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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『五等分の花嫁』 第113話 最後の祭りが風太郎の場合 感想・考察 : 上杉風太郎,覚悟の扉を開くーーー!

長きに渡った「五等分の花嫁」という祭り。ついに風太郎視点のお話がやってまいりました。

 

思えば姉妹たちに促される形で「決める」ことを決意した学園祭前。最初は嫌々ながらお金のためにやっていた家庭教師と教え子という関係は,いつしか友達となり,無くてはならない存在となり。ついには「いつまでもこのままでいたい」と思えるくらい五つ子姉妹のことが好きになっていました。

 

勉強だけではなく,仕事も,娯楽も,恋愛も,学生の本分たる学業以外を「不要なもの」と思って打ち込んできた風太郎。しかし五姉妹との時間を過ごす中で,彼女らが風太郎が捨ててきたものに全力投球で打ち込む姿を見続けてきた。

そして彼女たちとの大切な関わり合いによって,そうした全てが自分にとっても大切なものと気付かされた

 

そんな風太郎にとって「好きな人」は誰なのか。ついにそれが明かされます。

 

 

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五等分の花嫁(12) (講談社コミックス)

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上杉風太郎は楽しみたい

四葉の推薦によってクラス委員となった風太郎。この学園祭といえば,その準備・裏方に東奔西走し,一方でご姉妹のそれぞれの課題と選択と向き合うという荒行をこなしていました。

 

考えてみると不思議なものである。学業のみに価値を見出して邁進してきた風太郎。その背景には「らいはに楽をさせてやりたい」「それができるようになれる自分になりたい」という願望があったわけですが,その風太郎が「最高の学園祭」にするために打ち込むなんて以前を思えば有り得ないことである。

 

 

とはいえ当の風太郎はというと,学園祭の屋台や出し物をめぐることも出来なかった。しかしそこには確かな充実がある。

 

後夜祭直前に前田,武田とぼんやりと語らうその一場面はまさしく学園祭をやりとげた等身大の高校生の姿がある。小火は起こしてしまったけれども無事学園祭は終了する。自分が成し遂げてきたことに,感謝してくれるクラスメートがいる。そんな些細なことに対する「達成感」を風太郎は味わっている。

 

自然会話の流れで恋バナの話や自身の恋愛について話が向くあたり,本当に普通の高校生じゃないですか。五姉妹の話。前田が一花を見分けられる話。そして風太郎が五姉妹を見分けられるのかという話。

 

 

 

そんな武田の問いかけに「できると思う...」と答える風太郎。

なるほど。風太郎はついに五姉妹の誰かに対して「愛」を感じることができるようになったんだね。

 

愛さえあれば見分けられる。祖父,零奈,そして五つ子たちがそうであるように,愛を感じるからこそ五姉妹を見分けることができるようになった。考えてみれば当然である。「お前らが好きだ」と宣告した初日の放課後,あの時すでに風太郎は全員に対して愛を抱いていた。友情としての愛。仲間としての愛。そして恋愛感情としての愛

 

会話の流れから感づく武田と前田がなかなか鋭い

学業以外のすべてを捨てきってきた風太郎。だが今は確かにそこに誰かを愛する気持ちがある。自分が捨て去ってきた全てに気づかせてくれた存在がいる。それがきっと,風太郎が最初に見分けることが出来た人物。風太郎が「好きだ」と気付かされた人物

 

今こうして,誰かを愛し,五姉妹を愛し,そして友達やクラスメートに囲まれる。そんな今の自分があるのはその人のおかげである。

 



だから風太郎はその人のところに行く。最後までこの祭りを楽しむために。覚悟の扉を開けてその人に向かい合うために。

 

 

上杉風太郎,覚悟の扉を開く

さて。

ついに風太郎が自分の好きな人を認識し,告白する決意を決めたわけですが,対する五つ子たちはと言えばそれぞれ風太郎に対して想いがある。これまでその想いを明らかにして風太郎に接してきた娘たちに,風太郎はどのように「答え」を表していくのかというと,意外や意外「答えの出し方」は姉妹側が指定していた

 

なるほど...。考えたね。

これまで一花,二乃,三玖が寄せてきた好意,四葉が秘めてきた好意,憧れとも理想像ともいえるような恋愛に至っているのか計りかねる五月。それぞれ表現方法は違うけれど,風太郎に対する思いがある。そうした思いに対して風太郎は真摯に答える必要があると思いますし,当の風太郎もそのつもりだったことが伺える。

 

だが五つ子たちの提案で,そうした一人一人に答えを告げていく形はとらない。風太郎が選んだ一人に対して思いを告げ,自分のところに来なかった場合にはそれで気持ちを察すると...そういう形。

 

 

うむ。

まあこの辺は「漫画的処理」ということになるのかな。個人的にはこれまでよせてくれた想いに対し,風太郎は直接答える必要があると思います。しかし実際にそれを描こうとすれば,少なくとも想いを告げてきた二乃と三玖には明確に答えなければならないし,一花に対してもそうです。

これは物語描写としてかなり間延びしますし,四人目に答えを告げる段階で自動的に花嫁が分かることになってしまう。作劇的にそれは避けなければならないから,「姉妹側から言い出した」という形をとったのかなと感じました。

 

 

上階のベランダにいる一花。教室で待つ二乃。廊下で待つ三玖。保健室で待つはずだったのに外(キャンプファイヤーの側)にいる四葉。そして別の教室で待つ五月。

 

 

 

それぞれのヒロインがそれぞれの想いでいるその場所へ,風太郎が行く。昇降口から入り。上階に上がらずに廊下を曲がる。そしてある部屋の前で立ち止まる風太郎。

 

 

ここ,良いね。

風太郎が落ち着かせるように深呼吸する。深呼吸して決意したその目は真剣そのものである。これから自分の想いを「告白する」という決意の表れが見て取れる。

 

つまりこれは,「風太郎が想いを寄せてくれるヒロインを選ぶ」といった単純なものではないということ。自らの想いを告白する,結果の分からないあの緊張の瞬間を上杉風太郎も味わっているということですよ。

 

 

そして意を決して風太郎,覚悟の扉を開く――――

  

 

そんな風太郎の「決断」に対するそれぞれのヒロインの反応。それぞれ自ら抱える想いを租借しながらの決断の瞬間である。

 

五月「......上杉君」

一花「やるじゃんフータロー君」

四葉「あ」

二乃(無言)

三玖「二乃 終わったよ」

 

 

明確に「選ばれなかった」ことが描かれているのは,一花,二乃,三玖。上階に上がらなかった段階で明白だったわけですが,三人の下に風太郎は来なかった。そして意味深に呟く五月廊下を走る四葉。

 

 

注意深く見ていれば,風太郎が誰の部屋に入ったのかはこの時点で明白なわけですが,それを後押しする描写が続いて描かれる。

 

一花 「あの時にはもう心を決めていたんだね」

五月 「これからですよ 上杉君」

 

 

上杉風太郎が「好き」と感じた人,その想いを告げたいと思った人。

それは中野四葉

 



 風太郎の想い人は「四葉」でした。

  

 

【考察】風太郎の選択・「答え合わせ」

ここまであらすじを追いつつまとめてきたわけですけれど,今回の決断について少し掘り下げてみてみましょう。

 

この113話だけ見てみても,最初から最後まで風太郎の想い人が「四葉」であることはそこら中に描かれていました。

①最初に見分けられたのは誰か

冒頭,前田,武田との会話の中で 「最初に見分けられたのは誰か」という話題がありましたね。最初に五つ子当てゲームで見破った相手は「四葉」でした。

 

 

確認の質問で胡麻化されましたけれど,よく読むと四葉であると気づいているのは言葉で確認する「前」である。風太郎はそのしぐさから四葉を見分けていたわけだ。これも今にして思えば,ですけれど。

 

②学園祭を楽しむ

そして「学園祭を楽しむ」ために「お金がないのに」「屋台に行く」といっていた風太郎。お金が無くても風太郎が行けるお店。それは唐揚げ屋ですね。

 

 

文化祭2日目に四葉からもらった「無料から揚げ券」がまだ残っていたから。それが証拠に扉を開ける場面で風太郎はビニール袋を持っていますよね。これは交換した唐揚げと思われます。風太郎が学園祭を「楽しむ」ために最後に行ったのは四葉にゆかりのある屋台だったわけですね。これも四葉を指している。

 

③一花の回想

そして風太郎の選択を悟った姉妹たちの反応のシーン。

一花が2日目の夜にキスした直後,フータローが倒れている時に持っていたもの。左ポケットにはから揚げ券。右手には炭酸のオレンジジュースを持っていた。

 

 

あの夜,一花が投げかけた問いかけ。誰とキスしたいのかという問いかけの答えを「飲み物を選ばせる」という形で選ばせていましたね。二乃が紅茶,三玖がお茶。四葉がジュースで五月が珈琲でした。

そしてその手にあるオレンジジュースを見て,一花は風太郎の想い人が「四葉」であることを知っていたわけだ。扉を開く直前に,これまで一生懸命読んできた読者なら明白にわかるように描かれています。

 

 

そして少し後付けの解釈になりますけれど,五月が結ばれる可能性というのはこの段階で否定されることが示唆されてたわけですね...。というのもフータローは「珈琲が飲めない」。そのことは一花との朝のやり取りで明らかになっていたわけですから。

 

 

むろん一花がそれを意識して五月を珈琲としたかどうかは分かりません。そこまで意識して飲み物を指定したかどうかは分かりかねる。しかしメタ的には...作者の意図的には「珈琲を飲まない風太郎が五月を選ぶことはないよ」という暗喩だった可能性はあると思います。

 

④入室の順序

 「最後の祭りが四葉の場合」において,四葉はキャンプファイヤーの側にいることが描かれています。他の姉妹たちは風太郎が「よお待たせたな」と言った瞬間に風太郎を待っていた場所にいましたから,四葉も同様だったのでしょう。

 

これが意味することは何か。

風太郎が四葉がいるはずだった保健室に来た時に四葉はいなかったということです。風太郎は四葉に自分の気持ちを告げるつもりだったのに,四葉はいなかった。このことが意味することは改めて検討します。今回,最後の劇的なシーン,風太郎が「よお 待たせたな」と言った瞬間に振り返った四葉ーーーーこのシーンは

 

  1. 四葉保健室に行くも自らの意思で部屋を出る
  2. 覚悟の扉を開けた風太郎が保健室に入る
  3. 四葉の不在と忘れ物(スマホ)を確認する
  4. 四葉,スマホを忘れたことに気づき保健室に戻る(「あ」と言ったシーン)
  5. 待ち構えていた風太郎,四葉に「よお 待たせたな」と声掛けする

 

という流れだったわけですね。

 

 

実際,このシーンに描かれている後ろ姿。これは「四葉」が入室するシーンだったわけです。これも後付けの指摘になりますが,たしかに上履きの上にわずかに描かれている靴下は紺ないし黒。五姉妹の中でその色は四葉か三玖しかいないわけで,ここでも「四葉」が選ばれるヒントがあったわけだ。

 

⑥姉妹たちは「いつ」風太郎の選択を知ったのか

風太郎は「四葉」を選んだわけですが,では姉妹たちはいつその選択を知ったのでしょうか。いま,この瞬間に知ったのでしょうか。おそらく違います。

 

姉妹たちはみんな四葉を選ぶことを知っていたのではないでしょうか。

 

 

まずはっきりと描写された通り,一花は2日目の夜に風太郎にキスし,その直後に風太郎の選択が「四葉」であることを知る。そのあと一花がどうしたかは描かれていない。

 

しかし分かっているのは「二乃」は病院に残っていたということ,その後に「三玖」がやってきたということですよ。

 

風太郎の選択を知った一花がその後どうしたか,想像に難くはない。病院に戻ったか。電話で話をしたのか。分かりませんが,一花が四葉以外の他の姉妹に「風太郎の選択」を伝える可能性は多分にある。

 

だってそうじゃないですか。決めるのは風太郎です。そして風太郎の「結論」は知っている。その事実を隠そうと,明かそうと結果は変わらない。あるかもしれない一握の期待を抱かせて結果を知るより,心の準備のためにーー選ばれた四葉を祝福してあげるために,事実を四葉以外に伝える。これは十分ありうることです。

 

 

病院で二乃が三玖に伝えたことは「父とのこと」であり,「自分の気持ちの整理(キスしたこと)」であり,そして「風太郎の選択」だったんじゃないだろうか。

 

 

だから三玖は文化祭3日目に確信して言っていたわけだ。「この恋が成就しないことを知っている」。それは文字通り風太郎の選択を知っていたからと考えると間尺が会う。

だから風太郎が来る時間になったとき,実際に自分の場所に来なかったときに「終わったよ」という言い方をしたわけです。予め起きるとわかっていた出来事が終了したことを告げるために。

 

そして思わせぶりな五月の数々の台詞。

 

 

もとより風太郎にとって四葉が特別な意味を持つ女の子であることは承知していたわけですし,四葉の想いも知っていた。そんな彼女のポジションは双方を眺めることができる俯瞰者です。

 

恐らく第99話で風太郎が「決める」ことを選択した時に,五月は「風太郎は京都の女の子=四葉と見分けられた」(零奈を京都の子と誤認しなかった)ということを確信したに違いない。それが五月の言うというところの「難問」である。

そして自身が抱えていた「母のようになりたい」「けれども母のように結婚(恋愛)で失敗したくはない」という悩みと照らし合わせたとき,幸せな恋愛にたどり着けそうな風太郎と四葉が「羨ましかった」じゃないのかなと思ったり。

 

 

物語はこれからだ

さて。そうなると問題は四葉である。

四葉は風太郎が好きである。にも関わらず,保健室にはいなかった。なぜか。

 

「自分が選ばれると思っていなかったから?」そうかもしれない。

「そもそも自分は選ばれる資格がないと思っていたから?」そうかもしれない。

「自分が選ばれたとしても,それを受け入れてはいけないと思っていたから?」そうかもしれない。

「四葉の中ですでにこの恋は終わったと区切りをつけたから?」そうかもしれない。

 

四葉ははじめから「6年前に京都で出会った女の子」であることをひた隠しにしてきました。それは自分が風太郎との約束を守れなかったこと,その空回りした努力が姉妹たちに多大な迷惑をかけてしまったことが大きな理由です。

 

 

自分に振り向いてもらえたら,と願いつつもそのような考えを戒める。そこに四葉のこの恋に対する向かい合う姿勢が見え隠れします。五月がこらえきれずに真相を告げようとしたときも,それを抑える言動をしていたのも,すべて自分はその資格がないと思っていたからです。

 

そんな思い出と決別するために,「学園祭での最後の思い出づくり」において,四葉は気持ちに区切りをつけた。思い出ではなく「自分で自分の価値を見つけ出していく」ことにしたのです。四葉は風太郎の決断を聞く前に,自分から勝負を降りている。だから「保健室にはいなかった」。

 

 

 

自分が選ばれるとも思わず,そして選ばれるつもりもない。そんな姿勢が四葉の行動から見て取れます。

 

 

今回の,すべてを見透かしたような様々な五月の発言

  

これからですよ 上杉君

 

という言葉からは,上杉風太郎が四葉を選んでメデタシメデタシで終わらないことを示唆している。風太郎は四葉が好き。四葉も風太郎が好き。でも四葉は風太郎に好かれる権利がないと思っている。

 

何も成し遂げることが出来なかった自分。「風太郎を変えることが出来た自分」というアイデンティティを捨てた今,四葉の中にあるのは「なにもない,これから価値を見出していくしかない自分」なのです。

 

五月はそんな四葉の気持ちを理解っている。四葉が素直に風太郎の気持ちを受け入れようとしないことも全て。だからここからは上杉風太郎が努力しなければならない。自分を受け入れてもらうために四葉にその気持ちを理解してもらわなければならない。

 

そんな風太郎に待ち構える困難が分かっているからこそ,「これからだ」と五月はつぶやいたんでしょうね。

 

それに対する風太郎の解は

そんな四葉の心を解きほぐすために,風太郎はどんなことを告げるのでしょうか。今はまだ想像しかできない。でも一つ言えることは,風太郎は今の自分があることを五姉妹みんなに感謝していて,とりわけ四葉には感謝しているということは伝えたいのだと思います。

 

四葉が風太郎に何をしてくれたのか。

再会してからの四葉はほとんど風太郎に求めない。自分を好きになってもらおうとアプローチをするでもなく,自分のやりたいことを風太郎に押し付けようともしない。

 

それに対して風太郎が四葉からもらったものは甚大である。

 

  • 6年前,何も出来なかった自分に「人生の目標」と「方法」を教えてくれた。
  • 経済的苦境から家庭教師をやらなければならない時に,最初から風太郎を受け入れて協力してくれた。
  • 風太郎に学校生活を楽しんでもらおうと,林間学校でも修学旅行でも,学園祭でも「風太郎が楽しめるように」と努力してくれた
  • 風太郎のいいところを周囲に理解してもらうためにクラス委員に推薦し,クラスの仲間と打ち解けて過ごせるようにしてくれた
  • こうして風太郎が「捨ててきたもの」が大切でかけがえのないものであると認識し,それを楽しめるようになった。

 

今の風太郎を形つくるものは五姉妹全員との関わりの中で形成されていますけれど,その中でも四葉の貢献度は圧倒的である。「らいはを楽に暮らさせてやりたい」と言う幼き頃の目標を達成するに足る学習能力を身に着けた上,それだけではない仕事や娯楽,恋愛といったことにも価値を置ける人間になった。

 

今の風太郎を形作るもの,そのほとんどに四葉が関わっている。それに対して四葉が見返りを求めたことは殆どない。強いて言えば,「勤労感謝デー」における公園デートと思い出づくりの「キス」くらいである。

 

四葉は「今の自分には価値がなく,これから自分で価値を見つけ出していく」と思っている。それに対して風太郎が言えることは,昔も今も,自分にとって四葉は本当に感謝するしかない存在であり,憧れの存在であり,そして恋する相手であるということ。自分という存在を形作ったかけがえのない人であることでしょうか。

 

昔だけはなく,今も,これからも。風太郎にとって大切な人。そんなことを四葉に伝えられたなら,四葉は風太郎の気持ちを受け入れられるのかもしれませんね。

 

余談

一つ気になるのは結婚式における花嫁のセリフである。

「初めてじゃないでしょ」と言うその一連の件からは,風太郎と花嫁はずっとキスしていなかったように聞こえる。これはちょっと不思議である。

 

 

告白し,恋が成就したならば「キス」は当然日常の中に含まれてくるでしょうし,もしかするとそれ以上のことだって起きたっておかしくない。成人になっていればね。

 

にも関わらず5年前のキス以来のキスであるかのような発言である。これってなんなんだろうなと思っていたのですが,もしかすると風太郎の告白を四葉は「すぐには受け入れなかった」のかもしれないな。

 

 

つまり,風太郎の想い,自分の想いを語り合った上で「自分で自分の価値を見出せる日までお付き合いは待ってほしい」。そんなことを述べたのかもしれないな。風太郎が自分を認めてくれたことは嬉しいけれど,それは自分自身で感じられることじゃない。四葉としては当たり前のことを当たり前にしていただけである。

 

ですから「四葉自身がやりたいこと」「成し遂げたこと」が見つかるまではその思いを受け止められない。そんな流れになるのかもしれないな。ただ,そこから先は自分だけではなく,風太郎と二人で四葉らしいことを見つけ出していくことになるのかもしれませんけれど。

 

そんな展開が来るのかどうか分かりませんが。

いまはただ,報われるべき一人の女の子が報われたその瞬間に,至上の喜びと,安堵と,幸せを感じている。幸福のラッキークローバーの名を持つ,中野四葉を心の底から祝したい。

 

 

まる。

 

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Googleさんに一言(定形のお断り

 

ここに書いても仕方がないことですが...。せっかく感想書くんだから,Googleさんは検索結果からぼくの記事を消さないで欲しい。

 

ぼくの記事が他のサイトの内容に「似たようなサイト」になることなんて有り得ないから。ジャンプでもなんでもそうですけれど,公式に漫画が配信された直後に感想上げている以上,ぼくの感想記事は100%オリジナル記事です。当然発表タイミング的に「ファースト(第一発表者)」となる。

 

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