現実逃避

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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』第189話 かぐや様はきかせたい 感想 :そこに嘘など存在しない!件

さてと。 かぐや様は告らせたい 189話 の感想(かぐ活)です。

 

 

赤坂作品は繋がりたい : その2

前回に引き続き,赤坂アカ先生原作の「推しの子」の話題から。

 

前回,アクアが俳優として登場することになった『今日あま』ですが,素材として取り上げた以上内容にも言及されていました。ふむ。

 

できるだけ多くの役者を売るための「材料」として原作が使われた結果,裏方さんの懸命な努力にも関わらず,できあがったものは役者勢の大根ぶりが浮き彫りになっちゃってぶり大根な料理に...。

 

原作者の先生の失望たるや,天元突破である。

 


 

なかなかに意味深である。

赤坂先生は漫画作品が映像化され,結果として大成功を収めています。「推しの子」の作画担当である横槍メンゴ先生においても「クズの本懐」など映像化され成功された作家さんかと思います。

 

原作提供者側となったことのあるお二人が,あえて漫画原作の映像化という題材を扱う中で「原作者の微妙な気持ち」を描く。なんとも微妙な空気が流れます。お二人は大成功の部類だと思いますけれど,世の中そんな成功した事例ばかりでもないもんね。

 

こんな原作側が救われるためにできる限りの努力をしようとするロリ先輩と,もともと目的あって裏方としてこの世界に入ってきたアクアがどう「料理の味を整えていく」のか。それらを通じて多少なりとも原作者とそのファンが救われる話になっていくのでしょうけれどね。興味深い。かぐや様とは異なる視点で描かれるもう一つの「今日は甘口で」,乞うご期待である。

 

とまあリードが長くなりましたが,今回もテスト編の続きです。

 

 

   

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白銀御行は背伸びしない

前回は石上の結果発表編といったところですが,今回はやっぱりやってきた「もう一つの結果編」である。1年生同様に2年生の結果も当然のことながらでていました。その結果。

 


 

ファ!?

意外ッ!一位に白銀御行の名前があらず。

 

四宮かぐや・四条眞妃の両名が学年1位という意外な?結果である。白銀御行と言えば,学業一本で四宮かぐやの「上」に立つことを必定の命題とし,必死に努力の努力を積み重ねてきた社会的側面ペルソナ怪物クリーチャーである。そんな彼がまさかの12位に甘んじて動じていない...これは...?

 

白銀の弁は合理的,かつ冷静なそれである。

スタンフォード大学進学が決定している身からすれば,狭い秀知院学園の定期試験で1位を撮ることにあまり意味はない。アメリカの大学に進学するとならば,日常生活で英語ができるのは当たり前であり,大学教育で行われる英語を理解するだけでなく,自分の意見を率先して英語で表現できるようになっていなければならない。

 

そう考えれば,そのための語学力を磨いておくほうに専念するというのはむしろ当然である。しかしだ。当然であるからこそ。むしろそこに変化を感じ取らざるを得ないのである。

 

あれほど固執した「四宮かぐやに対して勉学で上に立つ」ということは,そもそもそうしなければ四宮かぐやに並び立つことができないと考えていたからであった。他のものでかぐやと対抗することは無理,ならばせめて勉学一本だけでも絶対的に上に立つ。それが「四宮かぐやに惚れさせ」あまつさえ対等の関係を築いて恋人同士になるための前提条件とみなしていたからである。

 

しかし今回,白銀はそれを捨てた。

一つ間違えると「目的を達成したのでもはやそこに固執する必要がなくなったので手を抜いた」とも受け止められる。今回かぐやが気にしていた「釣った魚に餌はやらない」というソレなのかと思われても仕方がないのである。

 


 

だが実態は大きくそれと異るわけで。かぐや自身が会長を試して気づいたように,白銀は「背伸びをするのを止めた」わけだね。努力の努力で背伸びをし続けるのではなく,等身大の完璧ではない自分,本当の自分をさらけ出した結果がこれだったわけだ。

 

 

かぐや様は試すまでもない

しかしまあ,かつて自分がクリスマスにした「わがまま」を叶えてくれていることに気づかないまま試行錯誤する四宮さんがお可愛いのである。

 

邪神・柏木渚の讒言(笑)により,文字通り要らない知恵をもらった四宮さん。アダムとイブが蛇にそそのかされて食べた禁断の林檎の味のように,一度認識した「釣った魚には餌をやらない」疑惑は大きく膨らむのであった。結果,お可愛らしいワガママのオンパレードで会長を試すことになるわけであります。

 

 

 

うん。何が何だか訳が分からない...(L)な気分に会長がなるのも詮無いことである。それにしても四宮さんの脚強調は...普段クローズアップされない部分だけに,いつぞやの伊井野ミコの妄想女王様のときもそうでしたけれどエロいですね。僕はそういう方向の脚フェチじゃないんですけれどね(聞いてない)

 

ふふ。

そんなワガママに唯々諾々と従う会長も,そんな会長を見て自己嫌悪に陥るかぐやさんも,お可愛いですね。試すまでもなく,愛はそこに存在していたのである。

 

 

ええなあ...。

釣った魚には餌をやらない,とはちょっと違うんだけれど「付き合いもそこそこ伸びれば関係性は落ち着いていく」というのは普通のことだからね。柏木さんのように捉えてしまうと女子的にはストレスかもしれないけれど。これは無関心というよりも多分に「特別なことをしなくてもそこに愛は感じられる」ってことなんですよね,たぶん。

 

そして今回,テスト回にもかかわらず「嘘である」が無かったですね。その理由は明白,このテストに関して言えば二人は何も「嘘など無かった」からですよね。そんな構成の妙も面白かったです。まる

 

 

余談

ん。駄目だな,この文章(バッサリ)。

長らくかぐや様の感想を書いてきましたが,ぶっちゃけ公開する意味あるのかレベルで自分でも書いていて面白くない文章となってしまった...。無念...。

 

ここにきて「溜め」的な話が続いていることもありますけれど,拾おうと思えばいくらでも小ネタは拾えるはずなんだよなあ。安定の伊井野オチもさることながら,この順位表とかもね。

 

 

四宮かぐやと四条眞妃は能力的にはほぼ対等,というのはこれまでも言われてきたんですけれどそれが事実であることがはっきりと出ました。同率一位という表現は考えてみると変ですね。得点率ではなく,実数(得点)で順位付けしているのでしょうから。単行本で修正されるでしょうか。

 

で,この淡々とした四宮さんの表情と,特段1位で嬉しそうにもしていない四条さんの様子からしてみても,この二人も必死に勉強したわけでもないのでしょう。素の才能で定期試験を受けてみたらたまたま1位だった。そんな感じが出ていますね。

 

それは一時期会長を目の敵にしていた豊崎三郎が三位であることからもわかります。彼もまた努力で成績上位に来る人ですけれど,その努力は会長が背伸びしていたときのほどのソレではないというのがこの結果からも伺えますね。適当に試験を受けた天才2名を追い越せない。このあたり,彼は「普通の人」であるということが分かります。

 

あと気になるのは五位の「阿部和音」さんですね。阿部なる人物は竹取物語にでてくる(阿部御主人)ことはみなさんもご存知でしょう。

このあたりはヤマカムさんでよく指摘されているので深く掘り下げませんが,こうやって名前が何度も繰り返しでてくることを鑑みると,いずれ生徒会に関わってくる伏線なんでしょうね。もしかすると阿部和音さんは時系列的には既に関わっており,今後関わるのは阿部夜由代さんのほうかもしれませんが(そういう時系列ギャップがよくありますし,かぐや様)。

 

で,次回は休載...

合併号だったり単行本作業だったり,いろいろあって赤坂先生も大変ですね。週刊2本ですしね。

 

 


 さて冒頭,石上の必死のアピールがあったわけですがこれはこれで女子的には「重い」感じがするなあ...。石上のいいところはそういう直接的な表現じゃなくて,そっと相手感じ取るものだけに,つばめ先輩がどう感じたか気になります。

 

 

そしてもう一方の当事者,伊井野ミコ

この流れだと伊井野ミコの試験結果は彼女の恋愛話のどこかで軽く触れられて終わりかもしれませんが,さてどうなるでしょうか。今回,石上に関わった会長は順位を落としたわけですが,伊井野ミコもまた天与の才というよりは「努力の人」ですしね。

 

色ボケの結果が試験に反映されていると思うのですが。そのあたりの話も気になるところです。というわけで,再度まる。

 

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