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漫画感想のブログ

『かぐや様は告らせたい』 第123話 かぐや様は告りたい③ 感想

 

さてと。かぐや様 123話 の感想(かぐ活)です。

 

いよいよ差し迫ったTVアニメ『かぐや様は告らせたい』。先日,第2弾PVが公開されております。

 

www.youtube.com

 

ほほう。

これなかなかの漫画再現度といいましょうか,雰囲気ちゃんとでていますね。これはすごい。アニメとして相当力が入っていることが伺える。

まあPVですから力が入っているのは間違いないですけれど,このクオリティをベースに作られるなら中身は折り紙付きのコンテンツなんで,かなり成功が期待されるんじゃないかなと思ったり。

 

主役二人の古賀葵さん,古川慎さんの声もキャラクターイメージとかぶって好印象。藤原書記の声はアニメ声という設定を反映されているせいか予想よりよっとアニメ調ですけれど,ある意味設定通りというかよく演じられているのかなと。

 

そして先日発表されたばかりの早坂愛役の花守さんのお声も聴けましたが,なるほどハーサカの雰囲気出てますね。これは期待大である。

 

 

そんな中,追加戦士...もとい新たなCV発表がありました。

 

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追加戦士


 

柏木神,柏木邪神などの異名を持つある意味作中最強の女子・柏木渚さん役は麻倉ももさん。

ここ何年かで大きな役も演じられている若手の方らしいですね。残念ながらぼくは未視聴なんですが,あの「なにこの人怖い...」と石上に感じさせたあの空気感ですね...期待したいですね。

 

そして柏木さんの彼氏こと翼くんは現状「男子生徒役」。

まさか彼がここまで話に絡んでくる人物になるとは思ってもいませんでしたね...。思っていたより面長に描かれていますね,キャラ設定は。そしてCVは八代拓さんです。同じく最近大きな役をも演じられている若手の声優さんらしいですね。

会長に相談する回は比較的早いので登場も早そう。演技が楽しみです。

 

そして白銀家の二人から白銀圭役に鈴代紗弓さん。

お,武元うるか役の人か。うるかと圭ちゃん...大分キャラが違いますがそのキャラの違いをどう演じるのか楽しみですね。

 

しかし何はともあれ驚いたのは白銀父役が子安武人さんだったことかな。

さすがの僕も彼は知っている。白銀パッパはそんなに初期に登場していたっけ...? ちょっとすぐに思い出せないけれど,やはりそうなるとVSかぐや様のお話に期待がかかりますよね。

 

子安さんというとゲスキャラ上手という漠然としたイメージがありますが,白銀父はまたそういうのとは毛色の違った「めんどうくさいおじさん」なので,それをどう演じられるのか楽しみだったり。

 

というわけで1月12日(土)が待ち遠しいのである。珍しく自宅でも録画の裁可が下りたので堂々と見れる。嬉しい。

 

 

子安つばめは呼び出したい

というわけで子安さんのターンです。子安武人さんの話題の後に子安つばめ先輩とかちょっとギャップが凄すぎるけれど。

 

前々回のかぐや様の神デートにおいても言及されていたように,知らず知らずのうちに告白をしてしまった石上に対する「お返事」はとりあえず保留が確定しております。そういう意味では後はそれを通告するのみというわけである。

 

今回,「保留」という結論に至ったのは好きも嫌いもそもそも石上のことを全然知らないということに気づかされたからである。

ここまで応援団や文化祭実行委員を通じて,周囲が言うような悪い人間ではないことは分かっている。「意外とまじめで気配りさん」というのは石上の本質をとらえていて,お前分かってんじゃん...という感じに読者としてはなる。

 

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加点評価

 

とはいえつばめ先輩が石上と接した時間はまだわずかな時間。懸念された石上評価法が「まじめで気配りさん」という評価が加点評価だったのは幸いですけれど,まだ合格点には至らない。

 

寒さを気遣ってポンチョを持ってきてくれたり。綺麗な花を咲かせる木に話題が移れば,その蘊蓄を披露してみたり。

知ってそうで知らない石上。そんな石上を「もっと色々しりたい」と思わせている段階で,あれ...石上,これワンちゃんある...? と期待させられますよね。それって相手のことが気になる,引き付けられるということでもありますから。

 

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もっと知りたいという話


 

散らない桜ってのも縁起が良いっていうかなんというか

なんか勇気づけられる感じしません?

 

という石上のセリフには石上の恋の行く末を暗喩しているようであり。そんな石上の話につばめ先輩は「新しいものの見方」を感じ取ってそこに価値を見出したり。

 

しかし気になるのは事ここに至るまで「告白した自覚がない石上」と「返事をしているつもりの子安先輩」という組み合わせだからこそ,いい感じで会話が成立している点なんだよなあ...。

 

自覚がないから無意識に接することができる。自覚がないから告白の返事も何か月も待てる。一度は奉心伝説とそれにまつわる秀知院学園における「告白の定石」に気づきかけるも...「ズレ」によって気づかない。この時限爆弾ぷりはどうよ?

 

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気づきそうで気づかず

 

秀知院伝説の告白となりそうな白銀・四宮ペアに中てられて勢いで再告白とかしてしまわないかしら。会長のノリで「あれ?(引き)」って思わせるようなやつをしてしまったりしないかしら。そこんとこ気になる。今回既に花の蘊蓄でやべーこと口走りそうになっていたからね。

 

いや,石上は最終的にもう一度告白するとは思いますけれど。願わくばそれが後悔のない告白になるように...である。頑張っている奴が報われる,そんなところも見てみたいじゃないですか。赤坂先生の采配が気になるところである。

 

  

四宮かぐやは告りたい③

さて前回,告白する覚悟の扉を開いた四宮かぐやさん。

 

白銀御行の策はばっちり決まり,自ら告白する意思を固めたもつかのま,いざ告白に至ろうと早坂と立てた即席計画を実行しようにも会長の姿がどこにもいないという有様です。

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かぐや様は告りたい


 

かぐや様の計画はキャンプファイヤーに放たれし火矢の美しい姿を会長に見せつけて相手をドキドキさせながら,悩殺告白をしようというもの。ぶっちゃけ急造計画は否めない。肝心の会長は生徒会室にもいないし,せっかくの火矢を放つ局面にも姿が見当たらないし...。

 

かぐや様からしてみれば「分からん。何も分からん!」というやつですよ。自分のことが好きなことは確実で,自分の姿を目に焼き付けたいと思わないはずはないのに,わざと姿を見せてくれない。

 

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意地悪ぅ...

「会長ってちょっといじわるな所あるわよね...?」という四宮さんのセリフと表情がなんというか等身大の年ごろの女の子ぽくて良いですね。

 

 

ま,決して外すことができない火矢を当てに行く瞬間にそんなこと考えられている段階でただ者ではないのが分かりますけれど。

その恋愛脳に基づく胆力もさることながら,片手間の処理でも間違いなく中てられるのは「理想的な型を体が覚えていて,あとはそれの繰り返し」という天賦の才がなせる業なんでしょうなあ...。ほんなこつ...。

 

しかしまあ,ここまでの流れを見るとどうでしょう。四宮さんを追い込んでおいて,告白させる気にさせておいて「さらに焦らす」。端的に言って白銀御行のペース,独壇場である。

 

 

白銀御行は頂きたい

 

準備にかけられた時間。丹念に練られた計画。完全にかぐや様が後手に入られておられる。ていうかね...

 

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舞い散る予告状

は?

 

 

 

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最・終・決・戦

 

なん...だと...!?

 

ここにきて予告状かい!そしてアルセーヌ(ルパン)のコスプレかい!

ええ...。前々回当たりだっけか。会長と四宮さんのデートの際に「予告状は単に告白を邪魔されないように藤原書記を引き付けるためのエサ」とか感想を書いた記憶がありますけれど,これ告白に関係してくるのかい!

 

というか,そもそも「アルセーヌ」って男らしくという意味があるらしいというコメントもいただいていましたけれど,本当に会長がアルセーヌコスで出てくるとは思わんじゃん...。なにこれ。お前,そのノリで四宮かぐやと恋愛心理戦やるの...?

 

 

 

いやはや...。

僕もラブコメハンターの末席を汚す者としてあれこれ感想を書いてきましたけれどね。ラブコメ漫画の感想を書くってのは作者と読者の心理戦みたいなところがあるからね。

 

 

基本,お話を作るのは作者様で物語の背景も真相も今後の展開もすべて作者の胸先三寸である。その意味で読者は「深読み」という点において作者に絶対に勝つことはできない。

しかしそんな作者の作劇の展開や裏を深読みしてあーだこーだと妄想することこそラブコメ漫画感想勢の醍醐味だと思うんだよね。

 

そいつが当たるとラブコメハンターとしては「やったぜ!」ケン・マスターズ)になりますし,大外れをくらうと「やら...れた...!」(チードル)てなるわけです。それが嬉しかったり,楽しかったりする。だからラブコメ読みはやめらんないんだよなあ...。

 

 

「かぐや様」はその幅がものすごく広くって,展開を読み切った喜びもおお外しした悔しがりもどっちも心地よい漫画なんだよなあ...。と改めて思ったり。

予告状の犯人が会長てのは想定内だけれど,例の龍珠も含め告白に絡めてくるとは,赤坂先生も伏線に無駄のないお人ですよね。正直感服する。

 

 

 

しかし「文化祭は頂く」という予告。これも少し不思議である。

 

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予告の「意味」

 

白銀御行が頂きたいのは「四宮かぐやの心」である。 相手に告白させることが恋愛心理戦の肝であり,目的である。別に文化祭ジャックする必要はないんだよなあ...。

 

最初は大騒ぎを起こして藤原書記をはじめ,秀知院の生徒たちの関心をそちらに引き付けておいて...というデート編と同じ作戦かと思っていたわけですけれど。

でも謎のアルセーヌコスプレとか,龍珠の消失とか「告白にどう絡んでくるの?」的な事象を会長自らやらかしていること鑑みると「本当に四宮さんに告白させるつもりなのか?」という疑念がわいてくる。

 

 

文化祭ジャックも,龍珠のしかけも会長の仕掛けである以上,四宮さんの告白にはそもそも関係性がないはずである。あるとすれば「会長から告白する時」だと思うんだけれどな。

 

この文化祭は「男らしくいく」というセリフもありましたし。文化祭が始まる前の回想で「どちらが先に好きになったかで言えばとうの昔に負けている」ということも言われていますし。

 

やはりこれは最後の最後,白銀御行が四宮かぐやに告白するための仕掛け。そんな風に感じてしまうのですよね。というわけで今回のお話はまる。

 

余談

今回の告白合戦,考えてみると白銀御行と四宮かぐやという二人の天才を形作るものと対比になっているのかもしれないね。

 

白銀御行は「努力の人」である。尋常ではない努力に支えられて築き上げられた才能であるからして,天与の物ではない。一方の四宮さんは恵まれし環境と才能,何事もそつなくやりこなす「真の天才」である。二人は似ているようで成り立ちが全く違う。

 

この告白を前にした最後の恋愛心理戦においても,会長が準備万端で入念な計画の下四宮さんを落とし込んでいったのに対し,四宮さんはそれに対応するために後手後手の急造計画で対処しています。

 

告白とっても,真の天才であるかぐや様に打ち勝つために白銀御行は精一杯の準備をして対処する。それは「努力の努力」という最大限の準備によってようやく四宮さんと対峙できる彼の姿そのまんまである。そんな対比構造がとても面白いですね。

 

 

さて,最後にここまで拾わなかった小ネタに言及しておこう。

 

文化祭二日目は割と早めの仕切りですでにキャンプファイヤーとか。なんか展開が早い気がしますが,どこかで伊井野さんと小野寺さんも見ているんですかね。この告白の流れで中断しないと思うけれど,拾われるのか気になるところである。

 

 

次。子安先輩

お気に入りの桜の木の下で物騒なことを自然に言っておられる。

 

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この乙女...物騒すぎる!

 

なんだろう,この感覚。すげぇまともないい人に描かれているけれど,花が赤いから死体でも埋まっているのかって発想はやはり普通じゃないよね。やっぱりこの人も実は一癖あるのだろうか。あるいは,例の会長が1年次に掃除した池のように秀知院伝説の一つとかなんだろうか。謎である。

 

 

そしてその子安先輩の「奉心伝説劇」。

 

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奉心伝説劇

 

やってみたいと前振りをしていたのでてっきり彼女なりの意味があるのかと思いきや,普通に軽く流される感じ...? あくまで奉心伝説に基づく告白の慣習について,石上が気付きそうになるけれども気づかない,ってだけのことだったのだろうか。この辺りもこれで終わりなのか,さらなるお話のふくらみがあるのか気になるところである。

 

 

次。

 

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ハンターは人生

 

矢を射る前のこのコマ。見た瞬間「ハンターかよ!」とツッコミを入れてしまいました。文章で心情を説明していくスタイル,この心の乱れ方と一糸乱れぬ当的の対比がよかったですけれどね。

 

最後。

怪盗騒ぎに「意味」があるのだとしたら,以前出された予告状にも意味があったのだろうか

 

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タイムジャッカー(第121話より)

単なるかく乱要素に見えましたが,その辺の謎も言及されるのかしらん。龍珠も破裂したわけではなさそうですし(しかしそれ以外に急に消える意味がわからない),謎だらけである。

 

そんな赤坂劇場の最終幕は近い。年越しに二人の恋愛心理戦,気になって仕方がないというところで再度まる。

 

 

  

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*画像は『かぐや様は告らせたい』 123話,121話 より引用しました。