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『かぐや様は告らせたい』 第232話 四宮家 感想 : 「四宮かぐや」とは...の巻

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さてと。『かぐや様は告らせたい』第232話の感想です。

 

前回の「引き」はまさかの病床に伏せる四宮家総帥・四宮雁庵だったわけですが,その続き。

 

四宮雁庵は恐らく再起不能となり「四宮の統治機構が崩れた」と予想したわけですけれど,まあだいたい推測どおりだったかな。意識が無いのかと言えば一応あるみたいですが,息子が誰だか正確に認識できない程度の意識です。

 

でも雲鷹は「オヤジ」って呼ぶのね。意外な距離感。四宮かぐやがなまじ「お父様」なんて呼び方をするからそこには絶対的に超えられないヒエラルキーがあるような気がしますけれど,雲鷹はその「見えない障壁」を感じないのは後妻とは言え血のつながりがある子だからでしょうか?

:継母の「雁庵とは血縁の無い連れ子」ではなく「後妻」という意味で受け止めました。雲鷹には容貌から雁庵の血が感じられなくもないし...)。

 

 

やはりかぐやとの出生の違いのせいなのか,あるいはもうこの父親はこの状態と分かっていたからこそ,これまでできなかった距離感で声かけてみたのか...。印象的には前者ですけれどね。

 

しかしその声かけに「黄光か...」てのは寂しいなあ...。

 

 

この辺が血統主義の四宮家が染みついているんですかね。意識に強く残っているのは嫡男にして長兄の黄光だったからですかね。その黄光は見舞いの場にいないわけですけれど,そんな自分の立場を噛み締めるように「ちげえよ雲鷹だ」と答える横顔が物悲しい。本当に雲鷹と認識できているなら,まだ救われるわけですけれどね...

 

 

そんな四宮家の事情が雲鷹から説明されていく中で明らかになったことは,

 

  • 四宮家は雁庵のワンマン経営
  • 統治に綻びが出たところで四条の反撃
  • 押さえつけられてきた政財界の反発
  • 四宮かぐやの「駒」としての価値

 

というわけで,大体前回の見立て通りでしたね。黄光が跡取りになるであろうという筋書きも,かぐやを「駒」として使おうということも。新情報としては次男の名前が「虹正」という点と,どうやら虹正は小物としてお話の流れからは黄光とセットで処理されそうな雰囲気といったところでしょうか。

 

となると,かぐやと白銀の戦いの相手は「黄光」ということになってきそうですが,さてどうなるのか。ちょっと妄想交じりに推察しながら感想を述べていこうと思います。

 

 

 

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かぐや様を育てたい

さて,四宮の血統故に「血の価値」が高まりつつある四宮かぐや様。

妾の子であることは既にかぐや本人から術式開示されているわけですが,今回その経緯が明らかになりました。

 

 

母の本名は「清水名夜竹」。祇園で夜職をやっていたということですから,後姿からは芸妓ではなさそうですが,給仕などをやっていたのでしょうか。雲鷹の口ぶりでは深い印象の残る感じではない静かな女性で,「遊び相手」として雁庵に手籠めにされた感じなんですかね。

 

しかしそこでかぐやが生まれたことによって,名夜竹さんは「妾」としての位置におかれたということなのか。その辺の経緯は多分細かく語られないでしょうけれど,血統を重んじる四宮家,当時はその核心にいた四宮雁庵ですから「かぐやを四宮の子として処さねばならなくなった」というとなんでしょうかね。

 

そんな経緯があったからこそ,四宮かぐやは四宮の人間として育てられたこと,その血統に逆らう事も無く時には重んじるように自身を定義づけてきたのか...。彼女の四宮に対するこだわりは,「出自の弱さ」と「四宮家の人間として育てられた教育」によって形成されたわけね。

 

 

閑話休題。

一方で,そんなかぐやの四宮家における鬼子扱いも分からんでもない。ましてや孫くらい年の離れたかぐやに父としてどう接すべきかもわからないというは一種の責任放棄ではありますが,それが許されるだけの四宮家内の権力が当時の四宮雁庵にはあったわけですからね。

 

 

しかしだからといって,四宮かぐやを実質的に育てたのがこの雲鷹だというのは意外だったな。いや,そうでもないか。例の四条家も参加したパーティーの際には雲鷹がかぐやを連れて来ていたからね。幼少の頃から雲鷹が四宮の帝王学をかぐやに躾けていたというのはさもありなん,という気もする。

 

 

白銀御行は感謝したい

 

そんな雲鷹を眺める白銀御行の態度がまた良いなあ...。

四宮の帝王教育を受け,人を使えるか・使えないか,有益か敵かといった見方をするような四宮流価値観。それをふくめて四宮かぐやという白銀の言葉がまた含蓄深いことよ。

 

だってね。

今に至るまでに白銀御行が乗り越えてきた四宮かぐやとの様々な愛憎まみえる葛藤の日々,その中にはあの「氷かぐや」も含まれていたわけで。それを含めて四宮かぐやを愛しているわけだからね。「四宮の人間」としてかぐやを育てた雲鷹を否定する理由もない。

 

 

いや,前回「雲鷹は何も持っていないのではないか」と推測したわけですけれど,なかなかにどうしてよ。これは否定せざるを得ないな...(現実逃避の否定者)。雲鷹は情報を持っていただけではなく,四宮かぐやの育ての親だった。無論,それは己の私利私欲に基づいたものだったのかもしれないけれど,結果として今の四宮かぐやが生成されたわけなんで。

 

ツンデレ風味の雲鷹の言説をみていると,やはり四宮かぐやの兄ぽさが出てきます。それは血脈によるものではなく後天的に「四宮流教育」で付与されたものかもしれませんけれど。結果的に白銀御行が一種の親近感を雲鷹に認め,御行との距離感がいまいちつかめていない四宮雲鷹の間にちょっとした共闘感が生じたような。そんな気がします。

 

 

白銀御行を守りたい

で,本題だ。

 

「駒」として四宮かぐやの価値が高まっているときに,大兄貴(黄光)がかぐやを駒として強制的に動かそうとしたら。一介の庶子であるところの白銀御行が最重要人物と相成るわけであります。

なるほど。誘拐と脅迫ね。それはかぐやには「効き」そうです。それを誘拐未遂者しのみやうんようが言うと妙に説得力がありますね...。

 

 

からーの,早坂愛

 

 

ううん?

 

あれ。元々,雲鷹は早坂に会いに来たんじゃなかったけ。

つまり御行にアクセスする前に早坂に話をつけておいて,その上で御行に話をするつもりだったんだけれども順序が逆になった感じか。ハーサカは雲鷹と御行が一緒に連れだったから警戒して後をつけた感じですかね。その上で,雲鷹の狙いを物陰から確認し,それを雲鷹も承知していた...みたいな。

 

早坂の人間となれ合う気がない,というのは早坂母を念頭に置いた発言ですかね。上手くいかなかった方の四宮かぐやといった感の四宮雲鷹ですが,まあ,それは仕方がないね。時計は巻き戻せないからね。

 

 

 

 

しかしその...この,早坂の反応は...?

 



普通に考えれば「大切な友達」ってことでいいんだろうな。友人の彼氏であり,自身の大切な友達。まあそういう流れで読み解けばいいんだろう。いいんだろうけれど。

 

 

 

駄菓子菓子

 

 

いざ同居展開になるとなると,やはり面白くなってきますよねえ。

早坂,覚悟の扉を開く...か(違)

 

 

これまで圭ちゃんと早坂の絡みも記憶にないのですが,果たしてかぐや不在の現状で兄を守る同級生(女)と一つ屋根の下...。何もないはずもなく...

 

こんな状況,四宮かぐやが知ったらそれだけでコメディでご飯3杯行けそうな感じですが,さてどうなるでしょうか。「お前にとっても大切な人間」の意味が恋愛未満であることは確実ですが,そこは男女である。やはり盛り上がってまいりましたぜ!

 

 

白銀父VS早坂愛も含めて気になるところである。案外,ここらで白銀父のフルネームも明らかになるかもしれないね。というわけで,今回の感想は,まる

 

 

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*画像引用は中止しました。