さてと。それでは『週刊ヤングジャンプ2018年第34号』「かぐや様は告らせたい」 第106話 文化祭を語りたい の 感想(かぐ活)です。
今週より本編完全連動のスピンオフ4コマ「かぐや様を語りたい」が始まりました。
====
以前予告で見たときは「誰だっけこいつら...」という二人組だったわけですが,これまでもちらほらと作品には登場しているとのこと。そうだっけ。
確認してみた。
ふむ,第1話に騒いでいた女子が彼女たちですね。なるほど,本当に初期の初期から登場していたんですねー。
そんな二人のお名前は紀かれんさんと巨瀬エリカさん。ぴっかぴかのマスメディア部であります。
「紀」姓となると紀貫之をはじめとする文芸の系譜を感じなくも無いですが,実際のところどうなんでしょうかねえ。それを言うなら「巨瀬」も古代豪族でさかのぼれば孝元天皇にまで行き当たるという巨瀬氏がありますから,そのあたりからとった可能性もありそうな。いずれも名門秀知院らしいといえば,それっぽいです。
さて二人が所属するマスメディア部とは要するに「新聞部」みたいなもんなんでしょうけれど,そこは金持ち学校の秀知院学園ですからね。マスメディア部の広報範囲が壁新聞どころか学内放送やら動画配信の域に達している可能性もあると思われ。今後のラウドスピーカーぶりが気になります。
個人的に前髪パッツン黒髪系はポイント高いわけなんですが,巨瀬さんもさることながら紀かれんさんもなかなかどうしての美人さんよ。二人ともよくも悪くも残念美人ではありますけれど。
国の心臓四宮家の令嬢であり,学年2位の才媛!
まあ女子の憧れ,関心の的となるのは無理からぬことであります。表面だけみていればな!
内面がいかに「残念なアホの子(会長限定)」ということが知れていないのがせめてもの救いでありますよね...。四宮さん,特にこの子達に崇拝されなくても何も困りませんけれど。えてして偶像とは勝手に偶視されるものなのだということを確認した所存。
一応二人には特徴があって,かぐや様にゾッコンなのが巨瀬さん。会長を尊んでいるのが紀さんという役割分担はされているのかな。今回は,そんな二人が文化祭を迎えた秀知院学院の主たる面々にインタビューをしていくお話。
『かぐや様の場合』
四宮さんの部活動は弓道部。そういえばそんな設定もありましたね。その腕前は中学大会全国優勝とか。とかとか。
いや,それ普通に新聞に載るレベルのアレだとおもうのだけれど,顔写真は断固拒否したんですかね...。普通に撮影されそうですけれど。そこは四宮の支配力でマスコミも自主規制するんですかねぇ...。四宮メンバーには(おい)
そんなかぐや様に対する勝手な幻想と,四宮さんの情けない内面のギャップがどうにもならないですね。主にかぐや様の裏事情の方が。
なんだその設定は。ご冗談でしょう,ファインマンさん...とおもって調べてみたら,本当に平成29年度はその日程だった。なんだその,高校生&顧問泣かせな日程は。そういうとこだぞ,
公益財団法人全日本弓道連盟。
しかしまあよくよく考えてみれば,弓道は普通に男女同じ部なんだろうし,スポーツ部の活動で部内でカップルができるなんて普通のことなのかもしれないから,全国大会がクリスマスと日程かぶっていても問題ないのかもしれないな...カップルにとっては(超謎理論)。顧問は知らんけれど。
とはいえ有象無象の部員はいざ知らず,四宮かぐやにとってそれは由々しき問題なのであった。なんかやたら会長が積極的だしー? このままだと告られるかも知れないしー?
まあ仮に今回の「会長の決意」が無かったところで四宮さんは勝手に「今度のクリスマスには会長が誘ってくるかもしれない」という蓋然性にかけて,全国大会を蹴るような気がしますけれど。俺ら(読者)が知っている四宮さんはそういう女です。
しかし一方的になにやら幻想を抱いている人たちにとっては,そんな四宮さんの姿ですら精錬に見えるのであった。ここ,笑うとこだぞ?
そんなかぐや様の実力とはこういうことであります。
あ,はい。
四宮かぐやこそ「天才」なのであって,努力の人である会長とは一線を画しているのがこういうところでも分かりますよねえ。口で言うのは簡単ですけれど,そんなうまくいくのかよってな話です。
というか,どうして四宮さんが部活に熱心でもないのか分かったよ。会長がいるほうが楽しいという意味で生徒会活動に専心するのは当然にしても,そもそも理想的な射の形を同じ動きで行っているだけって...そりゃもう弓道じゃなくて「ただの動作」,作業じゃん。
ズキューン!もいいけれど,その所作の空しさに気づかないあたりかぐや様もマスメディア部も大概ではある。
『子安つばめの場合』
ここにきて急速に存在感が増しつつある,子安つばめ先輩。さすがは子安貝の暗喩なだけあって,ストーリーにも絡んでくる感がある。
そんなつばめ先輩の部活動は新体操部。しかもバレエから新体操という転向派であります。そんな彼女の一言がこちらになります。
ふむ。
どこかの怠慢先生とは真逆の発想である。一見享楽的にもみえて,それはそれ,一つの価値観の持ちようでもある。だからこそ応援団もやるし,文化祭実行委員長もやるし...と多種多芸な活躍ぶりなんでしょうが。
石上が彼女に惹かれるのは単純に彼女が「いい人」というだけではなく,前向きでポジティブで何事にも真摯に取り組む様にあこがれるのかもしれないなあ。自分には無いものをそこに見出して。
というなかでさり気なく振られる「新体操部の演劇」の件。そういやそんなネタ振りかつてあったなあ...。生徒会に書類申請を出しに来ていたっけ(そしてその時にかぐやに石上の想いがばれている)
そしてさらっと触れられる「奉心伝説」とやら。ちゃちゃっと検索してみたところ,それっぽいのが出てこないので,このあたりは赤坂先生のオリジナルネタなのかな。奉心祭の由来になったということで,物語の核心を突きそうなネタ振りではある。その伝説とは...
ほ,ほっほー...。
なんかぶっこんで来た感がありますねえ。この文化祭で四宮かぐやに告白しようとしている白銀御行にもつながるんでしょうし。子安つばめに懸想している石上優にもつながるんでしょうし。
なにより,この演劇を演じてみたいと思った子安つばめもまた誰かに思いを抱いている感がマシマシにあります。プンプンします。そしてそれは石上優ではないのはほぼ確実じゃ!そう,コーラを飲んだらゲップが出るのと同じくらいにな!
なかなかどうして軽いノリで始まった「奉心祭」ではありましたけれど,今後のお話にも関わってきそうな側面ではある。
『龍珠桃の場合』
とまあ,ここで天文部部長にして秀知院のえげつない人たちの一人,龍珠桃さんが入ってきたのは意味があるのだろうな。まあそうでしょうね。
竹取物語によればかぐや姫が大伴御行に与えた難題は「龍の首の珠」である。そのまんま四宮かぐやと白銀御行の構図に当てはまるキーワードが「龍珠」である。そのモチーフと思われる龍珠桃さんがインタビュアーになったのは恐らく今後の展開のための「顔みせ」なんだろうなあ。
実際インタビューの中身なんか何も無かったですし。おすし。そのまま流れで白銀会長にインタビューに移ったあたり,白銀会長の告白に彼女が関わってくる暗喩がプンプンしているのである。実際,どんな局面になるのかよく分からんけれど。
告白,という意味においては四宮かぐやは白銀会長に告白されたがっているわけですし。改めてそこに「難題」を持ち込む必要はどこにも無いわけで。ここで龍珠さんが関わってくる要素はストレートに告白する限り無いんだよなあ。
しいて言えば,文化祭のさなかに起きる「事件」の中で,龍珠さんが会長と関わる局面があるということなんでしょうねえ。それが間接的に告白の障害となる。心理的か物理的か分かりませんけれど。
ちょっと情報不足で何ともいえないのですが,多分にそんなイメージ。
イメージといえば,マスメディア部の面々の龍珠さんに対する印象(思い込み)があんまり過ぎるのである。ヤクザの娘だからといって先入観を持つのはよくない。この世にはヤクザの親分兼公務員とかいう正義のヤクザが出てくる漫画もあるのだから気にしない...(白目)。
『白銀御行の場合』
龍珠さんから会長という,ちょっとよく分からない流れが何故起きたのかといえば,ここにきて「生徒会が勝手に張りぼてをつくる」という謎要素が入ってまいりました。
屋上に大きな玉(宝玉)を飾る悪ふざけをする慣わしという...。へ,へぇ...。
これはあれかね。「蓬莱の玉の枝」というか蓬莱の玉の部分ということになるんですかねえ。それを生徒会(会長)が作るというのもなんか変な話ですけれど。そもそもあれは車持皇子に対する課題だしなあ...。
しかし意味が無い遊びのようで,その実意味があるというのはかぐや様でよくあることなので,恐らくこれも会長の告白と関係が出てくる可能性が微レ存である。他ならぬ会長が作ってますし。何か仕掛けを入れ込むぐらいのことはあるのかもしれない。
とまあふざけたインタビューの流れからのこれですよ。
おお!
これは期待できそうであるな! 白銀御行一世一代の告白の有様が!
てかそのナレーション,ギャグっぽくオチにしているけれどあれなんでしょ。実際に10年先まで語り継がれる告白伝説になっちゃうくらいの壮大なネタ振りなんですよね?ね?
いよいよもって来るべき時が満ちてきた感が満載になってきたところで,今回のお話はまる。
...
......
『番外編・TG部の場合』
言っていることが何一つ分からない...
3ヘル...スペツナズヘルメット...。
仕方が無いのでぐぐったのですが,それでもよくわかんなかったよ!ゲーム内に出てくる防御アイテムの一つで,LV3のものを3ヘルっていうのかな。関連してなのか,なんかこんなものまで売っているし,Amazon。
Karabiner 98 Kurz(カラビーナー・アハトウントノインツィヒ・クルツ, K98k, Kar98k)はWikiさんに載っていましたが,要するにスナイパー銃の類ですかね。
...て,こいつらが企画しているのはリアルサバイバルゲームじゃん!
TG(テーブルゲーム)じゃないじゃん!
駄目じゃん...駄目じゃん!
という訳で,これにて本当にまる。
画像は週刊ヤングジャンプ2018年第34号「かぐや様は告らせたい」第106話,第1話,第94話および「かぐや様を語りたい」第1話 より引用しました。
今週より本編完全連動のスピンオフ4コマ「かぐや様を語りたい」が始まりました。
====
以前予告で見たときは「誰だっけこいつら...」という二人組だったわけですが,これまでもちらほらと作品には登場しているとのこと。そうだっけ。
確認してみた。
ふむ,第1話に騒いでいた女子が彼女たちですね。なるほど,本当に初期の初期から登場していたんですねー。
そんな二人のお名前は紀かれんさんと巨瀬エリカさん。ぴっかぴかのマスメディア部であります。
「紀」姓となると紀貫之をはじめとする文芸の系譜を感じなくも無いですが,実際のところどうなんでしょうかねえ。それを言うなら「巨瀬」も古代豪族でさかのぼれば孝元天皇にまで行き当たるという巨瀬氏がありますから,そのあたりからとった可能性もありそうな。いずれも名門秀知院らしいといえば,それっぽいです。
(*追記)
竹取物語は作者不詳ではありますが,作者の候補として紀貫之(文)と巨勢相覧(絵)が挙がっていますね。巨勢相覧のほうは僕が先に挙げた巨勢氏の嫡流のようですので,あながち間違ってはいなかったようですが。コメントありがとうございました。
竹取物語は作者不詳ではありますが,作者の候補として紀貫之(文)と巨勢相覧(絵)が挙がっていますね。巨勢相覧のほうは僕が先に挙げた巨勢氏の嫡流のようですので,あながち間違ってはいなかったようですが。コメントありがとうございました。
さて二人が所属するマスメディア部とは要するに「新聞部」みたいなもんなんでしょうけれど,そこは金持ち学校の秀知院学園ですからね。マスメディア部の広報範囲が壁新聞どころか学内放送やら動画配信の域に達している可能性もあると思われ。今後のラウドスピーカーぶりが気になります。
個人的に前髪パッツン黒髪系はポイント高いわけなんですが,巨瀬さんもさることながら紀かれんさんもなかなかどうしての美人さんよ。二人ともよくも悪くも残念美人ではありますけれど。
かぐや信者!
国の心臓四宮家の令嬢であり,学年2位の才媛!
まあ女子の憧れ,関心の的となるのは無理からぬことであります。表面だけみていればな!
内面がいかに「残念なアホの子(会長限定)」ということが知れていないのがせめてもの救いでありますよね...。四宮さん,特にこの子達に崇拝されなくても何も困りませんけれど。えてして偶像とは勝手に偶視されるものなのだということを確認した所存。
一応二人には特徴があって,かぐや様にゾッコンなのが巨瀬さん。会長を尊んでいるのが紀さんという役割分担はされているのかな。今回は,そんな二人が文化祭を迎えた秀知院学院の主たる面々にインタビューをしていくお話。
『かぐや様の場合』
四宮さんの部活動は弓道部。そういえばそんな設定もありましたね。その腕前は中学大会全国優勝とか。とかとか。
いや,それ普通に新聞に載るレベルのアレだとおもうのだけれど,顔写真は断固拒否したんですかね...。普通に撮影されそうですけれど。そこは四宮の支配力でマスコミも自主規制するんですかねぇ...。四宮メンバーには(おい)
そんなかぐや様に対する勝手な幻想と,四宮さんの情けない内面のギャップがどうにもならないですね。主にかぐや様の裏事情の方が。
高校弓道の全国大会は12月24~26日開催!
なんだその設定は。ご冗談でしょう,ファインマンさん...とおもって調べてみたら,本当に平成29年度はその日程だった。なんだその,高校生&顧問泣かせな日程は。そういうとこだぞ,
公益財団法人全日本弓道連盟。
しかしまあよくよく考えてみれば,弓道は普通に男女同じ部なんだろうし,スポーツ部の活動で部内でカップルができるなんて普通のことなのかもしれないから,全国大会がクリスマスと日程かぶっていても問題ないのかもしれないな...カップルにとっては(超謎理論)。顧問は知らんけれど。
とはいえ有象無象の部員はいざ知らず,四宮かぐやにとってそれは由々しき問題なのであった。なんかやたら会長が積極的だしー? このままだと告られるかも知れないしー?
まあ仮に今回の「会長の決意」が無かったところで四宮さんは勝手に「今度のクリスマスには会長が誘ってくるかもしれない」という蓋然性にかけて,全国大会を蹴るような気がしますけれど。俺ら(読者)が知っている四宮さんはそういう女です。
しかし一方的になにやら幻想を抱いている人たちにとっては,そんな四宮さんの姿ですら精錬に見えるのであった。ここ,笑うとこだぞ?
そんなかぐや様の実力とはこういうことであります。
あ,はい。
四宮かぐやこそ「天才」なのであって,努力の人である会長とは一線を画しているのがこういうところでも分かりますよねえ。口で言うのは簡単ですけれど,そんなうまくいくのかよってな話です。
というか,どうして四宮さんが部活に熱心でもないのか分かったよ。会長がいるほうが楽しいという意味で生徒会活動に専心するのは当然にしても,そもそも理想的な射の形を同じ動きで行っているだけって...そりゃもう弓道じゃなくて「ただの動作」,作業じゃん。
ズキューン!もいいけれど,その所作の空しさに気づかないあたりかぐや様もマスメディア部も大概ではある。
?
『子安つばめの場合』
ここにきて急速に存在感が増しつつある,子安つばめ先輩。さすがは子安貝の暗喩なだけあって,ストーリーにも絡んでくる感がある。
そんなつばめ先輩の部活動は新体操部。しかもバレエから新体操という転向派であります。そんな彼女の一言がこちらになります。
ふむ。
どこかの怠慢先生とは真逆の発想である。一見享楽的にもみえて,それはそれ,一つの価値観の持ちようでもある。だからこそ応援団もやるし,文化祭実行委員長もやるし...と多種多芸な活躍ぶりなんでしょうが。
石上が彼女に惹かれるのは単純に彼女が「いい人」というだけではなく,前向きでポジティブで何事にも真摯に取り組む様にあこがれるのかもしれないなあ。自分には無いものをそこに見出して。
というなかでさり気なく振られる「新体操部の演劇」の件。そういやそんなネタ振りかつてあったなあ...。生徒会に書類申請を出しに来ていたっけ(そしてその時にかぐやに石上の想いがばれている)
そしてさらっと触れられる「奉心伝説」とやら。ちゃちゃっと検索してみたところ,それっぽいのが出てこないので,このあたりは赤坂先生のオリジナルネタなのかな。奉心祭の由来になったということで,物語の核心を突きそうなネタ振りではある。その伝説とは...
ほ,ほっほー...。
なんかぶっこんで来た感がありますねえ。この文化祭で四宮かぐやに告白しようとしている白銀御行にもつながるんでしょうし。子安つばめに懸想している石上優にもつながるんでしょうし。
なにより,この演劇を演じてみたいと思った子安つばめもまた誰かに思いを抱いている感がマシマシにあります。プンプンします。そしてそれは石上優ではないのはほぼ確実じゃ!そう,コーラを飲んだらゲップが出るのと同じくらいにな!
なかなかどうして軽いノリで始まった「奉心祭」ではありましたけれど,今後のお話にも関わってきそうな側面ではある。
『龍珠桃の場合』
とまあ,ここで天文部部長にして秀知院のえげつない人たちの一人,龍珠桃さんが入ってきたのは意味があるのだろうな。まあそうでしょうね。
竹取物語によればかぐや姫が大伴御行に与えた難題は「龍の首の珠」である。そのまんま四宮かぐやと白銀御行の構図に当てはまるキーワードが「龍珠」である。そのモチーフと思われる龍珠桃さんがインタビュアーになったのは恐らく今後の展開のための「顔みせ」なんだろうなあ。
実際インタビューの中身なんか何も無かったですし。おすし。そのまま流れで白銀会長にインタビューに移ったあたり,白銀会長の告白に彼女が関わってくる暗喩がプンプンしているのである。実際,どんな局面になるのかよく分からんけれど。
告白,という意味においては四宮かぐやは白銀会長に告白されたがっているわけですし。改めてそこに「難題」を持ち込む必要はどこにも無いわけで。ここで龍珠さんが関わってくる要素はストレートに告白する限り無いんだよなあ。
しいて言えば,文化祭のさなかに起きる「事件」の中で,龍珠さんが会長と関わる局面があるということなんでしょうねえ。それが間接的に告白の障害となる。心理的か物理的か分かりませんけれど。
ちょっと情報不足で何ともいえないのですが,多分にそんなイメージ。
(*追記)
龍珠さんと会長には以前からつながりがあります。
一つは生徒会長と天文部部長としてのつながり。部費を巡る争奪戦が最初の生徒総会があり,それは伝説となっているとか。その際,会長が彼女とうまくやり取りをしたという経緯はあるかもしれません。
もう一つは他ならぬ天文という部分ですね。龍珠さんは天文部部長,会長は天体オタクとならば,星を見るという点において接触があったかもしれませんね。もしかしたら先の生徒総会の際に彼女を上手く味方に引き入れるのにそういうつながりが役に立ったかもしれません。
「龍の首の珠」の難題はこれから起こるものだと勝手に決め付けていましたけれど,考えてみれば石上の時のように「既に解決している」というケースも考えられるんですよね。いまの二人の距離感からすれば,対立しているようには見えませんし,改めてかぐや様が難題という形で出すようなものでもないでしょうから。
そんな和解の暗喩も兼ねて会長が作っているのは「龍の首の珠」でいいのかもしれませんね。
龍珠さんと会長には以前からつながりがあります。
一つは生徒会長と天文部部長としてのつながり。部費を巡る争奪戦が最初の生徒総会があり,それは伝説となっているとか。その際,会長が彼女とうまくやり取りをしたという経緯はあるかもしれません。
もう一つは他ならぬ天文という部分ですね。龍珠さんは天文部部長,会長は天体オタクとならば,星を見るという点において接触があったかもしれませんね。もしかしたら先の生徒総会の際に彼女を上手く味方に引き入れるのにそういうつながりが役に立ったかもしれません。
「龍の首の珠」の難題はこれから起こるものだと勝手に決め付けていましたけれど,考えてみれば石上の時のように「既に解決している」というケースも考えられるんですよね。いまの二人の距離感からすれば,対立しているようには見えませんし,改めてかぐや様が難題という形で出すようなものでもないでしょうから。
そんな和解の暗喩も兼ねて会長が作っているのは「龍の首の珠」でいいのかもしれませんね。
イメージといえば,マスメディア部の面々の龍珠さんに対する印象(思い込み)があんまり過ぎるのである。ヤクザの娘だからといって先入観を持つのはよくない。この世にはヤクザの親分兼公務員とかいう正義のヤクザが出てくる漫画もあるのだから気にしない...(白目)。
『白銀御行の場合』
龍珠さんから会長という,ちょっとよく分からない流れが何故起きたのかといえば,ここにきて「生徒会が勝手に張りぼてをつくる」という謎要素が入ってまいりました。
屋上に大きな玉(宝玉)を飾る悪ふざけをする慣わしという...。へ,へぇ...。
これはあれかね。「蓬莱の玉の枝」というか蓬莱の玉の部分ということになるんですかねえ。それを生徒会(会長)が作るというのもなんか変な話ですけれど。そもそもあれは車持皇子に対する課題だしなあ...。
しかし意味が無い遊びのようで,その実意味があるというのはかぐや様でよくあることなので,恐らくこれも会長の告白と関係が出てくる可能性が微レ存である。他ならぬ会長が作ってますし。何か仕掛けを入れ込むぐらいのことはあるのかもしれない。
とまあふざけたインタビューの流れからのこれですよ。
おお!
これは期待できそうであるな! 白銀御行一世一代の告白の有様が!
てかそのナレーション,ギャグっぽくオチにしているけれどあれなんでしょ。実際に10年先まで語り継がれる告白伝説になっちゃうくらいの壮大なネタ振りなんですよね?ね?
いよいよもって来るべき時が満ちてきた感が満載になってきたところで,今回のお話はまる。
...
......
『番外編・TG部の場合』
言っていることが何一つ分からない...
3ヘル...スペツナズヘルメット...。
仕方が無いのでぐぐったのですが,それでもよくわかんなかったよ!ゲーム内に出てくる防御アイテムの一つで,LV3のものを3ヘルっていうのかな。関連してなのか,なんかこんなものまで売っているし,Amazon。
Karabiner 98 Kurz(カラビーナー・アハトウントノインツィヒ・クルツ, K98k, Kar98k)はWikiさんに載っていましたが,要するにスナイパー銃の類ですかね。
...て,こいつらが企画しているのはリアルサバイバルゲームじゃん!
TG(テーブルゲーム)じゃないじゃん!
駄目じゃん...駄目じゃん!
という訳で,これにて本当にまる。

かぐや様は告らせたい 10 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)
- 作者: 赤坂アカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2018/06/19
- メディア: コミック
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画像は週刊ヤングジャンプ2018年第34号「かぐや様は告らせたい」第106話,第1話,第94話および「かぐや様を語りたい」第1話 より引用しました。
画像引用は中止しました。