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『かぐや様は告らせたい』 第209話 男と女のABC⑤ 感想 : かぐや様たちは乗り越えたい...の巻

 

さてと。『かぐや様は告らせたい』第209話の感想です。

 

かぐや様と言えば,青年誌の癖にパンツ一つ描かないことで有名な訳ですが,事ここに至っても「本当にするのか...?」って疑問はあると思うんですよね。個人的には「まあ,あるかな...」って気がしています。


 

今回は割とコメディ調で普通の恋人たちのお家デートぽかったじゃないですか。実際,やる直前なんてこんなもんじゃないかと思うのですよね。

 

双方それを意識しつつも,それを口に出すのはちょっと躊躇われる。仲良くしたりいちゃいちゃしたりしたいけれど,そこに至るまでに変ながっつきや性欲が表に出るような感じにはしたくない。誰しもが通る道じゃないですか。そう考えると,この後ことに至っても別段おかしくはないんじゃないかなと思うですよね。

 

 

メタ的な事を言えば,赤坂先生の作劇としてコメディの後に真面目な話が来ることが多い。今回はわりとほのぼのとした男女の微妙な距離感をきちんと描いたので,次回,二人がそこに至るまでの真剣な想いを語り合うような一幕が入んるんじゃないかなと。


加えて言えば,赤坂先生も動画か何かで述べられていたと思うのですが,この年代の男女がお付き合いを始めれば最終的にセッ...クスまで至るのは特段珍しい事でもないと思うのですよね。それなのにそこから眼をそらしていくのは漫画的すぎるというか,ご都合的というか。

世界観を大切にするのも大切だけれど,なんか誤魔化している感覚?みたいなのが作者も読者も感じてしまうのかなって...。そういう意味では「総合的に二人のセッ...クスはあり!」という気がしています。そもそも青年誌だしな!


そんなラブコメ脳のおっさんは予想を立てておりますが,果たしてどうなるでしょうか。というわけで,「かぐや様は告らせたい」 第209話 男と女のABC⑤の感想です。

 

 

  

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かぐや様たちは乗り越えたい

 

というわけでお泊り決定の上でのお家デートです。

宅配ピザを取ったり,大型テレビで映画を観たり,アルバムを観たり。いつの間にやら白銀家が普通のご家庭ぽくなっているのがアレですね。これがyoutuberの収益から維持されているのかと思うと,配信者すげぇな!ってなります。


そんな和気藹々とした空間の中で突然鳴る普通の「お風呂が沸きました」コールが生々しい性を思い出させます。風呂!清め!セッ...クス!って連想ゲームが進むのは仕方がないことですよね(ん)

 


事実,双方それなりにそのつもりはあるのである。

 



御行サイドで言えば,父親・妹の不在の確認,OK!・ベッドメイク,OK!・ゴムの準備,OK!ですし,かぐやサイドで言えば,お清めOK!・スキンの準備OK!となっているわけです。双方「事がそこに至る準備」は進めているのである。

 

 


準備は整っている。ふたりとも「そうなったら」する気持ちもある。あと必要なのは勇気とキッカケです。ここで翼君の先駆者としての助言が強いですよね...。

 

 

向こうにも欲があってちゃんと色々考えているって事を忘れなきゃ平気


まさにその通りなんだよな...。
「欲」という点についてはかぐや様もそれを受け入れる気持ちがあるのは読者視点からは明白なので,あとは一山飛び越えるだけなんです。その「キッカケ」ってなんだろなってのがラブコメ読みとしての妄想のしどころです。

 

 

男と女のABCの「理由」


いわゆるセッ...クスってのは本来,生存本能に沿った活動でありそれを行うための「理由付け」なんて要らないんですよね。前回話題になった通り,種の保存に伴う活動なんだから。人間以外の生き物はそこに疑問を挟まない。

 

一部の動物は相手のえり好みをします。しかしそれは主に「寄り生存に適した強い雄の遺伝子を残す」ためです。人間だけがそこに「愛情」とか「見た目」とか「上手いか下手か」とかいろんな要素を持ち込んでくるわけです。

 

セッ...クスを娯楽や快楽の為にする種は(たぶん)人間しかいない。今回の二人の初体験もまた種の保存とはかけ離れたところに実行理由がある。それが何なんだってことですよ。初体験経験者なら分かると思うけれど,まだ知らぬ快楽をえるためにセッ...クスするケースもあるかもしれないけれど,むしろこれは「二人が愛し合うことの意味」みたいなものを確認する儀式なんじゃないかしら。

 

キスも愛情確認ですけれど,セッ...クスともなればより深い意味での愛情確認になります。そうなると二人が相手をどう思っているかは既に二度の告白で確認されている。じゃあここから先は何を確認するのかってことですよ。四宮かぐやと番となる意味,それだけの行為をする対象として自分をどう想い,受け止めてくれるのかということ,それがこの二人のセッ...スの前には必要になるのではないかしら。

 

もう少しお話したいです


とかぐやさんは言った。

 

この流れからして二人が交わりあうのは必定でしょう。しかしその前に必要な語らいがあるはず。お互いが相手に対してどのように想い,この先の運命を連れ添うつもりなのか。そのためにどれだけの気持ちと行動をとっていくつもりがあるのか。そこが確認できれば,きっとお互いを相手に任せて良いと思えるだけの関係ができるはず。

 

そんなプロセスが,次週あるのではないかと思ったり。まる

 

 

余談

お風呂上がりにかぐや様が着る服問題。ここで無難に圭ちゃんの寝間着を提案するのはまあ常識的なんですけれど,圭ちゃん視点で捉えたらどうなるんだろうな。まさか兄の初体験の相手が自分の寝間着とかいうの,なんか嫌じゃなかろうか。妹的に。どうなんだろうな...

 

そんな御行の提案に対して会長の服を要求するかぐやさん。

まあそれもそうだよね。四宮さんからしてみれば圭ちゃんに包まれているよりも,御行に包まれている感の方が落ち着くっていうか,「これから愛される感」が増しそうな気がしませんかね。なので心理的に会長の服を要求したのは分からんでもない。

なにより女子が彼氏の服を着るとかクッソエロいからな!

 


 

凹凸はそれなりに在れどスレンダーなかぐやさんですが,それなりの色気を感じざるを得ない。やはり女の子がだぶだぶに彼氏を服をほっ被るのはトキメキを感じる。世の男性諸君は覚えておくとよい(謎目線)。

 

次。
御行が一端別々に寝るのを提案したこと自体はまあ分かるんだよな。日和ったというよりは,相手を大切に思った表れだからね。特段急ぐことでもないし,がっついてセッ...クスしたいわけでもない。

 

ただここでかぐやさんが戻ってきたのは,例の翼君の発言「向こうにも欲があってちゃんと色々考えている」ってことなんだよね。この辺り,リビング提案をしたときの白銀は翼君の言葉を失念していたと見える。逆にいえば,経験者たる翼の言葉の裏付けが取れた感じで,さすがヤリチン翼...ってなっていなくもない。

 


最後。
察しの良すぎる父がなんかすごい。10分に1回のペースでテキーラ飲むのも凄いけれど,帰宅の確認一つで察するのはちょっと息子的には嫌だぞ(笑)。

 

結婚初夜を迎えた新婦の父のような複雑な気分とはまた異なる意味でどうなんだそれってやつである。物分かりがいいのはいいんだけれど,もうちょっとその少し手心を...てな感じがしなくもないような。面白いからいいけれど。


そんなところでしょうか。
次週,ベッドの上での会話が気になります。というわけでまる

 

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*画像引用は中止しました。