現実逃避 - hatena

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『かぐや様は告らせたい』 第115話 槇原こずえは遊びたい 感想

 

さてと。かぐや様 115話 の感想(かぐ活)です。


ついに登場,TG部1年生にして先ハイの称号をもつマッキー先ハイこと「槇原こずえ」TG部永久部長!

 

 


藤原書記とともにちょいモブ的に登場したその日から「ちょっとヤベー奴」「闇深そうな奴」の印象が絶えなかった彼女がついに本編に堂々と絡んでまいりましたね...。ええ,本当にこいつはヤベー奴でしたよ!

 

言っていることがわけわからないとか,なんだそのコスプレとかそんなのどうでもいいレベルの奴。こんな奴がかぐや様の作品世界において無拘束のままふらついていたのかと思うと背筋が寒くなりますね,ええ。

 

 

 


 


 

ヤベーもんを話に出したっす!


話を整理しよう。

 

1年A・B組の文化祭の催し物は「お化け屋敷」。自主映画と同じくらい進捗管理が予定通り進まなくて,自主映画と同じくらいクラスメート間の温度差によって出し物が成立するかしないかの瀬戸際に追い込まれる奴ですね。

 

まあたいていその種の催事については「なぜかやたらやる気のある一人ないし数名」と「ほぼやる気はないが義務的にわずかに手を貸してくれる大勢」によって実現されるものなのです。件のお化け屋敷にしてもそう。

 

文化祭まで1週間となったにもかかわらず作業進捗状況が50%以下とかかなり詰んでいるやつですよね...ええ。

 

 

 

 
司会進行・小野寺麗からのキラーパスを石上が返し,たまたま天敵・伊井野ミコの個人的嗜好と一致した結果「バイノーラル音響」を用いたお化け屋敷のアイデアが出現。それを具現化すべく彼女(マッキー先ハイ)が立ったというわけ。

 


特殊機材もいる。脚本もいる。そんな状況において「できない」を「できる」の変えたマッキー先ハイこと槇原さんの手腕たるや剛腕そのもの。端的に言えばすごかった。いやヤバかった!

 



特殊な機材を用意する代わりに,代用品として伊井野ミコを採用。アイマスクと緊縛という段階で「え,コイツ大丈夫...?」っていう空気を漂わせています。いかにも嗜虐志向がありそうなヤベー奴ですよね。

 


あ,はい。
ヤバかった。思いっきり遊び倒していた。

 

 


 

ここここ怖いって! 目隠しして手を後ろ拘束されて,耳元でハサミちょきちょきとかマジヤバいって。想像しただけで身震えがしますね。


そしてこの物言いである。相手の恐怖心につけこんだ柔らかな脅し。こ,コイツ...この種の行為に慣れすぎてやがる...!!

 

 

 

うきゃー!

 


 この目。マジでやべぇって。ぶっ飛んでいるって。

 

四宮さんも時に残虐な目つきをすることがありますけれど,あれは力のある者がその権勢を駆使するときの目というかね。優越者が下位者をいたぶるある種のパワハラ的なそれを感じますけれど,槇原さんのは違うって。

 

マッキー先ハイのはむしろ純然たる嗜虐志向が滲み出た目つきをしているじゃありませんか。なんつーかヤバい。このやり口はちょっと性的にヤバい雰囲気がプンプンします。

 

 

 

伊井野ミコは感じやすい

 

とか言ってたらより直接的なやつが来たー!

 


「はむ」じゃねぇよ!「もにゅもにゅ」じゃねぇよ!いいぞもっとやれ!

 

あー...なんでしょうかコレ。くっそエロい。エロやばいんですけれど。何かが熱くなってくるそんな感じ,皆さんお分かりいただけるでしょうか。

 

 


絵面のヤバさもさることながら,この伊井野さんの反応がまたね。いい感じでありますね。

 

 

目隠し・拘束状況において抵抗もかなわないまま耳をひたすらはむはむとされてしまえばね。アイマスクでも隠し切れない朱に染まったその頬といい,思わずでてしまう変な声といい...その...伊井野さんいい反応しているじゃありませんか...(歓喜

 

畜生。

青年誌なのにパンツ一枚出てこないラブコメ漫画だというのにすげぇじゃねぇか...。赤坂先生は天才かよ。

 

 

 


そして思わず素に返る伊井野さんを逃がさない追い込み

 


ここで変なリボンを変な位置に留めていることで有名な藤原書記登場。

 

伊井野さんに「がんばろう」と声掛けをさせて絶対逃がさないマンさんになっている槇原先ハイのやり口がえげつないですよねえ。困惑とともに逃げることもできないミコちゃんをさらに口撃します。

 

 

 

この目つき。ほおら,よく見てごらんなさい...。可愛い子をとことん虐めることに「とてつもない興奮」を感じている危険な奴の目つきですよ,こりゃぁ...(塩G)

なんつーかもう,ノリが普通にエロい何かのノリですよねえ。良くも悪くもぞくぞくします。

 

 

 

 

にもかかわらず。だがしかし。

真に恐怖なのはこの一連の流れがすべてNGだったということ,最終的にこのやり取りを何十回も(最後は口ガムテしながら)リテイクしたってことですかねえ。

 

 伊井野さん,一体何回耳たぶはむられたのか。伊井野さんが別の属性に目覚めていないか心配なのである。

 


しかしまあマッキー先ハイはマジモンの変態とかじゃなくて...いや変態かもしれないんだけれど,根本的には変態的志向よりも「遊び優先」なのは見ていてわかります。

 

伊井野さんをおもちゃにさんざん嗜虐的遊戯にふけっていましたけれど,目的は見失っていないというか。目的を達成するために遊び倒したというか。根っからの「遊び好き」な印象を残してくれました。そのうち,藤原書記と「遊んで」いるところも描かれるのでしょうか。何かが熱くなるのを感じます(まて)

 

 

かぐや&眞妃は強がりたい


しかし今回のお話の構成,面白かったですね。お化け屋敷のメイクシーンと,リアルタイムにおいてかぐや様たちがお化け屋敷を体験するシーンを同期させる。

 

 

伊井野さんの過去の反応と四宮さん・四条さんの現在の反応を被らせることによって,バイノーラル音響による音響アトラクションとしての完成度をきちんと表現できているところがなんとも凄いですね...。


そんな四宮&四条コンビでありますが,それにしてもつくづくよく似た二人ですよねえ。特性といい,反応といい,写し鏡的にシンクロしています。再従祖伯叔母とかいう文字面だけで「遠い親戚」とわかる距離感なのに,なんでこんなにそっくりなんだろう...。これが四宮の血か...。

 


しかし気になるのはこの四宮さんの距離感である。

 

「誰が四条家の娘と手なんか......」

 

というセリフからは,両者が相容れない関係であることを匂わせます。本家・分家の関係とはいえ,手を握るのも憚られるくらいに対立した関係なのかしら。

 

一応本家筋の四宮家が上席てのは確定しているんでしょうけれど,四条さんも(家族的な序列はともかく)本家と争い,隙あらば主導権を握ろうとする程度の水面下の抗争が繰り広げられているのかもしれませんね。負け犬だけれど。

 

 

 


うわぁぁぁぁぁ...(ドン引き)


翼くん&柏木邪神,普通にロッカーで乳繰り合っていた。口!手の位置!アウトでしょこれは。

 

血の気の引いた四条さんの姿が哀れでならない。そしてその姿を能面顔で眺める悪魔神官(風紀委員)・伊井野ミコと頬を朱に染める四宮かぐや。なんだこの,シュールなシーン。面白すぎるだろう!

 



そんな惨状が自分のクラスで行われていたとも知らない石上優がとてつもなくピュアな表情であれですね。ある意味お可愛いですね。これから大好きなつばめ先輩とロッカーで二人きり!密室!恐怖!何もないはずがなく...

 

 

何も起こらなかった。別室だった。

 



ひ,ひのい...酷いわぁっ..!


またしても!石上優はスタートにすら立てないのか。四宮かぐやが直接かかわったわけではないけれど,四条さんと翼&渚のせいで伊井野さんのこの処遇である。

 
神は石上にどこまで試練を与えるのか。石上優の明日が見えてこない。このまま文化祭初日は誰も告白することなく終わってしまうのか。あるいはここで動く人が出てくるのか。私気になります!

 

余談

 


伊井野さん,怒りの表情の原因はもちろん風紀を乱した柏木邪神たちのせいなんでしょうけれど,もしかしたら石上がつばめ先輩といちゃいちゃ(しているように見える)しながらやってきたことに対するご立腹も含まれていたのだろうか。ちょっと気になる。

 

 


そして最後のコマ。
お化け屋敷の恐怖を散々味わって放心状態だったところにまさかの追い柏木心はズタボロの四条眞妃さんである。

 

 

 

彼女が差し伸べた手は,お化け屋敷の恐怖がいまだ残るからに非ず。何度も何度も友人(柏木渚)に踏みにじられたその心が,思わず誰でもいいからすがってしまった「救いを求める手」ですよねえ。触れるのも忌避される両家の溝も吹き飛ばす,そんなぽっかり空いた心の闇の為せる業である。

 

なんかこう...四条さんは「もしも四宮かぐやが告白成立しそこなったら」というifの具現的存在なんですけれど,ここまでくるとさすがに哀れである。いつの日か,四条眞妃にも幸せがくることを少し真剣に祈りたい。

 

というわけで今回の感想はまる。

 

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*画像は『かぐや様は告らせたい』 115話 より引用しました。

画像引用は中止しました。