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『かぐや様は告らせたい』 第225話 藤原千花は付き合いたい 感想 : 四宮かぐやは守りたい... の巻

 

 

さてと。『かぐや様は告らせたい』第225話の感想です。

 

帰ってきた!おれたちの藤原千花が帰ってきた!

 

 

最近は右をみても左を見ても色恋だらけ。かたや積年の恋愛頭脳戦を制した四宮・白銀組,かたや失恋のショックから立ち直りつつある石上に対して「気づいてしまった本当の気持ち」の伊井野と生徒会はいま大恋愛時代。そんな中,唯一孤高の人として栄光ある独立を誇ってきた大藤原帝国ですが,いかんせんラブコメ漫画で色恋沙汰に絡めないと無くなるんですよね,DEBANが!

 

本人の自己肯定感が高すぎるのが相変わらずの草だし,そんな藤原パイセンを問答無用でぶった切っていく石上優も懐かしすぎて涙が出てきます。日常が戻ってきた感がありますねえ。やっぱり「かぐや様」は藤原千花が出てくるとコメディとして締まるな!

 

というわけで,ちょいと遅れましたが「かぐや様は告らせたい」第225話感想です。

  

 

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藤原千花は付き合いたい

しかしまあ導入からしてこれですからね。

 

 

「付き合う」という行為は当然のことながらその相手のことを好きになり,愛する人と行うものである。そういう意味では藤原さんのそれは完全に目的のためには手段を選ばないナニカに過ぎないんだよなあ...。

 

なるほど,たしかに藤原パイセンはモテます。黙っていればこの可愛らしさですし,天地魔界に敵なしと言われたそのお胸もあります。まあ客観的に俯瞰して見てしまう読者目線からすると加点よりも失点のほうが多いような気がする藤原さんですが,単純に女子として見た場合の戦闘力は凄まじいものがある。

 

 

これよ!このあざとさよ!

計算づくなのか計算づくではないのかわからないですけれど,こうした「素で女子を振る舞っている藤原千花」の戦闘力はまさに真・大魔王バーン級です。思わずかぐやさんと伊井野ミコの目に警戒信号が浮かぶのもやむを得ないものだわさ。

 

 

藤原千花はハブられたくない

とはいえ,その行動の根源にあるのは結局のところ「疎外感」にすぎないんですよね。

 

一番の親友であるかぐやさんは会長とお付き合いを始めている。石上優は子安つばめとの大片思いに破れたものの,伊井野ミコからの熱視線を纏っている。生徒会室に溢れ出るラブの領域展開に当てられて「自分の居場所のなさ」を感じ取っているだけなんですよね。

 

最初に述べたように,付き合うというのはそう単純じゃありません。基本的に相手のことを好きになっている必要がある。お付き合いした時に心地よさや安らぎ,幸福感を共有できる相手である必要がある。「誰でもいい」というわけではないんです。

 

 

もっとも柏木さんと翼くんのように,きっかけはあんな経緯でもお付き合いしていくうちに好きが深まっていってお突き合いに至るケースもありますからね。とりあえず条件に合致する相手と付き合ってみるということもありえますががが...

 

そんな藤原パイセンの理想像とやらはこちら。

 

  • 結構な努力家
  • それでいて優しい
  • 頭がよい
  • 犬っっぽい人
  • 兄っぽい人
  • ゲーム好きな人
  • ツッコミ属性
  • 陽キャ感がない
  • サッカー好き

 

完全に前段は白銀会長,後段は石上優なわけですがそれを包含する好物件があります。四条帝さんです。

 

四宮かぐやは守りたい 

なるほど。会長と石上をフュージョンさせると四条帝になるのか。意外な盲点である。

 

四条帝。

四宮に対抗できる財力を持ちつつ努力家・ツッコミ属性など藤原千花の選定条件すべてを満たしている。なまじ四宮のえげつなさが無い分,日本で随一の超優良物件であることは間違いないですよね。しかしそこでかぐやさんの駄目だしが出た。

 

 

ふぅむ...?

なまじ四宮の対抗となる相手なだけに,自分の親友を四条帝に差し出したくないという感情が含まれるのか。たしかにそういう側面はあるんだろうけれど,それ以上に気になるのは「信用できない」という言い方である。

 

四宮かぐやが相手を信用するか否かは「信用テスト」にパスしたかどうかがポイントである。以前にも信用できないみたいな言い方をしていたような気がしますが,四条云々抜きにしてかぐやが帝を信用できないような出来事があったのかしら。眞紀ちゃんとは何のかんので程々の距離感の友好関係が築けているのに,弟の帝に対する評価はまたちょっと気になります。やっぱり以前「何か」あったんでしょうね。

 

帝側がかぐやさんを「姫様」と呼ぶくらいの親近感で向かい合っているのに,この一方通行感はなんなんだろうなあ。

 

しかしこの反応を見てみると,なんか「どうしても四条帝とはくっつけたくない」という思惑も透けて見えるんですよね。例のキッスの一件がある早坂は流石に草ですけれど,なんかもう四条帝じゃなければ誰でもいい的な意気込みを感じる。(気のせいか?)

 

 

まあそんなかぐやさんの思惑はさておき,藤原さんの相手が四条帝ってのは案外「アリ」だと思うんだよな。藤原家と四条家としても政財界連合を組むのは大きなメリットだし。なにより帝と藤原千花のカップルはおかし...もとい面白そうなので,一読者として見てみたい気もする。

 

でも作品的にはどうなんでしょ。なんとなく藤原さんの相方はできないまま「かぐや様は告らせたい」という物語は終わりそうな気もしなくもないんですけれどね。ま,あったら面白いな,ってことで今回の感想はまる。 

 

  

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*画像引用は中止しました。