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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第153話 藤原千花は驚かせたい 感想 : はぁとふるな日常編

さてと。かぐや様 153話 の感想(かぐ活)です。

 

「強くてニューゲーム」ならぬかぐや様たちのNEW GAME編も一区切り。これまでとは関係性の変わった主人公たちをはじめ生徒会の面々もようやく日常に戻りつつある今日この頃。

 

そんな生徒会室の扉を開けたらそこは魔界だった。「日常から一気に魔界へ・・・どういう事態が起こっているのか把握できず声も出ない・・・か?」

 

 

思わずDIO様が入ってしまうくらいなんだこのな絵面に,恋愛の神への道を歩み始めた白銀御行くんはただ震えるしかなかったのだった。畜生!1ページ目からなんてもの持ってくるんですか。珈琲を吹きそうになったやんけ。

 

今回はそんな日常?に戻った生徒会面々の心温まるハートフルストーリーになります。

 

 

 

 

 

 

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藤原千花のドッキリ大作戦

まあはっきりとかつらであることは分かるように描かれているのですが,禿姿の中央に黒リボンが貼付されていると,本当にシュールな絵面になりますね。思わず白銀が震えてしまうのも分からなくもない。

 

そんな藤原千花の狙いは「かぐやさんの誕生日サプライス」なわけですが,これ要素として「サプライズ」しかなくない...? 相手の誕生日を祝おうという意思は一体どこにあるのでしょう。誕生日サプライズ?なにそれ知らない子ですね。

 


 

思わずこの作戦を立案した藤原千花のつるっぱけをペチペチ撫でてやりたくなりますね。会長の「藤原千花なら本当にやりかねない」という半動揺したつっこみが妥当過ぎてどうにもならない。

 

企画趣旨的にも「自分の誕生日を祝ってほしい」という私利私欲に基づくあたりがいっそ清々しい。そこから当然考えられる「自分の誕生日にもドッキリを仕掛けられてサプライズだけあって終わり」になる可能性にどうして至らないのか。藤原千花の微妙なポンコツぶりが愛おしい。

 

 

本当に最低の発想である。この邪悪さ,かのザボエラさんに匹敵するといってもよい。というかその絵面マジ止めて...と一読者ながら震えてしまう。なまじパーツが整っているだけにシュールすぎる...。

 

そんな藤原書記のドッキリ作戦といえば,「突然喧嘩作戦」「逆にイチャイチャ作戦」となかなか会長の付き合いにくい設定を持ってくる。だがそれがいい。 結果として「もしも藤原書記が〇〇と付き合っていたら」という現実にはあり得ない状況を生徒会役員共に見せつけることができる。

 

そんなわけで先日夭逝してしまった「天才たちの恋愛頭脳戦」ちゃんもどきのスタートであります。

 

 

もしも藤原書記と会長が付き合っていたら(石上優編)

真相を生徒会メンバーに話すべきかどうか躊躇している間に,なし崩し的に恋愛頭脳戦もどき...はスタート。初手は「藤原書記と白銀会長が付き合っていたら」,ドッキリ対象は「石上優」です。

 

 

先輩の渾身の演技に対し,武装色の覇気を纏った言葉の拳骨を容赦なく振るう石上優が本当によいね。ここに「いいね」ボタンがあったら連打しているところです。藤原先輩に対する容赦ない流桜の連打に,傍で聴いている御行会長の方が青ざめている。

 

 

ここまで完璧に藤原千花の意図まで読み切るあたり,その生態をかなり正確に理解しているといってよい。そういや石上,シャンプーのにおいまでかぎ分ける観察のプロでしたっけ。

 

そんな石上優が一刀両断に藤原書記を真っ二つにぶったぎったのは,なにより「会長が藤原さんを選ぶはずがない」という確信があったからだよね。これまでの会長の素振り。四宮先輩からただ漏れてくる心情。そして何度も見かけた二人のお互いを思う気持ちの交流...。

 

 

藤原,最初から喧嘩を売る相手を間違えていた。ぼっこぼこに言葉のDVでフルボッコである。そんな石上に張り合うために今度は自分と石上が付き合っている設定,という状況を持ち込んでみたものの,自分で自分に突っ込んで勝手に傷ついていた。駄目だコイツ...。

 

自分で「責め苦」とかいっちゃうかね。自分と付き合うことを。いや,確かに禿げ頭に真ん中黒リボンの女子,シュールすぎて責め苦としか思えないけれど。なんだその女装した一休さん(知らんよな)みたいなの...

 

それを外せば風変わりな男子が告白してくるくらいに可愛い女の子だというのに...。ああでもやっぱり中身が藤原書記ってのは罰ゲームみたいなもんだな。傍から見ていれば面白いですが。

 

 

もしも藤原書記が石上優と付き合っていたら(伊井野ミコ編)

そんな藤原書記が手ぐすね引いて待ち構えている生徒会室に迷い込んだ,DV慣れ感をたたえる女子・伊井野ミコ。この流れの何が面白いって,最初から最後まで石上が死んだ目をしているところですよ。

 


 

完全に汚物を見る目である。

禿ヅラをとっていつもの可愛い女子系でキャピってみても,「なにこの人間の屑」的なスタンスで眺めれば目が死ぬのも仕方が無いですよね。吐き気を催す邪悪・それが藤原千花である。

 

本来であるならば藤原×石上という喰い合わせの段階で「ああ冗談か」というリアクションしかでてこない。しかし悲しいかな...いまの伊井野さんはただですら「雑魚」なのに,諸々の心理状況からその手のジョークが全く通用しないのであった。

 

 「石上に彼女ができた」云々の後の「...........」が怖いのである。まだ認め切れていない,石上に対する密かな恋心。自分の気持ち認めていないからこそ,相手の存在を受け入れてしまう。

「相手は誰ですか」という冷静を装う切り返しからは,負け犬ロード一直線な空気が伊井野さんから漂っていますね。いま,彼女は四条眞妃の世界に入門しつつある。

 

 

藤原さんの満面の笑みの「おからかい」を受けて,再び黙する伊井野ミコ。

きっと彼女の中で「石上はつばめ先輩とうまくいったのか」という予想はしていたはずである。にもかかわらず,これまでその素振りも見せなかった藤原千花と付き合っている。自分の敬愛する先輩である藤原千花と...。

 

そんなすべての予想を裏切った藤原パイセンの「嘘」にまんまと引っかかる伊井野ミコ。その瞳はまさに汚物を見る目であります。

 

 

でも石上 これは本当に無理

普通に幻滅した

 

ひっ...!

まあ気持ちは分からなくもないですが。

 

なまじ石上の優しさに心を許して惹かれ気味だったからね。石上がつばめ先輩のことを好きなのも知っているし,それを応援してあげようという気持ちがあるのも事実の上で,石上の優しさに心地よく浸っていた。

生徒会室に来れば優しい先輩もいる。そんな心の安定をしばし抱いていたにもかかわらず,まさかの裏切り(ではないです)。

 

 

きっと伊井野さんは石上優の良いところを「肯定評価」しはじめていたんでしょう。そして石上のまっすぐな所,真剣な所,優しいところ,その一部が自分に振り向けられた時の何とも言えない「ときめき」すら感じていたところに「そんな事実」(ではないです)を突きつけられればその反動もものすごいことになるってもの。

 

 

その闇深さに顔面蒼白な会長,そして珍しく狼狽する藤原千花が事態の深刻さを窺わせます。一方で当の石上が完全に白けた感じで,最初から最後までこの寸劇を眺めているところが面白いですね。

心底どうでも良いという感から藤原千花と伊井野ミコというかわいそうな生き物を眺める。石上の中で両名が「かわいそうな生き物事典」に収録された瞬間である。

 

 

 

からーのこれ。

 

 

はいきた!ギャップの魔術師・赤坂アカ先生!


 欲しいところに欲しいボールを投げ込んて来てくれる。そこに痺れる憧れるぅ! 

 

ちくしょう。今日イチで素晴らしい「アホ笑顔」を見せてくれたじゃないか。本当に伊井野ミコはアホの子可愛いですね。とたんに100万ワットかよ?てくらいの明るい表情を満面に浮かべ,嬉しそうに石上をディスりながら喜んでいるじゃないですか。

 

伊井野さん,伊井野さん。どうしてあなたは喜んでいるの?

それはね,石上がまだ誰とも付き合っていないと知ったからだよ。石上はフリー!故に自分の恋心もフリー! そんなBe Free なワキワキ顔の伊井野さんと対照的に,先ほど同様に白け切った顔で明後日の方を見つめている石上優がそこにいる。

 

 

 

うーんこの...

本当に石上は義務的に伊井野ミコのお世話をしているだけで,気持ちはがっちり子安つばめ先輩のままだなー。このままだと完全に伊井野さんが「追いかける側」になってしまいますけれど,そこんところどうなるのかしら。気になるところである。

 

 

もしも会長が〇〇と付き合っていたら(四宮かぐや編)

 

そんな痴呆的遊戯に戯れる生徒会面々の中に,満を持して「本日の主役」四宮かぐや登場!

 

 

そうなんです。

そもそも今回のこの茶番(笑)は「四宮かぐやの誕生日を祝う」ためのサプライズでした。それがいつの間にか誕生日は抜け落ちてただサプライズ(ビックリ)だけが残っている。 企画主の無能さが見えてきますね....。

 

そんな渾身の藤原千花の「フリ」に対する四宮かぐやさんの切り返しが秀逸すぎて「あ,もしかしてコイツ天才?」と思っちゃいましたね(え)

 


 

言ったぁぁぁぁ!

 

ありのままの自分になって事実そのものを突きつける。驚天動地の出来事とはこのことである。そのまま二の矢で「キッスだってもう何度もしていますよ」と事実を突きつける。

 

ここで面白いのは,これまで一切動じていなかった石上優が動揺しているとこですよ。これはかぐやにとって「ドッキリ」だけれど,石上は二人が付き合っていることをほぼ感づいていますからね。

 

 

 

「付き合っていること」が事実であるならば,「キッスだってもう何度もしている」だって事実であると推定してしまう可能性は高い。そのことに気づいてしまった石上優,さすが生徒会の孔明か...。

 

完全に藤原千花と伊井野ミコが(事実なのにドッキリと)ひっかけられて安堵したあとも一人微妙な表情をしているところが何ともである。

ドッキリだけれどこれはドッキリじゃない。真相を知った石上優,いつの日かまた四宮さんに脅されてしまうのでしょうか。「命が惜しかったらそのことは黙っておくことね...」とか。さもありなんである。

 

 

私達は秘密にしたい

そんなかぐやの「ドッキリ」に驚かされたもう一人の主人公・白銀御行

 

なまじ事実なだけに本人的にはハァハァな案件だったでしょうね。四宮家の事情に配慮して黙っていたのにまさかのドッキリ宣言。心臓に悪いとしか言いようがない。まさかキッスの件まで語られるなんて,今後生徒会室でどんな顔して顔を合わせればいいのか恥ずかしくなるレベルだったでしょう。

 

しかしこうやって四宮かぐや直々に明言されたことにより,一つ事実が確認できました。

二人がお付き合いしていることは,まだ詳らかにされていない。正月に京都本邸に行っていますけれど,正月明けの段階で「未公表」ということは,まだ 兄や厳庵には(一応)伝えていないということになっているのか。なるほど。

 

 

そうなると今後,二人の付き合いに関していろいろ難題も出て来そうですね。それはそれ興味深いところですが,まずは今回はこの素晴らしい乙女な表情でにしましょう。

 

 


 

お可愛いこと!

 

以上となります。まる。

 

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画像はヤングジャンプ2019年第44号『かぐや様は告らせたい』 153話 より引用しました。画像引用は中止しました。