現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第227話 白銀御行は入れたくない 感想 : ハァ...ハァ...眼球? 取り消せよ!今の言葉!の巻

 

 

さてと。『かぐや様は告らせたい』第227話の感想です。

 

気がつけばYJでも227話ですか...。早いものですね。ミラクルジャンプから数えればそれ以上の連載話数になっているのですが,僕にとって「ラブコメ」でこの辺りの話数はやはり気になる数字である。

 

 

もはや覚えている人も少なくなりましたが,もともと『現実逃避』はgooブログでやっていて,そこでは主に「ニセコイ」の感想を書いていたんですよね。あの頃はまあ夢中になって毎週妄想という名の考察(?)をしていたのが懐かしいですが,それはさておき。

 

実は「ニセコイ」はジャンプ最長のラブコメであり,全229話という超大作だったんですよね(ちなみにその227話のサブタイトルも「ニセコイ」でした)。そのジャンプ最長ラブコメをもうすぐ「かぐや様は告らせたい」が追い越そうとしている。個人的にめっちゃ感慨深いです。

 

 

「ニセコイ」は良くも悪くも定番ラブコメでありながらその尖りぶりに定評があるラブコメで,まあなんというか良くも悪くもその後のラブコメに大きな影響を与えた作品でした。ハーレムラブコメの面白さと難しさを具現化した存在と言ってもいい。

 

一方の「かぐや様」はからかい上手の高木さん以降のトレンドである「ほとんど出来上がっているカップルがいかにしてくっつくのか」を楽しむ系統の漫画として一世を風靡し,これまたラブコメ作品としては一つの分水嶺となる大きな作品であると思います。ハーレムじゃなくてもラブコメは作れる,面白い!と感じさせる点において傑出しているんじゃないかなと

 

こうしてお話のスパンという点においても「かぐや様」が「ニセコイ」の話数を追い越そうとしているのを見ていると,なんだか感慨深いなって。一人感傷深くなっちゃいましたね。

 

 

そんな「かぐや様」227話は2週間ぶり。今回もかぐや様らしいキレッキレのコメディでしたよ。というわけで第227話感想です。 

   

 

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早坂愛は掴みたい

というわけで冒頭から久しぶりの早坂の登場だァ!

 

早坂から「愛」にかぐやとの関係性が変わったことでこうやって会長と生徒会室で歓談する早坂愛が見られるようになったわけですが,意外と早坂さんが生徒会室に居座るケースはレアな気がする。ここしばらく恋愛進行だったけれども,なんのかんので早坂はかぐや・御行以外の恋には絡んでこないんだよね。そんなわけでご無沙汰である。

 

 

 

そんな早坂が初手から繰り出す謎の一人上手(違)に困惑するのは白銀も読者も同じである。なるほど...早坂愛の「キャラ付け」か...。

 

早坂はかぐやに仕えてきた長い期間,いろんな仮面ペルソナを被り続けてきました。その結果,早坂愛という本来のコアがあるにもかかわらず,他者との関係性においてキャラが定まらないというのはまあ分からなくも無いですね。

 

 

「かぐやと愛」という一番の結びつきでは"友人"という関係性が定まったわけですけれど,そうなると「かぐやを通さない状態で」自分と級友たちとの関係性をどう定めればいいのか,という悩みが生じるということに相成るわけであります。

 

結果,敬語が一番楽であると。

まあそうだよね。丁寧語を使っている限り一見粗相はなさそうですし...おすし。距離感が測りかねている相手との会話でよくある奴である。

 

 

早坂愛は切り替えたい

 

まあ本人も御行も言っているように,そこは「友達」なりの距離感でいいのだと思うのです。実際ここからの早坂の白銀御行に対する語調の変化が秀逸すぎる。

 

とっかかりとして敬語で始まったイメチェンに関する会話,振出は「敬語の早坂愛」のキャラ付けなわけです。それが御行の視力低下の流れからだんだん雲行きが怪しくなってくる。

 

白銀御行の「目が悪くない」の自己主張からの視力検査の流れが鮮やか過ぎて笑ってしまう。渾身のスマッシュをリターンエース一閃で返されて棒立ちな白銀御行である。これ,藤原ママの特訓シリーズ同様に口と実際が一致しない奴なんですが,お気づきであろうか...。瞬間的に敬語だった早坂が「目わるっ」「よくそれで生活してきたね」と口調が変化したのを。

 

 

 

そこから眼鏡のやりとりは敬語に戻っているんだけれど,その後のコンタクトの一件がとっても白銀御行。「いざ...」「ふんっ!」の流れで案の定"できない"流れに早坂の口調がだんだんとフランク寄りになっていくんですよね。

 

こういう「できない」時の白銀御行のヘタレっぷりはまさに天井知らずなわけですが,極めつけはこれよな...。白銀御行の面目躍如である。

 

 

 

「とっとといれろ」という早坂の切り返しがシュールすぎて笑ってしまう。敬語からフランクに変化してからの下賤の者に対する言葉遣いの変化,早坂内での白銀御行のヒエラルキーが無限に下降していく内面を描いていて実に秀逸である。いやぁ,かぐや様のコメディ読んでいるって感じ。

 

 

四宮かぐやは泊まりたい 

そしてここからいきなり流れが変わるのが面白いですね。前半と後半で面白さのポイントが切り替わるの,ジェットコースター感ある。「眼球舐めフェチ」とかそんな概念をこの生徒会室で出していいはずがないんですよね。

 

早坂的には会長をからかって遊んでいただけかもしれないし,その根底にあるのが彼女(かぐや)に悪く思われたくない気持ちである...と「気づいてしまった本当の気持ち」みたいな流れでついたおふざけだったのでしょうが。

 

 

しかしこの一言は余計な一言でしたね...。

「眼球舐めフェチ」なる概念が,四宮かぐやに伝わってしまったのだから...

 

 

 

 

 

ハァ...ハァ...眼球?

 

 

 

どこぞの海賊王の息子のビックリなハァハァぶりです。本当にありがとうございます。そういえば四宮かぐやは「会長の眼フェチ」だったわ。

 

最近は長のバイトもなくなったせいか綺麗な目をしているだろ...って感じの白銀御行くんでしたけれど,もともと四宮さんはあの寝不足で吊り上がって眼にとてつもないフェチを感じてしまう痴女でしたからね。

 

 

 

しかしなんだ...。

作品末にあるモノローグから判断して,お前...舐めてもらったのか...?という引きに一抹の不安を覚えてつつ。柏木女史も懸念した通り,最初にしくじった四宮かぐやは指数関数的にアブノーマルな方向に進化してしまったのだろうか......。私,気になります!

 

 

などと思いを馳せたところで,今回の感想はまる。 

 

 

余談:早坂愛はからかいたい

 

 

「からかい上手の早坂さん」はまあお約束として,舌出し早坂がなんかエッ...の!

駄目だこんなの,完全にあっちの方に想像が行ってしまう....。

  

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*画像引用は中止しました。