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漫画感想のブログ

『ぼくたちは勉強ができない』 93話 感想( 問.93 前任者は賢しらに未曾有の[x]を育む )


さてと。週刊少年ジャンプ 2019年第4・5号』ぼくたちは勉強ができない 93 (ぼく勉 93 )の感想です。

 

 

まずは一献,第二子のお誕生おめでとうございます。

 

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おめでとうございます


 いやあ,子どもが生まれるって本当に慶事であり,また一大事でもありますからね。子どもが生まれる喜びもあれば,その子が幸せに育つよう巣立つ日まで人生を背負うということでもある。

 

子どもの誕生は即ち親の誕生。

まあ筒井先生にとっては第二子ですから既に親なんですけれど,親の成り方なんて誰にも分からないからね。いい親になりたいと思いつ試行錯誤の毎日であるからね。そんなことを念頭に今回のお話も読まれるとまた思うところが別にあるのかもしれない。

 

それはさておき,筒井先生におかれましては益々のご活躍をご祈念申し上げます。

 

...

......

 

さて話を「ぼく勉」に移すと今回は番外編との二本立てである。まず番外編について触れておくと,前回プレゼントを落としてしまったうるかサンタさんのその後についての一幕。

 

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プレゼント=私!

 

なるほど。
「プレゼントは私」というベッタベタながらクリスマスの恋人によくみられる事象をぶっこんでまいりましたか...。てかアレ...あしゅみー先輩はうるかの気持ちを知っていたんだっけ? あまりこの二人が絡んだ記憶がないだけに,番外編だけの話なのか,本編に絡んでくるのか気になります。


そしてその意味も分からないままに真似ようとする緒方さん。

リボンラッピングがお似合いですよね。強調すべき点があるお方だけに実弾として投入すれば強力な武器になる。思わず止める師匠は理性が働いたのでしょうが,果たして理性だけだったのか,恋愛心理戦だったのか...。私,気になります。

 

 

そんなTVアニメ第一弾PVが絶賛公開中。未視聴の方はどうぞご覧あれ。

 

www.youtube.com

 

   

 

桐須真冬は世話したい

 

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臀部開帳

 

ページ開いたら即・怠慢先生の尻とか...その...なんというか,懐かしき「ぼく勉」よ...て感じでありますよね。なんか滅茶苦茶久しぶりに桐須先生(の尻)を見た気がする。

 

 

例の「カレエゴ」以来だっけ...?

前回予告では書店で成幸とばったり...なんていうからてっきり「カレエゴ」を買い漁りに来た真冬先生が成幸に見られてしまってキャー!とかいう話かと思ったら,全然そんなんじゃなかったぜ。

 

たわわに実るその胸部にしっかりしがみつく物体。それは赤ちゃんである。ふむ。

 

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出産おめでとう...?

 

なるへそ。

桐須先生が未婚の母になったわけではなく,叔母の子を預かっただけであったか...。名前は「桐須夏海」。将来は「世界の破壊者」のヒロイン役である。美春,真冬に続いての四季シリーズである。となると桐須姉妹の母は「秋」がつくのでしょうか...。私,気になります。

 

それにしても胸との比較で考えると大きさ的にはまだ首も座らぬ月齢に思われますが,一応首も座っていますしハイハイもできるので8か月目以降ぐらいですかね。ぶっちゃけた話,その月齢でワンハンドキャッチはかなり危険である。そういうとこだぞ,先生。

   

 

本当にねぇ...。

テンパって,赤子に進路相談する真冬の図である。怠慢先生,もはや何も分からない...。 

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まずは君が落ち着け

 実際のところ,桐須先生の「できない」というのは学校以外の私生活全般になるわけです。そういう意味では彼女もまた「できない娘」であり,それを「できる」成幸が教師役となってサポートする。今回もそんな構図ですよね。

 

 

おむつ替え,ミルクづくり,部屋の掃除,赤ちゃんの入浴...。本来,大人である桐須先生が教え子である成幸に「習う」。そういう構図であるならば,桐須先生の「夢」(できるようになりたい事)とやらはなんじゃらほいというのは気になりますね。

 

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できない娘としての真冬先生

 

それは「教師」ではないわけです。教師はすでになっているから。

となるとやはりアレなんだろうか...。ちょっと意外な感じですが,「お嫁さん」とかそういう類のものだったのだろうか。

 

その昔,桐須先生はフィギュアスケートの才能の絶頂にある時に「道を外して」その才能を使う時間を無為に過ごし,戻れなくなったという。彼女が才能を無駄にしてでも手に入れたかったもの,それが「恋」だったのであれば間尺は合うね。

 

 

高校時代はフィギュア漬けで学校生活に打ち込むどころじゃなかったそうだから,「道を外した」とやらは多分に大学生のころだろうか。フィギュアスケートなら才能がビンビンに立ちまくっている時期である。

 

そんな時期に恋にうつつを抜かし,「普通のお嫁さん」になりたいと思っていた。が,その恋は実ることがなかった...。

才能の旬を過ぎて完璧な演技ができない以上,いまさらフィギュアに戻れない。やはり人は才能を活かすべく邁進すべきという価値観を抱くに至り,そうした若者を導くために教師を選んだ...。てのは,まあありそうな話ではある。ええ,ただの妄想ですが。

 

 

桐須真冬は何がしたい

まあそんな「できなかった夢」を実現させる相手が再び現れるという文脈の一つとして成幸とのあれこれが描かれているというのであるならば,まさかの教師エンドだって決してないとは言い切れないわけで。真相は何だったのか気になるところである。

 

 

そんな妄想はさておき,今回も真冬先生はお可愛かった。ていうか,チョロかった。 

 

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舐めプレイ

 

スポーツ選手だったのに基礎体温が低いとか,鈍ら感半端ない桐須先生ですが,そこでペロリと舐めプが入るあたり相変わらずあざとい漫画ですよね...。いいぞ,もっとやれ!

 

思いっきりドキドキしている。

まあ男子生徒に手の甲なんて舐められれば普通にドキドキしますけれど。最近,真冬先生が成幸を男として意識する描写が増えつつあるような気がするのは気のせいか...?

 

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否定したいその気持ちの裏は

「教師と生徒」という建前をことさらに強調し,混乱のあまり赤ちゃんに訂正を求めてしまうのはそうであってはならないという自制の賜物だからである。言い換えればそれだけ成幸のことを男子として意識する瞬間があるというわけで...。

 

なんでしょう...。最後には本当に惚れてしまうのではないかと読者に思わせるものがありますよね。現実に素に返ってみれば,大人が生徒に惚れるはずもないのですけれど。

 

 

そんな桐須先生の自制をよそに,事態は刻一刻と悪化しつつある。

 

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動き始めた暴走列車

 

気が付けば最愛のお姉さまには成幸さんとの間に赤ちゃんができていて,子どもほったらかしでイクラしてた。

 

まあそんな風に美春が誤解するのもやむ無しですよねえ....

ていうか,「最愛のお姉さま」だけで軽く引けるわけですけれど,そもそも姉が妹に電話することぐらいで観点喜地とは一体...(グランプリの演技を誉めてくれるのかという感激かもしれませんけれど)。

 

気になったのは,こんな姿を美春に見られたとは桐須先生も成幸もついぞ知らないということである。この早合点な美春さんの誤解がこの先どんな風にTo Loveるを起こすのか,その点も気になるところである。

 

 

唯我成幸は何がしたい

真冬先生のお部屋で三人で川の字で眠る。普通に若夫婦の構図である。

 

そんな中,何気ない真冬先生の言葉が成幸を導きますね。

  

...赤ん坊とは不思議ね。

これからなんにでもなれる

この子の前には無限の未来が広がっているのだものね

 

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無限の未来

子どもとは可能性の塊であり,その子の才能や努力によってなんにでもなれる。その可能性が広がっている。第二子を前にした筒井先生の想いそのものであろう。

 

そんな言葉は夏海だけではなく成幸にも向けられる。

 

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成幸にもある「無限の未来」

 

桐須先生は教師である(忘れそうになるけれど)。既に成長のピークを過ぎ,職業人として役割を担う立場になった彼女から見れば,高校生の成幸はまだ本人の意思と努力と才能でどこまでも無限の未来があるわけです。

 

そんな成幸が成し遂げたい夢は...

 

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やはり「教育」

 

ふむ。

やはり教育の道なのですね。まあそうじゃないとこれまでの成幸がやってきたことと整合性が取れないからね。

 

となると,家族や学校に迷惑をかけるというのは,やはり「稼げない」(外部だと)「学費がかかる」ということや,「推薦を蹴ることに対する迷惑」ということを指しているのかな。

 

この辺りは高校生の成幸にはわかりかねる事情があるわけですし,いずれそうした誤解を解く機会はありそうですねー。しかしまあ,それは少し先のお話。

 

というわけで今回のお話はまる

 

 

余談

子育て系で目についた点をいくつか。

 

まずは成幸による夏海ちゃんのおむつ替え。双子の妹弟がいるだけあって,この辺は手慣れたものである。

 

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もしかしたらそんな「未来」

 

もし怠慢先生と結婚する世界線が来たら,「はっはっはー。昔,真冬がテンパっていた時に俺がおむつを替えてあげたんだぞー」とか言ってしまい,年ごろの女子中学生に怒られる...そんなオッサンな未来があるのかもしれない。

 

 

次。

哺乳瓶の煮沸消毒かあー。子ども預けるときは小道具一式預けるものですけれど,電子レンジで煮沸できるアレは預からなかったのかな。あるいは消毒液で除菌するのもあるけれど,個人的にはアレは使えなかったなあ...。確固たる根拠はないのだけれど。

 

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煮沸消毒は基本

なんにせよ赤ちゃんの哺乳瓶は使用前にしっかりきれいに洗って消毒しないといけないので大変である。月齢にもよるけれど,何回もミルク飲むから四六時中消毒しなければならないし。今まさに筒井家で進行中な事象だと思うと先生・奥様のご苦労お察しする。

 

特に奥様は授乳で睡眠時間が細切れになるので大変。産後というだけでも体力がガタ落ちで大変なわけですが...。漫画家という激務な先生がサポートされるとなると,ますます大変である。上のお子さんのケアもあるしね。

 

そんなミルクやり。

桐須先生の反応が新鮮でありますが,考えてみると「あなたの」ミルクではないね...。まあ妊娠していなければ基本母乳は出ないわけですが。

 

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夏海かんはミルクが飲みたい

ここで「もう飲み切ってしまったわ」と先生が呟いていますが,わかる。赤ちゃんってものすごい勢いで大量のミルクを一気に飲み切るんだよね...。月齢にもよるけれど。なんかそんな描写一つとっても,子育ての思い出とその大変さがじわりと浮かび上がってきて...はい,思うところがありますねぇ...。

 

 

 

次。

赤ちゃんを浮き輪に入れて風呂に入れている。これはやらなかったなあ...。結構危険なイメージがあって。この浮き輪,下は支える部分があってずり落ちたりしないんですけれど,突然ひっくり返る事故がないとも言えないので注意が必要である。

 

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怖い

自分は使ったことないので分からないのですけれど,これ,手は下にだしているものなのかな...? ちょっと怖い気もするけれど,手が浮き輪の下なら謝って何かにつかまってひっくり返ったりしないということ...? ちょっと気になった。

 

 

次。

書店にいる絵文字が気になる...

 

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う,うっちー...!?

顔までスクリーントーン張ってあるのは間違いかと思いきや,普通にこれがデフォのようである。なんだろう...この人の名前は「内」さんなんだろうか。ものすごく気になる。

 

 

最後。

真冬先生と両親の間にはなにかあるような伏線があったわけですけれど,今回のお話を見る限り音信不通とかそういう話ではないのかなと。そうではなくて両親と叔母の間では連絡を取っているという意味にもとれますが。

 

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両親との関係は

両親も海外ということは美春についているのでしょうけれど,さて壁を作っているのは両親側なのか真冬先生側なのかという問題はきになるところである。家族にも心を許さないという美春の談からすると後者っぽいですが...。

 

いずれそのエピソードも出てくるのでしょうし,成幸はそこに直接かかわることはしないけれども真冬が何かに「気づく」きっかけになるような展開にはなるのではと予想されますが...。そのあたり古橋さんとの差別化も気になるところである。

 

というわけで, 再度まる。

 

 

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*画像は「ぼくたちは勉強ができない」問.93 より引用しました。