現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第152話 生徒会のNEW GAME 感想 : 恋愛頭脳戦 Round2

さてと。かぐや様 152話 の感想(かぐ活)です。

 

実写映画,初週は第1位だったとか。さすが伊井野ミコも一推しの平野紫耀くんが主演なだけのことはある。橋本環奈さんとともに番宣で見かけることも多いので気になる方もいらっしゃるでしょう。

 

色んな評があるのが世の常ですが,見ないことには理解らないところもあると思うので,興味がある方はご覧になってみては。

 

僕の感想はこちら。(個人の感想です)
ayumie.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真実の愛を求めるNEW GAME

前回は強くてNEW GAMEならぬNEW GAME編早坂編かと思いきや,いきなりのインド旅行で肩透かしと驚きを与えてくれました。まさかのインド編に度肝を抜かれた読者も多かったはず。週が明けて,今回はそれぞれの冬休みオムニバスということで,残りのエピソードはダイジェスト的に消化となりました。

 

初手はその四条眞紀さん。

悟りを開きに行ったはずが,単なる観光旅行に終わったばかりか観光土産の謎仏像をこともあろうか渚ちゃんに渡すという業の深さである。きっとこれは安産の仏像(違)。そんな宿命に導かれた二人の会話の後ろには,なぜか子安つばめ先輩が。

 

ああ...。

なるほど。12月27日会長・かぐやデート当日の直後なのね...。インドで悟りを開いた結果,「翼くんと渚だって!」とか現実逃避していた四条さんが滔々とパワーストーンについて全否定しているの,本当に笑えますね。目の前にいる女は腹の底から笑っているような気がしてならない。クリスマスに神ったばかりだしなあ...。

 

 

 

が,四条さんの至極真っ当な指摘は今の子安先輩には色々突き刺さりますね。いいんですよ!千円ぼられようと,いま彼女がほしいのは「真実の愛」なんだから...。思わぬところで流れ弾を食らった形になった子安先輩と弾を撃った四条さん,戦うより抱きしめあう方が良いのに...。ゲッチュぅラブラブいいじゃない!ってやつですよ。

 

早坂愛のNEW GAME

さて,前回肩透かしをくらった早坂はどうだったのかというと...。

 

主の平穏無事なデートのために,天敵・対象Fを身を挺して迎え撃つ近侍の鑑。藤原さんの買い物に適当に合わせるそれは慣れたものですね。一応プロとして辛勝しているだけのことはある。

 

 

そんな主からの戦勝報告に心の底から嬉しそうな顔をして「よかったですね おめでとうございます」と言ってあげる早坂愛は本当に可愛い。めっちゃいい子なんですよねえ,早坂。早坂のこれまでの苦労も報われるというものである。

 

からーの四宮さんの詳細な報告にだんだんと目が死んでいく早坂さん,マジ悲惨である。これだけ主に尽くしておいて,一体全体どうしてこんな仕打ちをハーサカは受けなければならないのか。報告は「上手くいった」だけでいいんですよ! そんな微に入り細に入り説明されたらただ幸せ自慢を聞かされているだけやんけ!

 

 

ふう。

完全にキス魔と化している四宮かぐやがお可愛いのですが,聞かされる方はたまんないよね。マウント取られ感ぱない。なまじ主従関係にあるから「聞かせんな!」とも言えない無間地獄。なにこれ,労災...?

 

 

静かに完キレしている早坂愛,そのうちスーパーサイヤ人になれるのでは。穏やかな心を持ちながら静かな怒りで目覚めた...伝説のスーパーサイヤ人,早坂愛爆誕である(違)

 

そんなキレの方向が変な方に行っちゃったのがこれか...。

謎のタピオカ屋キッス未遂事件の真相である。

 

「さっき自販機の前でいちゃついていたカップル」はまんまと会長だしね。かぐやが幸せになったのは嬉しいけれど,いつか自分もそんな恋がしてみたい...そんな幸せの青い鳥ならぬ「真実の愛」の探索者はここにもいた。その流れで藤原書記がこんなこというもんだから,あ,つい...。

 

 

これは藤原書記もあれだわ。無理やり奪われたいといったうえでキス待ち顔になってしまえば,「どんな感じなのかな」と思わずふらふらと早坂がいくのも...わか...わからんな,やっぱり!

 

だってあれでしょ。同性の友人がキスの話題で目を閉じてキス待ち顔になっても普通キッスしないでしょ。思わず逃げ出した藤原書記は無罪(現実逃避第一法廷)。

 

 

 四宮かぐやのNEW GAME 

デートにあたって藤原,伊井野・石上,白銀父と三方向に出現した敵でしたが,とりま早坂が対象Fを引き受けてくれました。伊井野・石上は石上がそっと気遣いしてみなかった振りをしてくれました。

 

しかし「らしく」ないですね。隙だらけだったぞ...白銀&かぐや。告白成立に浮かれていたのか,あっという間に白銀父に捕捉されていた。というか,思いっきり告白とキッスのシーンを見られていた(推定)。

 

 

うわあ...。

二人の想いが通じ合った最高の日の影には,常に告白&キッスのシーンを白銀父に見られたという「黒歴史」とセットなのか...。そいつはしくじりましたね。二人ともすぐに「しくじり先生」に出演できる。

 

そんな黒歴史をかき消すためには良い思い出で上書きするしかないですからね。この後たっぷり「続き」をせざるを得なかった....。そんな風に想像を膨らませてみたり。

 

あと意外だったのは,留学・四宮さんの正月&誕生日が淡々と描かれた点ですかね。「かぐや会議」内で議論されていた父・厳庵の意向を無視して海外留学というというのは無問題で終わったのか,単に報告をしていないだけなのか。知力・財力・その他資格要件は抜かりないだけに,準備だけは万端のようですね。てかこの顔!

 


 

お可愛い。

しっかしまあこの後の誕生日プレゼントの件と言い,女は付き合うと変わるよね。翼君が柏木さんにハートのネックレスを贈った際にはドン引きだったくせに,自分が月のネックレスをもらったら超拡大解釈でなんか言い出しましたよ。月の呼吸・壱の型「恋愛妄想」!

 

 

 

「現実逃避」でも読んでいるのか...という超拡大解釈理論に思わず満面の笑みですね。ていうか,この先読者は延々とこのノリを見せられるのですか? それって読者の早坂化が進みませんかね...。いやええけど。

 

 

白銀御行のNEW GAME

そして宙ぶらりんになっていた「かぐや」からのクリスマスプレゼントも明らかになりました。文房具セットか...石上っぽいチョイスというのがなかなか鋭い。弟と一緒に選んだ奴だからね!正解!である。

 

しかしその文具はただの文具にあらず。

赤裸々につづられる四宮かぐやの「未来予定」に超絶ニヤリングである。こんなの転げまわってニヤニヤするしかないやんけ!なにこれ。こういう告白女子では流行ってんの...? 

 

 

思わずこちらが赤面する流れですが,考えてみるとこれかぐやが会長とクリスマスのやり取りをする「前」に書かれているんだよね。

いや確かに文化祭でウルトラロマンティックやっているし,お互いの気持ちに核心はある。しかしかぐや的にはいまだ口頭による契約に至らず「お付き合いしていることになっていない」。告白はまだ達せられていない段階でこの予定は書かれているのである。

 

すなわちこれは四宮かぐやにとっても「背水の陣」。このクリスマスで必ず決めるという強い意志があればこそ,自分の想いを赤裸々に綴ったラブレターまがいの手帳を贈れるというわけですよ。こいつは真似する人続出するかもしれないね(そしてあとで黒歴史になる)。

 

しかしそうなると問題は「これから」どうするかということですよ。各々色々あった面々の中で,出来上がったカップルが一組。しかも石上には現場を押さえられていますし。おすし。

 

 

付き合っていることを「告げるか,告げないか」,それが問題である。なっかなかやりにくい状況でありますが,どうするんだろうね。「隠す」という方向にいくとそれはそれいろんな作劇に至れやすいですが。

ついでに言えば,痴話げんかになった時も隠しておいた方が色々無問題だったりする。白銀的にはオープンにしてもいいと思っているかもしれないけれど,その辺二人はどんな選択をするのでしょうか。気になるのである。

 

 

石上優のNEW GAME

 

さてその石上です。

四宮さんの恋愛修行のおかげで大分「空気」を読むような考えするようになった石上。 さりとて今の石上は八方ふさがりです。つばめ先輩は諦めきれないけれど,どうやったらいいのか五里霧中状態である。

 

そこで頼ったのがスーパー恋愛童貞改め「かぐや様に告らせた」白銀御行であります。このチョイス,合っているようで合っていないようで...。何ともハラハラしますね。そんな白銀の経験談がおもわずエウレーカしてしまった石上優。お,お前...!

 

 

「ありですね」

 

っておい大丈夫か...?

ぶっちゃけ石上は考えずに自然体で振舞っていれば「いいところ」がたくさん見えてくるタイプじゃないですか。相手に好きになってもらうための努力をして,そんな自分磨きの成果を「計算づくで披露する」ってのは天才に許されし恋愛頭脳戦の手法である。

 

石上は賢いけれど,だいたい計算づくの行動をとった時は「キモい」方にいってしまうじゃないですか。ここまで自然体を子安先輩に見せて来て加点されてきた石上優,ここで計算づくの恋愛頭脳戦を試みたときにやらかさないかしら。

 

そういう過剰演出が好きそうなのは,むしろ伊井野ミコの方である。断じて子安つばめの方ではない。もちろん成功者・白銀みゆき&四宮かぐやが恋愛指南するかもしれませんが,単独行動になった時の危うさは一読者としてハラハラするものがある。

 

「つばめ先輩に告らせる」という,天才たちの恋愛頭脳戦 Round2,果たしてうまくいくのかどうか。ドッキドキなのである。まる。

 

 

余談

その子安先輩ですが,正月は藤原千花と遭遇していました。ふむ。人類平和の敵と化したダミアン・藤原は置いておいて, 子安先輩の願い事はなんじゃろな。やはり「真実の愛がほしい」だろうか。

 

 

しかしそうなるとこれ,子安先輩の方も「待ち」の姿勢にならないだろうか。あ,いやそれは変か。石上はもう意思を示しているしな...。石上で行こうという「決定的要素」を探す旅というか,告白に至る区切りを見つけられるかどうか。そんなところが彼女の「真実の愛」の行方かもしれないね...。

 

次。

四宮本邸のやりとりでは兄との接触が初めて描かれました。ふむ。

兄妹といえどもマウント取り合戦か。このあたり四条家と大違いですね。やはり本家と分家,「勝利して支配する」ことに対する訴求力が格段に上ですな...。怖!

 

 

厳庵は出てこなかったんですけれど,ぶっちゃけ会長とのおつきあいとか海外留学の件はどう処理するんだろう。この後に描かれるのかしらん。その辺も気になります。

 

最後。

三学期は絶対に痩せなきゃとかいう藤原千花のギャグモードが和みますが,いよいよ「神保町のマシマシママ」と遭遇するのでしょうか。背脂ももやしもマシマシですっかり肥えそうですが,それよりも気になるのが伊井野ミコですよ。

 

 

無言である。ふむ。

既に自分の気持ちには気づいているのでしょうが,そこに素直じゃない表情が見て取れる。お,お前まさか...「付き合ってやってもいいから,いかにして石上から告らせるか」とか考えているんじゃなかろうな!?

 

こっちはこっちでポンコツにして天才の系譜の裏ヒロインである。裏主人公と子安先輩と三つ巴になって「恋愛頭脳戦第2ラウンド」は始まってしまうのか。メッサ気になるー!んですけれど。

 

素直じゃない伊井野さんの未来はあるのか。そして常にキッスの事しか考えていない四宮かぐやは運命は。つづく。


 

現実逃避のご案内

Google検索で記事が出なくなったら、検索語に「現実逃避」を付け足すと見つかりやすいです。(もっと簡単なのはブックマーク登録。これを機会によろしくお願いします)
はてなブックマーク→このエントリーをはてなブックマークに追加  

 

 

   

 

 

コミックス

かぐや様は告らせたい 16 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)

かぐや様は告らせたい 16 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ (ヤングジャンプコミックス)

 
かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦? 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

 

 


*画像はヤングジャンプ2019年第42号『かぐや様は告らせたい』 152話 より引用しました。画像引用は中止しました。