて他に好きな人がいれば「留保しない」。留保することで相手に期待させるような残酷なことはしないであろう。 

 

f:id:ayumie:20181107172535j:plain

あくまで笑いを取りに来る藤原

 

なので他に好きな人がいるということではなかったようなのですが,問題は石上優を恋愛対象として見ることができるのか,という一点につきよう。

彼女が加点方式で評価してくれた上で,年下の可愛い後輩ぐらいにしか思っていなかった石上のことを恋愛対象として見られるのか。また彼女がやりたがっていた「奉心伝説の劇」との関係は。



 

そこんところが気になるところですね。いまんところ。

 

もう一点,気になるのは石上優が告白したという事実を知らないことですね。これ,爆弾要素じゃないかな。既に告白しているのに,もう一度「いつもの」石上クオリティで再告白してしまうとか。しかも事情を知らないかぐやがそれを助けてしまう。ああ...ありそう。

 

それすらも笑って受け入れてくれる度量が子安先輩にあるのであればいいんですけれどね。それも含めて次週以降の展開,私気になります!

 

というわけで今回の感想はまる。

 

 

(追伸)

その場合,伊井野さんの立場はどうなるんでしょう...。予断を許しませんね。

 

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最新コミックス 


*画像は『かぐや様は告らせたい』 117話,94話 より引用しました。

帰ってきた 『ニセコイ』 第167話 センタク 感想

「まえがき」今だから思う,167話 感想

 

今回のサブタイトル「センタク」,どれくらい熟考されてつけられたのか,できるならば古味先生にお尋ねしてみたいものである。

 

 

f:id:ayumie:20181104143032p:plain

センタク



 

お話で描かれた「選択」は純粋に一条楽が昔の恋よりも今の恋を選んだということである。そのロジックで行けば「二人の人を好きになっていて」「選んだ相手が昔の恋の相手ではなかった」ならば,今回のセンタクというサブタイトルはあながち間違っていない。

 

しかし実際に描かれた「選択」小野寺小咲を対象にして楽と小野寺さんが行ったことなんですよね。一緒にもみの木の点灯を見るという「約束」。それを思い浮かべながら,二人の男女は昔に行った約束の思い出よりも今の恋を選ぶ。

 

やはりこの「センタク」というタイトルからは,一条楽が小野寺小咲を選んだという決定的エピソードとしてのサブタイトルとしか読みようがないんだよなあ…。比較対象は二人の人じゃなくて「小野寺さん」だったわけだからね。

 

そしてもう一つ重要な要素が「約束」である。

約束は一条楽と小野寺小咲にとって原初体験であり,当時なお有効だった十年前の約束である。それほど大切なものよりも,目の前にいる今好きな相手との約束を選ぶ。

 

約束は軽々しく結ばれるものでもないし,破られるものでもない。それでも二人が今を優先したのは「昔の恋よりも今の恋が大切でしょ」というロジックに基づいて行われたから。

のちに一条楽は同じロジックで最初の恋を捨てるわけですが,それがある種「心変わり」であったのに対し,この回のは「昔の恋も今の恋も同じ」だったからこそ約束やぶりが約束やぶりにならなかった。そんな違いが実はあるんだよね。

 

 

約束やぶりが実態として約束を守り続けている形となった結果,一条楽の「誠実さ」はここでは保たれたわけです。作中で何度も一条楽の「誠実性」に言及されたわけですけれど,それが維持されたことが最後のどんでん返しを納得しづらい・共感性を得られるものとできなかったんだろうなあ…と思わなくもないです。



 

 それでは当時の感想をどうぞ。

 

 

当時の感想 ( 初出 : 2015-04-20 06:09:43  )@現実逃避

さてと。『ニセコイ』 第167話 センタク 感想です。

 



僕がブログを再開したのが昨年,2014年4月12日でした。最初に書いた記事

 

『小野寺、「ラスボス」だったんだってよ【ニセコイ】』(リンク切れ)



は,アニメ「ニセコイ」を見た後にコミックス一気買いして,あれこれ思っていることを文章にしたいと考えた時,ブログのことを思い出してアップしたのがきっかけです。


あれから1年
アニメの感想を書きながら。『ニセコイ』の物語を追いながら。時に感想を書き,時に考察という妄想を書き。あれやこれやと書いてきて,一つの到達点となったのが,昨年11月に作成した

 

「いかにして『ニセコイ』を畳むか3 ~ニセコイの定義を再考する」(リンク切れ)

 


でした。

僕の『ニセコイ』考察のベースとなったこの考察の意義は,『ニセコイ』という物語を捉えるにあたっての根本的な発想の転換―――――『ニセコイ』とは偽者の恋が本物になるという物語ではなく,桐崎千棘と一条楽の「偽の恋の物語」と小野寺小咲と一条楽の「本当の恋の物語」を対比的に糸を撚るように紡いでいくお話なんだと捉えなおしたところにあると思っています。


この結論はある意味正解だったと思っていて,現にここまでのお話はその論考から大きく逸脱しないままここまできています。しかしながら,ここにきて本当にそれは『ニセコイ』という物語をきちんと捉えていないのではないかと思い当たったわけです。


これはいつも鋭い指摘を頂くmickさんとのディスカッション中にでた話題から考えはじめたことですが,そもそも『ニセコイ』とは楽といずれかのヒロインが結びつくことを最終目的とした物語なんだろうかと。それが本当に古味先生が描きたいことではないんじゃないかと。そう思ったわけです。


もし『ニセコイ』が一条楽と誰が結びつくのかというお話であるのだとすれば,そのタイトルは『マジコイ』とでもするべきだったはず。その理屈で行けば,『偽者の恋』が『本物の恋』に変わるお話なのか,といえばそれも違います。もしそれがこの物語のメインテーマであるのであれば,それもまた『マジコイ』とすべき物語となるはすです。



なぜニセコイなのか。

改めて考え直してみると,いくつか思い当たる点があります。古味先生は以前よりファンタジー色の強い物語を描かれてきました。おそらく,ご本人の中でファンタジー的なものに惹かれる何かが存在しているのでしょう。それがこの『ニセコイ』にも影響しているのではないかと思うのです。


ニセコイとは。
性格も,相性も,何もかも正反対な二人が強制的に「恋人の振り」を強いられる。そんな偽者の恋に落とし込まれた,一組のカップルと。もう一人,11年前からお互いに惹かれあってきた両片思い状態の男女と。そんな状況設定に男女3人が放り込まれたら,どんな物語ができるだろうか。そこがこの物語の原点だったのではないかと思います。

言い換えれば,こういう状況設定下の三角関係で,どんな人間模様が描いていけるのか。そんな現実離れした,ある種ファンタジー的な状況下における実験的な恋物語。それこそが『ニセコイ』で描きたかったものではないでしょうか。


振り返ってみれば,ニセコイ相手の桐崎千棘と楽の関係はもとより,鶫やマリー,羽姉さんに春ちゃん,こうしたヒロインたちと一条楽の関係は常にヒロインたちの片思いでした。ヒロイン当番制とも言われたローテーションの中で,それぞれのヒロインたちは恋人同士ではないけれども,ある種の恋人めいた状況下に一条楽とともに置かれる。そこで描かれるヒロインたちの葛藤は,まさしく「偽者の恋人関係」を表していたのだと思います。

言うなれば,『ニセコイ』とは,こうしたヒロインたちと一条楽の偽恋物語を描くことこそがメインテーマなのであって,一条楽とどこかの誰かが恋愛成就する為の物語ではなかったということが分かります。

 

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桐崎千棘の表紙が語るもの





そんなことが,今回の表紙に描かれた,一条楽と桐崎千棘のイラストから見て取れる。『ニセコイ』という物語で描かれるのは,あくまで「偽物の恋の物語」。そのヒロインたちの代表者こそ桐崎千棘であるからこそ,ここ数回の予告においても常に桐崎千棘のイラストが描かれていたのではないか。そんな風にも思います。


...
......


だがしかし。楽とヒロインたちの「偽の恋物語」を描くにあたり,唯一の例外があります。

一条楽の想い人であり,また一条楽を想うヒロイン,小野寺小咲だけは異色の存在でした。桐崎千棘の対比として「2号」として設定された小野寺さん。ちょっと特徴的な,ある意味現実離れしたほかのヒロインたちと明確に線が引かれ,極々普通の女子として設定された小野寺さん。


そんな彼女との関係性だけは「本物の恋」すなわち『マジコイ』だったわけです。これこそが「偽物の恋の中に一組だけ本物の恋を入れ込んだらどうなるか」という状況を生み出す触媒であったのであり,我々読者が夢中になった「一条楽と結びつくのは誰なのか」というドキドキ感を演出する要素となったわけです。

この状況設定の妙こそが,『ニセコイ』という物語を他のラブコメ漫画と一線を画する,
ファンタジーブコメとも言うべき境地を開拓せしめたのでしょう。



こうしてみると,小野寺さんと一条楽の物語は,他のヒロインたちと同様に一条楽とヒロインにおける恋物語という点では『ニセコイ』という物語のほんの一部分に過ぎません。それが他のヒロインと異なるのは,小野寺さんだけは偽物の恋じゃなかったという点です。つまり唯一小野寺さんだけが『マジコイ』のヒロインだったということです。


偽物の恋物語のメインヒロインが「1号」たる桐崎千棘であり,その対比として本物の恋物語のメインヒロインが「2号」たる小野寺小咲。そういうことだったのです。

仮に恋の結末が小野寺さんで完結するにせよ,その物語は『ニセコイ』全体でみれば一部分であって,あくまで『ニセコイ』という物語の中の一条楽と小野寺さんの物語の完結にすぎません。言い換えれば,小野寺さんの物語は全体の一部であって,メインテーマである「偽物の恋物語」からみれば一条楽と小野寺小咲の恋の結末とはサイドストーリーである。その意味では「2号」という表現は的を射ていると思います。


そんな二人のメインヒロインの物語。

 

偽物恋物語」のヒロインとしての桐崎千棘
本物恋物語」のヒロインとしての小野寺小咲




その片方がいま結末を迎えようとしています。しかしながら,これは『ニセコイ』全体の結末ではありません。『ニセコイ』としての結末は,他のヒロインたちや,なにより「偽物の恋物語」の桐崎千棘の物語として描かれる。それは小野寺さんの物語が終わった後に,描かれるのでしょう。桐崎千棘と一条楽にとって「ニセモノの恋人関係」とはなんだったのか。本物と偽物の恋物語が閉じたとき,『ニセコイ』という物語が終わるのではないか。そう思っています。そして,それはそう先のことではない。


しかし,今はただ。
11年間,お互いを思い続けてきた,一条楽と小野寺小咲の「本物の恋物語の結末を皆さんと一緒に味わいたいと思います。


...
......
.........

 

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センタク



扉絵はチアリーディングするヒロインたち。
なかなか意味深ではあります。


前回,二人の初々しいラブラブデートから一転して与えられた試練。10年前の二人の,ヒロインたちとの思い出の品を失う危機に直面すると同時に,二人が行った「今の約束」が実現できなくなる危機に面しているわけです。そんな中,

 

一条楽と小野寺さんは「今」どうするか考えなくてはならない。




今回の第167話「センタク」は,これまでのお話と大きく異なり,一条楽の主観でひたすら展開します。一条楽の想いや,葛藤が,モノローグや独り言といった形で表現されていきます。これまで一条楽の「本物の恋」についてここまで深く描かれたことはありません。

この扉絵の意味するものは,『ニセコイ』という一条楽とヒロインたちの偽者の恋の関係を演じるヒロインたちから,一条楽に対する「応援」の気持ちが込められているわけです。

もちろん,直接的にはヒロインたちにとって一条楽の「本物の恋」が成就することは自らの「本物の恋」が閉じることでもある。にも拘らず,ヒロインたちは一条楽を応援する。自分たちが好きであった,一条楽の幸せのために。そしてヒロインたちの親友であり,一条楽を託す相手となる小野寺さんを応援するために。そんな風に読み取りました。


...
......


さて,最初に述べたように,今回のお話は一条楽をメインに据えて対比的に小野寺さんを描く形になっています。これはとても珍しい。また,お話としても前回の「タノシミ」と対比的に,一条楽と小野寺さんが別行動を強いられる状況で,直接的なコミュニケーションの機会が無いまま二人の葛藤が描かれています。


ここまで『ニセコイ』のエピソードのほとんどは,ヒロインたちから見た一条楽という形で描かれ,時に一条さんの気持ちが描かれることはあってもそれは主体的な表現ではなく,全体の一部分として描かれることがほとんどでした。

それが今回,一条楽ベースでその気持ちの,思いが全編に描かれたことは他でもない。これまで僕らが何度も疑問に抱いてきたことに対する答え。「一条楽にとって小野寺小咲とはなんなのか」ということを示すためのプロセスだったからに他ならない。


一条楽は葛藤します。

小野寺さんこそが10年前の「約束の女の子」かもしれない。今日はクリスマスイブで。ともに眺めることで一生幸せになれるという「もみの木伝説」のイルミネーションを約束した状況で。そんな,昔の思い出と今の恋が完全に結びつき,あとは告白をするだけという状況にあったにもかかわらず,肝心の「錠と鍵」が失われつつある。

 

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告白の機会

「...あ~~あ せっかく告白とかできそうな気分になったのに」

 

 




この時,一条楽は諦めているわけです。「約束の女の子」との思い出の品を取りに行かなければならない。そのために「今の恋の約束」は諦めなければならない。そう思っているわけです。


それは,他ならぬ小野寺さんに思いを馳せた時にそう考えざるを得ないからです。前回,僕が予想したように,鍵屋は小野寺さんに連絡をしているのだから,そこにいけば小野寺さんはいるはずです。一条楽もまた同じように思うのは当然なわけです。錠と鍵は小野寺さんにとっても思い出の品なのですから。

にもかかわらず,前回僕が予想しなかった状況こそが,午後7時40分という現在の時刻でした。ここで一条楽と小野寺さんに厳しい現実が突きつけられます。どちらかの「約束」を選んだら,もう一つの「約束」は諦めなければならない。


だからこそ,一条楽はそのことを悔いているわけです。ここまできて,「今の約束」を諦めなくてはならないのかと。


それに対して,一条楽の心の中に,一つのイメージが湧き上がる。もみの木の前で立っている小野寺さんのイメージが。

 

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イメージ





全く根拠の無いイメージ。小野寺さんが「今の恋」,二人が行った「絶対の約束」を『選択』したイメージ。


そのことを一条楽は自分の中にある「願望」だと解釈しました。

 

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願望?




小野寺さんが昔の約束に拘束されるのではなく,今しがた行ったちっぽけで些細な約束。二人が行った「絶対の約束」を選んで欲しい。言い換えれば,「小野寺小咲が自分のことを,『今の自分』のことを選んで欲しい」。さらに突き詰めれば,小野寺さんが自分のことを好きでいてあってほしいという「願望」です。


そんな願望のために,大切な「約束の女の子」の思い出を捨てることができるのか。一条楽が葛藤するわけです。これこそが僕たちが延々と指摘してきた事実。そして改めて,一条楽の記憶の中でフラッシュバックした事実。羽姉さんの重くて,核心をついた言葉。

 

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羽姉さんの助言

「――――...楽ちゃんは
「楽ちゃんは その約束の相手が誰か分かったら その人の事を好きになるの?」

 

 



これを一条楽が思い出すわけです。
このセリフが出てきて以来,ずっと僕たちが指摘してきたこと。「昔の恋」よりも「今の恋」の方が大切なのではないかという問いかけ。そしてこのシーンで一条楽が葛藤したそのものである,「約束の女の子が小野寺さんだから,小野寺さんが好きなのか」ということに対する問いかけ。

ニセコイ』における一条楽の「本物の恋」における一大重要場面が,ついに描かれたことに,正直なところ僕も感無量としかいいようがない。選択のときは,今。ついにこのときがやって来たわけです。

 

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絶対の約束




その言葉に対し,一条楽は思い起こすわけです。そのとき自分は「小野寺さんが好きだと思ったことを。そして11年前の約束と,現在の約束を考えた時,どちらを選ぶべきかを考えるわけです。




それに対する一条楽の「選択」は「今の気持ち」を選ぶほうでした。

 

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「今の恋」を選択する

「でもオレが こっちを選びたいって思ってるんだ」

 

 






前回,僕は一条楽というと男に対してこのように評価しました。

 

"僕達は知っているわけです。一条楽という男の小野寺小咲に対する気持ちを。真剣さを。"




その期待はもちろんそのままに。
やはり一条楽は,昔の思い出ではなく,「今の気持ち」を選んでくれたのです。


僕たちは読者という「神の視点」をもつ立場です。ですから,一条楽と小野寺さんの葛藤がもどかしく感じられることもあります。二人の気持ちは相思相愛。小野寺さんが約束の女の子だろうと,そうでなかろうと,告白すればそこで二人が結ばれることは分かっています。


しかし,劇中の二人にはそんなことは分かりません。だからこそ,二人は二つの約束を天秤にかけ,「どちらが大切か」を選ばなければなりませんでした。だからこそ一条楽は苦悩し,葛藤したわけですけれども,最後は僕らの期待通り。考えるまでも無く自明なこと。昔の思い出ではなく「今の恋」,すなわちを小野寺さんと一緒にもみの木伝説の木の下でイルミネーションを一緒に見るという「絶対の約束」を選んだのです。


...
......


そして場面が変わって小野寺さんの葛藤が描かれます。

今回の小野寺さんは前回の「タノシミ」とは異なり,一貫してその表情が描かれていません。小野寺さんの表情が描かれたのは一条楽の記憶の中だけで,小野寺さんが葛藤する間は常に無表情でモノローグだけが流れていきます。前回,あれだけ表情豊かに描かれたのとはとても対比的です。

僕たちは小野寺さんがこれまで一条楽をどう思ってきたか,その物語の過程で知っています。また,小野寺さんが一条さんと結ばれるためにどれだけ努力をして,どれだけ報われなかったかも知っています。

今回,小野寺さんの表情が全く描かれなかったのは他でもない。これまで神の視点で小野寺さんの感情の流れを,思いの流れを読み取ってきた読者に対しての「試練」に他なりません。



小野寺さんもまた思います。

鍵屋のお爺さんの連絡から考えられる一条さんの行動。これまで楽がどれだけあの思い出の品を大事にしてきたか。どれくらいその約束を大切にしてきたか。それに対して自分と先ほど行った約束は,ちっぽけで些細な,約束に過ぎない。

 

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願望




にもかかわらず,小野寺さんもまた願うわけです。一条さんが昔の思い出の品ではなく,今の約束を選んでくれることを。それは一条楽と同じ,そうであったらいいという「願望」


二人の考え方のプロセスは全く同じです。にも拘らずここで小野寺さんの性格が表れます。お互いコミュニケーションが取れない中で,お互いがどんな人物かわかりあった仲で,だからこそ自分が取りに行かなければならない。そんな選択を小野寺さんはしたように見えます。

 

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約束




ああ。また小野寺さんと楽はすれ違ってしまうのか。
これまでの長い『ニセコイ』における小野寺さんの悲しい想い出が,小野寺派の面々の脳裏をよぎるわけです。そのとき,小野寺さんがどんな顔をして,どんな決意でその選択を行っているのか,読者には分からない。


そして時間が来て,一条さんはもみの木を目指す「選択」をする。そして小野寺さんもまた自らの「選択」をする。

 

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後悔のない選択を

「後悔はしない...!!」ために。

 

 




ここで試されているのは,作中の動きとしては小野寺さんが一条楽をどのような人物だと思っているのかということ,その上で小野寺さんがどのように行動したいと考えているのかということです。

と同時に,これは小野寺さんを応援してきた読者の,ファンの気持ちを測る意味もある。この場面,読者は一条楽と同じ視点に置かれて,小野寺さんの内面を紙面から直接読み取ることが出来ない。それでもなお,君たちは小野寺小咲の「選択」を信じられるのか。方や一条楽がもみの木を目指す中で,小野寺さんもまたもみの木を目指す「選択」をしたと信じられるか。


小野寺さんの表情は一切描かれず,その葛藤を表情から読み取ることができず,モノローグの情報からだけで物語を追う。それでも小野寺さんのここまでの気持ちを,そして「今の恋」を選ぶという選択をすると信じられるか。それを試されたように思うのです。


...
......


そして一条楽が約束の時間に約束の場所に来た。
しかしそこに,小野寺さんの姿はない

 

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そりゃそうだよな






この時,一条楽の胸に去来したのは恐らく「失恋の痛み」だったのではないでしょうか。自分の気持ちを優先し,小野寺さんに対して一方的な期待をし,そしてそれが叶わなかった。そこに残ったのは「失恋の痛み」。

ここで一条楽が言い訳がましくあれこれ独り言を述べるシーンは,一条楽が男らしくないからではありません。一条楽は,「失恋の痛み」を紛らわす為に,叶わなかった自分の想いをごまかす為に,どうでもいいような言い訳をつらつらと呟き続けるわけです。





でも,大丈夫。

 

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彼女も来た





彼女も来た。


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ふたりの「選択」









このシーンを眺めるたびに。この最終ページを開いてこのシーンを見るたびに。一条楽と小野寺さんと同じ気持ちが,僕も,そしてきっと小野寺さんを応援してきたファンの皆さんにはこみ上げてきたのではないかと思うのです。


小野寺さんが「今の約束」を選ぶことは,小野寺さんのこれまで見せて来た葛藤や,努力をみれば分かっていた。分かっていても,またすれ違ってしまうのではないかという不安がどこかにあったに違いない。それでもやっぱり小野寺さんは来た。


そんな思いの通じ合った二人が。延々と167話の永きに渡り,恋を併走してきた二人が,ついに思いが重なろうとしている。その瞬間を切り取ったシーンだからこそ,『ニセコイ』における「本物の恋」の結着点にたどり着いたからこそ,特に二人を応援してきたファンの皆さんには胸にこみ上げてくるものがあるでしょう。




最後のアオリ「なんで!?」はまさに小野寺さんと一条楽の気持ちそのものである。自分がここに来たのは分かる。そうしたかったから。昔の約束ではなく,今の気持ちを大切にしたかったから。

でも相手がなぜここにいるのかはまだ理解できてない。いや,きっと,二人の心の奥底では理解しているのだけれど,まだ現実では理解しきれていない。それは相手もまた,今の気持ちを大切にしたから。

考えてみれば簡単に分かる事実。
二人の気持ちは全く同じ。いま,二人が大切にしているのは,他ならぬ目の前の相手であるということを。


一条楽にとっての小野寺小咲であり,小野寺小咲にとっての一条楽であるということを。



そんな二人の「本物の恋」の結着点となった,第167話「センタク」でした。



...
......
.........



さて。さてさて。

最近,花粉症になりましてね。目がかゆいったらありゃしません。どいういうわけか,この最後の見開きのページを見るたびに目がかゆくなって目から水があふれそうになるんです。これが斉木さんのピンポイント花粉症の能力なのか...なぜそこばっかり狙うんだ,楠雄(言いがかり)


というわけで,『ニセコイ』第167話 センタク において,物語としての『ニセコイ』における「マジコイ」の部分については結論が出たといってよいと思います。今回,一条楽が選択したのは単に「今の約束」を選んだということではない。



昔の思い出ではなく,今の気持ちを選ぶ。言い換えれば,自分の恋する相手は「小野寺さん」と確信し,彼女に思いを告げる決意をしたということである。一条楽が小野寺さんが好きであることは物語の初期から描写されてきたのですが,ここに至って楽が結論をだしたことは『ニセコイ』にとって一つの区切りでしょう。


次週,二人はなぜ自分がここに来たのか。なぜ二人の今の約束,「絶対の約束」を優先したのか。その理由を告げる時が来るはずです。今回ばかりは間違いなく,それは行われると思います。そしてそれは,小野寺さんからではなく,一条楽から行われるのではないかと思っています。

というのも,今回一条楽は以下のように自分の気持ちを整理している。

 

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時は来た

それでももし
もし来てくれたら その時は...

 

 




そして小野寺さんは来てくれたわけです。自分の願いは遂げられた。あとは小野寺さんに自分の気持ちを伝えるだけです。ついにこのときが来たのかと思うと,感無量であります。


しかし,今回この記念すべき巻頭カラーにおいて,告白まで至らなかったのは少々意外に感じられるかもしれません。しかし僕は,これはこれで良い構成だと思います。ただ恐らく,小野寺派の諸兄も,それ以外のファンの皆さんも,一つの疑念が胸中にあるでしょう。

 

いざ告白しようとしたら,また邪魔が入って告白できないのではないか

 

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まだ約束は生きている



それを暗示するように,錠と鍵を回収する人物の存在が示唆されています。その人物が,まさに告白の瞬間に邪魔をするのではないのか。そんな疑念が渦巻いているのではないかと思います。



それに対して,僕は全く心配していません

錠と鍵を回収したのは十中八九,春ちゃんでしょう。今回,小野寺さんと楽が鍵の紛失を知ったのは午後7時40分。午後8時まではたった20分しかありませんから,もし楽か小野寺さんが第三者に回収を依頼したとしても,凡矢理から数駅とはいえ間に合うわけがありません。


ということは,回収した人物は最初からこのショッピングモールにいた,ということになります。それができるのは,二人が今日この一日デートすると知っていた人物,春ちゃんしかいない。


春ちゃんはきっと,店番が終わってからショッピングモールに駆けつけたのでしょう。そして二人の様子を伺いながら,二人が楽しく過ごす姿を見て喜びつつ,その小さな胸を少し痛めていたのかもしれません。


しかし,いざイルミネーションを見ようという時間になって,二人が別行動になり一条さんも小野寺さんもあわただしい空気となったのを見て取ります。その結果,春ちゃんは小野寺さんに電話をかけた。そして春ちゃんは言ったわけです。それは自分がきちんと回収するから,お姉ちゃんは一条さんのところに行って,と。


ですので,今回,二人が午後8時にもみの木のイルミネーションを眺める時に,春ちゃんがタイミングよく駆けつけたり,迷子になったから助けてと電話したりすることはないはずです。ですから,そういう「邪魔」は除外してよいと思います。きっとふたりの思いはお互いに通じることになるでしょう。


仮に万が一,いつもの奴(神の意志)がやってきたとしても,今回に関してはこれまでのキャンセルとは意味が全くことなります。一条楽は今回,小野寺さんを選びました。ですから,仮に仕切りなおしになったとしても,それがどんな出来事だとしてもその決意は揺るがないはずだからです。


...
......


それからそれに関連してもう一点,思うことがあります。
小野寺さんは,春ちゃんが回収してくれることが分かっていたから「絶対の約束」を選んだんですかね?


個人的には,むしろそうであって欲しくないような気もします。
小野寺さんが「絶対の約束」,つまり『今の恋』を選んだのは,小野寺さんにとっても今の恋が大切だから。想い出は想い出として大切だけれども,の自分の気持ちを大切にしたい。だから小野寺さんはもみの木にやってきた。そう思うのです。


それを示唆するシーンが,楽さんと重ねて想いが流れた「後悔はしない...!!」というシーンです。一条楽が「選択」をしたように。小野寺さんもまた,昔の恋と今の恋を選ぶに当たり,今の気持ちを選びたかった。「今大切な気持ち」を選ぶことで,今の気持ちを,今もっている一条楽に対する思いを相手に告げたい。そう思ったから,絶対に後悔したくないから,小野寺さんもまた「今の恋」を『選択』したのだと思うのです。


と同時に,小野寺さんの気持ちの中で,いみじくも楽と同様に「願望」と表現していましたが,相手もそうであって欲しいという想いがあります。前回,ことごとく気持ちの通じ合っていた二人。お互いに価値観を共有し,思考のあり方を共有する二人だからこそ,「一条くんも『今の約束』を選んでくれるのではないか」と思っていたはずなのです。だから,

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小野寺さん

 

一条君だって向かってるハズなんだから――――――......

 

 



とモノローグが流れた時には,きっと小野寺さんは楽同様にもみの木の前で立つ一条さんの姿を思い浮かべながら選択したに違いないのです。それは相手に対する期待であり,ある意味,「今の約束を,『絶対の約束』を選んでくれる」という信頼でもある。

 

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喜びと驚き




そして実際に一条楽の姿を見つけた時,実際には来るはずも無いと思っていた相手がいてくれた時,最後の驚きの表情をみせたわけです。「なんで!?」というアオリは信じていたけれども信じられない出来事に対する驚き。そんな小野寺さんの心の動きが,ずっと表情の無いまま描かれて最後に驚きと喜びが入り混じった表情をみせてくれたことが,僕らの,そして一条楽の琴線に触れたのではないかと思うのです。

 

 

 

今回の167話が『週刊少年ジャンプ』史上最長ラブコメに並んだ回だったわけですが,ここで一条楽の恋物語については「選択」をさせ,次号22・23号合併号・週刊少年ジャンプ』史上単独最長ラブコメの座を得るところで「コクハク」というわけか。なかなか焦らしてくれるな,古味先生...。

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ポスター




さて,今回はアニメニセコイ:の番宣という意図もあっての巻頭カラーというのが表向きの理由なんでしょうね。最初に述べたように表紙は『ニセコイ』という物語のメインテーマである偽物の恋のカップル,桐崎千棘と一条楽。

 



そしてポスターは,シャフトさん渾身の出来の,ヒロインズ・ショッピング編。当然のことながら中心は春ちゃんですね。もうすぐ登場ということで,春ちゃん推しの雰囲気が満載です。


何気にヒロインの関係図が見えてきて,小野寺姉妹はもちろん,親友の千棘を中心に描かれつつ,脇をサポートキャラの鶫とるりちゃんが固めます。一方で,我関せずという感じで距離をとっているのがマリーですね。マリーが小野寺さんからちょっと距離をとっているのはこれまでも描写されていますが,それがよくわかる構図になっていますね。


とまあ,表紙は千棘,ポスターは春ちゃん,本編は小野寺さんと,各ファンの推しメンに配慮された配分となっているわけですが,あれ,マリーは...?

 

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Yさん...?


 

!!
ぶふぅコーヒー吹いた音)


ちょ,まて,何やっているんですか千葉県のYさん!

マリーの誕生日に花束はまあ分かります。月の権利書ってどういうことよ...。てっきりマリーの鍵のマークが「月」なのかとおもったら全然そんなことなかったぜ(ハートでした)。

思わず「月の権利書」でぐぐってみたわけですが,なるほど,まさしく誕生日のギフト用にそういう商売をしている人もいるのね...。宇宙について個人の所有を制限する法令は無いというのはなかなか盲点でしたね。僕もこんな空商売やれたら生活の足しになっただろうに(ちょ)

このプレゼントの意図は何なのか,ちょっとYさんに伺ってみたい気がします。月という決して届かない場所を橘万里花に送ることで思うところは何なのか。その心の内を知りたいと思ってみたり。
 

  


*画像は「ニセコイ」第167話より引用しました。

 

当時のコメント

 

88 コメント

Unknown (匿名)

2015-04-20 06:43:52

そうですね、今回はニセコイでもあまり無かった一条楽の独白がメインでしたね。楽は小野寺さんのために時間をかけてプレゼントを選んでいたんでしょうね。他でも無い小野寺小咲のためだから真剣に悩んだ結果時間が過ぎてしまったのでしょう。
最後のページをめくるまでは小野寺さんは集積所のほうへ行ってしまったかと思いました。彼女は自分のことは後回しにして他人を優先してしまう性格ですからね。一条楽と同じように。
しかし彼女は今の約束を優先しました。おそらく時間ギリギリになっても合流しない二人の様子を見ていた春ちゃんが小野寺さんに電話をかけたんだと思います。その時、小野寺さんは一条君は集積所に行ってるはずだから私が行くと春ちゃんに言ったと思いますが、小野寺さんの気持ちを知ってる春ちゃんが小野寺さんの本当の気持ちを引き出したんだと思います。春ちゃんに言われたからではなく、自分が一条楽とイルミネーションを見たいという気持ちを。
マジコイでの小野寺エンドは間違いないでしょう。他のヒロインとも綺麗に結末を書いて欲しいですね。

ニセコイというストーリーについて改めて楽と他のヒロインの関係が丁寧に描写されていると思いました。

表紙の言葉も意味深ですね。きっと忘れられない恋になる。これの意味するところは…

 

でも オレが (mick)

2015-04-20 08:16:20

こっちを選びたい

この部分、「でも オレが」のところだけ、大きい文字になってるんですよね。

「楽さんの意思」で選んだことが、前面に出ています。

そして、小野寺さんも同じ考えで、同じ結論に達して同じ場所に来てくれた。

私は、これで満足です。

前回のテンコウ編で、告白すらできなかった千棘を思えば、今回のクリスマスデート編でここまで踏み込んでくれただけで、満足です。

告白は、むしろないんじゃないかなと思っています。

訓練が行き届きすぎてますかね?(笑)

 

遂にきたこの瞬間 (れぽてん)

2015-04-20 08:52:42

久しぶりにコメントさせていただきます。

さて、今回はニセコイ史上一番の「神回」だったのではないでしょうか。きっと小野寺さん派の方々にとっても、そうでない方々にとっても。
前回の引きから私はどうしてもすれ違ってしまう二人を想像せざるを得ませんでした。そして涙する小野寺さんまで想像しました。しかし、そんな不安は今回の話で吹き飛びましたよ。遂に、ついにここまできたんですね。最後まで読んだ後涙が止まらなかったです。来週がこれほどまでに待ち遠しくなったことはないです。サブタイトルは「コクハク」で決まりですね!



ニセコイという物語の主軸に関する考察、またまた非常に興味深いです。そもそもハーレムという状況自体が擬似恋人状態(ニセコイ)の演出だったわけですね。時間があるときにもう一度じっくりと読ませていただきます。


滾る想いはあるけれど、それは胸の内にしまっておきますw それでは失礼します。

 

深くは語るまい (ヒマジン)

2015-04-20 09:06:33

エンダァアアアアアイャアアアアァアア!!!

寺さんおめでとーw

ayumieさん、感無量です(つ∀;)

 

Unknown (Cele)

2015-04-20 10:07:47

初めてコメントさせていただきます。
今回の最後のシーンのような場面をどれほど待ち望んでいたか…
鳥肌立ちましたよ!
最高の演出といえるのではないでしょうか!
本当に最高です!

 

Unknown (平々凡々)

2015-04-20 10:12:07

正直私は今週の話を読んでただ単に楽が昔よりも今の小野寺さんを選んだ!ひゃっほー!と思っていたのですがayumieさんの考察を読んでとても感動しました。
と同時に本誌を読み直して泣きそうになりました
そうなんですよね、我々には見える二人の気持ち。しかしそれは二人には分からない。そしてお互いがどんなに約束を大切にしていたか知っている。だからこそ今の約束を選ぶわけが無い。でも自分は今の気持ち(約束)を選びたい。そして相手もそうであって欲しいと言う願望
最初本誌を読んだ時も神回だと思いましたがayumieさんの考察を読んだ後に読むと更に強くそう思えました

後小野寺さんが今の約束を選んだ理由に関しても同感です。私としても春ちゃんの存在があろうが無かろうが自分の意思で自分の想いで今の約束を選んでくれた。
そうであって欲しいと心から思います

あと邪魔についてですが正直半分くらい邪魔が入るんだろうなと思っていたんですがayumieさんの考察を読んで考えを改めました。大丈夫だと

最後に伺いたいことがあります。
前半部分で仰っていたニセコイの中で小野寺さんとのマジコイは一部に過ぎないと言うことですが
今回仮に小野寺さんと両想いになったとしてその状態で千棘とのニセコイを継続してしばらくニセコイ(漫画)が続くと言う事でしょうか?

なにはともあれ早く来週になってくれないかと心から思います

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:43:20

>匿名さん

コメントありがとうございます。

春ちゃんが電話をしたか,あるいは小野寺さんは単独で現在の「絶対の約束」を選び,事情を察した春ちゃんが自分の意志で「約束の錠と鍵」を回収したのか。そのあたりは来週以降わかるんでしょうね。

恐らく来週は小野寺さんの側から描かれた「決断」までのプロセスが半分,そして一条さんと小野寺さんがイルミネーションを見るシーン,そしてそこで告白を...ってところで切れるんだと思います。そこから2週間待たせることで,さらにファンを焦らさせる作戦...俺のサイドエフェクトがそう言っている(ちょ)

そうすると,千棘のターンと同じ7週目で「結論」がでるわけですが,邪魔が入るのに半分,告白が成立するのが半分ぐらいの確率じゃないでしょうか。個人的にはここで決めたほうが美しくまとまると思いますが,他のヒロインの描写が「消化試合」にならないようにするためにはキャンセルもあるかなーという気もします。

ただこれ以上の舞台を用意するのもどうなんですかね。ちょっとクドイ気もしますけれど。どうなんでしょ。

表紙の「きっと忘れられない恋になる」
それは,それぞれのヒロインにとって,恋する相手だった一条楽との想い出が,自分の人生にとってなんだったのか。恋ではない形で結末する「偽者の恋人たち」と,恋の結実という形で結着する「本物の恋人たち」のそれぞれの「今の恋」を示した言葉なんじゃないかと思います。

 

Re:でも オレが (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:44:07


>mickさん

コメントありがとうございます。

楽が自分の意志を示し,小野寺さんを選んだ。そして小野寺さんもまた今の楽を選んだ。それだけで僕らにとって十分というか,今回描かれたのは実は「それだけ」だったりします。

でもなんでしょうね。この奇妙な達成感。まだ告白が成立したわけでもないのに,これ以上も無い充実感。それは僕たちが待ち望んだ瞬間がついに来た事に対する充実感であり,安心感であり,幸福感なのだと思います。


告白が無い,というのは物語り全体の構造を考えれば十分有り得ます。既に告白キャンセルになった時の寝た画像も用意してあります(ちょ)

ただ,もう「そういうのどうでもいいんじゃないか」という気もするんですよね。この瞬間こそ,二人の気持ちがついに結びついたこの瞬間にその「想い」を告げなくてどうするんだ!という気持ちが生じてしまいます。

次の一週間もまた,ジリジリした待ち時間になりそうですね(笑)

 

Re:遂にきたこの瞬間 (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:44:47

>れぽてんさん

とてもお久しぶりです。お元気でしたでしょうか。

小野寺さんのこれまでの黒歴史を考えればどうしても想像してしまうすれ違い。そんな嫌な空気をにおわせつつ,最後に二人が邂逅したときのカタルシスたるや,すさまじいものがありますね。そういう意味では「神回」ということばは適切かもしれません。

来週のサブタイトルが「コクハク」で文字通り告白イベントだったらうれしいのですが,果てさてどうなるでしょうか。僕ら小野寺派は訓練されすぎてますからね。いつも心に疑問符を。そんな訓練を施してくれた古味先生,大好きです(ちょ)

 

Re:深くは語るまい (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:45:31

>ヒマジンさん

コメントありがとうございます。
歓喜の声が遠く現実から離れたこの駄ブログまで届きました。やっとここまで来たという感じですね。

まだ何かを成し遂げたわけでもないですが,二人の恋が結着すると言う点についてはもはや疑問の余地は無いと思います。感無量ですね。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:45:56

>Celeさん

コメントありがとうございます。また,いつもご覧いただきありがとうございます。

待ちに待ち望んだ時がやって来た...。そういう思いで一杯ですね。
もちろん,真に待ち望んだ瞬間はこれからなわけですが。その最高の瞬間を見る「タノシミ」が残っていることに,期待とドキドキを込めて来週を待ちましょう。

 

Unknown (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:47:30

>平々凡々さん

コメントありがとうございます。

二人が「今の気持ち」を選んでくれたことに僕らとしても感無量ですよね。待ちに待ったこの瞬間がついにやって来た。もう二人の気持ちは結ばれているわけですが,後はそれを確定させるだけ。そんな簡単な軽作業が,なぜ3年もかかってしまったのかといえば,それこそ『ニセコイ』という物語の舞台設定のなせる技だったということなのでしょう。

邪魔については,まあ本文ではああ書きましたが僕自身不安はあります(笑)。無垢になるには僕らは訓練されすぎた(うわ)。なので,まあ最悪キャンセルが来ることも想定していますが,それは「告白の機会」のキャンセルであって「告白」のキャンセルじゃないですから。何の心配もいりません。

最後に,二人が両想いになった後についてですが,千棘との「ニセコイ」はそこで終了だと思います。千棘と楽の関係についても,また,物語としての『ニセコイ』もそこで終了だと思います。

このお話は最初に述べたように「偽物の恋」と「本物の恋」をごちゃ混ぜにして状況設定したらどうなるのか,という恋物語の実験だったわけですから,本物の恋に決着がつけば「偽物の恋」も終わりになるはずです。

それぞれのヒロインとの関係性を上手く整理しつつ,最後に締めてくれるのは,本物の恋の小野寺さんと楽だけではなく,偽物の恋を描いてきた桐崎千棘と楽になるのだ。そう思っています。

 

本当に・・。 (紅姫)

2015-04-20 11:49:00

読ませていただきました
感動させて貰いましたTT

>一条楽は今回,小野寺さんを選びました。ですから,仮に仕切りなおしになったとしても,それがどんな出来事だとしてもその決意は揺るがないはずだからです。

本当にそうであってほしいです。
ここから楽が千棘や他の子へ楽の気持ちが向くなんて、考えてたくないです。(少年誌でそんなことしないで欲しい・・
今まで散々、神の意思とやらに邪魔されてきて、
今もこうやって二人は両想いなのに、
結ばれなかったらおかしいよ><;

 

Re:本当に・・。 (ayumie@昼休み)

2015-04-20 11:55:18

>紅姫さん


コメントありがとうございます。

いや,感動するのは古味先生の作品であって僕の駄文ではないので。でも読んでいただけてありがとうございます。

とりあえず来週決めて欲しいのですが,これって『ニセコイ』だから...そんな不安がファンに宿るのは無理からぬことです。これまでの暗黒史がそんな不安をよぎらせる。古味ブートキャンプの効果恐るべし。

でもまあ,ここからひっくり返すというのは,今回の二人の描写があった以上,有り得ないことと思います。そんあことをしたら,綺麗に畳みかかっている物語が壊れてしまうので。物語の担い手たる古味先生の設計図は,僕らの期待通りだと思いますよ。

 

Unknown (ラグエル)

2015-04-20 12:04:55

すれ違いナシ!のこの展開はやられた感が強いですw

私は、小咲は春に連絡してないと思ってます。連絡したとなると小咲の言動に違和感が出るので。
7:40の時点で「通路」にて連絡を受けているので集積所に向かっている最中だと思います。
また、その時間に集積所に着いていないのだから鍵屋から連絡を受けたのも近い時間。
性格からして春は間違いなく現場に状況確認に来ています。
春に連絡をしたなら春が何をしているかの独白が欠片も出ないのはおかしいんです。
それに前話で「伝説を知っていて黙っていたな」と春の真意に気付いています。
ぬいぐるみが口実であるのなら、口実について謝る必要もなくなります。

ここでの小咲は、願望か予想かの答えを自分だけで出そうとしていると受け止められます。
だからこそ、予想ではなく願望を選び取った。

それに、そっちのが行動に重みが増して盛り上がるしwww

 

Unknown (ぴこ)

2015-04-20 12:09:51

小野寺さんが泣いてしまう展開にならなくて良かったです。イルミネーションも一緒に見れそうですしっ。この後邪魔が入るか入らないかはともかくとして、告白はないんじゃないかと思ってます。ayumieさんの言われるマジコイ、ニセコイについての考えは大変深いなぁと思いました。でも先にマジコイ完結したら、ニセコイヒロイン達があまりにもかわいそうだと思います。いくら楽にその気がなくても、錠開け、それぞれのヒロイン達の結末が明らかな消化試合ではちょっと。このまま終わるならいいかもですが。
今回は特に楽が約束の女の子より小野寺さんを選んだ気持ちに意味があると思うので、もしかして小野寺も俺の事っ??ぐらいでこのエピソードは終わり、約束の女の子が誰でも関係ないって気持ちで錠開けエピソードに入り、ニセコイヒロイン達との結末、それで小野寺さんエンド。と思うのです。あと、アニメのキービジュアルや、オープニング、今回ジャンプのポスターなど、春ちゃん押しは大変嬉しいのですが、なんでこんなに押すんですかね?ちょっと期待してしまう自分が悲しいです。(笑)

 

集積所の影 (mick)

2015-04-20 12:38:33

集積所の影は、訓練されていない人(笑)の目には、8時に廃棄品の回収に来た業者さんのように見えて、いよいよペンダントと鍵が失われることを匂わせる描写なのだと思います。

が、ayumieさんの仰る通り、春ちゃんだと思います。

ただ、春ちゃんと小野寺さんが電話で話したか、という点に付いては、私は話していないと思っています。

だって、小野寺さんだって、自分と楽さんのずっと大切にしてきた「約束の品」を失ってでも、という「覚悟と決意を持ったセンタク」のはずなんです。

春ちゃんが取りに行ってくれたから、鍵とペンダントは失くならない、なんていう「保険」を掛けた上でのセンタクなんて、小野寺さんのすることじゃないですよ。

春ちゃんは、表向きはお姉ちゃんを楽さんから守るって言ってますし、小野寺さんに「楽さんと仲良くなったの?」と訊かれるたびに今でも否定しています。

まあ「ぷぴぺぷ」以来、小野寺姉妹の間では、春ちゃんが応援してくれているという暗黙の了解はあるようですけど。

なので、春ちゃんからは連絡はしないはず、と思っています。そして、小野寺さんは春ちゃんが来ているとは思っていないので、時間的制約もあるし、春ちゃんに相談しようと思わないでしょう。

その上での、小野寺さんのセンタクだと信じています。

 

春ちゃんの行動 (mick)

2015-04-20 12:53:53

連投、すみません。

春ちゃんは、わりに早い時点から、二人の様子を見てたんだと思うんですよね。妄想ですけど。

そして、7時過ぎに二人が別行動を取るようになったとき、当然、楽さんの方について行ったと思うんですよ。遠くからでも少しでも長く楽さんの横顔を見つめるために。

そして、楽さんが鍵屋さんと話をしたあと駆け出すのを見て、何があったのか、鍵屋さんに訊いたのだと思います。そして、走り去った楽さんを追いかけるつもりで、集積所まで行って、楽さんが来ないのをいぶかしく思いながら、とりあえず、鍵とペンダントの回収にのぞんだところが、集積所の影だと思います。

まあ、妄想なんですけどね。

この流れだと、来週伝説のイルミネーションを見たあと、楽さんと小野寺さんは、鍵とペンダントを失くすはめになったことを謝り合うことになりそうなんですよ、告白より前に。

たぶん、イルミネーションもただ見るだけではなく、イルミネーションを見ながらカップルが「アルコト」をするように求められそうな気もしてますし、このシリーズは来週告白して終わりではなく、さらにもう1週、続くのだと思います。

と、来週告白がないことの準備を、張り巡らせている私は、訓練の行き届いた小野寺派です(笑)

 

Unknown (くわぽん)

2015-04-20 16:09:41

本当は長々と書こうと思っていましたが、ほとんどayumieさんが語っておられたので少しだけ。

私も小野寺さんには自らの意思で、誰の助言も受けることなくツリーの方へ行っていて欲しいと思います。個人的には来週描かれるであろうそこの過程次第でクリスマス小野寺編の評価が変わる程大事なことだと思っています。

来週告白が成功するかは確かに半々だと思いますが、今までよりも安心して一週間を過ごせる気がします(笑)

 

小野寺さんの決断 (ぴこ)

2015-04-20 18:23:16

小野寺さんが楽との約束を自分の意志で選んだのなら、そこまで楽の事が好きなんだって事でそれはすごく感動するんですけど、ちょっと引っかかるんです。楽と同じかそれ以上にモミノキに行きたいはずなんです。その上で大好きな楽の錠を探しに行く事を泣きそうな顔で楽の事を想い決断したんだと思うんです。そんな悲痛な顔をしてモミノキから遠ざかる小野寺さんに、春ちゃんがたまらず声をかけたみたいな。自分はその方が小野寺さん的にしっくりくる感じです。まぁ一緒にイルミネーションみれるんだからどっちでもいぃんですがっ

 

Unknown (あなたや)

2015-04-20 18:25:33

 こんばんは!
 やっときましたねーこの瞬間…。以下略!
 集積所にいるのは誰かこちらも考えましたが、春ちゃんは微妙に思ってました。おのでらの営業時間が分からないからな~とか考えてましたが、シフト制ならありかとw
 後は集とか。叔父さんが鍵屋さんですし、目ざといですしw何らかの繋がりあってもいいかなと思ってみたりもしました。

 幸せすぎてこれ以上書けないので、今日はこれでさようならです。では。

 

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-20 19:11:57

今回は、ページ1ページごと、ドキドキしながらめくりました、なんでしょう、この、今まで育ててきた我が子が自分の手を離れていくような感覚…いやまだ未成年なんですけど(笑)

古味先生は、今回素晴らしいドラマを描いてくれました。
いつものようにすれ違うのかと、読者を思わせるあの演出、最高でした。

次回以降は、春ちゃんの物語が動き出すのでしょうか、それを楽しみに次週まで、待ちたいと思います。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:05:00

>ラグエルさん

コメントありがとうございます。

すれ違わなかったですね。言い換えれば,もうここで二人の関係性は「決まり」ということなのでしょう。決めるつもりが無かったら,ここですれ違わせていたはずですから。


さて,春ちゃんから小野寺さんへ,あるいはその逆にしても,連絡が無いほうが物語としては意味があるんですよね。僕も書きながら「違うんだろうな」と思い,他の方からもそのように指摘されたのですが,ラグエルさんの仰るとおり連絡が無いほうが小野寺さんの今回の行動に「違和感」がありますし,小野寺さんの「選択」の『重み』がなくなってしまうので。

つまり「小野寺さんは昔の思い出より『今の約束』を選んだ」のは他ならぬ自分自身の意志であるということなんだと思います。


ですので,錠と鍵の回収自体は春ちゃんが自発的に行動したのでしょう。あとぬいぐるみが「口実」だと小野寺さんが気づいているというのは盲点でした。確かにそのとおりですね。ただ,その文脈で行くと(春ちゃんにぬいぐるみをとる必要がないので二人で一緒にイルミネーションを見る)「絶対の約束」よりも「鍵と錠を優先しても差し支えない」という判断材料になってしまいそうですけれど。

にもかかわらず,小野寺さんが「絶対の約束」を選んだということは,春ちゃんとの約束はもう意識の外にあって,今の自分の気持ちに素直に従った。つまり一条さんと一緒にイルミネーションを見たい=「今の恋」を選択したということなんでしょうね。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:10:42

>ぴこさん

コメントありがとうございます。

確かにここで「告白」してしまうと,残りが消化試合の感になってしまうというのはそのとおりですね。また,もし「約束の女の子」がわかった時の楽の心の動きが描きにくくなるというのもありますしね。

個人的には「告白」に至らなくても,お互いの「好き」という感情がほぼ伝わればよいと思っています。少なくとも,「思い出の品」を捨ててまでこの場所に相手が来たということにはそれなりの「重い理由」があるということは伝わるでしょうし。

できれば楽さんには思いっきり小野寺さんを抱きしめてしまうような感情発露を期待したいんですけれどね。

あと春ちゃん推しは,まあ基本的にはアニメの番宣の意味が強いと思います。まあ,ひょっとかして「約束の女の子」が春ちゃんというミスリードがこの後入るのかもしれませんが...。このあたりのことは,このエピソードが閉じた後の出来事なんでしょうね。

 

Re:集積所の影 & 春ちゃんの行動 (ayumie)

2015-04-20 20:20:18

>mickさん

コメントありがとうございます。

うむ,やはり小野寺さんが知らないというほうが自然というか,小野寺さんの「選択」の重みが全く異なりますよね。保険を賭けるのは小野寺さんらしくないというのも,そのとおりだと思います。

春ちゃんがショッピングモールに来ていて,二人の様子を見ていたというのはそのとおりだとおもうのですが,さてこの状況下で楽さんの横顔を見ていたいと春ちゃんが思いますかね?

春ちゃんはきっと,小野寺さんと楽のあの幸せに満ちたデートを見ていたはずです。そこに自分の場所がないことを確認し,姉の恋の成就の可能性を喜ぶと同時に,自分の恋が完全に閉じたことを思って小さな胸を痛めたはず。

とならば,春ちゃんが楽の後をつけたとすれば,それは自身の恋愛感情に基づくものではなくて,姉寺の恋を応援するためのはずです。楽のほうを追いかけたのは,単独行動となった楽が何をするつもりなのか,確認したかったのでしょう。

その結果,楽のトラブルを知る。で,鍵屋のお爺さんから話を聞き,楽がもみの木に向かうのを見て(あるいは見る前かもしれませんが),自分が取りに行ったのでしょう。

結果として,春ちゃんの行動も,小野寺さんの行動も相互に関係なく行われ,小野寺さんの選択は自分自身の意志に基づいて行われた。これなら綺麗に解釈できますね。

 

アルコト (ayumie)

2015-04-20 20:23:18

>mickさん

ああ,せっかくコメントまとめたつもりで続きがありました(笑)。

流れ的にはそんなことなんでしょうね。
イルミネーションを見ながらカップルに「あること」とやらを求められるかあ...オラ,なんだかワクワクしてきたぞ!

で,照れまくっている間に二人でも春ちゃんでもない,知人が通りかかってジー・エンドって段取りでしょうか。おのれ,キョーコちゃん...(ちょ)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:27:01

>くわぽんさん

コメントありがとうございます。

まあ皆さんの仰るとおり,また僕もそう思いますが,小野寺さん自らの意志で「選択」した。それで間違いないでしょう。次週なんですが,うん,まあ,『ニセコイ』だからね...次週に至っては予告のどこにも「ニセコイ」の文字がなかったからね。てことは(察し

それはともかく,まあ告白キャンセルは出来ても恋のキャンセルはもはや不可能な描写がされましたから,僕としてはもはや何の憂いもないです。みんな,アンシンするんじゃ...!(『ニセコイ』的には「安心していいのよ」だろうか?)

 

Re:小野寺さんの決断 (ayumie)

2015-04-20 20:30:31

>ぴこさん

再びコメントありがとうございます。

つまり,春ちゃんが何らかの働きをしたという考え方ですね。うん,まあそれでもいいとは思うんですよ。小野寺さんの「選択」のプロセスは来週少し描かれるでしょうから,その中で真実が明らかになると思いますね。

そして何よりも,二人で見たら「一生幸せにカップルになれる」というもみの木のイルミネーション...「謎恋アイテム」という気休めではありますが,それ以上に,お互いに惹かれあったカップルが見るから「幸せになれる」イルミネーションを,二人がどんな思いで眺めるのか,それが「楽しみ」です。

 

ああっ! (mick)

2015-04-20 20:30:57

盲点でした。

今回、お祭り男の集の動きがまったく描かれていないんですよね。

集とるりちゃん、モミノキを見に来ていてもおかしくない!

まあ、その線でのキャンセルは避けて欲しいですけど。

でも、久々のキョーコ先生だったら、許してしまいそうな私。。。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:33:29

>あなたやさん

こんばんはー。コメントありがとうございます。

春ちゃん以外の人物だったとしたら,そしたら二人のことを完全尾行していた人物しか有り得ないんですよね。可能性があるのは鶫か夜ですが,ただその流れはちょっと唐突すぎというか,まあ可能性は限りなく低いと思います。春ちゃんで十分説明が付きますからね。さすがに集はないと思います。

では引き続き幸せな気分をじっくり堪能してくださいませ。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:36:38

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

僕みたいな老人になると,もはや小野寺さんのパパの気分ですよ(ちょ)。一条楽がふざけた選択をしたら,「そんな奴に娘はやれん!」みたいなね(←バカ

小野寺さんが楽と異なる選択をすると見えたとき,読者に相当のドキドキ感を与えてくれたと思うんですよね。いや,小野寺さんなら「今の約束」を選ぶだろうと信じていても,やっぱりドキドキしちゃいます。だって『ニセコイ』だから...(訓練されすぎ)

来週,春ちゃんが出てくるとしても最後ですかね。
あるいは,イルミネーションを見るところで終わって,その次の週かもしれませんが。なんにせよ,来週が楽しみです。

 

Re:ああっ! (ayumie)

2015-04-20 20:40:02

>mickさん

再びコメントありがとうございます。

いや,集はないでしょ。だってるりちゃんが「だが断る!」すると思いますよ,現段階では。

ただ「楽が間違った選択を思想になったら『蹴飛ばしてやる』」てのは回収されていないので,回収したのが集(とるりちゃん)で,錠と鍵を最後に届けながら「蹴飛ばさないですんだな...(キリッ)」みたいな展開...

あるのかもしれません。ただなあ...るりちゃんがイブに集と一緒に過ごす状況がちょっと想像できません...

 

Unknown (Unknown)

2015-04-20 20:45:08

初めて覗いたんですけど考察とかいろいろ深くていいですね自分ニセコイ熱が最近下がっていたんですけど今日の話で結構盛り返しました

 

Unknown (ayumie)

2015-04-20 20:54:58

>Unknownさん

コメントありがとうございます。

考察が深いのか,ただ文章が長いのか。仕事では3行で説明しろとか,説明資料はA4・1枚でとか書けるほうが優秀らしいですよ。

でも『ニセコイ』熱が戻られたのであれば幸いです。物語のクライマックス,是非お楽しみください。

 

表紙 (きゃんきゃん)

2015-04-20 22:18:24

今回のジャンプの表紙に書かれてある、
「きっと、忘れられない、恋になる!!」
の言葉ですが、おそらく、ヒロイン一人一人と、楽に向けてあてられた言葉だと思いますが、一番はやはり、千棘に向けられているように感じます。表紙が千棘というのもありますが。

みんながみんな幸せになれるわけではないけれど、どんな恋だってその人にとっては、忘れられない恋になる。というこの言葉、ある意味ニセコイの目指しているもうひとつのテーマのような気がします。


これを書いたのが、いつもの嘘予告の方だったらと思うと…(笑)

 

口実と知って小咲が思うこと (ラグエル)

2015-04-20 23:23:58

私は逆に、春が応援してくれているって気持ちが湧いているのではと思っています。

「鍵と錠を優先しても差し支えない」という判断材料。これは口実ではなく嘘ならばありえます。
しかし春は二人をデートさせる目的ではなく「二人で伝説に立ち会える様」にセッティングした。
仮にぬいぐるみも伝説も無く、ただデートさせて綺麗なイルミを見させるだけだったなら、
今ほどに「大事な約束」に至っていないでしょう。
伝説、約束の女の子の可能性、そして春の応援してくれる気持ちがあったからこそ、
素直にデートを楽しめたし楽との約束も心の底から楽しみにできた。
そして予想ではなく願望を選び取るまでに想いを募らせたのだと思います。

 

遂にこの時がきたか・・・ (ビバっち)

2015-04-21 00:54:15

今回の話は僕としても自分が誰派なのかというのも関係なしに、待ち望んでいた展開が遂にきたかと思うくらい感慨深いものを感じました。今回ayumieさんはニセコイとは何なのかという考察を書いていましたが、それを持ってしても楽はいったい誰を選ぶのかというのはどうしてもどこかで考えてしまうと思います。その答えがようやく分かるのかと思うと、連載スタート時から読んでいる身としてはこれ以上ないくらいドキドキするものを感じます。

鍵と錠はいったいどうなるのかや、楽と小野寺の葛藤についてはこの記事やコメントで既に出ているので僕からは何も言わないけど、1つだけ思ったことがあります。ayumieさんがコメントを返すためのコメントの中に2人が両想いになった後は物語としての「ニセコイ」もそこで終了になるのではとありますが、僕は逆にここからいろんなものが始まるんじゃないかって思います。ここでお互い両想いになったとしても、1話の最後にある「このニセモノの恋が10年前の約束に導く」ということとは関係ないし、ましてや現時点での「今の気持ち」というのは、昔何があったか分かっていない上での気持ちです。まあ昔何があったかなんて関係ないと言えばそれまでだけど、11年前の真相が楽自身悲劇的な意味で思いもよらないものだとしたら、それを忘れるぐらいだからもしかしたら今の気持ちが揺らぐようなことがあるのかもしれません。たとえそうなっても真相を知る前の気持ちを持ち続けることが出来るのかという意味でまだまだ続くんじゃないかというのが、この記事を読み終えた後に思った僕の妄想です。ちなみにヒロイン達の恋の清算はそれらの過程の中で行われると思います。

 

Unknown (通りすがり)

2015-04-21 01:13:59

結構前にたまたまこちらのサイトを覗いた事があったのですが今回もたまたまこのサイトを覗いたので感想を読んで思った事を。

来週の話は個人的には(実質的にでもいいが)告白まで行って欲しいと思います。
そうする事で楽と小野寺がようやく『ニセコイ』関係になるからです…と言ったら語弊があるでしょうか。
楽と小野寺は作中のヒロイン関係で唯一『マジコイ』関係でした。そして来週に告白まで行ったと仮定しましょう。
当然千棘と華の話(絵本)が直後に絡んでくるのは想像に難くありません。今まで『偽物』の恋人関係を続けていた楽と千棘がすぐに関係を解消できるわけもないでしょう。
だからこそ告白により相思相愛とわかった楽と小野寺は自分達の恋心を表面上でも意識的に『偽』らざるを得なくなると思うのです。
この辺はさすがに昔の約束を完璧には無視できないであろう楽の葛藤や小野寺の性格が関係してくるのかもしれませんね。

ともあれ次回が告白展開ならば『ニセコイ』をタイトルに掲げる作品で唯一『ニセコイ』要素を持っていなかった小野寺が満を持して『ニセコイ』関係を持つ(=ヒロインとして本当の意味で『ニセコイ』の舞台に上がる)ようになると自分は予想してたりします。
千棘と小野寺が対比関係にあるからこそ次回は告白まで行ってくれないかなと淡い淡い期待を抱いて次週を待ちたいと思います。

 

Re:表紙 (ayumie)

2015-04-21 08:02:25

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

今回,小野寺さんと楽が一つの到達点に達しました。それに対し,もう一人のヒロイン,桐崎千棘にとってのこの「恋」はなんだったのか。『ニセコイ』の本質は恋の結着ではなく,桐崎千棘にとっての「ニセコイ」と「マジコイ」はなんだったのか,というのを描くのがテーマなんだと思います。千棘の向けてのメッセージ,という思いは込められていると思いますね。

しかし,このアオリを「小野寺に悪霊が取り付いて...!?」と同じ人が書いていたとしたら,こんな考察の信憑性ががた落ちです(ちょ

 

Re:口実と知って小咲が思うこと (ayumie)

2015-04-21 08:06:19

>ラグエルさん

コメントありがとうございます。

なるほど,もみの木の伝説に立ち会えるように春ちゃんが応援してくれた。その意気を感じ取れば,それが決断にかかわりがあったかどうかは別として,「絶対の約束」を採ることと方向性は同じになりますね。

一つの要素だけではなく,3つの要素の後押し,加えて彼女の本人の「一条楽」に対する想いがあってこそのこのラストシーンだったのでしょう。

 

Re:遂にこの時がきたか・・・ (ayumie)

2015-04-21 08:18:40

>ビバっちさん

コメントありがとうございます。

今回,小野寺さんと楽の間では気持ちの決着がついたわけですが,他のヒロインたちとの関係性は当然まだ描かれていないので,その部分を描いてからの結末,というのはそのとおりだと思います。

じゃあ残された大きなネタとしては「約束の女の子は誰か」という点,「マリーの事情」,加えて鶫,春ちゃん,羽姉さんの恋の結着です。で,気になったのは,今回一条さんと小野寺さんは「選択」してしまいましたので,この後「告白しようとしまいと」もう「本物の恋」については気持ちの結論が出てしまっている点です。

ですので,他のヒロインとの関係性を描く時には,それは「一条楽の気持ちが揺れるかどうか」という観点では描かれないのだと思います。たぶんそこはもうブレさせてはいけない部分なので,その骨子は守られるでしょう。

じゃあ「約束の女の子」という仕掛けはなんだったのかということになります。それが恋愛に直接影響しないことであるならば,むしろポイントは「約束の中身」になってくるのではないかと思います。

「このニセモノの恋が10年前の約束に導く」

とありますが,これが桐崎千棘を指すのか,その場にいたマリーや他のヒロインを含めたものなのかわかりません。しかし導入部でかかれたことですから,特に千棘に絞ってよいでしょう。このことは,「千棘と楽にとってのニセモノの恋はなんだったのか」ということと10年前の「約束の中身」には関係性があり,かつ恋愛的な意味を持つ約束ではないということです。

これまで約束の中身は「結婚」という文脈で読み取られてきましたけれど,11年前の子どものころの約束,しかも一人ではなく多くのヒロインとなされた約束となれば,それは単に「結婚」というだけではなかったのではないかと思ってみたり。

そう考えてみると,この後一条楽が「約束」の中身についてあれこれ葛藤することはあるかもしれませんが,それはきっと「本物の恋」の行方とは別の,「ニセモノの恋」とはなんだったのかということと結びつくことが待っているのだと思っています。

 

ニセコイ」を続ける意味 (ayumie)

2015-04-21 08:27:10

>通りすがりさん

コメントありがとうございます。

なかなか鋭いご指摘で,おもわず唸らされました。

二人が本物の気持ちを隠す為にそれを偽る=『ニセコイ』というのは,小野寺さんが本作品のテーマに関わる舞台に上がるという論考,見事だと思います。


僕は以前,こんな考察をしているのですが

ニセコイ』のタイムライン いかにして『ニセコイ』を畳むか-その2-(リンク切れ)


当時は「ニセモノの恋が本物になる」という文脈で『ニセコイ』を捉えていたので,一旦小野寺エンドになったあと桐崎エンドになる。そのためには楽と千棘は「ニセコイ」をつづけ,楽と小野寺さんは「マジコイ」を続ける。一種の公認二股関係になり,その結果,三人の間に葛藤が生まれ...みたいなストーリー展開を予想していました。

いうならばこの公認二股の持つ意味は,まさしく小野寺さんと楽が自らの「恋の本心」を偽りながら演じること...すなわち『ニセコイ』だったわけで,コメントいただいてはっとさせられた次第です。


ただ,その場合一つ問題があります。
「二人が自分たちの気持ちを隠す理由」というか,「ニセコイ」を演じなければならない理由ですね。

二人の恋は本物である一方,千棘と楽はニセコイです。ニセコイを演じてきた理由は単に組織間抗争を避ける為,でしたから,その事情を学校でも開襟すれば学校でニセコイを続ける必要もない。二股ではなく「ニセモノの恋」だったんですから。

もし小野寺さんと楽が「ニセコイ」を演じるような展開が来るのだとすれば,それはその先の物語に「意味がある」ということになります。それが上記の考察のように,小野寺さんから桐崎さんに気持ちが移る展開になるのか。あるいは今回二人が見せてくれた揺るがない気持ちを再確認するのか。いずれにせよ,明確な理由が必要となるでしょう。

 

Unknown (とり)

2015-04-21 08:30:23

おはようございます!
まだ火曜の朝で40ですか…これは新記録行きそうな気がしますねww
ニセコイは面白すぎるスマブラは楽しすぎるで困りますねww

今回の考察も鋭くてもうなにも言えないです
このブログは去年の7月?くらいから見てて今更なんですけど漫画を読んで考察するのって案外面白いですね!! 自分の意見だけじゃちょっとものたりないですけどこのぶろぐのおかげで他の人の意見もきけるので面白いです。
ここ最近はニセコイを早く読みたくて仕事前に買い早いペースで読んでいました。しかし、そうすると何も考えれないのでダメですねwww 「あの影は誰なんだろうなあ」で終わってましたw月曜はもう少し早く起きてゆっくり読んで仕事に行こうと思います

来週は待ちに待った「コクハク」になるんだろうか…
物語も終盤この二人がくっついたら嬉しいですけどその後の展開が難しそうですね

 

Re:「ニセコイ」を続ける意味 (通りすがり)

2015-04-21 11:47:33

明確な理由としてはそれこそ千棘も持っているっぽい絵本や錠なんかが関わってくるとは思いますがそれは今後のお楽しみですね。

スケジュール的に言えばこの後終業式や年末年始が待っているようですがその辺で楽と小野寺の関係性の変化に戸惑いを覚え始める千棘というのも面白い展開かなと思っています。
千棘と小野寺が抱く楽への想いの深さを考えるとたとえ相手の恋を応援する約束をしていようが展開がどう転ぼうが、
最後この二人の激突は避けられないと個人的に踏んでいますしなぁなぁでは終わらない直接的なぶつかりあいが待ってそうな気配がします。

思えば先の転校話は楽と千棘の関係性を一段深く掘り下げるのと同時に今後の展開を睨んで「組織間抗争を避ける為」という外枠を取っ払うのを主眼に置いていた節がありますね。
楽・千棘・小野寺の三角関係を本腰入れて描いていくための下準備というか。あの転校話があってこその今回のクリスマスイブ話なんですよね。
きっとこれから二転三転する流れが待ち構えているニセコイをこれからも楽しく読んでいきますかね。

 

Unknown (シャムワニ)

2015-04-21 12:06:17

最後のシーンぐっときました。個人的にはニセコイ史上ベストエピソードです。内的な要因と外的な要因で、ずっとすれ違ってきた二人が想いをシンクロさせながら
出会うことができた。これには大きな意味があると思っていて、いつものように邪魔が入るのはちょっと悪手かなと思います。お互いの想いを最後までシンクロさせ切る、つまり告白の可能性、結構高いような気がします。

そして表紙のヒロインは千棘ただ一人でしたね、僕はニセコイの主題は「不器用なヒロイン達の成長譚」だと勝手に考えています。「偽の恋人関係」「過去の約束」この要素がヒロイン達を揺り動かして、成長に導いていくのであって、仰る通り小野寺さんの「マジコイ」は物語の一部分を形成しているに過ぎないと思います。そして小野寺さんと楽が「マジコイ」関係になった時に、大好きな人を喪失した千棘やマリー達が葛藤しながら答えを出していく、そんな展開も一つの選択肢で、このタイミングで小野寺さんと楽が結ばれるのも有りかなと思います(もちろん誰と結ばれるのか最後まで引っ張るのも有りだと思いますが・・)

最後に千棘についてなんですが、僕は千棘は「どこにでもいる普通の女の子」だと思っています。スペックが特殊というだけで、好きな人に対して不器用であまのじゃくで、強いようでいて実は弱い。読者の理想を詰め込んだ小野寺さんやマリーとは対をなすキャラクターで、そんな千棘が「ニセコイ」の軸で存在感を放っているからこそ、小野寺さんもマリーも輝ける、ニセコイのメインヒロインは桐崎千棘ただ一人、そう思っています。

 

Unknown (ayumie@休憩中)

2015-04-21 15:07:38

>とりさん

コメントありがとうございます。

どうなんでしょう。コメント数は伸びたり伸びなかったりなんで。でも,今回のコメントの流れはディスカッションの香りが漂っているので,ひょっとかしたら『ニセコイ』という物語が何なのか,僕の解釈とはまた違う新たな見解が生み出されるのではないかと期待しています。

さて,考察という名の妄想地獄の面白さが分かっていただけたのであれば,かような記事を書いた甲斐があったというものですね。19pそこらの漫画に対して2万字の感想を書く。こうやって文字にしてしまうと○○しか感じませんが,まあ世間の評判よりずっと『ニセコイ』という物語は奥深く考えるに足る物語なんじゃないかと思います。

僕自身も,最初に読む時は「あらすじ」が気になってしまうので,どうしても展開を最初に読み取ってしまいます。その後,何回か繰り返し読み返していくうちに,「ここはこういう意味なのかな」とか「この時どんな気持ちだったのかな」みたいな妄想が浮かび上がってきます。それをもっともらしくまとめたのがこの「現実逃避」しかないブログです。

さて,来週は...普通なら告白なんですが,まあ物語の流れ的にも,『ニセコイ』の歴史的にみても,まあ,うん(笑)。もうそのときの覚悟は出来ているので,大丈夫です(何が)

 

三人の関係性 (ayumie@休憩中)

2015-04-21 15:08:24

>通りすがりさん

再びコメントありがとうございます。

残る大仕掛けは「約束の女の子は誰か」ということと「約束の中身」,そしてそれらに関わったヒロインたちの背景(過去)ですね。それがどこから踏み込まれてくるか分かりませんが,個人的には次は春ちゃんか,マリーだと思っています。もちろん,タイミング的には華さんが来ている千棘も可能性があると思います。

仕掛け的には上記の「約束ネタ」をベースに,楽と小野寺さんの関係性を揺さぶるような出来事が起こってくるのでしょう。まず,端的に「小野寺さんは約束の女の子ではない」というのは遠からず示されると思っています。ただそこからの展開を読むには若干情報が不足している感は否めないですね。


さて,仮に小野寺さんと楽のあいだで想いが成立した場合,その事実をどのように二人が扱うか,なんですよね。

今回のエピソード,第165話「モミノキ」でも触れられていたように,小野寺さんと楽にとっては,楽と千棘の関係性は「ニセコイ」であり,千棘は楽に対して好意を抱いていないという認識です。となると,楽と小野寺さんの視点からは,二人が両想いになった事実は別に千棘に対して隠す必要がない情報なわけです。

ただ,(二人の視点からすれば)名目上の恋人相手である千棘には「事情を説明しておこう」という発想には至ると思うんですよね。そうするとどういう状況になるかといえば,

千棘→(楽←→小野寺さん)

という関係にも拘らず,括弧の外の千棘の気持ちに配慮する必要がない状態になってしまいます。言うなれば,これまで秘密だった『マジコイ』部分の情報は共有されるのですが,千棘から楽の思いは千棘の中で留まったままなのです。これでは三角関係が成立しなくなってしまいます。


そこで(僕は必然性があるとは思いませんが)対外的に千棘と楽が「ニセコイ」を継続する必要があるので,千棘と楽の間でニセコイを継続する。と同時に,対外的には小野寺さんと楽の間のマジコイは偽りつづける。

【千棘→(楽】←→小野寺さん)

という関係が生まれるわけです。これを三角関係といえば,三角関係といえると思います。少なくとも,桐崎千棘から見た場合,小野寺さんは明確に「恋のライバル」です。一方で小野寺さんと楽にとっての千棘がどういう扱いになるのかが問題です。

これまでの小野寺さんと千棘の関係性をみれば,二人は親友であり,対立構造になったことはありません。これがリアルの男女のカップルでしたら,小野寺さんポジションの女の子が千棘ポジションの女の子を意識したり,ちょっとした嫉妬を抱くのは自然なことだと思います。


ただなあ...。
個人的には小野寺さんって,そういう人じゃないと思うんですよね。楽のことを皆まで理解しているのと同時に,千棘のこともまた理解できている人だと思うんです。ここまで千棘が気持ちを隠し続けている以上,純粋に千棘は「ニセモノの恋を演じているんだ」としか思っていないと思うんですよね(第165話を見る限り)。

となると,この三角関係を発生させる「千棘と楽のニセコイ」という部分が小野寺さんの焦りというか,嫉妬心を掻き立てるものにならないのではないか。そんな風に感じてしまうのです。

無論,千棘が自分の気持ちを小野寺さんに伝えれば別です。でもこの状況下で伝えるでしょうか?二人が相思相愛になった状態で,自分も楽が好きと伝えられるくらいなら,もう少しこれまでの千棘のアクションは積極的に展開していたはずではないのかと思ってしまうのです。


そういう三角関係に発展させるよりも,二人の関係性に気づかなかった自分を省みる。その上で,自分の気持ちをきちんと楽に伝えた上で,自分と楽の新しい関係性―「ニセコイ関係」を通じた二人の絆を発展させる方向性のほうが,物語としてはスムーズなような気がします。


(これもmickさんの受け売りになってしまいますが)そもそも千棘自身,第50話「コレカラ」において自分の気持ちを本物と認めたうえで,今後どうしたいのか,楽と付き合いたいのかという葛藤をしつつも結論でなかった。そして第100話「オタメシ」では千棘のやりたいことは「楽と一緒にいたい」と示されています。

となると最終的に千棘と楽の関係性は,二人の関係性が途切れない限り「恋愛的側面」が伴わない関係性でかまわないということです。少なくとも千棘にとっては。そのあたりが,物語の最終局面の落としどころであり,『ニセコイ』という物語がなんだったのか,指し示す桐崎千棘の物語の結末になるのではないか。そんな風に予想しています。

 

Unknown (ayumie@休憩中)

2015-04-21 15:10:11

>シャムワニさん

コメントありがとうございます。

エピソードとしては感想に書いたとおり,またコメントで補足したように,文句のつけようがないお話でしたね。できればここですんなりと決めて欲しいのですが...まあ『ニセコイ』なので(何回目だこのフレーズ)。

普通に考えると,ここでまた流れをぶった切って,もう一度これ以上の舞台を用意するというのはちょっと屋上屋を重ねたような感じになってしまうのではないかと。なのでスムーズに結着をつけて欲しいのですが...。


さてこの記事が皆さんの「ニセコイの主題」というものをもう一度見つめなおすキッカケになったのだとすれば,それは幸いです。結局のところ,物語を最後まで読みきってしまわない限り,本当の意味でそれは明らかにならないと思います。

今回,シャムワニさんが述べられたような「不器用なヒロイン達の成長譚」という側面は確かにあります。加えて,一条楽という不器用な主人公が成長する物語でもあるとも。僕自身は,ヒロインたちが自分たちの思いをぶつける機会があったとき,それをどのように受けて止めて,どのような関係性に発展させていくつもりなのか,そこは気になります。


最後に,千棘評についてですが,どこかで述べたように僕もまた千棘はある意味「リアルな女子」だと思っています。ある意味,霞を食べて生きている天女なんじゃないかというような小野寺さんこそ「空想上のヒロイン」的であって,そういう意味では表面上の性格と間逆な位置づけなんですよね。それも面白いと思います。

 

古味先生の作劇 (mick)

2015-04-21 18:29:16

前にも一度、コメントで書かせてもらったことがあるのですが、古味先生はあまり伏線らしい形を取らず、そのまま読めば分かるように描いてくれます。

今回の「鍵」となった羽姉さんの言葉、120話シリタイでの台詞です。その回収が今回の167話、ほぼ1年ぶりな訳で、普通なら伏線として読み取られる位置づけだと思うのですが、誰も伏線だとは思っていないですよね?

あからさまにまっすぐ、120話から121話にまたがってまで強調されていましたから、伏せられてはいない訳です。

古味先生のお話は、大切なことは普通に読めば分かるように、はっきり描いてある。そう思っています。

そう思って読んでくれば、恋愛面では小野寺さんと楽さんが結ばれること、ペンダントはそのままではない状態にして開けられること、マリーの〝あん事〟が明らかになる時には本田さんのサポートがあること、この3点はこのあと必ず描かれることになるはずです。

その一方で、千棘と小野寺さんが、対立というと大げさですが、楽さんをめぐって緊張関係になる、というのはやはり考えにくいんですよ。

これまで、小野寺さんは自分の好きな相手がニセモノとはいえ恋人がいて、休みの日にはよくデートをしている。そのことに一度も嫉妬していないんですよね。小野寺さんから千棘に向かっては、敵対心は0です。

また、千棘も小野寺さんに対して、まったく警戒心がありません。マリーの存在が「小野寺さんの立ち位置=楽さんの近くにいる仲の良い異性」を薄めているということもありますが。

オイシイからギリギリのバレンタイン3連載のとき、小野寺さんから千棘に、千棘がチョコを贈りたい相手は楽さんかどうか訊ねています。そして、そのとき千棘はウソをついてごまかしています。この読者から見える場所での、千棘から小野寺さんに向けてのウソ。

これが、千棘をして小野寺さんを恨めしく思う気持ちを描くことを妨げることになると思うのです。自分の気持ちをウソでごまかしながら、自分の好きな人を取られたら泥棒猫呼ばわりする。

それは、千棘という魅力的なヒロインのやることではないですよね。

ここで、小野寺さんと楽さんが告白できるかどうかは別にして、この3人の三角関係のドロドロした葛藤は、ニセコイでは描かれることはないと思っています。

 

三角関係 (ぴこ)

2015-04-21 18:32:27

通りすがりさんへの返信コメントを読ませてもらって唸らせてもらいました。どちらの展開もありそうですが、仮に告白の決定的な一言の一歩手前で終わったならどうなんでしょうか?お互いの気持ちを確信しあった状態、好きって言葉だけ言えなかった状態なら当然千棘にはまだ言えないですよね。楽と小野寺さんは意識しあってぎこちない状態。千棘はそれを気づいて何か思うんです。小野寺さんは楽と千棘のニセコイ関係は当然羨ましかったでしょうから、楽の想いを確信した上でいつも一緒にいる千棘に嫉妬まではいかなくても羨ましいの延長線上で何か思うところがないですかね?それだったらプチ三角関係的なものは形成できるじゃないかとおもいました。どう思われますか??

 

このあと描かれること (mick)

2015-04-21 18:41:56

また連投になり、すみません。

先のコメントで、
楽さんと小野寺さんが恋愛面で結ばれる
ペンダントの解錠
マリーの〝あん事〟
の3点は、必ず描かれる、と書きましたが、逆に言えば、その他には大きなことは残っていないんですよね。

絵本の最後のページの行方と内容、あの夏の約束の真実は、ペンダントの解錠と一緒に、全てが描かれるのだと思います。

この他で気になることと言えば、集×るりちゃんの結末くらいでしょうか。

こうして整理してしまうと、もう、ニセコイの物語が終わりに向かっているのは明らかだと思います。

小野寺さんと楽さんが付合い始めてから、マジコイとニセコイの三角関係が、長々と描かれるようなことにはならないと思うのですが、いかがでしょう。

 

Re:古味先生の作劇 (ayumie)

2015-04-21 22:15:39

>mickさん

コメントありがとうございます。

古味先生の作劇については,基本的に素直に読み取れば理解できるというか,必要な情報は全てその作品内に提示されているという印象ですね。

ですから注意深く見ていけば,そのキャラがなぜそのときそのような行動をとったのか,行動や言動の原因はなんだったのか,読み取れるようになっています。なので,僕らみたいなちまちま細かい読み込みをしていく人にとっては「読み応え」があるのかもしれませんが。

さて,今後取り上げられる内容について,また小野寺さんと千棘が対立しうるかという点について,概ね僕も同じ意見です。対立するには,ふたりはお互いに全く警戒心がなく,かつお互いの気持ちを知らないままにきてしまいました。

一度,小野寺さんと楽がお付き合いする状態となった時には,千棘が小野寺さんについてしまった嘘がネックとなるというのも説得力のあるご意見です。先のコメントお返事でも書いたように,千棘から小野寺さんに対して「自分も楽が好きである」という情報が伝わってはじめて三角関係が成立するわけですが,そもそもその状況に持っていくまでが難しい。

となれば,無理に三角関係を演出する展開にもって行かなくてもいいのでは...そのまま物語を閉じてしまったほうが,綺麗に畳めるのでは...とどうしても思ってしまいますね。また,『ニセコイ』という世界観において,そうした恋の駆け引き的な三角関係のイメージが付かないというのもありますが。

 

Re:三角関係 (ayumie)

2015-04-21 22:24:36

>ぴこさん

コメントありがとうございます。

思いは通じ合ったけれども告白が成立していない状態。いかにも『ニセコイ』ならばありそうな状態ですが,はてさてその場合はそもそも千棘に伝える必要がないので,三角関係が形成されないような気がします。千棘が,小野寺さんをライバルと意識することが無いので。

加えて,小野寺さんと楽から見ると,千棘と楽の「ニセコイ関係」は「演技」なわけで,そこに恋愛的な評価を行わないという点では小野寺さんもまた同様だと思うのですよ。1年半,演じ続けている「ロミオとジュリエット」みたいなもので,「本物の恋じゃないから」と認識している限り,小野寺さんが千棘に嫉妬することは無いです。

そもそも二人は親友同士で,お互いの恋を応援する仲です。その上で,千棘の「本当の恋の相手は楽ではない」とほからなる千棘から告げられた状態なのですから,そもそも恋愛的な視点で二人のニセコイ関係を眺めるということ自体,意識に上らないのではないでしょうか。

そんなわけで,僕はプチ三角関係という形でもお話が進展することは無いのでは,と思っています。

 

Re:このあと描かれること (ayumie)

2015-04-21 22:33:59

>mickさん

再びコメントありがとうございます。

まあ厳密にはそれぞれのヒロインたちと楽の「ニセコイ関係」をどのように昇華させていくのか,という課題はありますが,その点については一条さんはきちんと処理されると思っています。

一条楽という人物については,これまでも女性に対して真摯な態度をとってきました。それが,もし「恋心」という形で相手から告げられた場合,きちんと自分の認識を相手に伝える事が出来る人物だと思っています。また,その時に相手を慮って,自分が受け入れられるそのヒロインとの関係性の構築を試みる人物だと思っています。

千棘が,自分と一緒にいたいと思っているのであれば,恋人とは別の形で実現できる関係性を構築しようとするのでしょう。

鶫が,ともに千棘を守る盟友であってほしいとおもうのであれば,恋愛感情抜きで共闘者として歩んでくれるのでしょう。

マリーが,幼いころから側にいてほしい存在としてあり続けて欲しいとおもうのであれば,幼馴染として彼女に出来ることをしてあげるのでしょう。

春ちゃんが,姉を大切にして欲しいと願うのであれば,自分にとっても義妹として接するようになるのでしょう。

羽姉さんが,家族としての楽を求めるのであれば,いつまでも羽姉さんの「弟」として,彼女が困っている時には家族として支えてあげるのでしょう。


そういう関係性の構築を『約束の女の子』にまつわる解錠儀式や,マリーの「あん事」や,
小野寺さんとの恋愛成就を通じて,きちんと描ければ,そう長い時間を使わなくても物語は結末を迎えられるのではないか。そんな風に考えています。

そういう意味では,『ニセコイ』が延々と続くという状況は,余り考えにくいのが今のところの僕の意見です。

 

Unknown (シャムワニ)

2015-04-21 22:43:18

他の方のコメントも拝見しましたが、遠からず千棘(千棘母)と過去の秘密を解き明かすことになる、そして千棘と小野寺さんが仲良しであるということがすっかり頭から抜け落ちてました。そう考えると、やはりここで小野寺さんと楽が結びつくと、ストーリーが組み立てづらくなりますし、告白の可能性はうすいのかもしれないですね

あまりに今回のエピソードが良かっただけに、このまま突き進んでほしいという願望があって、願望ありきで物事を考えてしまいました‥集の質問あたりから、ミスリードも頻繁にしてくるし、最近のニセコイは実に手ごわいなあと思います‥

Re:三人の関係性 (通りすがり)

2015-04-21 23:45:36

まあ個人的な予想なので外れていても全く問題ないのを承知の上で。
このまま千棘が小野寺の本心を、小野寺が千棘の本心を知らぬまま展開する事はまあ無いだろうと僕は思うのです。
何処かで必ず互いの本心を知る機会が必ず来る。そしてそれは互いの口で確かめ合うのだと直感的に思いました。
この「確かめ合う」という表現ですがきっと最初は当人の知らぬ所で薄々勘付いたり知り得たりするんじゃないかと。
そして直接的なぶつかりあい、つまり「確かめ合う」時に今度は嘘を吐かずに本心を打ち明けるのではないかと。

小野寺に関しては羽姉に負けないと意気込んだあの時の覚悟を千棘相手でも貫けるかのか以前からの関心事だったりします。
来週以降千棘側から絵本の情報を端に発した「昔約束した少女は千棘だった(但し視聴者視点では確定じゃ無い)」旨が楽や小野寺へ告げられると予想しているのですが、
この時楽はすごく葛藤なり動揺なりすると思うんですよ。割り切れないから。昔約束した少女があの千棘で、千棘本人もそう捉え確信をもって接してくる。
昔と今の対比。すなわち昔約束した千棘と今の約束を優先したばかりの小野寺の対比。どっちが悪いわけじゃない。互いに「そう在れ」と望んだモノ。
この対比をなぁなぁで済ませては物語として駄目でしょというのが僕の感想です。これはドロドロとか嫉妬心渦巻くとかそんなんじゃありません。ケジメです。

告白関連については次週待ちですね。何処まで進みそこからどんな予想ができるかは次のお話次第ですしね。
唯仮に告白一歩手前まで行ったとしても「昔約束した少女は千棘だった」話が来るのなら今回のように今>昔とはすぐには決められないでしょうね。
たとえニセコイ関係であったとしても楽と千棘が今まで積み重ねて来たモノは紛れもない本物ですから。ここからが楽にとって正念場の入り口です。

 

昔の恋、今の恋、ニセコイとマジコイ (mick)

2015-04-22 00:22:28

>通りすがり様

その対比に、今週の「センタク」で既に楽さんは答えを出してしまったんじゃないかと思うんですよね。

これまでだって、楽さんは「約束の女の子」がどこの誰かも分からない状態だったわけではありません。

小野寺さん、千棘、マリー、羽姉さんの「4人のうちの誰か」だということは、楽さんにとって確定情報です。

その上で、それが誰であっても、「今小野寺さんを大切に思う気持ちは変わらない」。そう決めたから、集積所に行って10年来の思い出のペンダントを回収するより、今、小野寺さんとモミノキを一緒に見ることを選んだんです。

そう考えてくると、これから千棘が約束の女の子の「ように見える」情報が出て来ても、それで楽さんの気持ちは動かないと思うんですよね。千棘に気をつかうことはあっても。

そう思っています。

1年の文化祭のロミオとジュリエットの顛末と、小野寺さんの机から思い出の絵本が出てきた楽さんの記憶喪失エピソードで何が描かれたかを読み返すと、これから何が描かれるか、大筋は理解できると思います。

 

Re:昔の恋、今の恋、ニセコイとマジコイ (通りすがり)

2015-04-22 00:36:18

まあ全ては次週のお楽しみとして待ちましょうかね。正直書きたい事はありますが現時点では堂々巡りになってしまいそうな気配がありますので。
個人的には今まで描かれた話を『全て』なぞるような展開にはしないんじゃないかとは思いますがはてさてどうなるか今後のニセコイ大いに期待です。

 

小野寺さんと桐崎さん (ayumie)

2015-04-22 00:55:07

>通りすがりさん,mickさん

コメントありがとうございます。

まあ僕のコメントを含め,議論の前提をどうするかという点から少し相違点がありそうですから,このまま続けても纏まりそうにありませんね。通りすがりさんがおっしゃられるとおり,とりあえず次号の展開を見れば今後の方向性が見えてくるのではないかと思います。

それはさておき,とりあえず通りすがりさんの見解の中で同意できそうな部分があるとすれば,「小野寺さんと千棘が本心を知り合う機会がある」という可能性でしょうか。それがいつ,どのような形で行われるかについては見解が分かれそうな気がしますが,最後は恐らく真実を知る機会はあると思います。ぶつかる,という意味が「お互いの本当の気持を告白しあう」という意味であれば,ケジメとしてのそうした機会はきっとあるのではないかと。

それ以外についてはmickさんに同意できる部分もあり,また別の考えもありますが,現段階では「妄想」レベルの域をでません。これは,物語が進んで確認しないことには議論が進まなさそうです。その結果を見て次のステップに進んでみましょう。

というわけで,引き続き弊ブログを宜しくお願いします。

 

Unknown (りゅうぬぬ←名前つけました。折角つけたんだからもうちょっと続いて欲しいなぁ。)

2015-04-22 08:13:17

最初読んだ時、最終ページの女の子が春ちゃんだと思ってしまいました。一生の不覚!それによって読み直して小咲の方だとわかった時に「春じゃなかったー」が勝ってしまって感動が薄れるっていうorz
そのせいで花粉症の目側に回る水が全部鼻に入って鼻水が止まらなくなりました。

ところで表紙の件ですが、「ジャンプの正しい作り方!」18話によると、表紙は作家さんがデザインしているそうです。だから、古味先生の意思がきちんと反映されてはいないと思います。ただまぁ、誰を入れるかとかを古味先生が決めることができるかもしれないっていうのは否定できないですけどね。

また、実は今忙しくてジャンプ最後まで読めてないんですね。作者コメントは最後に読むと決めているのでまだ読んでないんですが、「月の権利書」
吹き出しました。

最後に、名前の欄の矢印が文字化けしないか心配です。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-22 12:20:31

>シャムワニさん

コメントありがとうございます。お返事遅くなりすいません。

ここで小野寺さんと楽が結びついても,結びつかなくても,「結果は同じ」だとは思っています。今後の展開自体はここで告白成立しないほうが進めやすいと思いますけれど。本物の恋を描くという意味ではここで告白成立したほうが美しいですが。

たしかにミスリードがたくさんあるので,気をつけて読まないと思い込みに落ち込みそうになりますね。地雷原を通り抜けつつ,どんな結末があるのか楽しみにしたいと思います。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-22 12:25:23

>りゅうぬぬさん

コメントありがとうございます。

え,春ちゃんなら髪形が違うし服装が違うはずじゃないですか,やだー!(←誰だお前)

なるほど,春ちゃんが来てしまうと予想されていたのですね。残念,それは小野寺さんだ。てか,むしろ小野寺さんであってよかったと思います。

「ジャンプの正しい作り方」は読んでいますよー。確かデザイナーさんが表紙案をいくつか用意して,それを作者さんに見せて選んでもらうんだったと思います。実際にあの絵を書いているのは作者さんですね。アオリについては,編集で入れているのだと思いますけれど。

作者コメントは,はいそういうことで。Yさんには聴きたいことが一杯あるんですが,その一つに「月の権利書」が加わりました。

 

過去記事を読み返してみた (ayumie)

2015-04-22 12:31:09

>通りすがりさん

改めて読み返してみると,僕が以前予想した展開とさほど違わない気がしてきました。

第165話,166話感想において,今後の展開として

・千棘の家から「絵本の最終ページが出てくる」
・でもそれは千棘が約束の女の子という「ミスリード」である
・楽が動揺する
(僕が言っている意味は,「約束の女の子」と小野寺さんを比較して動揺するのではなく,「約束の中身」を知り動揺する,ですが)
・「10年前の出来事」の謎解きをする(羽姉さん他全員)
・本当の「約束の女の子」と「約束の中身」が分かる。
・各ヒロインとの関係性を整理する(含マリーのあん事)
・恋愛面では小野寺エンド,ニセコイの物語としては千棘エンド

って予想しているんですよね。
細部や一部結論は違うのでしょうけれど,そんなに通りすがりさんの予想とかわんないんじゃないかなあ。というわけで,僕もまた,ここからのジェットコースター展開,楽しみでたまりません。

 

恋の神様 (mick)

2015-04-22 17:21:27

今回、1カ所、おや?と思う表現がありました。話の筋がオカシイとか、設定に矛盾があるとかの、不満があるというのではありません。

もっと単純に、「え?」と驚きを感じた、と言えばこの感覚が伝わるでしょうか。

小野寺さんと一緒にイルミネーションを見ることを、楽さんがいったんは諦めた、そのあとの、「キン」という大きな書き文字のあるコマです。

楽さんの脳裏に浮かんだ、小野寺さんがモミノキのところにいるイメージ。

このイメージを楽さんは、自分の「願望」だと捉えていました。しかし、私には「天啓」のように感じられたんですよ。その驚きです。

これまで、楽さんと小野寺さんの関係は、ことごとく「タイミングの悪い『偶然』」によって、邪魔されてきました。それが、ここに来て二人が出会えるように「神の意志」が示されたように感じました。

この「センタク」の感想記事の最初のパートで、ayumieさんは「ニセコイはファンタジーブコメである」と書かれていますが、このニセコイの世界には本当に「恋の神様」がいるのかもしれない。そんな風に思いました。

もし、「恋の神様」が本当にいらっしゃるなら、楽さんと小野寺さんが幸せになれますように。私からもお願いします。お布施もたっぷり納めますから。

ああ、最後が俗っぽい。。。ファンタジーから離れてしまった orz

 

Re:恋の神様 (ayumie)

2015-04-22 21:07:22

>mickさん

コメントありがとうございます。
さてはmickさんにおかれましては珍しく,論理というより感情に訴えるコメントですね。

直観とでもいうべき,未来予想図が一条さんに降りてきたというところでしょうか。確かに,実際に二人がもみの木で邂逅したわけですから,あながち楽さんにとっては「天啓」とでもいうべきものだったのかもしれませんね。

これまで楽と小野寺さんには「神の意志」による妨害が繰り返されてきたわけですけれど,今回は二人は同じ結論に達してめぐり合うことができた。今回は邪魔しないよ,という「恋の神様」の意志―――もちろん,それは作者の意志ということですが,示されたということなのかもしれません。

もちろん,『ニセコイ』ですから,最後が描かれるまでは何も確実なことは分からないのですが(訓練されすぎ)

 

「約束の女の子」と告白の行方 (ayumie)

2015-04-22 21:33:13

mickさんとのディスカッションの中で思い浮かんだことがあり,記事に起こすほどでもないので,ここに書いておきますね。


今回,一条さんと小野寺さんは告白の「キッカケ」とするために「約束の女の子」が本当に小野寺さんなのかどうか確認しようとしました。もちろん,楽から見た場合,約束の女の子だから小野寺さんが好きなのではなくて,自分が好きな小野寺さんが約束の女の子だったら告白の「キッカケ」にしようという意図での確認です。

これは小野寺さん側からもそうで,楽が「約束の相手」だから好きなのではなくて,自分の好きな楽が約束の愛でであれば告白の「キッカケ」にしようという意図での確認でした。

その上で,今回,二人はその「約束の思い出の品」よりも今の恋,「絶対の約束」を選びました。したがって,二人にとってはもはや「10年前の約束」は告白とは関係ない事象で,今現在の気持ちに従ってお互いに自分の気持ちを伝えるつもりになっています。


それに対して,千棘からみた「約束の女の子」の考え方はまったく真逆なんですよね。

第29話「カクニン」において,千棘が楽に確認した言葉を覚えていらっしゃるでしょうか。千棘は楽に,「約束の女の子が現れたら今でも好きになるのか」という趣旨の質問をし,それに対してその時約束の女の子が「小野寺さん」かもと思っていた楽は「そうだ」と答えました。

この構図は,この第167話の構造と全く同じなんです。この時点で,楽は「小野寺さん>約束の女の子」という意識を持っていて,そのまんまずっとここまで来ていたということです。(ここまではmickさんのご意見を再整理したものです)



さて一方で,ここで千棘にとって予想外の誤解を与える事態が発生しています。楽のこのときのセリフを鵜呑みにするならば,千棘から見た場合,楽の好きな人物は「約束の女の子」なんですよね。

その前提を踏まえた上で,今後,千棘が「約束の女の子である」というミスリードが入ったときに,それは桐崎さんにとって大きな影響を与えることが考えられます。つまり,千棘の視点では,楽は「約束の女の子」のことを今でも想っているので,それが自分であったのであれば,二人は相思相愛と認識してしまう可能性があるということです。

そしてそのことは,恐らく千棘から楽に再び告白を試みる「キッカケ」になるのではないかと思うのです。そうでなくても千棘はテンコウ編において自分の気持ちを伝えられなかったことを後悔するシーンがありました。そしてここでこのような「後押し」が入れば,千棘が再び告白を試みる,そんな展開がありそうな予感がします。


「約束の女の子」という事実が告白の行方を左右するという意味では,この二つは実に対照的なんですよね。小野寺さんはその可能性を持ちながら,今の感情に基づいて告白を実行したいと考えている。

一方で,桐崎さんは「約束の女の子」という可能性を後押しにして告白を実行しようとする。同じ「約束の女の子」がキッカケになっているのにベクトルは正反対。これもダブルヒロインの対比性を描こうとする試みなのではないかと想像します。



そう考えると,来週,楽と小野寺さんの告白が成就しないほうが,「千棘の告白」が描きやすい構造にはなりますね。

問題は,そのときの一条楽の考え方です。「約束の女の子」に対する千棘の認識と楽の乖離があり,一条楽自身は約束の女の子よりも「小野寺さん」を選択してしまっているので,そこで一条楽が恋愛的に葛藤することはありません。ただ,そのままストレートにそれを表現してしまっては,千棘自身の恋がちょっと予定調和的な失恋になってしまうので,それもダブルヒロインの一角の描き方としてはかわいそう過ぎる気がします。

となると,もう一つ,捻りの入った「何か」を古味先生は用意しているのではないかと考えられるのですが,それが何なのか,来週までゆっくり考えたいと思います。

 

捻りの入った何か (mick)

2015-04-22 22:29:39

来週までに考えなくてもいいと思いますよ。

このクリスマスデート編はあと2回続くので、まだ時間はあります。しかも、ゴールデンウイーク合併号の関係で、1週休みが入るので、3週間は余裕があります。

というか、小野寺さんと楽さんの告白があるかどうかの方が先ですよね。今の流れでは、来週は再会の感動と、イルミネーションの描写でページは埋まるので、告白があるかどうかは、その次の回にかかってきます。

つまり、来週、伝説のイルミネーションを見る二人の姿を堪能した後、ゴールデンウイーク明けまで2週間、やきもきしながら待たなければならない訳です。

古味先生、じらすのが上手いなぁ。。。

 

Unknown (アキ)

2015-04-22 23:21:12

あまりにも小野寺エンドに至るまで予想通りにいきすぎてるので逆に怖いです。
この後、実は千棘のことを真相心理では小野寺より愛していたということにして千棘を選ぶパターンはあり得ますか?
もちろん説得力はありえませんし、今までの話をしっかりと読み解けばありえないのですが一発逆転のように覆すことはありえそうで怖いです。
予防線を張っておかないと怖くて仕方がないんです。

 

恋の神様がいるなら (mick)

2015-04-23 00:41:52

あの思い出の夏から10年経って、あの夏に出会ったみんながまた再開したことも、神様の導きなのかもしれません。

楽さんと小野寺さんと千棘の記憶がないのも、神様が時が来るまで封印してくれているのかもしれません。そうであれば、羽姉さんの歌やビーハイブ開発局の仕業を考えなくて済みます。

だんだん、神様の存在を信じたくなってきました。そうなったらまさに「まるでおとぎ話」、ファンタジーブコメですね。

 

Unknown (ぴこ)

2015-04-23 09:48:54

ayumieさんコメント内での考察すごいですねっ。そうゆう流れで千棘が告白にいたる。納得ですっ!。それとmickさん、アキさんのコメントを読ませてもらって思ったのですが、アキさんの危惧される展開、小野寺派が恐る展開がファンタジー要素が強くなるとあり得てしまう気がするんです。失われている記憶が怖い!。mickさんの言われているような心温まるファンタジー要素で展開してほしいです。

 

Unknown (yath)

2015-04-23 09:52:09

いつも更新お疲れ様です。

もう、最後の見開きで泣きました。感無量という言葉はこういうものなんですね…。
鍵の回収が行われるのか、鍵が失われるのかこの際どうでもいいレベルで幸せです。
個人的にはmickさんの仰るように楽さんを少しでも眺めていたかった春ちゃん説に一票を投じますが、果たしてどうなるんでしょうね。

今回表紙の「きっと、忘れられない恋になる」というアオリ?も、どう考えても成就した恋に使う言葉ではないですよね。
表紙に描かれているのは千棘ですし、なんとなく千棘の話の方向性は見えてきたかもしれませんね、なんてもう浮かれ気分な見解ですけど(笑)
ここまで話を広げた以上、小野寺さんとくっついてハイおしまいということもないでしょうし、せめて全キャラに救い…というか、きちんとしたエンドを用意して欲しいものです。

とりあえずもうなんか冷静でいられないのは、連載当初から小野寺さんを応援し続けたからでしょうか…
"恋の神様"に振り回されずに、想いあう二人に真っ当な結末がきてくれることを祈ります。

 

ニセコイの主題とは (シャムワニ)

2015-04-23 14:56:24

ayumieさんのブログ、みなさんのコメントを見て、ニセコイの主題をもう一度自分なりに考えてみました。もちろんこのニセコイが終わるまでわからないと思うのですが、古味先生の書きたいことは「喪失と再生」ではないかと思っているんです。

たとえば読切版ニセコイは「幼馴染の絆」を喪失して、最後に再生している。他の古味先生の作品も「夢」や「未来」を喪失して,色々な形で最後には再生させています。「喪失と再生」は古味作品の根底にあって、ここを中心に物語を組み立てていると・・

千棘やマリー達が喪失するのは「大好きな人=一条楽」で、きっとニセコイ関係、過去の約束、一条楽との関わりを通して最後に再生していく。小野寺さんは序盤ニセコイ関係に阻まれて、一条楽を喪失しています。そして最後に一条楽と結ばれることで再生する。では一条楽は何を喪失したのか、僕は「約束の女の子」ではないかと思うんです。

一条楽は記憶を喪失している、だから11年前に約束の女の子を失ってしまったという自体を忘れている。そしてニセモノの恋に導かれて、約束の真相・記憶を再生させる。そこで自分が大事な人を失っていたという事実に気づく。「記憶の喪失」(現在)→「記憶の再生」→「大事な人の喪失」、これが次に描かれるのではないかと考えています。そして最後に「大事な人の再生」で、小野寺さんや千棘達と新たな絆で結ばれる,「ニセコイ」の関係が、楽やヒロイン達を再生させた。これがニセコイの結末になるのではと思っています。

約束の女の子が誰なのか、いろんな意見があると思いますし、否定する気は全くありません。ただ僕としては楽やヒロイン達が記憶を失っているということが、ものすごく重要なことであって、「記憶の喪失」と「約束の女の子」は深いところで連動していると思うんです。

そうなると約束の女の子は11年前亡くなって、その時の出来事がきっかけで楽達は記憶を喪失した。そう考えるのが自然なのかなと思っています。

もちろんこれは僕の妄想であって、まだ情報も少ないので、全くの見当違いの可能性も高いと思います。そしてニセコイとは何なのか考える機会を与えて頂いたことには改めて感謝したいと思います。

 

一つだけ言える事 (だいまおー)

2015-04-23 16:43:26

来週は小野寺さんの見た事のない表情がたくさん拝めるという事です。

 

Unknown (匿名)

2015-04-23 17:32:02

ジャンプの早売りがいつか分からないので、もう次回を読んでいたらお返事は後でもいいのですが、私個人としてはここで楽に男を見せて告白して欲しいんですけど、このあとのことを考えるとまた出来ないのではないかという結論に達しました。
そこで、あんまりこのような予想はしたことが無いのですが来週はどのように中断されると思いますか?ただ一人二人のデートを知る春ちゃんはおそらく鍵をとりにいっているはずですから、時間の都合上間に合わないと思います。
となると誰も邪魔出来ないんですよね、小野寺さんに電話がかかってこない限り。
私は電話落ちかと思っていますがみなさんはどう考えますか?
あんまり考えたことないので分かんないんですけど…

 

Re:捻りの入った何か (ayumie)

2015-04-23 17:57:26

>mickさん

コメントありがとうございます。

来週結実しない理由...それは端的に言えば,予告に『ニセコイ』がないこと,そしてGWをはさむということが理由ですね(ちょ

もし来週「告白」のごとき大イベントがあれば,さすがに予告で取り上げるでしょうから。mickさんの仰るとおり,二人が再びもみの木で出会えた意味を考えながら,伝説のイルミネーションを見る。で...というところで幕。そんな展開なんでしょうね。

となるとGW明けにでかいのがドカンとくるのか,あるいはいつものようにいつものシーンが流れてしまうのか,神経がキリキリする時間がやってきそうです。そうなると,千棘の7週と小野寺さんの7週が並びますね。バランス的にもそういうことなのかもしれない。

まったく,古味先生の焦らしテクは最高だぜ...!(え)

 

... (ayumie)

2015-04-23 17:58:10

>アキさん

いまさら僕が何か述べることは特にないです。

強いて述べるとすれば,しばらくの間『ニセコイ』からも『現実逃避』からも離れられることをお勧めします。

 

Re:恋の神様がいるなら (ayumie)

2015-04-23 18:00:33

>mickさん

コメントありがとうございます。

「恋の神様」がどのような運命をヒロインたちにもたらすのか。期待と不安が高まります。願わくはヒロイン達全員と一条楽,そして読者と古味先生を始め製作者の皆様に『幸福な結末』がもたらされることを祈っております。

...日頃謎恋アイテムを否定しておいて,こんな時だけ「神」頼みとは,さては日本的ですね。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-23 18:01:20

>ぴこさん

僕の妄想という名の考察は,あくまで妄想に過ぎないので。そんな風に考えることも出来ますよというだけのことです。

まあ古味先生はきっと最後は「大団円」で終わらせるつもりでしょうから,そこんところは信じてよいと思っています。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-23 18:01:41

>yathさん

コメントありがとうございます。

もはやここまできたら,あんまり慌てず焦らず考えず,『ニセコイ』という物語の結末を最後までじっくりと堪能したほうが幸せなんだと思います。その点,僕みたいな妄想という名の考察系ブロガーはあまり幸せではないのかもしれません(笑)。

膳ヒロインにそれなりの結末が来る,というのは間違いないと思っていますので,その過程がどうなるのか,妄想系ブロガーらしく追いかけていこうと思います。

 

Re:ニセコイの主題とは (ayumie)

2015-04-23 18:02:34

>シャムワニさん

コメントありがとうございます。

「喪失と再生」という分析はなかなか説得力があると思います。ある意味,そういう側面があるのは確かじゃないかと。

ただ文脈的には「約束の女の子」を喪失したというよりも,「11年前の出来事」を喪失したという風に捉えたほうがうまく説明できると思います。

シャムワニさん自身が書かれていますが,11年前の「記憶の喪失」こそが楽が失ったもの。楽が失ったのは,本当に好きだった人(本物の恋)の記憶と,恋人ごっこを通じてともに過ごした人たち(ニセモノの恋)の記憶。それを再び取り戻すというよりも,今の気持ちで考えて「再生する」。そうとらえると『ニセコイ』という物語のメインテーマと合致する気がしますね。

「約束の女の子」が誰なのか,それはもう古味先生は暗に描いていますが,もしお気づきでなかったとしても,遠からず「約束の女の子」の正体は明らかになるでしょう。そんなに待つことはないと思いますよ。

 

Re:一つだけ言える事 (ayumie)

2015-04-23 18:03:31

>だいまおーさん

コメントありがとうございます。
願わくば幸せな表情が拝めることを祈念しましょう。楽しみですね。

 

キャンセル条件 (ayumie)

2015-04-23 18:04:12

>匿名さん

僕はまだ読んでいませんよ。さすがにまだ木曜ですし,何にも知らないです。

来週の中断方法ですか。
まあ色々あるでしょうけれど,一番ありそうなのは「知人が来る」ですかねえ。クラスの中にはカップルもいるでしょうから。ただ,こういう重要局面でモブカップルが登場ということはないと思いますので,シンコンほやほやのキョーコちゃんあたりが出くわしてしまうってのはあるかもしれませんね。

春ちゃんは邪魔をする理由がないのでしないでしょうし,集×るりはもとより応援キャラなんですからそこで邪魔する理由がないですしね。凡矢理ならいざ知らず,凡矢理を離れたこの場所で,楽の電話が通じない状態で,邪魔をする要素が本来はない。普通に解釈すれば邪魔をする要素はないのですが,古味先生には取っておきがあるからなあ。


そう「セルフキャンセル」です!


ただ,いつもの小野寺さんならともかく,この状況下でセルフキャンセルする要素も無いんですよね。告っちゃえばいいじゃん,としか思わないので。

というくらい,ここからキャンセルに持っていくのは難しい状況ということはカクニンできました。逆に言えば,ここでキャンセルしてしまったら相当「不自然な描写」になってしまいそうで,それはそれで怖いです。

 

Unknown (Unknown)

2015-04-24 00:52:28

今回の展開で楽と小野寺さんを祝福するよりも、不安で距離をとって考えてしまう方が強くて、自分でも訓練され過ぎだなと思う今日この頃です。

流石に丁寧に二人が約束の場所で巡り合うまでの心境を描かれているので、今までのようなテキトウなキャンセルは無いと思ってはいるのですけど

仮に二人の想いが通じたとしても、まだ解決しないといけないことは沢山ありますからね
千棘とのニセコイ関係が10年前の約束に導く、とあるのですから、これは絶対に外してはダメでしょうし
何より落としどころとして楽と千棘にとってニセコイ関係とは何だったのかを答えとして出さないと終われないですよね
私は相手役が沢山いるタイプのラブコメで一番大事なのものは、選ばれなかった方にちゃんとした落としどころを用意することだ思うんですよね、キャラにとってだけでなく「読者」にとってもという意味でも
特に千棘と小野寺さん、マリーの3人に関してはいい加減なものを用意したりすれば、それこそ読者の期待を一番裏切るものだと思いますし

でも今は、次回で変なことにならないように祈るばかりです

 

読者の受ける衝撃 (mick)

2015-04-24 17:50:08

もちろん、読者をびっくりさせることが古味先生の目的ではないでしょうし、読者の予想を覆すことでしてやったりと思ったりする古味先生ではないと思います。

ではあっても、読者の期待を裏切ったり、予想を越えてきたりするのも、読者を惹き付ける物語の魅力の大きな要素であり、作者の力量の見せ所でもあります。

というところで、もしここで、このクリスマスデートで、小野寺さんと楽さんの間で告白まで描かれたら、ニセコイの読者の間にはすごく大きな衝撃が走ると思うんですよ。

小野寺派にとっても、千棘派にとっても。

おそらく、千棘派は「そんなことはない」と思っているでしょうし、小野寺派も「たぶんないだろう」と防衛的な心の準備をしているでしょう。

より強く「ない」と思っているのは千棘派でしょうが、どちらかと言えば、むしろ小野寺派の方が、大きな衝撃を受けるかもしれません。これまでの訓練を思えば。

既に結果を知っている人には、答えようのないコメントだと思いますが、「期待は裏切られるためにある」という言葉の、プラスの意味を噛み締めたいと期待しています。

願望、とも言いますけどね。むしろ妄想?
訓練が足りないのでしょうか?

まあ、たぶん結果はゴールデンウイーク明けまで持ち越しだと、自分でもコメントしているのですが、今は、168話を読むのが待ち遠しいです。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-25 08:24:56

>Unknownさん

コメントありがとうございます。

ブコメの難しいところは「いかにして恋の結末が描かれたか」ということと合わせて「選ばれなかった相手の理由付け,ケア」が丁寧に描写するということですよね。

ニセコイ』は数多くのヒロインが登場し,一条楽という主人公に惹かれていったわけですけれど,だれが選ばれるにせよ,誰が選ばれないにせよ,そこにある程度の「説得力」というか,「合理性」というか,「読者感情として受け入れられるもの」が必要だと思うのです。それがあれば,どんな結末であろうと成功したラブコメとして『ニセコイ』を綺麗に終わらせることができると思います。

そんなきれいな結末を,僕も楽しみにしています。

 

Re:読者の受ける衝撃 (ayumie)

2015-04-25 09:23:17

>mickさん

コメントありがとうございます。

僕はすでに第168話を読んだので内容には一切触れないでおきます。今考えていることは,うちのブログに求められているものは何か,ということです。僕の『感想』という形でその時々のお話を解釈し,時に批評し,時に妄想しているわけですが,さて最後までこのスタイルで言って良いのかという疑問ですね。

ここまでのところ,少なくともこの数十話に関しては細かい描写に違いはあれど,僕や皆さんとのディスカッションをつうじた「妄想」は現実の「物語」の進行と大きく外れていません。今回のお話を読み,僕が書きたいことをすべてかけば,「なるほど!」と思うこともあるでしょうし,それを読んで様々な感情を抱く人もいるでしょう。

もし僕が,僕の考えたことを「予想」として示した場合,果たしていったいうちの読者の皆さんは「その後の物語」を純粋に楽しめるだろうか。僕やたぶんmickさんにとって自明なことでも,見えていない人に「こうなんだよ」って解説してあげることが本当に良いことなんだろうか。第168話の感想を書く前に少し踏みとどまっているところです。

僕の感想が「読者の受ける衝撃」を奪ってしまいやしないのか。とはいえ今までそうやって書いてきたわけで。なんとなく,今までどおり書くしか無いかなという方向に気持ちは傾いていますが...。結局のところ,読むか読まないかは『ニセコイ』の読者の,そして『現実逃避』の読者の自発性に任されているわけですから。

(ちなみにその後,うまい手を思いつきました!
これは抜ける…じゃなくていける。)

 

現実逃避のスタイル (匿名)

2015-04-25 09:23:53

私は現状の現実逃避を維持でいいかと思います。あくまでネタバレではなく今後の予想や考察ですし、丁寧に読みとかれているこのブログが私は大好きですから!

 

Unknown (ayumie)

2015-04-25 09:24:44

>匿名さん

コメントありがとうございます。

なるべく皆さんの「驚き」を削がない形で表現する方法を思いつきました。月曜日の記事をお楽しみに。

 

 

 

 

 

「あとがき」

それにしてもコメントされた皆さんの多くも,本当に幸せそうですね。僕もこの回の最後のシーンを見たときは思わず涙が出そうになりましたもん。それくらい二人が今の約束を守り,今好きな相手を「選択」したことが輝いて見えました。

 

まえにも書きましたけれど,これほどのものを描いて古味先生は何を考えていたのか…そう思わなくもないわけです。小野寺さんとの恋はここがピークで,ここからは千棘のことも好きという伏線がちらほらと描かれていきます。

 

それが描かれれば描かれるほど「楽の誠実性」が減少していく。楽の行動の意味が分からなくなる。一条楽は約束を何ひとつ守ることなく心変わりしていった駄目なやつ。そんな印象が上書きされてしまうわけです。

 

もしこのクリスマスのデートがここまで本物でなかったら,二人の選択の意味が重くなかったら,楽と小咲の関係性を表す「本物らしさ」がはっきりと描かれなかったら,また違ったんですかねえ。

 

あのようなお話を描いた重さが分かっていれば,このロジックの組み立て方は共感を呼べないのではないかなあ…と思います。実際,物語終了時のファンの反応を見れば共感してくれなかった読者が一定数いたのでしょうね。

 

多分にこの話は小野寺ファンに対する贐というか,ここまで応援ありがとう,これはせめてものお礼です…という趣旨だったのでしょうけれど。描かれたものが予想以上の破壊力だったので…「な~んちゃって!」では済まなかったというところですかねえ。

 

 

 

帰ってきた 『ニセコイ』 第166話 タノシミ 感想

「まえがき」今だから思う,166話 感想

 

この回の感想を描いているときとっても幸せだったなあ。夢にまで見た(いいすぎ)両片思い状態の二人のデートですよ,みなさん。

 

 

 

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タノシミ



 

前回,「本物を本物らしく描いた結果,偽物が本物を上回るというロジックが説得力を持たなくなってしまった」という趣旨のことを書きました。たぶん色んなところでそれは書いたと思います。

 

今回のクリスマスのデートを見て,千棘と楽のいつものデートと何が違うでしょうか。演技のためのデートにせよ,それが当たり前になり,大切なものとなっていた。そんな何気ない時間がかけがえのないものになっていたというロジックは分かるし,ラブコメとしてそういう展開があるのはよくわかります。

 

でも,実際に古味先生が描いたものを比較してみたらどうでしょう。千棘のこともまた好きになっていたと気づいた第199話マジコイを読み返していただければお分かりですが,そこに描かれているのはいつもの変わらない演技のデートです。その日常から楽は千棘への気持ちに気づくわけですが,単純に二つのデートを比べたときどちらが「本物」だったか。

 

千棘に対する偽物の気持ちが本物になり,小野寺さんに対する本物の気持ちを上回ったのであれば「それが分かるような描写」になっていなければならない。そのような描写になっていたか,このお話を振り返ってみて考えてみてください。



 

 それでは当時の感想をどうぞ。

 

 

当時の感想 ( 初出 : 2015-04-13 05:44:53 )@現実逃避

さてと。『ニセコイ』 第166話 タノシミ 感想です。

 

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幸せ





ふう。今回のお話を読んだ時ですね,正直に思ったね。

 

勝った!ニセコイ』完!」(脂肪フラグ)

 



とね。
小野寺派の諸兄らとともに『ニセコイ』を読み続けてきたのは,まさにこの瞬間を見るためのものであったのだと。この第166話「タノシミ」は小野寺さんにとっての「楽しみ」であり,一条楽にとっての「楽しみ」であり,そして我等小野寺派のファンの皆さんが3年間待ち焦がれた「楽しみ」であるわけです。

思えば,小野寺さんと一条楽は最初っから相思相愛でした。二人の将棋は最初っから両王手状態で,それに対して周囲が「待った」をかけたまんま3年間物語は進んできたわけです。そしてついにきたこの瞬間。小野寺さんと一条楽の気持ちは極限までお互いへの想いが高まり,二人が,そして小野寺派の諸兄が待ちに待ち焦がれた,瞬間はもはや目前である。


ここでかの有名な漫画,『SLAMDUNK』の赤木キャプテンのセリフが思い起こされるのである。

「...感情的になるな...まだ何かを成し遂げたわけじゃない なぜこんなことを思い出してるバカめ

 



そう,まだ小野寺さんと一条楽の気持ちは交わりきっていない。二人の気持ちはまだ重なっていない。にも関わらず,止めどなく溢れてくるこの幸福感,達成感はなんだろうかと思うわけです。それは今回の二人のデートがあまりにも幸せに満ちていたから。二人の気持ちがお互いに向き合っていて,もはや何人たりとも覆すことはあり得ないレベルで固まっていることを確信したからに他ならない。


この先,どんな新たな事実が現れようとも,どんな試練が二人の前に訪れようと,この二人が幸せに結ばれることだけは「絶対」であると。そう信じられるだけの二人の気持ちが描かれたからこそ,絶対の安心感を我等小野寺派の諸兄は得ることができたのである。もはや小野寺エンドについては疑いようもない。


今はただ,この幸せな時間をともに共有したいという気持ちでいっぱいなのである。


...
......


と,本当は感想はこれだけで十分なのですけれど,それはそれせっかくなので詳細を見ていきましょうか。


今回も前回に引き続き二人のデートの様子がふんだんに描かれていますよ!
こんな二人がずっと見たかったわけで,この二人を見ているだけで幸福感でいっぱいになるわけです。思わず読んでいるこっちがニヤニヤしてしまうポイントが満載だ!(というわけで時系列に見て行きましょうか)

・二人の中では「デート」である

 

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いや,これデートだから。



春ちゃんの策謀によって,突然二人でイルミネーション前でぬいぐるみをもらうお役となったわけですけれど,結局のところこれは春ちゃんの思惑通り「デート」。小野寺さんもつい「デートなんて初めてで」と言ってしまうわけです。それを慌てて否定するも,当の一条楽も完全にデート気分なわけです。

 

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いや,だからこれデートだから。

 

 

「イブに小野寺といられるなんて最高」「なんとしても成功したい」

 

 

 



確かに「デート」じゃない。でも二人の気持ちはお互いに対する恋愛感情が極大まで高まっていて,そんな双方向性の感情の中で繰り広げられるやりとりは,まさに「デート」としか言いようがない。なにこのニヤリングタイム。作中の二人の顔が緩むのと同時に,読んでいるこっちの顔も緩みまくりです。

これは千棘とのニセコイデートでもなかったことですし,マリーとの遊園地デートとも全く異なる出来事で,「ちょっと女子を意識してドキドキ」というのとは次元の違う感情です。この,実質はじめてのデートでここまでの気持ちが描かれたということは,もはや二人の気持ちが揺るがないところにあるという証拠でしょう。


・二人の「相互理解度」


そしてもう一つ,このデートで描かれたことは,二人がお互いのことをよく分かっているということ,そして二人の相性がバッチリだということです。

はじめてのデートで緊張して,何をしたらいいのかわからない二人。時間稼ぎにと映画を選ぶわけですが,その時の選択がまたいいね。千棘との初デートで否定された,あの『ニャック』の続編をえらんだのである。くしくも一条楽が見たいと言っていた映画。それを小野寺さんが見たいという。これこそ,二人の趣味というか相性がバッチリであるということの証拠であろう。


そして小野寺さんの提案でウインドウショッピングに切り替わるわけですけれど,ここでもお互いがお互いのことを分かっていることがはっきり描かれているわけです。


ここで小野寺さんと一条さんはお互いのセリフに対して三回「分かる」といっているんですよね。

 

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二人はお互いの気持ちが「分かる」

 

 



こういう雑貨を見ていると欲しくなるというセリフ。そしてメガネを見ていると掛けてみたくなるというセリフ。二人の行動様式というか,価値観が同じ向きを向いていて,ぴったり重なっているのが分かります。

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めっちゃ楽しそう小野寺さん...





そして雑貨屋で寿司屋的な湯のみを発見して「一条くんこんなの使っていそう」という小野寺さん。それに対して楽は「じじむさいイメージが有るのだろうか」という反応なわけですけれど,あながち的外れではないわけです。家での楽は基本和装で,渋目の生活をしているわけで。一条楽に対するイメージが的を射ていて,かつその趣味を肯定しているわけです。

思えば,春ちゃんが和装に弱かったですけれど,そういう意味では,姉妹よく似ていて,小野寺さんもまた楽との価値観を共有しているということがはっきり示されていますね。


・二人が「好きあって」いる


そして映画館で「ニャック -ニューヨークへ行く- 」を観るわけですが,ふたりとも映画どころじゃないわけです。小野寺さんと楽が目が合うシーン。何故目があったのでしょう。

 

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映画より気になるもの






それは映画よりも,今二人で過ごしている時間が嬉しいから。大好きな人を見つめていたいから。だから小野寺さんは楽の横顔を見つめていた。それに対して,一条さんは小野寺さんが楽しめていないのではないかと「気配り」をし,小野寺さんを見た。だから二人の視線はぶつかり合ったのであり,形は変えてこそお互い好きな人を想っているからこそ起きた出来事なのです。


これが千棘の初デートを思い出すと,なかなか対比的ですね。もちろん今のように千棘が楽を好きになる前の話ですけれども,映画の選択では楽の意向は却下され,いざ映画を見始めたらポップコーンを食べてそのまま寝てしまう。もちろん意図的に対比構造で描いたのだと思いますが,こうしてみると二人の気持ちの双方向性が際立ちます。


そしてメガネ屋での出来事。

 

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小野寺さんは最高です





ここで小野寺さんがメガネを掛けてみるわけですが,これがテラ可愛いわけです。もちろん『マジカルパティシエ小咲ちゃん!!に対するリップサービスも込みでしょうけれど,こっちの世界の一条楽がその姿を知るのは初めてです。それに対して一条楽は「かわいい」という気持ちを声に出せなかった。前回は「可愛いと思うぞ」と言えたのに,なぜか。


それはね。

 

あまりにもかわいすぎて,声に出すことが出来なかったんだよ常考

 




今回,そこら中に散りばめられていた,一条楽と小野寺さんのお互いに対する「好き」という気持ち。それに満ち溢れているのが感じられました。


・二人でいると『幸せ』である


これこそが今回のお話で最大にして最重要なポイントでしょう。何度も繰り返し述べられた「幸福感」。それが永遠に続けばいいと願う「永続性」。このことがはっきり示されていたことが,読者を幸福感に包ませるとともに,もはや二人が結びつく以外の結末はあり得ないと思わせる最大の要素であったと思います。


今回,一条楽は「幸せ」というフレーズを3回用いています。この「幸せ」という言葉は他のヒロインに対しては決して使われたことがないものです。これこそ,小野寺小咲が楽にとって特別な存在である証拠といえるのではないでしょうか。


最初の「幸せ」は一緒に映画を見ている時。
小野寺さんと二人で映画を見る。もはやそれは完全にデートではないか。その時,一条楽は思うわけです。

 

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幸せでいいんだよ…(慈愛の眼差し)


 

こんなに幸せでいいのだろうか...!!」




そして次の「幸せ」はメガネ屋さんでの出来事。
小野寺さんに勧められて,メガネを掛けてみたら思わず小野寺さんが笑ってしまいます。それに対して,一条楽は思うわけです。

 

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それはね,好きな人が喜んでいるからです。

 

「どうして小野寺が笑うとこうも幸福になれるのだろう」



そして極めつけが,家具屋でベッドを見ている時の場面。
ベッドの柔らかさに珍しくハイテンションな小野寺さん。それだけでも新鮮なのに,舞い上がった小野寺さんはなにも考えずベッドに楽を誘います。そして自然にふたりでベッドに横たわってしまうわけです。

 

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二度目の初夜






この時,我に返って照れる小野寺さんの姿を見て一条楽は思うわけです。

 

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小野寺さん可愛すぎる問題

あ―――――んもうかわいいな小野寺は!!!







そして続くコマで今日一日を振り返って思うわけです。

 

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永遠の幸せ



 

ああ...こんなに幸せでいいんだろうか――――この時間が永遠に続けばいいのに――――




「幸せ」「永遠」
この言葉はこの二人にしか出てこない表現です。


振り返れば第38話「タイフウ」では,一条楽がこのように述べていました。

 

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この時間が永遠に続けばいいのに...






そして第44話「ウミベデ」では,小野寺さんがこのように述べていました。

 

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この時間がずっとずっと続けばいいのに...







そして今回。
二人はいつも同じように想っているのです。二人でいると「幸せ」であると。そして「永遠」に,このままずっとこの時間が共に過ごせたらいいと。それは即ち,二人が共に惹かれ合っていて,いつもそばにいる状態ーーー二人が結ばれるという結末を二人が望んでいるということに他ならない。


これだけの描写を見せられて。これだけ二人の気持ちがぴったりと寄り添っているのを見せられて。これだけ二人が二人でいることを「幸せ」と感じていることを見せられて。これだけこの幸せが「永遠」に続くことを願っていることを見せられて。それ以外の未来,それ以外の結末など「絶対」にあり得ない。

その意味では,この物語の結末は見えたわけです。ニセコイ』は最後,小野寺さんと楽が結ばれて終わるということを。



そのための仕掛けが今回の「ヤクソク」であり,二人に対する試練なわけです。


小野寺さんに対する気持ちの高まりから,告白の意思を固める一条楽。小野寺さんにクリスマスプレゼントを渡しながら告白しようと,ここで二人は一度分かれます。その時,二人は約束するわけです。

 

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「今の恋」の約束。「二人だけ」の約束。

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「8時ギリギリに例のモミノキの中庭で待ち合わせ。そして二人で一緒にイルミネーションを見よう」

 

 




それに対して小野寺さんは言うわけです。

 

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「絶対」の約束



 

楽しみ絶対一緒に見ようね





この約束は11年前の「ヤクソク」の対比であることは一目瞭然でしょう。
11年前の約束が「昔の恋」,幼少期の恋の約束であるのに対し,今回の約束は「今の恋」の約束です。


今回,鍵屋さんのミスにより,錠と鍵が廃棄箱に入るというトラブルを迎えることになりました。客観的にみれば,どちらを優先させるかは考えるまでもなくて昔の恋よりも「今の恋」という文脈で扱われるべきものでしょう。11年前の約束は所詮,思い出にすぎない。「約束の女の子」だから今,好きになるのかといえば,そうではない。それは羽姉さんの問いかけからもわかります。


にも関わらず,きっと二人は錠と鍵を一生懸命探すのでしょう。なぜなら,二人は今,お互いが「約束の相手」と思っているから。11年前の約束が今の恋につながっているかもしれない。その想いが1年半以上も平行線だった二人の距離を縮めてみようという原動力になっているわけですから。ですから,きっと二人は時間ギリギリになってまで,一生懸命錠と鍵を探すと思うのです。



今回,こうした「試練」が二人に与えられたのですけれども,実は僕はこの結果についてはたいして心配していません。一部には鍵屋さんの姿勢に「無責任」という気持ちが生じる人もいるかもしれません。しかし,そんなことどうでもいいじゃないですか。鍵屋さんの紛失という設定は,単なる舞台装置。二人の告白に至るまでの過程を描くまでの舞台装置にすぎません。


きっと先に連絡を受けた小野寺さんは,一生懸命錠と鍵を探しているのでしょう。涙目になりながら,一条さんのために一生懸命お洒落した洋服が汚れるのも構わず,一生懸命探しているのでしょう。それに対して,一条楽はどのように行動するのか。この舞台装置の意味は,まさに「一条楽が小野寺小咲をどう想っているのか」試すことに他ならない。

 

その姿を見て,なにも思わない男に,行動できない男に,小野寺小咲を託すことは出来ない




これは小野寺派の諸兄であれば,皆さん思われるのではないでしょうか。そして僕達は知っているわけです。一条楽という男の小野寺小咲に対する気持ちを。真剣さを。だからこの状況に陥ってもいささかも心配はいらない。一条楽はきっと小野寺小咲の期待に,想いに応える。そういう男であると分かっているからこそ,僕らは今,来るべき幸せの瞬間を待っているわけです。


きっと小野寺さんと一条楽は最後まで諦めず錠と鍵を探すのでしょう。そしてぎりぎりの時間でそれは見つかり,ふたりはモミの木へと急ぐ。そしてふたりの「今の約束」どおり,絶対だよといった約束通り,二人でそのイルミネーションを見ると思うのです。そのイルミネーションを見たら,一生幸せなカップルでいられるという,モミの木の伝説の下で。


...
......
.........


さて。さてさて。

というわけで,小野寺さんと一条さんの至福のときは目前に迫り,それに対して小野寺派の僕は何の憂いもなく次週巻頭カラーを迎えることができる。僕にとっては1年間。小野寺派の諸兄にとっては3年以上。待ちに待った瞬間が目前に迫っているわけです。


ただ,この先の展開については,まだまだ紆余曲折あると思います。
ポイントはいくつかありますが,とりあえず「いつ錠が開くのか」「いつ告白をするのか」「他のヒロインの想いはどうなるのか」があげられるでしょうか。それぞれ考えてみたいと思います。


・「いつ錠が開くのか」


今回,鍵屋さんによって錠が開けられなかったわけですから,今回のエピソードでは「開かない」と考えるべきでしょう。それは当然で,「そのままでは開かない」と羽姉さんに言われているわけです。ですから無理やり分解して開けない限り,この錠は開かないと思います。

錠が開くことの意味は,当然「約束の女の子はだれか」という答えと結びついていることは絵本のあらすじから伺えます。今回,楽が開けようとしたのも,小野寺さんこそが約束の女の子であるという確証を得たかったからですから。なので,次週は開錠出来ないと思いますが,遠からず開錠儀式は行われると思います。


では「いつ」「どうやって」開くのかというと,こればっかりは羽姉さんに尋ねるしか無いわけです。羽姉さんは「もしその子が誰だか分かったらその子のことを好きになるの?」と逆説的な問いをした上で,自分が知っている約束についての話を話す条件は「楽ちゃんが自分にとって一番大切な人をちゃんと決めたら、その時は…」としたのでした。


そして今回,その条件は全て整ったように思います。昔の恋,今の恋という文脈から言えば,いま現在楽は約束の女の子は小野寺さんだと思っているわけです。それの意味するものは「小野寺さんが『約束の女の子』だから好きである」ではなくて,「小野寺さんが『約束の女の子』だったらいいな」というのが理由です。

言い換えれば,「昔の約束の女の子よりも今の恋(小野寺さん)であり,一条楽にとって一番大切な人は小野寺さんであるということがはっきり出ているわけです。であれば,決意が固まったことを羽姉さんに告げ,小野寺さんと二人で開錠儀式に臨もうとするのではないでしょうか。

それに対して,きっと羽姉さんがこう言うはずです。「鍵を開けるためには鍵持ち全員の協力が必要になる」と。楽に恋する全ヒロインの下で,小野寺さんが約束の女の子と信じる一条楽の前で,錠は開かれるのでしょう。そして知るわけです,約束の女の子が小野寺さんではないという事実を。


・「いつ告白をするのか」


しかしそれは少し先のお話で,次週は,とりあえず二人がお互いを約束の相手と思ったまま「幸せな時間」を過ごすはずです。となると,次の課題としては「告白をするのかしないのか」がポイントになります。

個人的には可能性は半々と見ています。
一応,次週,楽が小野寺さんに告白してもしなくてもお話の展開としては進められます。


まず「告白する」場合。
廃棄物に紛れ込まれた「昔の約束(錠と鍵)」を一生懸命探して救い出し,その後,モミの木伝説の木の前でふたりでイルミネーションを見ることで「今の恋の約束」を果たす。告白のタイミングとしてはこれ以上ない状況です。今日一日の幸福感を噛み締めながら。この幸福が永遠に続いてほしいと願いながら。

このタイミングの告白は,流れとしては当然至極であって,むしろここで告白できないようであれば,一条楽というと男の踏ん切りの無さにちょっとイライラしてしまいそうです。しかしまあ,そこは「約束の女の子が小野寺さんである」ということが確認できたら,という前振りが何回もあったので,告白をしないという可能性も無くもないですが。


しかしながら,もし一条楽が「二つの約束の意味」を真に理解しているのであれば,ここで告白しないはずはないと思うのです。錠と鍵の約束は11年前の恋,「思い出の恋」です。それに対してふたりで約束した今回のイルミネーションを見る約束は「今の恋」です。思い出の恋と今の恋,どちらが大切なのか。


羽姉さんの問いかけにも通じるこの比較を理解していれば,小野寺さんが約束の女の子かどうかは「どうでもいいこと」で,一条楽はここで告白すべきですし,する可能性はそれなりにあると思っています。そして告白が行われた場合,当然小野寺さんはその想いを受けるはずですので,ここでひとまず「小野寺エンド」が成立するわけです。



一方で,約束の件がはっきりしてからという前振りを回収するのであれば,ここで「告白しない」という可能性もあります。それは今後の作劇を考えるとここで告白しないほうが物語が描きやすいということともつながっています。それは「他のヒロインの想いはどうなるのか」ということを描きやすくなるからです。

・「他のヒロインの想いはどうなるのか」


小野寺さんと楽が一旦結ばれた場合,その後の展開は次のようになります。

 

小野寺さんと楽が結ばれる→約束の女の子はだれか明らかになる→それぞれのヒロインの想いを回収する→最終的に「今の恋」(小野寺さん)を改めて選ぶ。




またそうではなかった場合,その後の展開は次のようになります。

 

約束の女の子はだれか確認する→それぞれのヒロインの想いを回収する→最終的に「今の恋」(小野寺さん)を選ぶ。




で,物語全体としてみた場合,後者のほうが描きやすいのは当然です。

一旦,小野寺さんと楽が両思いであることが明らかになってしまえば,その後のヒロインたちの葛藤や想いが「消化試合」のようになってしまいます。この前のエピソードである程度決着のついた千棘はともかく,マリーや羽姉さん,鶫,春ちゃんの気持ちをぶつけるにしても「もう結果が分かっていること」の繰り返しになってしまうわけです。それは作劇的にはあり得ない。



そう考えてみると,きっと今回の小野寺さんのエピソードは「二人の気持ちが重なりあうのは必定である」という状況だけを読者に示し,その上で次に進むというのが一番あり得そうな展開です。


もちろん,小野寺さんと一旦思いが結ばれるが,約束の女の子は違ったという「葛藤」を描く方法もあります。たしかにそういう描写もありだと思いますが,いかんせん「他のヒロインの想いはどうなるのか」という部分が描きにくくなる。なので残念ながら今回は告白には至らず,ただ確実となった未来を示すだけで終わりそうな予感がするのです。


ではその「他のヒロインの気持ち」はどうなるのでしょうか。
とりあえず,直ぐに描写されそうな人物として「春ちゃん」と「マリー」について考えてみましょう。


春ちゃんの場合

春ちゃんが二人の様子を見に来ているのではないかという説が根強くあります。確かに,春ちゃんが二人の様子をこっそり眺めているというのはいかにもありそうです。そこで楽しそうに,幸せそうに過ごす二人を見て,春ちゃん自分の中の気持ちを静かに閉じる。それはあるかもしれません。


ここ暫く「春ちゃんは自分の思いを告げるべきか」という論考がコメント欄で行われていたわけですけれど,この流れで行くと春ちゃんの恋は静かに閉じる形になりそうです。それは,小野寺さんと楽が結ばれてしまったらなおの事で,その瞬間を見た春ちゃんが自分の気持を改めて楽に伝えるということはないでしょう。



マリーの場合

マリーの場合,少し事情が違ってきます。マリーは「鍵持ちヒロイン」であり,開錠儀式にも恐らく役割を果たす一人です。もし今回の小野寺編が「告白未遂」で終わる場合,次に描かれるのはきっとマリーの恋の最終局面ではないかと思われます。


この場合,マリーが「約束の女の子」か否かということで少し未来が異なります。

もしマリーが「約束の女の子」であれば,「昔の恋(11年前の恋)」の相手として,昔の恋よりも今の恋という対比の中でマリーは物語に組み込まれるのでしょう。それはマリーにとって隠してきたとっておきでありますが,と同時に「今の恋」の方が大切であるという明々白々な考え方があるからこそ,マリーが隠してきた事実なわけで。恐らく,そのことが大勢に影響することはないのでしょうが,物語全体においてそれなりの役割がマリーに振られることになります。


ただ,マリーが「約束の女の子」であるということは,いくつかの描写や情況証拠から可能性は低いと考えられています。髪の毛の長さからの論考で,約束の女の子は「羽姉さん」であるという結論が出ています。

そしてマリーの髪の長さ...これは髪を切ることでいくらでも調整がきくことですが,時系列に見れば絵本を読んでいた時は長くてその後切ったということはないでしょう。さらに幼少期に療養生活を考えれば,月明かりの夜に絵本を一人で読むといった状況になるということは考えにくい。


ですが,マリーが「約束の女の子」ではなかった場合,マリーの役割がちょっと微妙な位置になります。ダブルヒロインでもなく,約束の女の子でもない。その上で,マリーが果たす恋の役割は何なのでしょうか。

絵本を読んでいた「思い出の女の子」が誰にせよ,一条楽がマリーと「結婚の約束」をしたのは確実で,これについてマリーは嘘を付いていないと思います。というよりもむしろ,きっと一条楽は結婚の意味もよくわからないまま,全てのヒロインと「結婚の約束」をしてしまったのだと思います。絵本ごっこの勢いで。


そういう条件はすべて揃った上で,マリーが今後果たす役割は何なのか。一つは「開錠」の儀式に関わることなんでしょう。そこで考えられるのは,それを行うために,マリーが何らかの「無理」をする可能性です。

体調が悪く,動ける状態では無いにもかかわらず,一条楽の気持ちに応えるために開錠儀式に来る。その時,本田さんは御影のお願いを思い出し,マリーを止めない。しかし無理をした結果,マリーが倒れる。かねてから示されていた病弱設定こそ,マリーの特殊事情である「あん事」。命にかかわるかはともかく,余り無理が効かないこと,一条楽とともに過ごせる期間が限定的であることといった諸事情がここで開示されるのではないでしょうか。

その上で,マリーが約束の女の子であろうとなかろうと,マリーは最後の「想い」を楽に告げる。そんなマリーの「想い」の決着点が,このエピソードの後に描かれるのではないか。そんな予感がするのです。


...
......
.........

というわけで。今回の『ニセコイ』 第166話 「タノシミ」の感想は以上となります。

このサブタイトルはなかなか意味深でありますよね。二人は今回,一緒にもみの木の下で一緒にイルミネーションを見ようという「絶対」の約束をしました。それをふたりとも「楽しみ」にしていて,小野寺派の諸兄もきっと「楽しみ」にしている。


にもかかわらず,肝心の「楽しみ」自体は,次週描かれるわけです。

二人が困難(というと大げさですが)を乗り越えて。もみの木の下で一緒にイルミネーションを見る。ともに見たカップルは,一生幸せに過ごせるという伝説のあるもみの木の下で。

無論,これは『ニセコイ』に何度も出てきた「謎恋アイテム」の一つです。これを見たから幸せになるのではなくて,そんな気持ちの寄り添った二人がお互いの気持ちを大切に思いながら眺めるからこそ「幸せ」になれるのです。



そんな幸せな時間が次週描かれることを「楽しみ」にしながら。『ニセコイ』のクライマックスを堪能しようではありませんか。

 

 

 

NISEKOI BEST SONGS(DVD付)。アニメも始まったのですが,未だきちんと見る時間がありません。どうしたもんだか...


そんなアニメの第2話はポーラさんとか。



ふむ,小野寺さんの出番って本当になさそうだな...。ダブルヒロインの一角がそれでいいのだろうか。確かにここから後は小野寺さん不遇の時代ですけれど。小野寺さんのターンといえば,バレンタイン回ぐらいじゃなかろうか。ただ,1クールらしいんで,そこまでやれるかわかりませんけれどね。


で,予告。

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予告




今回もマジ予告。
ここで「とつぜんゴミ集積所に現れたゾンビに楽が噛まれて!?」とかだったら,伝説の予告になったでしょう。ある意味で。 

 

  


*画像は『週刊少年ジャンプ』2015年第20号 『ニセコイ』第166話「タノシミ」,第38話「タイフウ」,第44話「ウミベデ」から引用しました。

 

当時のコメント

 

43 コメント

 

Unknown (匿名)

2015-04-13 06:44:16

今回も重ね重ね同意です。二人の想いがぴったりと寄り添っていて、本当にこの時間が永遠に続けばいいのに---と言う感じです。
今回はそんなに難しい理屈を考えず素直にこの二人、好きな人と一緒に過ごせて心の底から楽しそうだなと思いましたね。もうこの二人が結ばれなかったら、どのカップルも成立しませんよ。
さて来週の試練も同意ですが、告白しない代わりに楽の小野寺さんへのプレゼントを渡すイベントはあって欲しいと個人的に思っています。

 

Unknown (Unknown)

2015-04-13 12:56:45

楽と小野寺がくっついた上でのワイワイが見たいなと思う回でした

 

小野寺さんのターン (mick)

2015-04-13 13:03:04

小野寺さんのターンが少ない理由が分かりました。

いくら千棘メインのテンコウシリーズが7連載の大シリーズでも、小野寺さんのターンに入るともう、申し訳ないですけど、他の事がどうでもよくなってしまうくらい、幸せなんですよね。読んでいる側が。

小野寺さんの3連載が、今までなかった理由が分かりました。小野寺さんのお話をまともに描くと、他の事は全部、吹き飛んでしまうんですよね。あまりにも、楽さんと小野寺さんの二人がぴったりのベストパートナーなので。

小野寺さんのターンが頻繁にあったら、他のお話がまったく進められなくなる。それが分かりました。

今週は、とっても幸せです。

 

Unknown (とり)

2015-04-13 15:17:23

今週は最高でした!!
もうスマブラなんてそっちのけですよぉ(笑)

最近はいかにも「ニセコイ」って感じがして面白すぎです!!
早くくっついてほしいです

自分は小野寺さんと先にくっつく展開の方を希望します
てか今週号見た時にもう告白きてふたりがくっついて話が進むんかなって少し思いましたww

鍵探して見つからないけど春ちゃんのお願いのためにモミの木の所へ行く→いい雰囲気になる→どっちかが告白しようとする→小野寺さんに電話がきて鍵が見つかったことをしる(誰かが廃棄箱から取り出していた 理由は珍しいから捨てるのはもったいない…的な)→告白中断

なんて展開を勝手に考えましたww

どんな展開になるか楽しみです 早くくっついてくれえ

 

小野寺さんの気持ち (mick)

2015-04-13 17:17:27

よく、ニセコイのエンディングで、「誰々エンドが、、」という話題になると、「楽さんの気持ちが小野寺さんにある以上云々」とか、「楽さんは心の底では千棘が好きだった事になってるんだよ」とか、楽さん側の気持ちばかりが話題になります。

ヒロインたちは、みんな基本的に楽さんが好き。だから、楽さんが誰を選ぶかでエンディングが決まる、みたいに思っての議論だと思うのですが、今回、小野寺さんの思いは、やはり他のヒロインたちとは違うと感じられました。

映画を見に行って、映画よりも楽さんの横顔を見つめてしまう小野寺さん。雑貨屋さんで楽さんに似合いそうな湯のみを見つけただけで、パアっと顔が明るくなる小野寺さん。なにより、楽さんと一緒にいるだけで楽しさが全身からあふれ出して来る小野寺さん。

こういう描写、表現は、他のヒロインでは、なされた事がほとんどありません。

あえて探すと、ブキヨウの時の春ちゃんと、オネガイの時のマリーくらいでしょうか。それでも、何というか、リラックス感が今回の「素の小野寺さん」ほどではなかったように思うのです。

楽さんが小野寺さんを選ぶから、小野寺エンド、というだけではなく、誰よりも小野寺さんが楽さんを好きだから、小野寺エンドは必定と、ここ2週間の楽さんと小野寺さんのデートをみて思いました。

 

Unknown (平々凡々)

2015-04-13 19:52:47

ayumieさんの記事が完璧すぎてもう語ることが無い(笑)
でもこれだけは言いたい
マジで幸せだ。小野寺派でよかったと
やっぱり楽と小野寺さんのラブコメはいいですね、もう終始ニヤニヤしっぱなしでこれぞピュアラブコメです
後mickさんの意見と同意見です、幾ら他のヒロインの長編を長くやろうと楽と小野寺さんの物語を描くとそれらは全部吹っ飛んでしまいます
うんホント早くくっついて幸せになってくれ

あと楽お前に一つ言いたい
携帯用の充電器持ち歩け(笑)

 

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-13 20:05:04

今回はじめて、本誌の方を読まずにayumieさんの記事の方を読まさせていただきました。

結果は、ayumieさんの記事だけでも十分いや、いつも以上に内容が深くわかったということです。
いやぁayumieさん、ぱないっす。

本誌の方を読んでないので、感想だけ。
二人が幸せになることを、心から祈っております。

楽は、小野寺さんが約束の女の子だったらいいなぁと思っていますが、その続きで、小野寺さんが約束の女の子でなくても自分は、やっぱり小野寺さんが好きであるということ。
それが、明確に示されたのが、今回の話なのではと思います。

次週もとても楽しみです。

 

Unknown (シャムワニ)

2015-04-13 20:12:38

小野寺さんがとにかく可愛かったです。テンコウ回で千棘との関係を固定して、クリスマス回で小野寺さんとの関係を固定しに来ている、そんな印象があります。楽はもしかしたら今の約束を優先するのかもしれませんが、小野寺さんは大切な人の、大切なペンダントを必死に探すんでしょうね・・ペンダントは過去の恋を導くアイテムなのですが、今の恋も導くアイテムになるのなら、素敵だなと思います。

後引っかかることがあって、もう勝負はほとんど決したとはいえ、千棘か小野寺なのか、作者は最後まで引っ張るのではないかと予想しているのですがマリーやその他ヒロインの告白にどう楽が応じる(断る)のでしょうか。

特にマリーの告白については、誠心誠意、今の正直な思いを楽は伝えなければならないと思うのですが「他に好きな人がいる」と言って断れば「他に好きな人=小野寺」なのは明白であって、そこから気持ちを千棘に持っていくことは、マリーへの裏切りにもなってしまう。もう千棘とは結ばれないことは読者にもわかってしまうと思うんです。それは春ちゃんや鶫も同じことが言えると思うのですが、ヒロイン達は一条楽に告白するのか、そして楽はどう断るのか、今後の展開が気になります。

最後に.ニセコイ:1話見ました。千棘がとにかく可愛かったです、改めてニセコイダブルヒロインは魅力的だと思わされた週末~月曜でした。

 

Unknown (くわぽん)

2015-04-13 21:11:47

三週連続小野寺さん回.....素晴らしい(しみじみ)

最近のニセコイは毎回毎回次の週が気になって仕方がないです。現実逃避を含めたいくつかの小野寺派のブログの感想と考察も楽しみにさせてもらってます。

 

プレゼントは (mick)

2015-04-13 23:12:32

一緒に選ぶのかな? そう思いました。

プレゼントを選ぶために、時間を取ったつもりが、鍵と錠を探すのに時間を使ってしまう訳ですから。

と考えてくると、キグルミで春ちゃんと一緒に小野寺さんの誕生日プレゼントを選んだのと、対になるエピソードですよね。今度は春ちゃんへの「デートをセッティングしてくれたお礼」を小野寺さんと探すっていうのも、いいですよね。

小野寺さんと一緒にイルミネーションを見て、まず小野寺さんと一緒に小野寺さんの気に入った今日の記念になるものをプレゼントに選び、それから小野寺さんと一緒に春ちゃんへのお礼の品を探す。

うん、幸せが続きますね。

たぶん、そうはならないのは分かってはいるんです。イルミネーションが見られたら、そこでもらえる特別なぬいぐるみが春ちゃんへのお土産になるわけですし。

でも、それくらいしても、罰は当たらないと思うな。

 

楽と小野寺さんの試練 (匿名)

2015-04-13 23:54:15

鍵屋のおじいさんが小野寺さんに電話をかけてから楽を探して説明する時間があったはずなのに小野寺さんはツリーの近くから離れていません。そうですよね、あれほど楽しみにしてたんですから。あの小さな後ろ姿からも伝わってきます。楽の電話は電池切れで繋がらないし。

私が予想している展開は楽は小野寺さんとの約束を選び一緒にイルミネーションを見たあと、ゴミを捨てた人がこれはどうみても廃棄品ではないのでとっておきましたと後で渡してくれるパターン。鍵と錠だけ他と明らかに違いますし上にあったので気づいているかもしれないという妄想。
それにプレゼントが加わればいいんですけど、贅沢はいいません。修学旅行の和菓子屋巡りの件で鍛えられましたから。
最後に小野寺さんが泣く展開は見たく無いんです。

 

次週への期待と不安 (ビバっち)

2015-04-14 00:06:12

ここ最近のニセコイは1つ前の話やシリーズを上手く繋げているように感じて初期のニセコイを思い出してきます。来週で小野寺のクリスマスイブ編がクライマックスだけど、そこからまた次のシリーズへとつないでくれるんじゃないかと思えるくらい楽しみで仕方がないです。

さて今週の小野寺さんはやっぱり可愛いという感想は当たり前として(個人的には特にメガネ寺さん略してメガ寺さん)、2人して「この時間が永遠に続けばいいのに」なんて思っているのを見てると微笑ましく思うのと同時に千棘派としてはいくら何でもこれはヤバイと思いました。今まで千棘は千棘で楽とは今では息の合ったパートナーという感じだったけど、テンコウ騒動でも変わらなかった関係性と今回のこのシーンを見て、小野寺派の皆さんとは違い不安的な意味で楽しみにしなきゃと思うとぐっすり夜も眠れません(ちょ)

また告白に関してはしないんじゃないかって思います。現実ではそのままゴールインという展開は十分有り得るけど、これは物語ということもあって、他のヒロイン達の想いをちゃんと伝える機会もないままくっつくのはいくら何でも展開的に考えて辛いと思います。とりあえず来週の展開はどんなことがあってもそれを受け入れ、その上で他のヒロイン(個人的には千棘)の何らかの逆転劇があるのを願いながら楽しみにしようと思います。

 

Unknown (ぴこ)

2015-04-14 08:50:16

初めてコメントさせてもらいます。すばらしい考察いつも楽しみにしています。小野寺姉妹派なので大変嬉しい回ですが、これから起こると思われるすれ違い展開が心配です。今、小咲ちゃんはモミノキの所に居ると思うのですが、楽の事を思い鍵を探しにいくと思います。楽は鍵をあきらめ小咲ちゃんとの約束のためモミノキへ。お互いを想ってすれ違っちゃうと思うのです。で、偶然モミノキの所で楽は誰かと出会いイルミネーションを見てしまう。小咲ちゃんエンドを疑う訳ではないですが、そんな悲しい展開はやめてもらいたいです。願わくはイルミネーションが終わった後に鍵を見つけて来た小咲ちゃんと楽が出会い、お互いを想いあっていた事を知り、錠の中身関係なく告白し合う…。そんな展開がいいなぁと。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 12:48:12

>匿名さん

コメントありがとうございます。

一条さんと小野寺さんの気持ちがお互い向き合って,同じ長さのベクトルで触れ合っている...そんな素敵な関係を見て取れたと思います。なんかもう,僕が述べる必要が無いくらい明白な描写なので,僕の感想なぞ蛇足に等しいですけれども。

来週,もし告白しない(約束の女の子である確認が取れない)のであれば,新しい約束―もみの木の下でふたり一緒に見つめた思い出と,その記念のぬいぐるみが二人の新しい絆になるのではないのかと思っています。そう,春ちゃんはもらったぬいぐるみを二人へのクリスマスプレゼントにするつもりなんですよ。きっと。

そんなわけで,新しいプレゼントが無くても,二人に対するクリスマスプレゼントは十分あるのではないか,と思っているのです。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 12:50:00

>Unknownさん

コメントありがとうございます。

そうですね,二人が結ばれた上で,それを周囲が心から祝福してくれるような...そんな結末が見られたら幸せだなと思います。もちろん,それぞれのヒロインにも何らかの二人とのつながりを保ちながら...と願いたいものです。

 

Re:小野寺さんのターン (ayumie)

2015-04-14 12:56:10

>mickさん

コメントありがとうございます。

小野寺さんのターンが来たとたん,これまでのはなんだったんだというくらいのマジコイモード...。これが偽者と本物の違い...と言葉にすると正しくニュアンスが伝わりませんが,煽りではなく,二つの恋の違いが表れた感じがしますね。

そして記事で触れるのを忘れましたが,何気に『ニセコイ』史上初の小野寺さん3連続メインヒロイン。来週も恐らく小野寺さんのターンでしょうから,4週連続は確実でしょうね。千棘のエピソードも,彼女と楽の関係性を明白にする素敵なエピソードでしたけれど,小野寺派としては一条さんと楽の関係性...―二人がお互いを求め合っていて,そのことを幸せに感じていること―...を見てしまうとこちらの印象が強くなるのは,ファンゆえに仕方が無いことかもしれません。

仰るとおり,小野寺さんのターンを進めてしまうと,他の話の全てに影響するので,なかなか進められなかったわけですが,いよいよ解禁されたとなると『ニセコイ』も大詰めなのだなあという感じがひしひしと伝わってきます。

 

カクニン (ayumie)

2015-04-14 13:02:16

>とりさん

コメントありがとうございます。

バカな!とりさんがスマプラから離れるなんてそんなことが...!って,あれ1日だけ?(ちょ ←冗談です

さて今後の展開ですが,流れとしては一気呵成に告白まで行ってしまったほうが美しいし,スムーズなんですけれどね。『ニセコイ』としてみてしまうと,難しい舵取りです。まあ,その辺はもう古味先生に委ねるしかない部分ですよね。

錠と鍵は「昔の約束」の思い出なので,普通なら無視しても差し支えないんですが,今二人はお互いを「昔の約束の相手」と思っているんですよね。となると,なかなか諦めきれないんじゃないかと。なので見つかる方向性で行くと思いますが,結果として「諦める」のであれば,それはそれで「今の恋」を選んだんだから良いと思います。

一旦結ばれ後に,二人が約束の相手でなかったと分かった時に,羽姉さんか誰か分かりませんが(千棘かもしれない),「あなた(楽)は小野寺さんが『約束の女の子』だと思ったから好きになったの?」という問いかけをすると思うんですよ。そこで,楽はふっきれるんじゃないのかな,と思っていたり。

Re:小野寺さんの気持ち (ayumie)

2015-04-14 13:07:43

>mickさん

コメントありがとうございます。

楽の気持ちに焦点がいってしまうのは,恋のベクトルがヒロイン側からは楽だけを向いていて,楽からは小野寺さんを向いている。一対多の図式だからでしょうね。実際には双方向である小野寺さんと楽の関係性だけ見ればいいんですけれど。

むろん,小野寺さんと他のヒロインの反応に違いがあることも確かです。これは何と言うか...一条楽の「どこを」好きになったのかという点について,お互い側にいる立場で他のヒロインよりも長く楽を見つめ続けてきたのが大きかったのではないかと思います。

羽姉さんも,マリーも,思いは長いですけれど,彼女たちが見ていたのは「思い出の楽」ですよね。それに対して小野寺さんが見ていたのは「今の楽」です。その違いが,現在の一条楽に対する理解度の差として生じているのではないでしょうか。

 

バッテリー充電0% (ayumie)

2015-04-14 13:21:07

>平々凡々さん

コメントありがとうございます。

小野寺派大歓喜の今回,平々凡々さんも楽しめたようで何よりです。事ここに至っては,来週の展開を心穏やかに待つのが結いいつできることでしょうか。

なお携帯用の充電器を持った楽さんは,もはや楽さんじゃないです(ちょ)。そんな作劇の都合を読めない,空気嫁るな楽さんはいらないんですよ(古味先生にとっては←ちょ)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 13:22:26

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

えーーー!
今回は先に物語を読んだほうが良かったと思いますけれどね。まあ,きゃんきゃんさんがそれでも楽しめたのであれば幸いですが。全力でニヤリングしたあと『現実逃避』していただいたほうが感慨もひとしおだったと思いますよ。

そして二人の行く末ですが,二人は幸せになる。それは今回はっきり示されましたので,もう僕としては何の憂いも無いです。小野寺さんが約束の女の子であろうと,なかろうと,『今の恋』が成就してくれればそれだけで十分幸せです。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 15:19:53



>シャムワニさん

コメントありがとうございます。

ニセコイ』もいよいよクライマックス。千棘以前からゆっくりと始まっていたこのヒロインクライマックスシリーズ,千棘とはニセコイ関係,小野寺さんとはマジコイ関係という形で関係性が整理された感がありますね。

昔の恋と今の恋,どちらを優先するのか,あるいはいずれも掴み取ろうとするのか。一条楽と小野寺さんの決断の時が迫ります。二人が一生懸命錠と鍵を探して,見つけ出してもみの木にたどり着ければ,それはもう「今の恋」のアイテムに昇華したといってもよいですし。そんな素敵なクリスマスになればいいのですが。

ただ,仰るとおり,まだほかのヒロインの気持ちもありますし,ここで小野寺エンド完!といかないのは訓練された『ニセコイ』フリークならば容易に想像がつくこと。大方すん止めになると思いますが,かりに告白に至ったとしても,もう一回どんでん返しありますよ。少なくとも「約束の女の子は小野寺さんではない」という形になるのは間違いないでしょうから,その覚悟は皆さん必要ですね。

その上で,昔の恋と今の恋のあいだで一条楽をはじめヒロインズもまた葛藤するわけです。そこは上手く魅せてくれると思いますよ。連載開始当初からの「大ネタ」ですからね。他のヒロインたちを光らせつつ,さいごは小野寺さんにどんな風に回帰するのか。古味先生の操縦が気になります。

ただ,個人的には「過去の恋」に動揺することはあっても,それが「今の恋」に影響することは無いと思っています。つまり,直接的に「約束の女の子」に気持ちがゆれることは無いだろう,ということです。過去の「約束」に基づくしがらみみたいなものに,楽が思い悩むことはあるかもしれませんけれどね。

さて『ニセコイ:』,今日当たりは見られないかと期待しているのですが,なかなか見られませんね。エピソード投票でも5位に入った千棘回だけに,早く見たいのですが。なかなか。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 15:22:44

>くわぽんさん

コメントありがとうございます。

小野寺さんがついに3週連続でヒロイン!
かたくなにペナルティエリアに入らなかった日向小次郎がついにペナルティエリアに入って若林源蔵に挑む,あの名シーンが思い浮かびます(浮かばねーよ)。とはいえ今回の小野寺さんのターンは,そんな『ニセコイ』史上初の小野寺さんの快挙を忘れるほどにニヤリングな回でありました。

来週はいよいよ大詰め。小野寺さんに幸あらんことを祈ります。

 

Re:プレゼントは (ayumie)

2015-04-14 15:27:55

>mickさん

コメントありがとうございます。

え,それはもみの木のイルミネーションを見た後ですかね。楽はもうプレゼント買ったんだと思っていましたが。まだだったのか...。

個人的には,二人の新しい「思い出」ともみの木の下でもらう特別なぬいぐるみこそ二人へのクリスマスプレゼントだと思います。春ちゃんが欲しいといっていたぬいぐるみですけれど,これは二人が持ってこそ意味があるプレゼント。ですからきっと,ぬいぐるみを持って帰ったら「二人にプレゼントとしてあげる」って言うと思うんですよね。まあ,二人がお互いへのプレゼントというのとは厳密に違いますけれど。

それは抜きにして,今日という一日がまだ終わらずに,最後までデートで終わるというのもなかなかオツなものです。できれば,告白して恋人になった二人としてデートして欲しいですけれど。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 15:34:14

>匿名さん

コメントありがとうございます。

小野寺さん,楽が買い物に行っている間,ずーとツリーを眺めながら来るべき時を待っていたんですかね。いじらしくて涙が出ます。鍵屋さんのフンシツ等舞台設定から来たトラブルですけれど,ここは二人で共同作業でなんとか乗り越える展開なんじゃないかと思うんですよね。

小野寺さんもまた,電話を受けてすぐだったのでしょう。その後,ゴミ捨て場に移動し,楽はそれを追いかける。先に着くのは小野寺さんでしょうが,そこで合流するのは確実なので,最終的に二人が離れ離れになることは無いと思っています。だって「絶対の約束」ですから。一条楽としても小野寺さんとしても,この約束はただの約束ではない,絶対に実現しなければならない約束です。そこを上手く演出する為にちょっとした小粋なスパイスとしてのトラブルなんでhそうね,これは。

まあ実際には後から見つかるというのも「アリ」だと思います。個人的には二人がなんとか見つけて,一緒にもみの木のイルミネーションを見て欲しいですけれどね。プレゼントについては...楽はもう何か買ってあるんじゃないかな,と思っていたのですが,まあなくても全く無問題です。小野寺さんが欲しいのは一条楽,アンタの気持ちなんだから(ん)

最後に小野寺さんが流す涙があるとしたら,それは嬉し涙。そう信じて今は待ちましょう。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 15:48:54

>ビバっちさん

コメントありがとうございます。

修学旅行以来,長尺のエピソードが続きますね。これはこれらのシリーズが相当前から練りに練って作られている物語なんだということだと思います。おそらく,段階を踏んで最後のエピソードに至る過程を順序良く積み重ねている状態でしょうか。

そういう意味では「小野寺クリスマスイブ編」はまだ全体プロセスの途中過程なんですよね。情況はもはや最終回かと思わせるノリでありますが,この先他のヒロインのエピソードに繋がるように,きちんと整合性が取れる結末に次週なるのだと僕は思っています。

そんな小野寺さんの可愛らしさ,愛おしさは一条楽ならずとも読者を魅了するというもの。もちろん,他のヒロイン...特にここまでダブルヒロインの一角として物語をリードしてきた桐崎千棘ファンの皆様方には心穏やかならぬ事態かもしれません。

まあ僕らもそんな夜を何回も過ごしたわけですが(ちょ),一条楽が自分の「恋」をどう思っているのかというある種,全てのファンが気になっていた行く末がいよいよ見えてきたわけで,これを見逃してはこれまで何の為に『ニセコイ』を読んできたのか分からなくなってしまいます。実際のところ,僕自身にもおぼろげながらしか分かっていないのです。一条楽の本当の気持ちなんて。奴は秘密主義ですからね(をい)

告白については,前振りの「約束の女の子が分かったら」という件が何回もあったので,先延ばしの可能性はあると思います。となると,例えば「約束の女の子が千棘」だった時に一条楽はどう思うのか。マリーだったら。羽姉さんだったら。そういうシチュエーションを考える機会が一条楽には必ずあるはずですので,ここですんなり小野寺さんと結ばれて終わりってことはないと思っています。

個人的には千棘が約束の女の子だった時に,一条楽が何を思うのかは気になります。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 15:55:38

>ぴこさん

コメントありがとうございます。

すれ違いが起きるという予想が結構出ているのですが,はてそうなるのかな,と僕は思っています。小野寺さんは鍵屋から連絡を受けたら,間違いなく廃棄場にいくと思います。そして楽は小野寺さんに連絡が行っていることを知っているわけですから,もみの木を確認してからかもしれまんが,小野寺さんがそこにいなければ鍵と錠を探しに行ったと判断するはずです。そしたら,二人はそこであっさり合流しそうな気がします。

そして二人が思い出の品をあきらめるかどうか,ですけれど,本来は思い出の品ですから無くても二人の今の関係性には影響ないものです。ですが,今二人はお互いが「約束の相手」だと思っており,そのつながりが告白への「キッカケ」になっているわけですから,簡単には諦めないと思います。少なくとも8時ギリギリの時間まで探すことを諦めないのではないかと思っています。

そしてイルミネーションを二人が見るか見ないか,という点については「見る」と思っています。それはふたりが行った今の約束,「絶対の約束」をした以上,その時をどのようなシチュエーションで向かえようとも,二人で見ると思います。そこに他のヒロインが介在する理由はありません。というか,そんな作劇になったらさすがに「はぁ?」という反応が返ってくることは容易に想像がつくでしょうし,この先のエピソードにも繋がりません。なので,そこは心配しなくていいでしょう。

そんなわけで,二人が幸せな時間を共有し続けられる未来が見られることを,今は望みたいですね。

 

一条さんと楽の関係性 (mick)

2015-04-14 17:53:41

何を言ってるか分からねーと思うが(ry

ayumieさんのお返事コメントの中の言葉です。

もう「一条小咲」さん、なんですね、ayumieさんの中では。ああ、早くそうなればいいのに♪

 

Unknown (ぴこ)

2015-04-14 18:12:33

ayumieさん
まったくその通りですねっ(汗)反論しようもありません。(笑)2人でイルミネーションを見てしあわせなデートで帰路についてほしいです。ただ、2人で今頃イルミネーションを見てるかなぁと、家で待ってる春ちゃんが、絵本を手に取り衝撃的な一言を最後に言ってほしいです。(笑)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 18:26:57

>mickさん

ああ。慌てて書いたから意味不ですね。
他にも誤字脱字が酷いし...。まあ限られた時間で一生懸命書いた結果と思ってくださいませ。

一条さんと楽ってなんだよ...。まあでも仰るとおり,大して間違っていない(開き直り)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-14 18:30:43

>ぴこさん

コメントありがとうございます。
あ,いや,別に反論とかなくて僕の意見なんで,あまりお気にされぬよう。それが正しいかは来週読まないと分かりませんし。

春ちゃんの衝撃の一言...。
言い回しが気になりますが,春ちゃんが結末を知っているとかいうのはありそうですよね。過去と今の違いは必ず描かれるはずですが,そういう描写ももしかしたらあるぞやもしれません。

Unknown (きゃんきゃん)

2015-04-15 20:20:08

ほんしよみましたーーー

あー、何で、こう、二人のデートを見ていると、こう、心が安らぐんでしょうかね(笑)


そんなことはさておき、今さらな質問なんですが、ゆいねえさんが約束の女の子だと仮定して、どうして

「約束の女の子が分かったら、その子の事を好きになるの?」

という質問をしたんでしょうか。

楽が約束に縛られており、そこから解放させてあげたかったのでしょうか。
それとも
約束の女の子の判明という吊り橋効果的な感じで好きになってもらっても、嬉しくないということなのでしょうか。

以前にもこの手の話題が出ていましたらすみません。

 

羽姉さんの質問の意味 (ayumie)

2015-04-15 21:43:36

>きゃんきゃんさん

コメントありがとうございます。

羽姉さんの質問の意図は明確で,楽の気持ちが小野寺さんにあることを承知のうえで,逆説的に問いかけたということでしょう。

羽姉さんは楽がすきですが,楽は小野寺さんがすきということを理解している。ただ,今現在は小野寺さんと楽は結びついていないので,このまま自分の気持ちを諦めるつもりも無い。これはマリーと同じです。

そして恐らく羽姉さんは約束の女の子だと思われますが,仮に彼女が約束の女の子だと明らかになったとしても,それは「過去の約束」であって,今の恋じゃない。羽姉さんは,過去の約束を持って今の気持ちを変えることが有り得ないことを知っているから,

「約束の女の子が分かったら,その子のことをすきになるの?(違うでしょ?)」という問いかけをしたわけです。

別に自ら小野寺さんと楽を結びつけるような行為をするつもりは無い。ただ考えれば明白なその事実に楽が縛られているのは羽姉さん自身にとっても不本意なわけです。だって,羽姉さんもまた,10年前の思い出の自分ではなく,今現在,楽の目の前に立っている,10年間楽を思い続けてきた自分を見て欲しいから。

マリーもそうなのですが,羽姉さんもまた,「今の恋」で自分に振り向かせたい。過去の約束に基づいて振り向かせるようなことは本意ではないし,そもそも過去の約束で振り向かせることなどできない。

ですから,しいて言えば楽のため,自分のため,楽を好きな全てのヒロインのために,「今の気持ちで考えて」と促しているのでしょう。そんな風に思いました。

 

Unknown (シャムワニ)

2015-04-16 12:27:26

コメントありがとうございます。
仰る通り、「錠と鍵」や「約束の女の子」は結末には何の影響も与えないと思います。(ストーリーにアクセントを与える材料にはなると思いますが・・)
きっと小野寺さんは必死に錠と鍵を探して、そして見つけたアイテムは小野寺さんにいい結果をもたらさないと思うのですが、そんな過去に引きずられた結果よりも気持ちを共有しあえて、自分のために必死になってくれる人が傍にいるという現実の方がよっぽど大事なのであって・・まあ一条楽は基本「ぶれない男」なので大丈夫でしょう。

そして「タノシミ」何回を読んでも、小野寺さんが可愛いすぎですね・・というのも古味先生のタッチから「小野寺小咲の魅力を120%引き出すんだ」という気迫を感じるんです。だからこそ小野寺さんの魅力が今までにないほどダイレクトに伝わってくるのかなと・・

よく「作者は小野寺に愛着を持っていない」という声を耳にするのですが、ストーリーの構成上、不憫な役回りになってしまっているだけで、実際は千棘やマリー達と同じように、作者は思い入れを持っていると思っています。(愛着がないなら、「マジカルパティシエ小咲ちゃん」なんて書けないと思いますw)

今回の「タノシミ」からは、そんな思い入れがひしひしと伝わってきましたし、ちょっと生意気を言えば、「古味直志の最高傑作は間違いなく小野寺小咲」だと思っています。次週以降も期待しています。

 

楽さんのペンダント (mick)

2015-04-16 18:20:20

楽さんのペンダント、これまでにも何回も、楽さんの手を離れていますよね。

第1話でいきなり、千棘の膝蹴りで吹っ飛ばされて、この時は10日間、楽さんの手から離れています。

13話のザクシャインラブでは、配達の人とぶつかった拍子に、チェーンが切れて落としています。

そして、29話カクニンで、千棘の誕生日に千棘の鍵を試してポッキリいわせて、修理に出している間も、楽さんの手を離れています。この時は51話コレカラまで返ってこないので、けっこう長いです。

さらに、75話カミカゼ春ちゃんを助けた時に保健室で落として、86話オミマウで返してもらうまで、春ちゃんが持っています。

そして、今回と、都合5回目の紛失です。10年間無くさずにいたのが不思議なくらい、よく、行方不明になっていますね。

まあ、今回は廃棄品の集積所にある事はほぼ分かっていて、ショッピングモールから出ていませんし、回収もおそらく今日中にできそうです。

でも、だれも鍵と錠の行く末を心配していませんね。みなさん、訓練されすぎなんでしょうか(笑)

まあ、私も心配してませんけどね。

 

Unknown (アキ)

2015-04-16 18:42:04

私も来週の展開についてなんの不安も抱いていませんよ。なぜなら楽さんは今の約束を選ぶと信じているからです。「ここで小野寺さんを選べないような男は小野寺さんを幸せに出来ない」断言します。
ところでニセコイはいつエンディングを迎えるのでしょうか?3年まではやるのではと思っていますが、ここで小野寺さんとくっつけて卒業までに千棘に移らせるんじゃないかと悪い妄想が働いてしまいます。

小野寺派の悲しい定めで2人がいい感じになるとなぜか邪魔が入る法則がありますからね。今回の二人のデートが幸せすぎて大きな反動がかえってくるんじゃないかと不安になってしまいます。悪い妄想だけで済むといいのですが。
僕個人としては楽の一途なところを信じていますし、何があっても楽は小野寺さん以外を選ぶことはありえないとは思っていますが、なんでしょう怖いんです。

 

Unknown (平々凡々)

2015-04-16 21:46:44

私も心配しとりません
今の楽なら小野寺さん一択でしょう
しかし修学旅行編から約二ヶ月ずっとネガティブだった私がこんなにも自信満々に断言できるなんて小野寺回の威力の高さに脱帽です。と同時に自分の現金さに呆れますが(笑)

 

Unknown (ayumie)

2015-04-17 13:31:52

>シャムワニさん

コメントありがとうございます。

錠と鍵がもはや「昔の約束」の象徴であることがはっきり示されている以上,このアイテムに小野寺さんと楽がこだわる必要は全くないんですよね。11年前,一条楽が好きだったのは小野寺さんだったことは,記憶のある羽姉さん・マリーの様子から示されているわけですけれど,「約束の女の子」は恐らく小野寺さんではないだけに。

とはいえ,二人の(みんなの)思い出の品ですから,それなりに思い入れがあるのも間違いないわけで,いずれの約束を優先するのか,あるいは両方の約束が実現できるのかが焦点となろうかと思います。

みなさん「どうせ錠と鍵がなくなったりしないだろ」という前提で話されていると思いますが,それはそのはず,約束の女の子ネタには必ず必要なものですから,最終的に楽と小野寺さんの手にもどってくることは間違いないわけです。

となると,問題になるのは「もみの木のイルミネーションを二人で見る約束」すなわち『絶対の約束』が実現するかどうかでしょう。昔の恋よりも今の恋,という文脈を貫き通すのであれば,途中ちょっとしたドキドキ感を味わうことはあっても,最終的にこの約束は実現する。そう信じたいですね。


古味先生は登場人物全てに愛情を注がれていると思いますよ。ただ,小野寺さんこそは『ニセコイ』界のラスボス,マジコイパートのラスボスですから,まともに小野寺さんエピソードを進めてしまうと『ニセコイ』の売りのひとつである「恋の行方はどうなるのか」が演出できなくなってしまいます。なので,小野寺さんを出す時には小出しになったり,進んだら後戻りしたり,という繰り返しになってしまうのでしょう。それは愛着が無いということではないですね。

事実,今回の小野寺さんの魅力は十二分に描かれていたと思います。小野寺さんの表情がここまで書き込まれているのもなかなか新鮮というか,一条楽の目に映っている小野寺さんってこうなんだろうなぁ...ってのが伝わってきました。これは愛が無ければ描けないと思いますよ。

と同時に,小野寺小咲というヒロインの魅力は『ニセコイ』ヒロインズの中にある立ち位置も影響していることは忘れてはいけないでしょう。小野寺さんとは性格も,行動も,容姿も全く異なるヒロインたちに囲まれているからこそ,小野寺さんの「普通の魅力が光る」。そんなことも最近人に指摘されて,なるほどなあと思ったり。

 

Re:楽さんのペンダント (ayumie)

2015-04-17 13:32:43

>mickさん

コメントありがとうございます。
振り返ってみると結構楽の手から離れていますね。お前,本当に「約束の女の子」の思い出大切にしてるのかよ,というツッコミが入りそうな頻度です(ちょ)

今回もまた,どこに捨ててあるのかはっきりしていますので,その場所に行ってもみの木までもどれるのであれば,全く問題ないわけですからね。そういう意味では全く心配していません。まあ錠と鍵は最後の謎解きのアイテムですから,これを使わないまま物語が閉じることはないだろう,と読者が見透かしてしまっているのもあるかもしれません。

むしろ,きちんと二人がもみの木で見てくれるのかという方が問題なわけですが,「絶対の約束」ですから守られると思っています。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-17 13:33:01

>アキさん

コメントありがとうございます。

次週は巻頭カラーにして小野寺クリスマスイブ編クライマックスと銘打たれているのですから,まあ何も心配は要らないと思います。きっと楽は今の約束も守るでしょう。二人が幸せなときを迎えることを期待しています。

さて,エンディングですが,僕はもう3年間やらないんじゃないかと思っています。最近の展開は,もともそ3年末期でやるはずの展開だったのに,突然2年の後半ではじまりました。これは,ながながと日常パートを続けるのは止めて,物語を畳みに着ているからだと思います。

今回の描写を見ても分かるとおり,一条楽の恋の相手は小野寺小咲。これは揺るがないと思います。もしここで揺るぐのであれば,この前の千棘のテンコウエピソードでそれらしき伏線をいれるはずです。が,ありませんでした。

千棘のことを「親友」(ニセコイ仲間)と認識した以上,千棘と楽の関係性はこの先何十年立っても「ニセコイ仲間」です。ここから心変わりをするというのは,ぶっちゃけた話,全体の筋が全く通らなくなってしまいます。

好きな子は小野寺さん,千棘はニセコイと認識させたのにわざわざひっくり返すということですよね。だったら,なぜ最初から千棘とマジコイにしないのでしょう?こんなエピソードを入れなくても,転校回で「俺の気持ちはもしかして恋かも...」「小野寺への気持ちはただの憧れだったのかも」としておけばいいのに,それをしませんでした。そういう意味では一条楽は既に「決断」してしまっているのであって,これがひっくり返ることは決してない,と僕は思いますけれどね。

 

Unknown (ayumie)

2015-04-17 13:33:45

>平々凡々さん

コメントありがとうございます。

まあこれだけ幸せに包まれた二人を見てしまっては,もはやそれ以外の結末を想定するのはありえないでしょう。「すごいよマサルさん」みたいな不条理ギャグ漫画(超褒めています)とは違うのですから。

まああと15-25週程度で物語は終わると思いますので,もうあれこれ悩まずありのままの『ニセコイ』を楽しんだもの勝ちだと思いますね。
時に自分の現金さに呆れますが(笑)

 

Unknown (Unknown)

2015-04-19 19:19:32

さーて、とうとう明日ですね
本当はモブ寺のことが好きでは無く、約束の女の子の面影を追いかけて好きだと勘違いしていたことがハッキリするのは。
記憶が無くなっても覚えていた10年前の約束を楽が捨てるわけないですし、また楽と見ることを諦めきれなかったモブ寺置き去り展開ですよ。
いやー明日の感想が楽しみですね。

恋愛漫画は先にいい感じになった相手とは振られる法則もありますし、これから千棘に気持ちが動いていくのが楽しみですよ
モブ寺はこれから滑り台行き確定なんだから、今のうちに期待してな。
恋愛は最後に一発逆転大ホームランが待ってますから、千棘の勝利はもう100%決まってるんですよ。モブ寺エンドを夢見てるこのブログの方々には悪いがなwww

 

ニセコイの読み方 (mick)

2015-04-19 20:28:38

>Unknownさんへ

ayumieさんからもお返事があると思いますが、私も少し、お伝えしたいことを書かせてもらいます。

マンガの読み方、楽しみ方は一人一人それぞれでいい、そう思います。

それぞれに好きなキャラがいて、それぞれに感情移入して、そのキャラが幸せになることを願う。

それでいいと思うんですよ。

私は小野寺派を公言していますが、千棘もマリーも好きです。春ちゃんも、羽姉さんもつぐみも好きです。(順不同、笑)

そして、古味先生も、すべてのキャラにそれぞれ思い入れがあり、大事に描いている、そう思いながらニセコイを楽しく読んでいます。

Unknownさんも、できれば楽しく読めるといいのになと思います。

もし、Unknownさんが古味先生の作品が好きなら、短編集「恋の神様」とか、古味先生の他の作品もぜひ読んでみて下さい。きっと楽しめると思います。

古味先生は、これまで後味の悪いお話を描いたことはありません。私から言いたいことは、これだけです。

 

これがゲーム脳か... (ayumie)

2015-04-19 20:35:02

>Unknownさん

考え方は人それぞれですので,貴方が千棘エンドを信じられるのは自由かと思います。まあ,僕自身は論理的に考えてあり得ないと思いますけれど。まあ,お互い思うだけなら自由です。

それとコミュニケーションの礼儀は別問題です。弊ブログでは感情的なコメントはお断りしていますので,もし今後千棘エンドを主張されるのであれば,感情抜きでお願いします。悪感情は読んでいて気分を害しますから。

少なくともUnknownさんの主張は根拠と呼べるものが皆無ですし,その辺り論考はとっくの昔に終わっている問題です。それでも貴方が千棘エンドを信じられるのは自由ですが,弊ブログで主張されるときには「感情」を排して「根拠」を示して「論理的に」記述してください。

それから,ここは個人ブログであって2chとは違います。言い捨て御免で済まないこともありますので,以後気をつけてください。

2chと違い,僕はコメント者がどの地域の,どのプロバイダから,どの端末を使ってアクセスしているか承知しています。接続先をみただけでどこに所属している人かわかることもあります。「迷惑行為」とみなした場合にはプロバイダ等を通じて簡単に個人を特定できるということをお忘れなきよう,ご留意ください。

 

 

  

 

「あとがき」

小野寺ファンの贔屓目はあるにせよ,単純に二つのカップルのデートを見比べたときどうですか。やっぱり小野寺さんのほうが「本物らしい」し,小野寺さんとのデートのほうが二人の恋する気持ちとかがきちんと描かれている。二人がとても楽しそうに,幸せそうに見える。

 

どこかで書きましたけれど,やっぱり偽物が本物を上回るロジックには限界があったような気がしますね。偽物が本物になった瞬間,「本物としての比較」を二つの好きで比べるわけですけれど,本物として積み重ねてきた側を上回るってのは説得力を持たせることができなかったのではないかなと。そこが古味先生の誤算だったのではなかったかと思ったり。