現実逃避

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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』第172話 早坂愛の友達① 感想 : 彼女が仮面を外したら

さてと。 かぐや様は告らせたい 172話 の感想(かぐ活)です。 (更新しました!)

 

京都修学旅行の最中に燻る四宮家の闘争。そのキーマンたる早坂愛を巡って,なにやら四宮家三男・雲鷹が登場して幕となった前回でありますが,今回それに関連して四宮家跡目争いの構図が見えてきました。

 

なるほど。

早坂愛に対する雲鷹のそれは,雇用主としての立場ではなく跡目争いを有利にするための「道具」としての位置づけだったのか。なるほどねえ...。というわけで前回のぼくの考察という名の妄想(HUNTERxHUNTERのカキン的関係)は大外れだった。ま,アレは冗談半分でしたが。

 

前回感想

ayumie.hatenablog.com

 

というわけで今回の出た情報をもとに再分析をするわけですが,その前にちょっとだけ「ブログ感想」というものに対する僕の気持ちを記しておきたいのでお暇な方は目次の後の駄文も目を通していただければ。(興味がない人は目次から飛ばしてクレメンス)

  

 

本日ふとこんな事つぶやいたんですけれどね。

 

 

基本的に僕は漫画感想ブログというのは一読者としての漫画の「感想」なり「考察」なりを書いたものです。僕のこれまでの感想を見てもらっても分かる通り,基本的には漫画を読んだ上で認めた個人の妄想みたいなもんです。チラシの裏ってやつですよ。

 

個人的にはそうした感想なり妄想(考察)を読んでくれた人が,作品に興味を持ってくれたり,より深くその作品についてあれこれ考えてくれたら嬉しいなと思っています。結果としてそれが作品コンテンツの盛り上がりや作者先生の応援に繋がっていれば嬉しいなって。

 

 

中には今回のお話の流れを知りたいだけの人もいるかもしれない。漫画は買わないけれど,作品の続きが知りたいだけの人もいるかもしれない。僕の漫画感想は「作品を読んだことを前提に感想を書く」スタイルなので,そういう読み方も出来てしまいます。結果的に筋を追いながら僕の解釈を述べているだけの部分もありますし。

 

ですができれば感想を先に読むのではなく,雑誌なりコミックスを買うことで作品を直接楽しんで欲しいと思います。その上でブログ感想やコメント欄を通じて,それぞれの感想や考察を交わしあえたら作品コンテンツとしての盛り上がりの一部になれるんじゃないかなと。そういった部分にブログ感想の「作品に対する愛」とか「作者の先生への応援」という側面が現れる...といいなあ,と思っています。

 

少し話が変わりますが,僕はファンレターって書いたこと無いのです。その代わりブログ感想を書く。

ブログ感想なんて突き詰めれば世界に公開されっぱなしのファンレターみたいなものだと思っています。先生の作品を読んでこんな風に感じました!とか,物語のこの部分はこういうことなんですか?って感じでインターネッツの虚空に投げかけていくみたいな。

 

もちろんそれが作者先生に届くことはないけれど,世界のどこかにそんな風に作品を楽しんでいる人がいて,それを共有して盛り上がっている人が少しでもいるっていうのは,一種の「応援」としての側面がでてくるんじゃないかなって。そんな気分でブログ感想を書いているってことを,知っておいていただけると幸いです。

 

  

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「四宮家跡目問題」の構図と雲鷹のポジション

前置きが長くなりました。かぐや様感想に入りたいと思います。

 

これまで兄弟妹間の確執があることがほのめかされていたのですが,かぐやの立場がはっきりと示されました。ある程度予想されていたのですが,「やはりかぐやは四天王の中でも最弱...」「我らが面汚しよ...」ポジじゃったか。

 

 

ま,そうだよな。正月には挨拶しても普通に無視されていたし,幼少の頃もパーティーの場で邪魔だから外で「みにくいアヒルの子」を読んでおとなしくしてろとか扱われていたもんね。兄を無能呼ばわりするだけの才能はあるかもしれないけれど,現実には長女という立場上後継者扱いされておらんのね...。

 

 

にも関わらず,それ故に「こうどなじょうほうせん」で生き抜くしか無い四宮かぐや陣営。弱みを握り,優位なポジション取りをすることで勝ち馬に乗る。そんな「生存戦略ー!」で満足する四宮かぐやとも思えませんが,現実の彼我の差を考えるとそうなるのだろうな。

 

で,早坂愛を狙う三男・四宮雲鷹の狙いはその情報の金庫番・側用人早坂愛を取り込むことか。なるほど。かぐやが情報戦で生き抜く戦略を立てているのであれば,その要の早坂は当然情報を握っている金の卵である。人を見れば使え!な四宮家の人間にとってそれは自らの勝利への道具に過ぎないわけ。うむ,胸糞悪いな!

 

実際,雲鷹の使用人(早坂的立場っぽい人)に対する物言いも完全に駒扱いである。横柄な物言い,荒っぽい指示。感じ悪いけれどどことなく中身の乏しい指示をだすあたり,雲鷹に才能は感じませんけれど。

 

 

しかしなんだ。このお付きの人,どことなく男装ハーサカ風ですが早坂の関係者ですかね...?ちょっと気になりますが。

しかしこの接し方一つみても,かぐやと雲鷹には大きな違いがありますね。単純に上から粗雑な強制指示を出して服従させるだけの雲鷹とその使用人。一方,主を主と思わぬほどに自分の意見を述べ,かぐやの選択肢の幅を広げていく協力型のかぐやと早坂。器の大きさはかぐやの方に感じます。

 

彼女が仮面を外したら

とまあ前座情報はこのくらいにして(三男は前座ですか),今回のメインテーマは「友達」である。友達とはなにか。友情とはなにか。そんなことを投げかけるハートフルストーリーですよ(違います)。

 

前回,さっくりとハーサカの正体を見破った白銀御行。

 

しかしそれは早坂愛からの歩み寄りがあったからこそできたことであった。言い換えれば,それだけ早坂愛の仮面はよく出来ていたということである。

いくつもの仮面をかぶることによって相手の信頼を得る。そんな生き方を主にも,友人にもしてきた早坂愛。その早坂が助けを求めたのが,途方も無い社会的仮面をかぶってきた白銀御行というのがまた熱いですね。

 

これまで被ってきた仮面の真相をネタばらしし。早坂愛が主に秘密にしておきたかった罪悪感の塊である「四宮かぐやの情報漏えい」だけが唯一本当のことであることを告げる。これみよがしに仮面を取り,気づかせようとするその真意を白銀御行がきっちり汲み取るあたり,さすが天才・白銀御行じゃないですか。くー!かっこいい!

  

 

 

ヘルプを求める声を上げる。その声に気づいて応えてくれる。そんな行為に安堵する。

そこにあるのは恋でも愛でもない。四宮かぐやが危惧するような三角関係なんてどこにもない。そこにあるのはただ一人の男友達の善意である。困っている女友達に手を差し伸べるその姿である。

 

 

早坂愛が仮面を外したら。

そこにあるのは,たった一つの人間関係のみ。

  

友達

 

ただそれだけである。

部屋から二人の関係を眺める四宮かぐやがそこに色恋沙汰を見出したり,グループの女の子たちはそんなかぐやの嫉妬心をみてそこに男女のドロドロを見出したり。それは杞憂である(今は)。窓の外で起きている事象は単純に友情がなせる技でしかない。

 

 

早坂愛にとって四宮かぐやはなんなのか?

友情に過ぎないんですけれど,そんな早坂愛の行動には,いつもの「主に対する復讐混じりの意地悪」が含まれているのがシリアスの中のコメディですね。こういうところの緩急の使い方が「かぐや様は告らせたい」は実に上手い。

 

早坂が会長と一緒に行動するためにかぐやの許可を取る時,すでにかぐやは黒の波動に目覚めたかぐやになっている。表立って反対できない立場を逆手に取っておからかう早坂愛の笑みが一服の清涼剤である。一方でこれは早坂愛の「目的」の一環でもある。

 

  1. かぐやと白銀御行の関係をばれないようにする
  2. 四宮家から逃げ切ること
  3. 最後の仕事(四宮かぐやの手を払う=これまでの関係を精算する)をすること

 

あえて主の琴線に触れるような形で御行を巻き込むのは,御行は自分の友人でありかぐやとは無関係であることをアピールしたり。主の彼氏に(主が反駁しがたい形で)ちょっかいを出すのも,意図的にかぐやとの距離感を取るためのものでしょう。かぐやが早坂愛の手を握りしめたままにならないようにするために。ま,こじつけな推論であることは認めざるを得ませんが。

 

早坂は自身の持つ情報価値を知るがゆえに,安全な場所に逃げ込みたい。同時に主のことも守りたい。早坂にとって重要なのは,四宮かぐやとの関係を「主従関係」ではないものにすることである。それはなにかといえば,繰り返し出てきた「友達」という言葉で表される関係なんでしょうね。

 

 

上も下もなく「友達」になる。

主でもなければ従者でもない。命令され命令を受ける立場でもない。他愛もなく恋バナをしたり,ちょっとした相談をしたり,何気ない会話を楽しんだり。

早坂愛が求めているのは四宮かぐやからの「開放」ではない。早坂は無意識かもしれないけれども,早坂が求めているのは四宮かぐやとの「関係の再構築」である。

 

 

彼女が,就寝前にかぐやの部屋で過ごす時間,あの眠くてたまらないけれども心地よい戯れができる時間,あの瞬間二人の関係は主従の関係から「友達関係」になる。早坂愛が等価交換では手に入れられないもの,本人すら言葉にしていないその感情は多分,「友情」であり「友達」という関係なんでしょう。それこそが白銀の言う「お前の願い」なんでしょうね。

 

 

四宮かぐやにとって早坂愛は何なのか 

 

最終的に早坂は白銀とかぐやと協力しあって「目的」を達成するのでしょうし,早坂が言語化すらしていない「願い」も叶えられるのでしょう。その反面,早坂愛の願い=「かぐやと友だちになる」であるのなら,それは双方向的でなければ実現しない。

 

二人の関係が主従関係ではなく,お互いに「友達」として振る舞えるようになる。そこに紆余曲折あると思いますが,その時にはかぐやにとっても早坂愛は「友人」と思えるような存在になっているのでしょうね。

 

 

さてそのかぐやです。

突然の「辞任」に驚き早坂にべったりかと思えば,会長に近づく早坂に嫉妬する。やっていることは等身大の女の子ですよね。早坂がこれから成し遂げようとしている対四宮の遠大な計画と比べれば,かぐやの悩みは高校生女子らしい他愛もないものである。

 

ともに過ごしてきた付き人を,姉を,友人を失いたくない。恋する人をだれにも渡したくない。四宮本邸の側という地雷原真っただ中において,決してバレてはいけない秘密である白銀とのおつきあいが,早坂による「密告のバランス調整」という薄氷を踏む想い出の踏破によるものであることを考えれば,かぐやのお悩みは些か能天気でもある。早坂の本当の気持ちを知らないかぐやには無理からぬことですけれど。

 

通常通りの進行をしているかぐやの日常感がコメディとしてのバランスを保っていますね。シリアスも多分好きな赤坂先生ですが,こうやってバランスをとってくるのも読者配慮の一環でしょうか。

 

 

そんなかぐやが語らっているのも「友情」なところが面白い。

 

男女の付き合いは恋人だけとは限らない(友情もある)という主張から,早坂と会長の接近を見て掌返して「男女間の友情なんて所詮幻想」と豪語する。いつものギャップ手法ですが,語られている文脈はやはり「友情」です。

 

会長グループにくっついていくことをかぐやに告げる早坂のノリは「友情の演技」だし,それに答える四宮かぐやの氷の回答も「友情で隠した(隠しきれていない)嫉妬」です。今回のシリーズのサブタイトルが「早坂愛の友達」であることからも,今回のお話のゴールが友達としての白銀御行,友達としての四宮かぐやという関係性が構築されるのは推察できますね。

 

いろいろあって,かぐやは早坂愛の事情と気持ちを知るのでしょう。いろいろあって白銀御行とともに事に当たり,早坂愛の目的を達成する一翼を担うのでしょう。

そして四宮かぐやの「甘え」によって維持されてきた早坂愛との関係性の中から,「主従関係」が無事取り除かれた時,きっと四宮かぐやには友達が一人増えているはずです。

 

そんなハッピーエンドが迎えられることを祈っています。まる。

 

余談 

(1)早坂愛を守れる人はだれか

しかし四宮家から抜けて保護できるだけ存在なんて,四条家ぐらいしか無いと思うのですがどうなるんでしょうかね。少なくとも秀知院の一生徒会長である白銀御行には手に余る事象である。かぐや一人を守るのも難しいのだから...。

 

なので最終的には四条家の庇護に走るか(四条家的にも四宮の情報が入るならメリットは有る),かぐやが利用しようとしている兄の一人に靡いていくか。義姉とは仲が良いらしいので,その線も一応可能性としては残りますね。

 

とはいえ今回のテーマが「友達」であるならば,そこに在るのは単純に損得勘定だけではないはずである。四宮かぐやが四条眞妃と友達になれたように,そこに在るのは打算や恩讐だけではないものがあるはずである。なぜなら友情とは打算によるものではないからである。

 

白銀御行と早坂愛,四宮かぐやと早坂愛の間に友情が成立するのであれば,四条帝や四条眞妃とだって友情は成立してもおかしくないんだよなあ。そんな流れから四条家に保護される可能性はある。(庇護というなら恋愛でも成立しますね。いまは可能性がないけれど,早坂と四条帝のカップリングはあっても面白いも知れない)

 

 

(2)かぐや様のグループの女子の件

かぐや,早坂と同一グループの女子。先週から出ていますが,割と距離感も近いし四宮かぐやとの関係性も「そこそこ」よさそうです。少なくとも恋バナを振る程度の距離感に至っている。彼女らも一応「テスト」に合格しているんですかね。

 

 

割と造形もお可愛いですし,こういうキャラが今後も物語に関わってくる可能性は微粒子レベルで存在しますね。それとも既に登場済の人たちでしたっけ。お分かりの人はご一報を。

 

 

Twitterで教えていただきました。なるほど,あの陽キャたちですね。となると,かぐやは早坂グループに入れてもらった感じになるのか。周囲からしても意外かもしれませんね。

 

(3)「まふまふ→赤坂アカ インタビューしてみた」について

Twitterでも予告の会ったインタビューです。正直な所,まふまふさんのことは知らない。軽くググるとネット出身クリエイターであり歌手でもあるということですかね。同じ創作物を作る者としてのインタビューってことかしら。

 

本来,まふまふさんにも触れるべきなんでしょうが,ここではインタビューの中で明らかになった,赤坂先生の作品に対する考えなどを中心に取り上げたいと思います。

 

①「重い話」について

 

本文感想中でもとりあげましたが,赤坂先生の作風だと思うのですが「優しい世界」を買うのも好きだけれどたまにキャラの闇が出てくるという話。代表的なのが石上の体育祭でしょうけれど,時々赤坂先生は「重い話」をぶっこんでくる。

 

一ファンとしてはシリアスも面白いです。あまりにも長丁場やられると「この先どうなるんだろう」という重さが読者に伝わってきますが,最後にそれをクリアするカタルシスが「かぐや様」にはあると分かっている。だからこそそのギャップというか,気の解放感を楽しめる部分がありますね。

 

赤坂先生が「こういうのが描きたいんだ」と思われていることを描いて楽しめているならそれでいいんじゃないかしら。作者ってある意味最初の読者じゃないですか。作者が楽しくなくっちゃ,読者も多分楽しめない。作者が楽しめる作品を読者も楽しめるのはいいなあ,と思ったり。

 

②「キャラクター」について

 

「キャラを漫画の展開に寄せない」という話。これは結構重要だと思う。

 

キャラ立てというのはある意味その人間の創造だと思うのですよ。本来であれば親から生まれ,環境や本人の意思など様々な要因で育ち,造形・感情・才能・その人の歴史といった人間が形成されるわけです。漫画は創造主たる作者がそのキャラに背景を与えていくことによってキャラ立てされていきます。

 

そうしたキャラクターの「人格」を無視して展開に合わせると,赤坂先生のおっしゃるように「嘘っぽいキャラ」になる。その人物であればそういう行動はとらない,ということを漫画でかいちゃうと,途端に「展開優先の漫画」になってしまう。そういう漫画,確かにありますよね。

 

以前,赤坂先生は小説を書くようにネームを作っているというお話がありましたが,小説は文章で書く故に「起承転結」や「因果」が重要になります。原因があって結果がある。シチュエーションを作るためにはその原因があり,過程があり,その状況になるはずなのです。その時,そのキャラクター設定(人格)に許される範囲の言動しか取れない。

 

僕が赤坂先生の話が好きなのは,こうしたキャラ設定(人格)をしっかり定義づけて守ること,その状況に至るまでの因果関係がすっきりと分かるよう筋が通っているからなんですよね。だからギャグでもシリアスでも「そのプロセスに納得がいく」

納得がいくというのは共感できるということです。そうしたお話に僕が夢中になるのもさもありなんと改めて思いました。

 

③「伏線」について

 

伏線大好きなayumieさんである。

かぐや様は伏線が散りばめられていると思いますが,そうした伏線を考察するのもめっちゃ楽しいです。で,赤坂先生は伏線を指摘されることは「嬉しい」らしい。これはやる気が出てきますね(笑)

 

それにしても,ネット(「現実逃避」なんかまさにそれですが)にも上がっていない考察を直接指摘する方ってすごいな...。ご家族か,担当さんか,ご友人か分かりませんが。そういうの聞いちゃうと探してみたくなちゃいますよね。かぐや様の楽しみ方の一つ,伏線探しも今後とも取り組んでいきたい所存。

 

④「ツッコミ」について

 

かぐや様はコメディだけあってツッコミの宝庫である。そんな中,最初は藤原千花はツッコミキャラではなかった,と言われるとそういえばそうだったような。今では珍しくもくなった藤原千花のつっこみも,そういえば最初はありませんでしたね。 

 

結果としてかぐや様はツッコミだらけのコメディ漫画に。

それがくどくならないのは,状況や立場によってツッコミとボケがあれこれ入れ替わるからですよね。結果として話に起伏が生まれ,コメディとしても優良なものになる。そういう側面があるのかなと思いました。

 

 

⑤「モノローグ」について

 

モノローグ(ナレーション)を出すキャラクターは"恋愛を仕掛ける側"に絞っている。

 

なるほど。

それはそういう法則性なのか。え,じゃあミコからは仕掛けることは無いんですね...。現状では。 これは面白い。読者視点においても「仕掛けられる側」の心理を出さないことで,実際の恋愛観を出すってのは面白いですね。リアリティも増す。

 

個人的にはこの先ミコと石上の恋愛頭脳戦が進んでいくのだと思っていたのですが,こうしてみるとあくまでミコは「告白される側」であって,石上と子安先輩の恋愛が一つ区切りがついた後に進んでいくのでしょうか。

 

あるいは,伊井野ミコが自身の恋心に「気づいた」あとは,ミコにもモノローグが加わるんですかね。そのあたりの変化があるのかも。

 

そして意外な縛り,「早坂のナレーション禁止」

なるほど。そうなると169話でやったように状況をコマの中で説明するか,早坂愛自身に語らせるしかないのか。それが結果として感情表現で表されたりしているので,読者としてはカノジョの感情がストレートに伝わってきてエモい(死語)ですね。

 

 

⑥「作品全体」について

 

ストーリーはまだまだ折り返し地点とは言われていましたが,最終回は高校3年生の10月あたりだそうです。へぇ..。 高校の卒業まで描くということですが,短くもあり長くもありますね。

 

個人的にはいつまでも続いてほしいですけれど,なかなかそういう訳にもいかない。最終巻が60巻なんてなったら膨大な量になりますけれど,可能な限り「現実逃避」でも感想・考察を続けたいと思っています。一ファンとして。 (終)

  

 

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*画像引用は中止しました。