現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『五等分の花嫁』 第93話 ツンデレツン 感想 : 押しても駄目なら引いてみた

さてと。五等分の花嫁 93話 の感想(ごと嫁 感想)です。

 

こんばんは。忙しいと言いながらひたすらブログを更新し続けるayumieです。忙しい中逃避してこそ「現実逃避」ってなもんですよね。それはどうでもいいとして。

 

今回のタイトルはツンデレツン。タイトルだけで二乃さんか?という期待感が高まりますね。そんな二乃による「押しても駄目なら引いてみな」作戦,はじまりはじまりであります。

   

 

 


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「押して,押して,押されて,引いて〜♪」

というわけで二乃さんです。

 

告白直後の「お断り」を目前にストップさせるという案件があったせいか,「いやもう二乃エンドは無いでしょ」的な空気を漂わせている五等分界隈でありますがなかなかどうしてよ。女・二乃は攻めて攻めて攻めまくる,闘将・攻めダルマであります。

 

未だ決着がついたわけに非ず!故に虎視眈々と策を練るわけでありますが...

 


 

あ,はい。

なるほど。「推してダメなら引いてみろ作戦」ですか。なるほど...なるほど...。なんでしょう...その万里花的作戦は...!?

 

ayumie.hatenablog.com

 

駄目だ,二乃。その作戦は一時的には効くが,それで勝ったヒロインはいないんだ!そんなラブコメ読者の心の叫びは通じる事なく,既視感にあふれ気味の流れで話は進むのであった...。

 

 

問題は,一条楽とは違って上杉風太郎はその作戦を「知っていた」という部分ですかね。ハハッ!(ネズミー声)。完全に最初から勝ち筋が潰されているやん...。こんなのって無いよ...あんまりだよ...。

 

 

とりあえずツンツンしてみる二乃さん。

  

 

ふふ...。この感覚...懐かしいものがありますね。懐かしいけれど違いもある。言葉は冷たくしても中身が違うんだよね。初期の二乃さんは「風太郎の存在否定」という形で,風太郎の排除を前面に出してきましたけれど,今回のはあくまで「演技」です。使っている言葉は否定的だけれど,排除は意図していない。そこが大きな違いだよなあ...。

 

 

 


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「引いてみたら」引かれすぎてしまった件

事前学習してあったこともあり,二乃の作戦は完ぺきにお見通しの中進行するツンツン作戦。風太郎,完全に呆れてます。

  

 

「恋のテクニック」本そのまんまの進行に内心「おいおい」風太郎さん。前回そんなマニュアルよりも好きなようにしたらいいと五月に諭されておりましたが,意外なところで役立った。知らなかったらもっとドキドキしていたもんね。

 

しかしまあ,途中までは「お可愛い奴め...」と白銀御行並みのテンションで恋愛心理戦をくり広げる余裕もあったのですが,そこはそれ恋愛偏差値30の上杉風太郎である。いかんせん耐久力がなかった

 

ネタは全部上がってんだ!てなノリで締め上げようとしたらまさかの本気拒否を食らって立ち往生である。おいおい...演じていた時は全く通じていなかったのに,本音をぶつけられたら傷つくなんて...上杉風太郎もお可愛いこと!

 

 


 

ふむ。

一見,全く意味のないやりとりだったこの「推してもだめなら引いてみな」作戦ですけれど,なかなかにどうしてよ。いざ二乃に本気で「触るな...」(剥き出しの白鳥)とされてみれば,凹むわけですね...。あれ,俺の気を引こうとしていたんじゃないの...的な。思い上がりが恥ずかしくって穴があったら入りたくなる。

 

一方の二乃はと言えば,触ってほしくなかったのは本気の本気だったわけですけれど,その理由は全く異なります。いま触られたら素の自分に戻ってしまう。好き好きビーム全開の攻めダルマ二乃に戻ってしまっては作戦は水泡に返るのみ。

 

このマジ落ち込みの風太の姿がなかなかにどうしてよ。本気で嫌われたと思って距離を撮ろうとすれば,一気に二乃の心は裏切りの旋回を行ってデレまくる。

 


 

見よ,この破壊力。端的に言って最高である。

 

でれっでれのデレの理由には直前の義父との会話のせいもある。好きだから。愛しているからこそ離れないでほしい。本音の前には演技も作戦もぶっ飛んで行って,この嘆願・この笑みである。

 

そんなお可愛いことが満載であったツンデレツン!でした。まる。

 

なぜ上杉風太郎は恋のマニュアルを読んでいたのか

 

少し気になったことがある。

風太郎が恋のマニュアル本の読んでいた個所は「推してダメなら引いてみろ」であるからして,やはりマニュアル本を購入したのは「自分が意識している女子に対してどうアプローチするか」が目的だったということですよ。

 

つまり二乃や三玖に「お断り」をするために購入したわけではない。これ,二乃・三玖推しの皆さんにとっては一つ朗報かもしれんね。彼女らに対しては保留状態になっているわけですが,積極的に風太郎が「お断り」しない限り恋の決着はまだ分からないということですから。

 

そしてもう一つ気になったのは上杉風太郎が恋のマニュアル本を読んでいたのは「二乃との待ち合わせの前」であるということである。そしてこの最初の「入り」の部分。二乃登場と合わせて最初の一言目が「遅ぇぞ二乃」だった点ですね。ちょいと風太郎にしてはぶっきらぼうではなかろうか。

  

 

もしかしてアレか...?

風太郎も「押してダメなら引いてみろ」作戦をやろうとしていた可能性が微レ存...?

 

いざ作戦を実行しようとしたら,二乃が同じ作戦を始めてしまったのでそれ以上展開できなく無くなった可能性。あんまり高くないけれど,微粒子レベルでその可能性が存在する!

 

そう考えるとまだ二乃さんの命脈は途絶え切れていない。 一応ビビっていたからな!ビビりの背景が恋愛に由来するものなのか,家庭教師の都合上仲良くしておきたかっただけなのか,そこは色々あるけれど焼けた頬を朱に染めるその表情が物語っているのである。

  

 

まだだ!まだ二乃さんのボールは生きている!

これが「キープ」でないことを信じて,全国の二乃さん派はまだ戦える。相変わらず,ねぎ先生は演出上手やで...

 

母の墓参と中野一花

で,最後に墓参です。

墓参の前に義父・マルオとの会話が二乃との間で交わされるのですが,これは意外に重要なポイントなのかもしれない。

 

相変わらず多忙を理由に五姉妹に接する機会に乏しいマルオ。結ばれる予定であった零奈の忘れ形見の五人を預かってはや6年以上が経つわけですが,それでいてこの距離感である。

 

 

忙しいというのは事実でしょうし,わざと距離をとっているわけでもなさそうですけれど。自分の不在は気にするな,と言うマルオに対して二乃の「そんな部屋なんて」という言葉がアレですね。彼女の心の内が窺えます。

 

二乃が欲しいのは部屋とか贅沢じゃなくて,「家族」なんだよなあ...。だから二乃は五人であり続けることを当初拘ったわけだし,今でもそう思っている。そんな家族の中に入ってきた義父・マルオもまた,「家族」であってほしい。単なる養育者・資金提供者ではなく,「家族」。そう願っているわけだね。

 

母・零奈の命日であるにもかかわらず多忙を理由に墓参を共にしない父に対し,さびしさと「本当の家族らしさ」を得られない。

だからこそ,風太郎が距離を取ろうとしたときに,「離れ離れにならないでほしい」と願ったわけだからね。二乃が風太郎を好きであることは確かだけれど,それはどこかで伴侶として「家族」のつながりを得たいという気持ちもあるのかもしれないなあ...

 

そんな前振りがあっての墓参です。

母の墓参り,そこには既に花が添えてあった。前日の流れからしてマルオではなさそうですが,マルオが母・零奈を愛していたのは確かなだけに忙しく病院に出勤する前に立ち寄った可能性はある。いや,いつぞや五月と出会った零奈の元教え子である下田さんかもしれないけれど。

 

 

そんな母の墓前における姉妹の会話

五人がともにあることを常に願ってきた二乃だけに,一花の独立は看過しがたいものがあったというわけですね...。どこかに諦めがあるにしても,確認だけはしておかねばならないわけで...からのコレ。

 

 

「学校辞めるんだ」

 

えっ!!!

ここにきて学校辞めるの...? 

 

まあ一花の夢は「女優」であり,高校での知識学習が女優に何の役に立つ...と言われればそれまでですけれど。ま,実際のところ高卒という学歴云々以前に女優をやるような人間なら「教養としての知識」は必要な気がするので,高校ぐらいは卒業しておいた方がよさそうな気がしますけれどね。

 

だって高3ですよね。3学期はほとんど自宅学習だろうから,実質的に2学期を通学すれば無事卒業である。にもかかわらず高校を辞めるというのは,通常は「それだけ学業が女優業に負担をかけている」場合だけだよなあ...。一花さん,そんなにブレイク寸前なのかしらん。

 

無論そういう夢の実現的な意味での「中退」もあるでしょうけれど,むしろここは風太郎と距離を取ろうとしているという部分が大きいのかもしれないな。風太郎と一花を含めた五姉妹の関係は基本的に「家庭教師と教え子」である。高校卒業が条件であった以上,高校を辞めてしまえば家庭教師として習うこともない。

 

言い換えれば,一花と風太郎を結ぶ関係が切れるということである。その点を一花はどう思っているのか。風太郎はどう思うのか。

  

普通に考えるとシスターズウォーでやらかした一花さんが恋心に決着をつけて「降りた」ようにも見えます。でもなぜでしょう...この胸の中で感じるざわめきは....?

もしかしてあれか。これは自ら関係を断つことで風太郎に追ってこさせようとする高度な作戦...!? 「押してもダメなら引いてみろ」作戦Ver.一花姉さんの可能性。あると思います!

  

 

というわけで再度まる。

  
 

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*画像は週刊少年マガジン2019年第32号『五等分の花嫁』 93話,同57話 より引用しました。

画像引用は中止しました。