現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第120話 子安つばめは断りたい 感想

 

さてと。かぐや様 120話 の感想(かぐ活)です。

まずはいつも通りアニメ情報から。

 

追加キャストということで石上,藤原,ハーサカの3名のCV及びナレーション担当が発表されました。ごめん,残念ながらアニメをあまり見ない人なのでWikipediaで確認しました。

 

 

まずハーサカこと早坂愛の中の人,花守ゆみりさん。

うーん,観ていないアニメばかりだなあと思ったら,「ラディアン」の主役,セトの人だった。なるほど少しイメージ湧きましたよ。ハーサカ,どれくらいお話がもらえるか分かりませんが,いろんなキャラづくりがありますからね。その変化が楽しみである。

 

 

石上会計の中の人,鈴木崚汰りょうたさん。

こちらも現在売り出し中の若手声優さんなのかな。ぱっと見ですぐわかった登場作品は「鉄血のオルフェンズ」なんですが,鉄華団団員ということで誰だか分からんなー...。ただ他作品でも主人公級のお仕事もされているようですので期待の方と思われ。動く石上がどうなるのか気になります。

 

 

そして藤原千花の中の人,小原好美さん。

お,こちらは僕が知っている作品もあるなー。個人的には「月がきれい」の水野茜が印象深いですが,藤原書記はちょっと(かなり)そちらとはキャラが違うよね。公式PVを観たときも「あ,こんな声も出るの...」と思いましたからね。あのぼっけなすーなキャラをどう演じるのか,気になります。

 

 

最後に,ある意味「かぐや様は告らせたい」の影の主役でもあるナレーションには青山穣さん。キャリアの長いベテラン声優さんですが,主役をたくさん張るよりも様々な作品に参加されているという印象ですね。個人的に聞いたことがあるのは「宇宙戦艦ヤマト2199」のヴェルデ・タランか...。言わゆる「細タラン」の方ね。理解した。

 

かぐや様はナレーションの「間」が作品の面白さを左右すると思うので,期待したいですね。

  

 

てなわけで,ついに登場,公式PV第1弾

主要キャストの声も聴けますので,未視聴の方はどうぞ。

 

 

 


 


 

 

子安つばめは断りたい

 

さて。

本編でありますが,タイトルからして既に不穏な空気が漂っていますね。子安つばめは「断りたい」って...

 

 

あ...(察し)

 

3年生の教室で無自覚公開告白をした直後の反応からして「瞬殺じゃないということは受け入れ可能性が微レ存...?」という期待を一瞬持たせておいてからのこれですよ。さすが赤坂先生,簡単には石上も読者も殺しにかからないところが憎いですね。

 

 

 

 

ああ...。

なんていうことだ。やはりつばめ先輩は断る気満々だったのか...。

 

最近はツンデレ先輩の誉れも高い四条眞妃先輩と言い,なんのかんので石上の認識を改めたっぽい小野寺麗さんといい,物語当初からフラグがビンビンに立っている伊井野ミコといい,なんとなく石上の周囲に女子がアリ!的なある種ハーレムめいたものを気のせいか感じていたわけですが,文字通り気のせいだったわけか!

 

まあそりゃそうだよなあ...。学園中の嫌われ者認定をされてきてコミュ障の陰キャ。でも子安先輩の「減点方式ではない人物評価」をしてくれた結果,幸いして優くん呼びの「可愛い後輩」扱いはしてもらったもののってかー。ぐぬぬぬぬ。

 

 

 

とかなんとか残念な気分にさせられるわけですが,その実そういうのはあまり関係なかったという...。端的に言うと,「そういう目で見たことなかった」というソレである。

 

 

以前,白銀会長と藤原書記の間で「減点方式ではなく加点方式で見てもらえるといいな」という語らいがあったわけですが,そういう意味では石上優は「答案を採点してもらうところまでまだいっていない」状態だったのね...。

漫画家が描いた漫画をそもそも読んでもらえない(なのでプラスもマイナスもない)状態にちょっと似ている。ある意味,振られるのに等しい評価状態であった。

 

 

しかし言い換えれば先生が採点していなかった答案の存在に気づいた状態ともいえる。それが減点方式になるのか,加点方式になるのか,それはこれからの勝負ですよ!

まだだ!まだボールは生きている! 

 

 

四宮かぐやは潰したい

そんな子安つばめ先輩とエンカウトするのは前回バルーンアート編を金で解決しようとした浅ましい女・四宮かぐやであった。子安先輩は相談相手によりにもよって四宮さんをセレクトしたのであった....。

 

 

あ,終わったわ...

 

「なんでそこに怠慢が」でおなじみの桐須真冬の顔が思わず目に浮かぶ遭遇である。四宮さんは案の定,子安先輩の告白相談を「石上優以外の誰かからの告白」と捉えたのであった。

 

天を仰ぐ白銀。目を伏せる藤原。伸びをする石上。そんな心象風景が浮かびますね。おかしいな,「王の軍勢」アイオニオン・ヘタイロイなんて使っていないのに...。

 

 

 

しかしまあ四宮さんの行動原理を顧みてみると,それはひとえに後輩の石上優を想っての行動なんですよね。

 

  • 子安つばめに告白した奴がいる
  • 石上くんのはずがないからそれは潰しておこう
  • まさかの石上くんだった!傷つけないようにフォローしなければ!

 

 

そんな行動そのものを見てみれば四宮かぐやの言動は後輩・石上優に対する思い遣りで満ち溢れている。まさに聖母かよ!ってやつである。

そんな四宮さんの気持ちはしっかりと子安先輩に伝わっているわけで。仮に振られたとしてもしっかり後任は選んでやろうというフォロー付きである。ええ話だなー....

 

 

 

 

 

 

などと言うとでも思ったか!?

私を甘く見るなと言ってるんだッッ

 

いやこれ,全部お前のせいやん...四宮ー,アウトーって奴である。

 

 

 

 四宮さんのしでかした過ちは大きく5つある(そんなに...?)

 

  1. 子安先輩の告白相手を石上ではないと決めつける
  2. そのうえで石上の告白を潰しにかかる
  3. 手厳しい振り方の指導をする
  4. 石上が振られたら自分たちの告白どころではないと自分の都合を優先
  5. その告白ですらそもそも自分がけしかけたものだった!

 

 

 

もはや満貫・跳満・怠慢ってやつである。

絵にかいたようないつもの失敗と切り替えの早さ,もはや「かぐや様は告らせたい」の様式美である。前回も思ったけれど,本当にお前は天才なのか。やること成すこと全て裏目にでているではありませんか。

 

 

まあ救いは四宮さんが自責の念を感じているところですかね...。自分以外の者など何も信じない,石上優のことなんか「虫けら以下」にしか思っていなかったかぐや様にしては大きな変化である。

 

 

大丈夫だ石上優。振られた後にはツンデレ先輩がもれなく紹介されるみたいだから。それ以外では持ち駒,あとは早坂しかいないし。まあなんだ...イ㌔(酷)。 

 

 

子安つばめは知ってみたい

しかしまあ,そもそも何故つばめ先輩は告白を断ろうとしたのか,という点ですよね。ふむふむ...「付き合ったらきっと好きになっちゃう」「恋のために体操がおざなりになるのが嫌」ということか...。

 

 

なるほど。

石上のことを減点方式でも加点方式でも見るわけでもなく,そもそも恋愛そのものが自分のやりたいことと重なったときに恋に溺れてしまうことを危惧しているわけね...。それで3年生のマドンナともいわれるつばめ先輩にお付き合いしている人がいなかったわけか。

 

ということであれば,四宮さんが最初に分析したように明確に否定する理由がないお断りである以上,脈が無いわけでもないということになる。

 

 

そんな子安先輩の迷いに一つ区切りをつけたのは,他ならぬ石上優と四宮かぐやの行動にあったところがいい落としどころでしたね。上手いなあと思う。

 

 

伊井野ミコのぼっけなすーな行動に対して武力制裁で守ってあげる石上優を見て。氷のかぐや様と言われた四宮さんが石上優の恋を守ってあげようと思いやる姿を見て。初めてみるその人の意外な姿に認識を新たにする

 

知っているつもりで全く知らない相手のこと。分かっていたつもりで分かっていなかった石上優のこと。そんな石上優のことをもう少し知ってから結論を出そう!というわけで結果は

 

結論保留

 

 

 

ということに相成ったわけであります。

というわけで首の皮一枚つながった石上優の未来はどっちなんでしょうか。先々が気になるところで,とりあえずまる。

 

 

 

余談

 

それにしてもあれですね。これ,団長のこと言っているんですかね(笑)

 

 

ノリがそのまんまなんだけれど。そしてそのノリで受け入れた大仏風紀委員は一体...。ぶっちゃけつばめ先輩の方が考えているじゃん。

 

というわけで今回のお話のよもやま話を拾っていこう。

 

 

石上優の恋の行方

しかし「結論保留」というのは,今後の石上優の身の振舞い次第ということになるわけで。

 

この文化祭で告白することを意識し,いまだ告白の自覚のない石上が先輩から避けられていると勘違いしたことも相まって,再告白を試みる可能性は微粒子レベルで存在する!その時の在り様によってはどっちともなりかねないバランスがある。

 

しかしまあメタ的な視点で読んでしまえば,一端保留になったことによって,仮に振られても四宮×白銀のカップリングには影響しないという状況は確保されたわけで。最悪振られることも念頭に置く必要はあろう。

 

 

それにメタ視点でいえば,やはり子安先輩と石上のカップリングよりは「石上と伊井野ミコ」とのカップリングの方が読者としては安心感あると言いますか。我が家に帰ってきたような寛ぎを感じますよねえ。

 

 

だってもう...こんなんただのいちゃついているカップにしか見えませんわ...。

 

他校の生徒の軽口にあっさりとひっかかる雑魚いミコちゃんを救いだすホワイトナイト。石上優が上から目線で伊井野さんに接してしまうのもわかりますよね。だって伊井野さん,基本的に雑魚なんですもの(酷)

 

こんなんあれでしょ。「俺がついてなかったら大変なことになっていたぜ...」みたいな少女漫画の主人公の世界でしょ,本来。絵面は石上だけれど。やっぱりお互いがお互いを支えあっている石上×伊井野カップルの方が落ち着くんだよなあ...一読者としては。

 

 

まああれかな。

石上の告白が真っ当になるのか,キモイものになるのか分かりませんけれども最終的な結論は告白そのものよりも石上優という人物の在り様で決まりそうな気がするんですよね。例の評価の話で言えば「加点方式」。

 

加点方式で行けば,石上優はそこそこ行けるとは思うのですけれど。一方で,加点はしていくんだけれど最終的に石上優の世界の中で自分よりふさわしい人がいると思っちゃったら点は取れてもカップル不成立みたいなこともあるかもしれませんし。おすし。

 

そんな妄想も含めて,今後の展開からは目を離せないのである。

 

藤原千花は特になし 

それにしても藤原千花には笑かしてもらいましたね。

 

男子人気という点ではおそらく相当のものであろう藤原千花もまた告白されていました。それに対する返事の仕方,「クイズ」て段階ですでに吹き出しそうである。絶対に受け入れるつもりのないやつである。

 

 

そんなクイズに対してポエミーな解答を指し示すところもさることながら,そんな答えを幸せそうにスッキリした顔で受け入れている男子も相当おかしいのである。藤原千花を好きになる人は「元々ズレてる人」とかいう四宮さんのツッコミと相まってもうだめだった。こんなん吹くでしょ,もう...。

 

要するに恋に興味は無い,束縛されたくないというのが藤原書記の今のスタンスということですね。単にハートの風船の謎解き以下の扱いだったとも言えますけれど。

 

 

小野寺さんは見守りたい

文化祭実行委員としてキャンプファイヤー実施の件で急速に距離が縮まった感のある伊井野さんと小野寺さん。ここでも登場である。

 

雑魚ミコをナンパから救ってやろうとした石上会計の武力制裁に対し,「麗ちゃん」と甘える伊井野さんがお可愛いですね。いつの間にそこまで深まった距離感よ...。

こうして伊井野さんの世界が広がっていくのも微笑ましいですし,その距離感で接してくれる小野寺さんもいい人だなあと思います。

 

 

 

 そして何よりも伊井野さんの異議申し立てに対しての小野寺さんのセリフがいいよね。「その痛みを覚えておきな」というのは別に恨みを忘れるな,という意味ではないのである。

 

誤った行動をしそうになった時, 石上会計がストップをかけてくれたこと,守られたことの意味。この経験を基に,今後はそういう軽いナンパに引っかからないようにしっかりしろということですからね。

 

そういう意味では小野寺麗さんは石上のことも「きちんと見ている」わけである。子安先輩の気づきと対応する形でこの表現,良いなあと思いました。

 

というわけで今回の感想はここまで。再度まる。

 

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*画像は『かぐや様は告らせたい』 120話,『HUNTER×HUNTER』No.374より引用しました。

画像引用は中止しました。