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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第130話 伊井野ミコは語りたい 感想

さてと。かぐや様 130話 の感想(かぐ活)です。

 

まずは映画情報から。

 

すでに報道・公式Twitterで発表がありましたが,「かぐや様は告らせたい」実写映画化と相成りました。9月6日封切予定です。

 

主人公二人,白銀御行役は平野紫耀さん。四宮かぐや役は橋本環奈さんです。

 


なお僕もいろんな感想の中に画像引用してきましたが,某事務所にヒットマンを送られてきても困るので玉顔は伏せさせていただいております。すまんな。
(なにかありましたら削除しますので,その旨コメントください > もしかしたら見ているかもしれない関係者様)

 

作者の赤坂先生のコメントにあるように,平野さんはもともと「伊井野ミコ」の好みのタイプとして作中でネタにされた方。

文脈的にはですね,会長はあまり好みじゃない→じゃあ誰がタイプなの?=平野〇耀くん,だったので会長役が平野紫耀くんというのは一見おかしく感じる。ぶっちゃけ赤坂先生もやっちまったー!みたいなソレはあったのかもしれない。

 

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それに対する辻褄合わ...じゃない,回答は今回のお話の中で描かれているので,それについてはまた後程。

 

一方のかぐや様役は世界のハシカンこと橋本環奈さんである。ジャンプ映画御用達ということではないのでしょうが,美少女役での起用も多い橋本さん。原作も読んでおられるようなので,ついでに弊ブログもご贔屓にお願いしたい(便乗)

 

ロングヘア―の感じとか,目元の感じとか,どちらかというと藤原千花のイメージが個人的にありましたが, そんな彼女がどんな風に四宮かぐやを演じてくれるのか。それはそれで楽しみである。

 

 

なお映画監督は実写版映画「ニセコイ」の監督を務められた河合勇人監督らしいです。あのラブコメを限られた時間で再構成し,原作ファンからの評価もそこそこ良い作品に仕上げてくれた方なので,手腕に期待したいところですね。

 

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そういえばエキストラは募集するんですかね。僕の知人に高円寺のJ鈴木に印象の似た人がいるのでぜひ推したい(勝手に推すな)。そしたら僕は渋谷のサンちゃんで。(←冗談です)

 

冗談はさておき,実写映画もお楽しみである。今回は誰と観に行こうかな...。

 

 

 


 


 

伊井野ミコは語りたい

さて,前回の感想で今回のサブタイトルは「伊井野ミコは語りたい」だろと思っていたら案の定そのとおりの展開に。アニメ化の時の桃缶回(第100話)と対比で来るのであればこのサブタイトルしかありえませんでしたからね。

 

 

ていうかですね。

この伊井野さん,お可愛くね?思わず,おかっ? おかわ...おかわわわわ...っっ!!!てなってしまいましたよ。

 

いつもアレなところやソレな所ばかり見せられているため,秀知院生徒会の面々はどうしてもコメディ眼鏡を通した評価になってしまいますけれど,こうしてみると伊井野さんもやはりお可愛いな。手に持っているそれが完全にアウトだけれどな。

 

あと昼食時にそれな漫画を読むのはありなの...? とはなりますけれど。今回のお話的にも石上は取り締まっているからね。ぶっちゃけ,石上はシャウトしてもいい。

...というかこれ,風紀委員室なんですかね。教室だったら周囲からフルツッコミが入りそうであるからして。

 

...

...... 

 

で,とりあえず時系列は前回のかぐやちゃんがお眠になってしまったところからということで,時間を空けずのそのまんまの展開。四宮さんと会長の奇行にドン引きした伊井野さん,そこに菓子を使いっぱしてきた石上が帰還したという流れか。なるほど。

 

 

いや,映画化の話題をやることは前回の予告+その後の実写映画化告知で明らかだったわけですが,白銀と四宮さんの「関係性の確認」ほったらかしでどうやるんだろう...と思ったらこういう処理かあ。相変わらずこういう構成上手いですね。

 

ついでにミドジャン持ってくる→桃缶実写化の告知→風紀委員・ミコによるミドジャン没収からーの平野ネタ。華麗すぎますね。技術点・構成点10.00の満点であります。

 

 

その反応たるや,会長が思わず困惑する程度の弾けっぷりなわけで。なるほど...これが平野担の底力かあ...。とまあ作中人物に代弁させる形で「かぐや様実写映画化」をageあげに上げてくる赤坂先生なのである。確かに本誌に掲載された平野紫耀くん,白銀会長の雰囲気感じなくもないし。

 

で,件の「会長は好みじゃないけれど,平野君推しだし,桃缶実写化で主人公が平野くんはやばみ」だった伊井野ミコさん,改めて再判定の機会を設けられることに相成ったわけであります。

 

 

ふむ。

いろいろ大人って大変だな!と思いつつも,んまあ適切に処理されたんじゃないですかね。こうやって物語の整合性ははかられていくものなのねん。

物語の整合性とは...みたいな作品がある中,赤坂先生はとてもよく頑張った!感動した!(純一郎)ってなもんである。内閣総理大臣賞・拝受であります。

 

石上優は思わない

しかしまあ,それはそれとしてですね。

桃缶アニメ化の時と違って実写化万歳一本鎗ではなく,お話を絡めてくるあたり作劇上手である。

 

伊井野ミコさんのカウンターパートナーは石上優

 

それは二人が裏主人公・裏ヒロインであることからも明らかなわけです。文脈的には子安つばめはやはり手に入らなかった宝物となるのでしょうし,伊井野さんと石上が四宮さんと会長の「氷の時代」から「恋する瞬間まで」を追っていくような"恋の裏街道"となるのでしょうから。

 

そんな示唆がそこかしこに散りばめられていたお話でしたね。今回は。

 

 

平野〇耀くんが石上に似ていないかという会長の取り繕いに対して「それだけは無いです」という強い言葉による否定。こんなん,後々のギャップを描くための伏線にしか見えない。「ギャップの赤坂」と言われしヤングジャンプ界の魔術師・ヤン=ウェンリー,赤坂アカ先生の仕込むことですからね。

 

いつかさー,石上がさっぱり綺麗に髪を切ってきたら案外好みの外見だったとか...いやまあ,外面より内面を評価する漫画ですが。いかにもありそうである。...あまり強い言葉を遣うなよ...弱く見えるぞ...」てやつですよ,こんなん。

 

 

で,だ。

前々から思っていたんですけれど,石上優は青春ヘイトはするし,リア充に容赦ないし,いろいろアレで融通の利かない所はあるんだけれども,基本的に「根はいい奴」なんですよね。

 

没収されたミドジャンを会長に読ませてあげたいと正義の人・伊井野さんと交渉したり。それに対して伊井野さんが自分の正義の枠内で譲歩してくれても,自らの価値観には素直であり続けたり。

 

融通は利かないけれども,その根っこにあるのは「素直で相手を思いやれる」性格である。伊井野さんが本当に嫌いだったらそもそも交渉しない。ギスギスした関係を是としていない。キレた伊井野さんがボコボコにしても,自分からは手を出さない。

 

相手の正義について,自分は是としなくてもその一生懸命な姿は肯定しているし,そんな不器用で評価されない伊井野さんの頑張っている姿を笑うものは許せない正義感がある。基本的に石上優は伊井野ミコのことを嫌いじゃないし,否定もしていない。自分とは価値観が違ってもその良さを認める度量がある。めっちゃ「良い奴」じゃないですか。

 

 

伊井野さんもそういう石上の部分が少しずつ分かりかけてきていて,だからこそ以前なら「絶対無理」な関係だったのが,「仲良くできなくもない」になってきているわけですし。以前の「生理的に無理」からすれば格段の深化じゃないですか。

 

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とは言え,相手に対する理解度という意味では石上にはまだ及びませんけれど。

 

だから,クリスマスパーティーに誘われた自分に対してこんなことを言う。

だから石上はそんな伊井野さんに対して

 

「思ってねぇよ」

 

と答える。

石上優がこれまで思ってきたこと,普段から何気なく伊井野さんに対して想っていること,それがなかなか伊井野さんには伝わってこなかったわけですけれど,今回ははっきりとそれが伝わって。伊井野さんの中でも何かが少しずつ動き始めて来て。

 

 

 

 

 

 

さー,面白くなってまいりましたでー!

 

 

子安つばめ先輩から石上への告白の返事まであと3ヶ月

つばめ先輩からかぐや様,石上と渡り,最後に伊井野さんに手渡された「落とし物」のハートのアクセサリの拾得期限が3ヶ月

 

 

くっはー!

この期間になにがどう起こるのか,走馬灯のように妄想が駆け抜けていきましたぜ!(←仮想臨死体験?)

 

 

語り続けても語りつくせないほどのニヤリングが込み上げてくる石上×ミコのカップリング。見える,見えるぞ! これから先の伊井野さんの「デレ」とつばめ先輩の「気づき」の動きが! キングクリムゾン・エビダフが無くてもあんた背中が煤けてるぜ...てなもんですよ,奥さん。

 

んまあ,赤坂先生はこっちの予想の2枚も3枚も上に来てくれる人なので,凡庸な僕などの妄想は足元にも及ばないわけですが,それでも考えるだけでニヤニヤが止まらないのである。映画の番宣とみせかけつつ,しっかりと伊井野さんと石上の話を進めてくれた作者かみに感謝...(ボーボボボ)である。 

 

子安つばめは確かめたい 

さて途中キングクリムゾンによって吹き飛ばしてしまいましたが,そのクリスマスパーティーのお誘い。ふむ。

 

文脈的には例の「石上優をもう少し深く知ってから」という流れですよね,このお誘いは。そんな彼女のお誘いに瞬間的にシチュエーションをシミュレートして判断を下す,石上優,やはりこいつも偏差値77の末席に連なる者である。

 

 

それに対して,脳みそとろけそうな不規則発言を繰り返す伊井野ミコ・思春期風紀委員が笑えます。よんぴぃ!? じゃねぇよ!やっぱりアレ4Pって確信犯的に使っているじゃないの,赤坂先生。惚けるのがお上手なこと...!!

 

 

まあ文化祭実行委委員つながりのパーティーということで,一応つばめ先輩の隠れた意図は覆い隠されているし,お疲れさん会的な趣旨がメインなのも確かなんだろう。

でもってそこで伊井野さんと石上がアレコレ行違うやり取りしたり,喧嘩したり,でも底に見える「相手を認める意思」かなんかに徐々に気づいていくイベントの一つになっていくのでしょうな。

 

 

ま,藤原書記のお誘いを断ったところで伊井野さんを含む生徒会全員が石上優の気持ちに気づいているし,そこまで強固だからこそ伊井野さんとの関係性がすぐにどうこうなるとも思っていません。

 

きっとそこに至るまでは長い長い道のりがあるのでしょう。個人的にはそのプロセスが大いに楽しめるので,ワクテカが止まらないのである。というわけで,今回の感想はまる。

 

余談

伊井野さんの「やられたらやり返す」ってのは,今は相互不信に基づく相互攻撃的なソレになっていますけれど,それって必ずしも否定的なことばかりにあてはめられる尺度じゃないだろうからね。

 

 

伊井野さんは正義の人である。したがって,「やられたらやり返す」という物差しは負にも働くけれど正にも働くはずである。石上が伊井野さんに対して正の反応を示せば,伊井野さんもまた正の反応を送り返す。そんな風に作用するはずである。

 

 

今回の石上の「思ってねぇよ」の言葉に対して,共にクリスマスパーティーに参加するというレスポンスはその一つでありましょう。

 

石上が嫌なことをしなければ,伊井野さんも嫌なことをしなくて済むように,石上がいいことをしてくれば,伊井野さんがいいことをしてくれる。そんな正のレスポンスに振れてしまえば,一気に二人の関係が変化していく可能性だってありますからね。楽しみである。

 

 

次。

クリスマスと言えば風野先輩と大仏さんは当然不参加。クリスマス明けに眼鏡をはずしてキラッキラになって大仏さんが帰ってくるんですね...分かります(なぜか寂しい気持ち)。

 

しかしそれ以上に笑えたのは,この藤原千花ですよ。

 

 

どう考えても石上を罠に嵌めるつもり満々だったでしょ。石上がシミュレートした妄想のまさに邪悪パターンを行くのが藤原千花である。本当,子安先輩に救われっぱなしだよね,石上は...。

 

で,何気にかぐやを誘って了承したことにしているわけなんですが,さてそこはどうなるのかいな。例の想いは行動で伝えあったけれど言葉では定着してない「曖昧な関係」である四宮さんと会長。

本来であれば二人で過ごしたいところでしょうが,そこは誘い下手,相手待ちの二人である以上,放置しておくとクリスマスもろくに進展しない可能性がある。藤原家でクリスマスパーティーてのは,それはそれでありかもしれない。萌葉もいるしな!

 

 

てかこの顔...。

 

 

こういうとこだよね。藤原千花と対等かそれ以上と思われしお茶目なところは。それに対する藤原書記のツッコミが「ふたりはプリ●ュア」だったのも笑えます。そこは「スター☆トゥインクルプ●キュア」だろう!中の人(小原好美さん)的に。

 

 

というわけで結論から言うと,映画宣伝お疲れ様ってわけであります。

 

 再度まる。

  

 

なんとなく...

 

 

 

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*画像はヤングジャンプ2019年第13号『かぐや様は告らせたい』 130話, 及び同10p  より引用しました。

画像引用は中止しました。