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『かぐや様は告らせたい』 第204話 かぐや様は猫嫌い 感想 : かぐやさんの「ねこ・ねこ・幻想曲」...の巻

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さてと。『かぐや様は告らせたい』第204話の感想です。

 

かぐや様のボードゲームが登場するとか。このインターネッツのオンゲー全盛の時代にボードゲームとはすばらしい。監修は秀知院学園TG部でしょうか。製作者が藤原千花でなさそうなので,期待できそうです。オフ会のお供に,家族の団らんに。一家に一台のマストアイテムになるかも。

 

とまあ前フリはこのくらいにして,第204話感想です。

 

   

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かぐや様は猫嫌い  

 

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永遠のテーマ

ペットは犬か猫か問題!

 

永久のテーマである。そんな哲学的問いかけに即行で「犬!」と答えるかぐや様らですけれど,なかなかこれがどうしてよ。話は単純に犬派か猫派家では済まされない問題がある。

 

思い起こせば犬猫問題はかぐやさんと会長の間でも何度か取り扱われた題材だからね。詳しくは「かぐや様は愛でたい」(コミックス第2巻・17話)や「柏木渚は見てられない」(コミックス第6巻・第51話)をお読みいただきたいところですが,端的に言えば四宮かぐやは「猫」的であり,白銀御行は「犬」的に扱われているのである。

 

故に,かぐやさんが愛する人の属性である「犬」を好きというのはさもありなん,なわけですがそもそもの背景があるのであった。犬が好きというよりも「猫が嫌い」というのは2つ理由がある。

 

ひとつは今回の描写で明らかなように,かつて早坂が猫によって傷つけられたことを根にもっていたためである。

いや「根に持つ」という言い方はアレですけれど,この辺はかぐやさんの人間評価の枠組みによるところが大きいんだよな。かぐやは友人や見方が少ない人間である。だからこそ数少ない信頼できる友人をとても大切にする

  

そんな友人を傷つけたことがある猫を許さない...というのはかぐやさんの友人に対する感情の持ち方に由来するのである。これが傷つけたのが犬だったら犬嫌いになっているのでしょうし,あくまで「猫嫌い」は大切な友人に対する動物種としての位置づけの問題であって,相対的なものなんですよね。

 

そしてもう一つは他ならぬかぐやさんの「猫属性」である。

 

 

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皮肉が過ぎる...

 

語っているのは猫である。しかし実際のところこの表現はダブルミーニングになっていますからね。明白なのは早坂の方ですが,この表情は猫そのものに対する嫌悪感に加えてかつて主従関係にあった主の「猫属性」を指摘しているようにしか見えないのである。「身勝手・自己中心的・愛想がないくせに臆病」...これ全部かぐやさんのことだもんね!

 

そして四宮かぐや自信もまた,自分のダークサイドに対する無意識の嫌悪感がある。だからこそ「自分に似た属性を持つ猫」が嫌い。こんな描写の妙に唸らされます。とか書きましたが,実際のところは分からんけれど。どうなんでしょ,赤坂先生。

 

追記

それはそうと,主従時代には決して入室しなかった早坂が普通に生徒会室を訪問しているの,良いですね。主従関係から友人関係に変わった証拠で面白い。

 

早坂は教室にいただけでした(訂正)

 

かぐや様は猫が嫌い...?

そんな怨敵属性を持つ猫が生徒会室にいたからたまったもんんじゃないのである。四宮かぐやからしてみれば猫は畜生である。可愛らしさで全てをごまかして,人間の庇護のもとに甘んじる愚かで弱っちい矮小な存在。そんな生き物が会長の席に鎮座しているとも慣れば,開戦するしか無い。会長は神聖にして犯すべからず!ですからね。

 

 

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四宮かぐやは猫が嫌い

 

全くしょうがない生き物である。

ようやく追い払ったと思ったら,また戻ってくる辺りどうなっているんでしょうね。同じ朝...同じ場面を繰り返している...? なんだこれ,スタンド攻撃か!アナザー・ワン・バイツァダストか!?

 

冗談はさておき,今回のかぐやさんの行動,そのまんまジョジョ第4部の川尻しのぶ(吉良吉影が乗っ取った川尻浩作の妻)のそれなんだよなぁ...

 

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「ジョジョの奇妙な冒険」第26巻 猫は吉良吉影が好き① より

 

奇しくも同じ黒猫,自分のテリトリーに入ってきた猫を箒で追い払おうとする所作,偶然の一致だろうけれどなんかオマージュっぽくて面白かった。

よかったですね,たまたま割れた瓶とか,頬に穴が空いていなくて...。もう少しでロマンホラー・真紅の秘伝説が始まるところでしたよ(それは第2部)。

 

しかし今回は猫が猫草になることはなかったので,ちょろくてお可愛いかぐやさんが見られることになったのであった。

 

 

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チョロい!

ちょろぃ!

 

安定の身の変わりようである。ギャップの赤坂の面目躍如といったところか。 

友人を傷つけた者は絶対許さない精神はどこに行った?てな感じでねこちゃんのお可愛らしさに身を委ねるその姿はいっそ心地よいですね...。

 

「可愛がっている自分が可愛いから」とか愚にもつかぬロジックで誤魔化そうとした時代すら懐かしい。畜生扱いしておきながら,命名は「エドワード・オブ・ウッドストック」ですからね。イギリス百年戦争の英雄・エドワード黒太子の名を授けるとは,めちゃくちゃ気に入っているじゃないですかー!(ですかー!ですかー...)

 

というわけで,今回の感想はまる

 

余談:藤原千花は悩みたい

さて今回の話題のネタ元といえば,そもそも冒頭から悩める藤原千花でしたね

 

悩みは尽きぬども,浅いのは藤原千花らしいといえばらしいところですが,藤原家問題はなかなかどうして当人にとっては重大事であるのはわからなくもない。なんといっても「あの」藤原三姉妹ですからね。

 

読者の皆さんも御存知のとおり,藤原三姉妹は異常者の集まりですからね!(酷)

姉は奔放過ぎて何かが緩々すぎるし,妹ときたら束縛拘束系の闇属性である。そう考えると藤原千花の異常性なんて可愛いもんですよ。

 

そんな事実?を突きつけられて茫然自失となる早川愛が愛おしい。まあ藤原姉妹を知らなければそういう反応になりますよね。なんといっても藤原千花自体がアレですから。

 

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早坂愛,渾身のツッコミ

くっくっくっ....藤原千花は可愛いなあ。

そういうとこだぞ,藤原。普通そこは「逆」でしょ。常に己が保身を考えるその身の小賢しさ,さすがは政治家一家の一員である。彼女の中では周囲が異常者でまともな自分が家を出て正気を保つのは当たり前ということらしい。

 

最終的に一人暮らしでペットを飼うなら「犬」を選択する藤原さんなんですけれど, これ実家のペスをつれていくのかしら。例の「ちんちん」が得意の。

 

でもいいんでしょうか。一人暮らしで「ちんちん」が得意な犬と一緒とか。一人暮らしの女子あるあるといえば,ペットを飼い始めて彼氏とかどうでも良くなってくる現象問題がありますからね。

 

藤原千花の明日はどっちでしょうか。そんなことも気になるってところで,再度まる

 

追記

サラッと流しちゃったけれど,この猫は「阿倍さん」家の胡麻の助という飼い猫らしい。

 

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阿倍ではなくて阿部だけれど

 

 Twitterの感想を見て気付かされたんですが,これは新1年生の阿倍くんの足元にいた猫か。(第201話参照)藤原書紀は「阿部」といっているけれど,これは「阿倍」の間違いですかね?

すぐ近所の猫がこれまで生徒会室にこなかったのが不思議ですけれど,これはいずれ阿倍くんが生徒会室を訪問する流れですね。生徒会加入は阿倍ひふみ青年になるのかしら...。そこんところも気になります。

 

 

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*画像は週刊ヤングジャンプ2021年第8号 『かぐや様は告らせたい』204話,『ジョジョの奇妙な冒険』第26巻 猫は吉良吉影が好き① より引用しました。