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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第112話 かぐや様は告りたい 感想

さてと。かぐや様 112話 の感想(かぐ活)です。


TVアニメは2019年1月から!

 

アニメ化発表からしばらく経っていたのですが詳細の続報はなく。てっきり相当先のアニメなのかと思いきや,2019年冬アニメということになるらしい。思っていたより早かったですね。

さてそうなると1クールなのか2クールなのか気になりますが,年度またぎの編成は考えにくい気がするので1クールかもしれませんね。あるいは分割2クールとか。中の人情報を含め,続報に期待したい。


そうなると「ぼく勉」のアニメ化の時期も気になるのですが,まあ同じ集英社・ラブコメというジャンルから鑑みて放映時期はずらしてきそうな予感がします。ひょっとかしたら同枠後番という可能性も微粒子レベルで存在するかもしれない。

 

 

 


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大仏こばちはさかりたい

 

ていうか,ええぇ――――――――!!

 



ちょ。まて。こばちさん?大仏こばちさぁん?


そのメガネの下はきっとお可愛いんでしょう?なんて妄想も逞しくしていたあの大仏さんが。伊井野ミコの操縦桿ぐらいにしか思っていなかったあの大仏さんが。秀知院学園応援団長にしてリア充中のリア充,風野先輩と「おつきあい」しているだとぉ?

 



 

なんじゃこりゃ。
スタンドも月までぶっ飛ぶこの衝撃,だよ成幸君(←関係ない)。

 

文化祭マジック!

 
しかし文化祭マジックとは言いえて妙である。ちょうど世間的には各高校で文化祭準備を進めたり開催しているところも多いんじゃないかと思いますが,確かに高校生あるあるですよねえ。イベントは思いもよらず男女間の距離を縮めるスパイス効果がある。

 

 

それにしてもそのノリ!その言動! おまえ,本当に風紀委員かよ?というやつですよねぇ。

 

 


まー,リアル高校生の恋愛はラインで告白とか普通みたいですし。おすし。

家電にかけて親御さんに取り次いでもらって,相手の顔も様子も分からないままドキドキするようなアレな告白は昭和で終わっているにせよ,本作のように「両想いにもかかわらずどうやって相手に告白させるのか」なんて駆け引きを楽しんでいたお漫画を読んでいた身からすると「ほへぇ...」とアホ面さげるしかないですよねえ。


ほんこつ。
お前はいったい何を言っているんだ...?

 



ああ。でもそういえば,この人そういう奴だったっけ。熱いシチュとか普通に言っているオンナだったっけ...。

 

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これで文化祭が明けて,クリスマス・正月が過ぎて登校してきた大仏さんがギャル化していたら笑える。いかにもありそう。

いきなりコンタクトにして髪にカラーリングして巻き巻きで。スカート丈どうなってんだの状態になっていたりして。卒倒する伊井野さんの姿がいまから目に浮かぶ。

 

 

 


?


 

 

月がきれい

というわけで本編の感想をば。


前回は白銀御行と四宮かぐやの出会いを描いたわけですが,今回は打って変わってリアルタイムのお話。

 

 

海外進学を決め,残された期間を四宮かぐやとの恋人としての時間を過ごしたい。そんな白銀の思いからスタートした文化祭告白編。いよいよ文化祭が始まる直前となり,ふたりの気持ちの最終確認のように描かれる月下の御行とかぐやが印象的ですね。

 

月が極大に真円を描き,そこで物思いにふける二人の気持ちは同じです。白銀御行はとっくの昔に四宮かぐやに恋に落ちている。四宮かぐやは白銀のことをおかしくなる程好きだと認識している。長々と恋の駆け引きをしてきた二人の恋物語がいよいよ実るのかもしれない。そんな期待感が読者に迫るオープニングであります。

 

病気の娘の命を救うために心臓をささげた男のエピソードが由来とされる「奉心祭」の字が掲げられたアーチの下,月をながめ物思いにふける四宮さん。

 

 

「あなたが好きだと伝えたらどうなるのかしら」

 

などと,これまでにない境地に至っておられる。これがいかに驚くべきことか,第1話から読んできた読者であればおわかりであろう。「恋愛とは先に告白したほうが負け」という信念の下かたくなに自分の心をごまかしつづけてきた四宮さんが,自ら気持ちを伝えることを検討するなんて。

そんなこと,天地がひっくり返ってもあり得ないと思っていただけに感慨深いですねえ。ここまできたかと。

 

とはいえ,いざ「告白」という行為を想定したときに揺れる乙女心である。

会長が自分が好きなことは明白である。相思相愛の状況であるならば,あとは告るだけで幸せになれる。物語冒頭から周囲に指摘されてきたことをようやく現実のものとして検討する四宮さんがもどかしくもお可愛いのである。

 

 



理屈としてはその通り。でも万が一。万が一にも会長の「好き」が恋愛的な好きじゃなかったらどうしよう。そんな逡巡する想いを抱いてしまうのが乙女というものです。告白とはそれだけ勇気と愛気が必要な一大イベントであるのですから。

 


というわけでシミュレーションしてみた。ダメだった。


勝手にシミュレートして勝手に落ち込む四宮さんである。おかげさまで作品の根幹は維持することができました(おい)

 


まあ気持ちは分かる。

告白をして振られてしまったらもはや再起不能な未来しか想像できないものである。しかし自ら想いを告げない限り決してその思いは届くことは無い。実ろうとも実るまいとも,告白して自分の恋に決着をつけないことには一歩も前にすすめない。それが恋というものである。

 

 

しかし勇気が持てない。失恋の恐怖と闘いながら,一体全体どうやって人は告白する勇気を持ってくるのか。全国の恋する乙女の永遠の命題と闘うかぐや様がお可愛いわけですが...

 

石上優は告りたい

...というところで,先の衝撃の大仏こばちの事例が挙がったわけで相成ります。

 


げにに恐るべき文化祭マジック。文化祭は,風紀委員すらも恋の虜にする。

 

 

そこでもう一人の恋する人,石上優を煽っていくところがなんというか...本当に悪い(いい)人ですよね...四宮さんてば。

 

 



ほんと,自分と他人の切り替えが早いというか。この問題の切り分けによる「豹変」コメディがキレッキレである。


しかしまあ,こんな風に石上会計をからかいたくなるのも分からなくもないのである。てっきりつばめ先輩と付き合っていると思っていた応援団長の風野くんがこばちと付き合っているというのであらば,つばめ先輩がフリーである可能性が高まる。

団×つばめの線が無いと知った石上が歓喜の咆哮をあげるのも無理ないっすよ...。四宮先輩がいることにも気づかないくらいにさ。


とはいえ煽られて,意外と冷静な石上優である。自分には時間がない。そんな状況を鑑みれば,いま想いを伝えなければきっと伝える機会はない。

 

 

 

つばめ先輩の「特別な何か」にならなきゃいけない

 

という石上の言葉が重いのである。

振られるのは怖いけれど,このままさよならする方がずっと怖い


そんな石上の葛藤の様子から,自分をきちんと見つめて,自分の恋を後悔しないようにと「向き合っている」のが分かります。文化祭マジックに乗じてなんとかしようとか浅はかなことを考えていたどこかの能天気脳とは違うんです!


そんな石上会計に自分勝手な思いから応援をする四宮かぐや。単に「道連れ」を求めているコイツはホントしょうもない女ですが,そんな四宮かぐやの応援の言葉は嘘偽りないものだと思いたい。


四宮かぐやに励まされて勇気を出した石上。その石上の勇気をみて四宮かぐやは何を思うのか―――

 


二人の告白の行方はどうなるのか。俄然盛り上がってきた「かぐや様は告らせたい」112話でした。まる。

 

 

 ちょっと妄想

まあどうなるって,会長から告白することにはなるとは思うのですけれど。ここで勇気をもって告白できるような女子だったら,連載が始まって112話,ミラクルジャンプからは122話にもなってうじうじと告白もせずにお話は続いていないんですよ!

 

作品タイトルである「かぐや様は告らせたい」といい,恋愛は先に好きになった方が負けという作品の根幹ルールといい,そうしたことから考えると最終的に四宮さんは告白できずに会長が告白をするのだろう。たぶん。

 



しっかし,ちょっと気になることがある...
会長はスタンフォードに留学を決めました。そのうち日本を去ることが決定されている故に,石上優同様に「時間がない」のは白銀御行も同じです。

 

しかしですよ。でもですよ。そもそもこの作品のモチーフとなったのは竹取物語である。竹取物語は会長のモチーフとなった大伴御行がどこかに行っちゃう話じゃないですよね。竹取物語で月に帰るのはかぐや姫です。

 

なんか違和感あるなと思ったら,そこがだったんだよな...。このままの展開で行くと,仮に二人が付き合えるとしても遠くに行くのは「御行」の方で,その帰りを待つ「かぐや」という構造になってしまう。原典の竹取物語まるっきり逆です。


多分に,この後四宮かぐやが遠くに行ってしまうというお話があるんでしょうなあ。それこそ京都の本邸に戻されるとか。それを拒むことは四宮かぐやにはできないのでしょうから,そうなるのでしょう。

すると御行の渡米はなんなのかというと,かぐやの試練的なイベントになるのかな...? 四宮家に認められるためのイベントなのか,そんなことは関係なしに四宮かぐやをさらって(駆け落ちして)いくのか。まあ妄想の妄想みたいなもので,何とも言えないですけれど。

この告白劇とその後の恋愛,そして二人の一時的な別離...そんな先の長い話の一端に物語は到達しているのかもしれない。そんな気がしました。

 

 

余談

すっげぇどうでもいいことだけれど,タイツだったはずの四宮さんがいつの間にかソックスになっている...。(本当どうでもいい)

 

子安つばめ先輩の「奉心劇」

さて団長と付き合っていないことが確定したつばめ先輩ですが,彼女が演じる「劇」も意味深である。奉心祭の元となった劇を演じる以上,彼女もまた誰か思う人がいて...という背景があるのは見え見えである。

その恋の対象が誰なのかは現時点で不明ですが,これで対象が団長だったらなかなかの悲恋である。石上優は勇気を出すつもりですし,告ることもなく失恋することは無いでしょうけれど,劇を見てそれを「察する」というのは何となくありそうである。

 



なんか分かった風の大仏こばちさんの応援もありますけれど,石上優にはきちんと自分の恋と向き合ってほしいですね。

 


ハート配り野郎・藤原千花

 

 

「ハートの風船が大量に余っているので飾りが足りてないクラスに配っている」
「奉心祭のキーアイテムはハートですから」

ふむ。
そのハートはそんな風に大量にばらまくような代物ではないとおもうのですが,こうしたところからも藤原書記に想い人がいないことが再確認できますね。


しかし,そこかしこ中にハートの風船が配られるということであるならば,この文化祭に乗じて告白したり返事をしたりという局面でハートアイテムに困らないということでもある。

ひょっとかしてあれかな。会長とかぐや様の告白のやり取りの中で,このハートの風船を贈りあうなんてシーンもあるのかな...。ちょっと前振りみたいで気になったのでした。

というわけで,今回の感想はまる

 

おまけ

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 *画像は『かぐや様は告らせたい』 第112話 より引用しました。

画像引用は中止しました。