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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第118話 かぐや様は撃ち抜きたい 感想

 

さてと。かぐや様 118話 の感想(かぐ活)です。

 

ここしばらく載っているアニメ情報。

あまりきちんと読んでいなかったんだけれど,ちょろちょろと情報は出しているのね。というか2019年1月放送開始ってのはここまでブログで触れていたっけ...? もうすぐじゃん。

 

前回,白銀御行役の古川慎さんについて言及したんですけれど,もう一人の主人公,冠タイトルヒロインの四宮かぐやさんのCVは古賀葵さん。良く存じ上げていなかったのでWikipediaさんに尋ねてみました。

 

ふむふむ,最近出てきた若手の声優さんですかね。僕が知っている作品,原作ものを除くとほとんどないですけれど,気になったのはジョジョの奇妙な冒険」のアケミでしょうか(それかよ)。かぐや様でさらなる飛躍をされることを期待したい。

 

参考までに,ティザーPVを張っておきますんで,未視聴の方はどうぞ。

 

 

 


 


   

生徒会は寛ぎたい

というわけであっという間に文化祭の初日が終了してしまいました。ここまで白銀御行,具体的な行動は伴わず...。

 

まあ彼の作戦のベースは「 四宮かぐやから告らせる」であり,自らの告白はあくまで最後のオプションです。生徒会長としての役目もいろいろあるしな。てかバルーンアートって生徒会長自ら作り続けなければならないものなんですかねえ後々の展開にちょっとつながりそうな予感がしなくもなく。

 

 

さて一日目が終わって生徒会室に全員集合というちょっとした箸休めな雰囲気の中で,いろいろと捧腹絶倒なやりとりが多々為されていた模様。まあ一つずつ拾っていきましょうか。

 

藤原千花VS石上優・その後

前回,減点方式でぼっこぼこに石上会計をディスりまくっていた藤原さん。

 

 

この二人の勝負,なんだかんだで石上有利で進行するところが面白いですよね。前回,藤原さんは石上の欠点を次のように挙げていましたけれど,今回のお話でそれが満遍なく再現されているのが笑えます。

 

例のバイノーラル効果なヴォイスでお馴染みの1年生のお化け屋敷。藤原千花もTG部とともに訪れたそうですが,先輩を立てる伊井野さんに対しての藤原書記の反応にこのツッコミです。 

 

 

藤原書記が挙げている「石上くんのここがダメ」リストのほとんどに相当していますけれど,同時に会長が指摘した「藤原書記が非常識だから石上の態度が悪い」ってのもそのまんまですよね。見事なシンクロ率であります。

 

 

そんな石上の毒舌ながらも真っ当至極のつっこみに反論する伊井野さんなんですが,これはアレなんですかねえ...。なぜか「理想」とあがめる藤原千花に信奉していることもさることながら,石上優に対する反発も重なって視野狭窄となっているのかもしれませんが。

 

「お手本みたいな共依存という石上の物言いからは暴言の銃口で藤原千花をとらえつつ,尊敬の念一つなく見下したスタンスしか感じない。

 

そして奴のつけた傷の直りは悪いとか言いながらも,この微笑みですよ。なんも堪えちゃいない。完全に伊井野さんを手懐けている悪魔の微笑みですよ,旦那。こいつからは柏木邪神とも言葉の暴力神たる石上とも違う,いともたやすく行われるえげつない行為な邪悪さを感じます。

 

 

四宮かぐやは撃ち抜きたい

 

そんな小休止モードの最中だというのに,この女は密かに企みごとを行っていた。

 

 

「たこ焼きの中に一つだけハートが入ったロシアンたこ焼き作戦!!」

 

 

あ,はい。

この女,本当に天才なのか愚鈍なのかよく分からないレベルのポンコツですな。企みのレベルがお可い愛すぎて幼稚園児かよ!と叫びたくなるような幼いお企みである。

 

作戦はこうである。一見何気ない普通の6個入りたこ焼きを用意する。その中の一つだけハート型の具が入ったたこ焼きを混ぜる。その唯一無二のたこ焼きを会長の胃袋の中に放り込もうという作戦である。

 

「奉心伝説」なるハート型のアイテムを相手に贈れば永遠の愛が与えられる...を逆手に取った究極の作戦である。完璧だよォこの作戦はァァァァァ!(ジョセフ=ジョースター

 


 

あ,はい(2回目)

まあ企みの拙さはこの際置いておいてだ。前提がそれでよかったのだろうか?ハート型のアイテムを相手に贈ると永遠の愛が「与えられる」じゃなくて,愛を告白したことになるだけじゃなかったけ?

 

そうじゃなかったら先刻行われた石上優の無意識100%公開告白は成立済ということになる。やっぱ,おかしいでしょ。作戦の前提自体がちょっとおかしなことになってんじゃん。その論法だとハート型のアイテムを受け取った側には拒否権無いでしょ(笑)

 

 

(追記)コメント頂きました。

「ハート型のアイテムを相手に贈ると永遠の愛が与えられる」というのは第110話で言及していた。

 

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しかしそうなると,贈るだけで永遠の愛が手に入るということになる。つまり正式に「受け取ったら」受諾って意味になるのかな。つばめ先輩は保留中なのでまだ告白受理は成立していないということでいいのかな。

 

じゃないと「渡した者勝ち」という伝説になってしまうので。

 

 

生徒会は戦いたい

 

しかしまあ,そんなお可愛い作戦が通じるんだったら四宮さんも苦労しませんよね。当然のように様々な邪魔が入るわけであります。ここぞというところでカンの良さを見せる石上。食べ物に吸い寄せられる藤原&伊井野

 

しかしまあここで「対策」をとっているところが一応天才の片鱗を見せているのですかね。まあそれほど天才的所業というわけでもなかったですけれど。対F用のたこ焼きを誘導しようと爪楊枝を予め刺しておいただけですからね。

 

だがやつは引っかからなかった!

 

 

そんな対策をいかも軽々とK点越えしてくる藤原千花が憎いですね。どうしてこいつはこういう予測不能な動きをしてくるのかな...。

 

たこ焼き一つ食べるのにマイ箸を用意するという奇矯な行動。行っていることは至極真っ当にエコい所作なのに,「なんて有害な子......」という四宮さんの心の声に全力で同意してしまうのが読者の性ですかねえ。完全に気持ちがシンクロしてしまいます。

その後,あっさりとかぐやの誘導に引っかかるお子様的な所作までが一連の流れでなんでしょう...良質なおバカコメディを見せられて読者としては大満足である。

 

 

そしてもう一つの食壁である伊井野対策も怠らない。

 


 

伊井野ミコ=大食いキャラという定説が確実に四宮かぐやの中に刷り込まれているのがいいですよね...。伊井野さん,正義活動に熱心な両親がいたから食事を十分にとれない家庭環境だったのかしら...とか心配になるレベルであります。

 

 

本当にねえ...。

たこ焼き一個で満足しきれない胃袋なのは想定済ですが,ここで伊井野さんの心の声をラウドスピーカーする藤原千花がまたいいですよねえ。こんなん,石上にめっさ切りされても仕方がない所作やん...。シン・陰流簡易領域!抜刀!てやつですよ。

 

 

貴人(奇人)・変人ばかりの秀知院生徒会の面目約如といった感であります。文化祭一日目が終わり安らぎの場かと思われた生徒会室は,無遠慮に言葉のナイフを振り回しあう戦場であった。完全にこの生徒会には問題がある。

 

 

 

ねえ(笑)

だめだもう。この異空間にいると伊井野さんがただのおかしな娘さんになってしまっておられる。ここにきて秀知院最強・歩く暴力装置たる四宮かぐやの武力行使が笑えます。お前はただのまじないにどこまで拘ってそこまでしとるんだ。からーの...

 

 

 

はれぇ?

 

ようやく最後の一つ,ハートの食材を仕込んだたこ焼きを会長に食べさせようとしたらことが露見した!

 

このままでは四宮さんが白銀御行にハートの形をしたものを贈ろうとしたという事実が白銀御行を含め周知の事実となってしまいます。こんなん石上優のあれと同じじゃん。100%公開告白に等しいじゃん。

 

そして「恋愛は先に告白したほうが負けである」という物語の根幹が否定されるばかりか,本作品のタイトル「かぐや様は告らせたい」がかぐや様は告りたいになってしまう。由々しき問題です。四宮かぐや絶体絶命のピンチである。

 

 

 

 

ぱくり。

 ぱくついた。全力でなかったことにした。

 

あれだけの準備と対策を整え,時に威圧して掃討戦にあたっていたにも関わらず,最後の最後で詰めを誤った。こんなん,警察に証拠品を見つけられて飲み込んで隠ぺいしようとする逃げ場のない犯人が最後に取る行動やん...。

 

いとやんごとなき高貴なお方が最後に取る行動としてそのギャップが愚かしくもお可愛い。まとめると四宮かぐやのお可愛い企みは案の定失敗したのであった。まる。

 

(追記2)

 

ちょぉっっと待って!?

これよく考えてみると,白銀御行が持っていたハートの形をしたものを四宮かぐやが受け取って食べてね?

 

つまりこれは,無意識の「告白」が成立している可能性が微粒子レベルで存在する? 前回の石上同様に,無意識告白という対比だったのだとすればマジすげぇ。

 

 

 

余談

そして突然起きる文化祭最終日の怪事件。「ハートの風船」が一つ残らずなくなってしまったという案件であります。

 

 

ははーん。

ここで本編に再びマスメディア部のかれんとエリカが登場という流れですかねえ。次回は推理ものでしょうか。ポンコツ探偵の藤原千花やハーサカさんも参加するのか気になります。

 

まあ原因も犯人も大体想像つくけれど。

ハートの形をしたもの=「想い人に捧げる自分の気持ち」ですからね。端的に考えて告白ないしそのお返事をするつもりの人間が必要とするものである。そしてこの文化祭において既に行われた告白はひとつ...。奉心伝説に絡めた行動をしようとしている人物が一人...。

 

白銀会長をはじめ,生徒会面々は一部を除き色ボケ状態ですけれど執行側の立場から鑑みてこのような所業はするまい(いや,四宮さんならひょっとかして...?)。しかしまあこれは十中八九,子安つばめ先輩の奉心伝説ダンス劇とやらの演出に使われる流れではなかろうか。

 

それが石上優に対する返事となるのか,はたまた別の人物にたいする愛の表現なのか。そこんところはハッキリしませんけれど,それだけ大量のハートの風船をつかうというならば,その辺が落としどころじゃないですかね。

 

というわけで今回の感想はまる。

  

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*画像は『かぐや様は告らせたい』 118話,94話 より引用しました。

画像引用は中止しました。