現実逃避

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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第247話 伊井野ミコは正しくない 感想 : 月はいつもそこにある! ... の巻

 

ども,ワクチン接種3回目ともなると何とも無いぜ...! の勢いで済ませたかったのに見事に副反応に撃沈したayumieです。そんなわけで感想が少し遅れました。

 

で,『かぐや様は告らせたい』第247話です。

前回,四条帝の絶対防衛戦がさっくりと四宮かぐやによって破られてしまったことにより,四宮かぐやをめぐる争奪戦は白金御行率いる救出作戦に全てが委ねられました。四条帝に指摘されるまでもなく温い作戦,まさに現在のシェリーフェンプランといったところですが何のかんので四宮家の皆さんが尽くアホの子なので何とかなっている次第。

 

そんな今回の面の相手は存在感ゼロなこと甚だしい,かぐや様界の若村麓郎こと四宮青龍さんです。なんて言ったら若村くんに失礼かな。ジャクソンはまだ成長の見込みがあるけれど,青龍さんはもう堕ちていくしか無いですからね。

 

青龍さんといえば,黄光の小間使として白金御行に示談交渉したことが記憶に新しいですが,今回もその小物っぷりが分かるような展開となっております。さすがは青龍。銘酒「神亀」の絞りかすで作った酒との逸話?もある「清龍」(知人談)と同じ響きをもつ男です(え)。

 

というわけで『かぐや様は告らせたい』第247話 の感想です。

 

 

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藤原千花は助けたい

ここまでのところ藤原千花の役割どころがよくわからなくって,まあその政治力とか情報力に期待されているのかなとか思っていました。武闘派にして隠密業の早坂にくっついていってもなんか足手まといになりそうだしね。

 

だかだがどうしてよ。四宮青龍に対してなかなかの戦いっぷりじゃないの。

 

 

四宮黄光一派の一翼を連ねる四宮青龍。

小物ともただの腰巾着扱いされるような人間ですが,一応四宮の血を引きしものですしそれなりの才覚があってもおかしくはないはず。でも残念ながら彼が四宮雁庵から継いだのは性欲と支配欲だけだったみたいですね。おつむの方は今ひとつだったようだ。

 

古い考えに女性蔑視。トラブルはすべて支配関係と金銭で解決...とまあ,ある意味成金ぽい行動のすべてを具現した存在なんですけれど,そういうやり方は権力や金銭が効く相手にしか通じないという基本的なことを忘れておった。

 

だって藤原千花に限らず,四宮かぐやを救おうとしている人間は「金」や「権力」のために行動しているわけじゃないものね。自分の愛する人,自分の大切な友達を救いたい。ただそれだけの行動なわけですから,取引の手段として威圧も金銭も通じるわけがないのです。目的は「四宮かぐやを助けたい」だけですからね。

 

そんな藤原千花が戦う武器は「情報力」。

この辺はやはり政治家家系,法曹関係を上手く使ったか,マスコミ部長あたりからのネタを引いてきたかわかりませんが藤原さんの役割どころはここじゃったか。

 

青龍ちゃんのクソ恥ずかしいおじさんの火遊びをじゃんじゃかさらけ出してくれるじゃないの。これは恥ずかしい。女子高生に無能扱いされながら人格否定されるプレイ,青龍さんは好みじゃなかったみたいですけれど,結果的に威圧的な言動によって墓穴を掘るあたりやはり小物ですねえ...。悲しいなあ...。

 

 

伊井野ミコは破りたい

しかしこんなんと結婚した奥さんてよっぽど人ができているか,割切り関係なのかどっちかだよね...。変態プレイとかできた子どもを捨てて逃げるような男ですよ...。かぐやさんと仲が良いてのもそんな変態を忌避するところでの意気投合だったのか,純粋に次兄の嫁ができた人間だったのか。どっちかというと後者かもしれませんね。

 

そんな気持ち悪い系汚っさんであるところの青龍くん,脅されていつもの通りの暴力と金銭でなんとかしようとしたとこが運の尽きですよ。最近の女子高生(に限らないけれど)は怖いですからね。身を守るために録音するぐらいのことは普通にするんです!

 

 

自らの言動が命取りになってSNS暴露を脅される,青龍くんの情弱ぷりが如実に現れたわけですがその裏方をやっているのが伊井野ミコってのがまたね。

 

なるほど,ここで繋がったじゃん。

伊井野さん発案のSNSを活用した四宮家の悪事の暴露,子どもらしくもありますが実際にやられたら効果絶大な手法がここできっちり回収されました。伊井野ミコが繋がりのある暴露系ユーチューバー...いったい何めむちょなんだ...

 

ここでやっているのは四宮青龍ご指摘の通り「恐喝」です。本来なら犯罪である。

それは法的な意味では不法であり,法曹の正義の尺度で捉えれば「悪」なわけです。正義マンたる伊井野ミコ,かつてのままでしたらその行為に葛藤し,どうしたか悩んだでしょう。

 

でも今回,伊井野さんは躊躇なく恐喝を実行した。なぜか。

法律の尺度で測る正義よりも大切なものはなにか。自分にとって大切な人たちを救う,そのためにできることはなにか。杓子定規に自ら定義した正義の枠にとらわれることなく,「自分が守りたいもの」を守るためにどうしたらよいか考えて行動したからですよね。

 

法律的に正しくないことはわかっている。でも守りたい人を守る方を優先する。そういう柔軟性を見せてくれたあたり,かつての四宮かぐやの無理難題による指導と伊井野ミコの人間的器の成長を感じますね。殻を破ったというか。

この行動から,秀知院学園の会長に求められる「困っている生徒に目を配り助ける」といった行動が取れているのを感じます。成長したな...! 伊井野ミコ...!(空条承太郎)

 

 

月は東に尾は西に

とまあ,黄光一派の(一応)二枚看板の一翼がさっくりと女子高生に敗北する中,本題のかぐや救出の方である。早坂さんが騒ぎを起こすって何するのかなとおもったらスマホ1つでセキュリティに混乱...。うーん,輪るピングドラムの高倉冠葉を思い出すな!

 

 

まあいいや。その辺は漫画だし,現代の忍・早坂家だからできちゃうってことでええやろ(流し)。後は脱出のタイミングである。四条帝が去って30分後に騒ぎが起こると告げていましたけれど,そういえば時間(23時)じゃなくて30分後と言っていましたね。

 

なるほどね。賢いな。

時計もスマホもない状態で「23時に騒ぎが起こる」と教えても意味がないものね。でも月が出ている状態で30分後という情報があれば,かぐやは月の動きから正確に時間を特定できる。月は一時間で見かけ上15度動くので,30分では7.5度動きます。かぐやは月の動きから正確に30分を計測できる。だから「それまで月を眺めていれば良い」かぁ...。

 

 

とまあ,脱出のタイミングはこれで確定したのですが,さてこのまま四宮黄光がかぐやを取り逃がすほど無能なのかどうか...。前回予想したように,金庫の位置をかぐやが知っていると推測できれば「わざと逃して追跡する」方を選びそうですけれどね。黄光との対決時に御行が万難を排して合流する感じかな。

 

とか予想(妄想)したところで,今回の感想はまる

 

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