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『かぐや様は告らせたい』 第263話 四条眞妃と柏木渚と田沼翼の最終回 前編 感想 : 恋のシュリーフェン・プランは止まらない...の巻

 

さてと。『かぐや様は告らせたい』第263話の感想です。

 

冒頭,モニターに映る白銀御行大将の目がまっ白でデスマスクかと思いました。うわぁ...四宮さん,壁紙の選択肢怖すぎぃ!とか震えていたんだけれど,リアルタイム放送だったとは恐れ入ったぜ。

 

そんな今回のお話はみんな大好き四条眞妃ちゃんです。

 

思えばバレンタインに柏木さんが田沼翼にチョコボールをあげたことから始まった恋の迷走劇。勘違い野郎二人御行と翼によって動き始めた暴走列車は止まらず,壁ダァン!なるどこかで聞いたようなテクニックの再発明によって思わず柏木さんがOKだしてしまったのが運の尽き。

 

以来,263話に渡り眞妃ちゃんの片恋が続いてきたのです。四条さんがひたすらに叶うはずもない恋を抱きしめていた間,二人の仲はどんどん深くなっていきました。何が深くてイッたのか知りませんが,その間四条さんにできたことといえばあの日の惨劇を思い出しては涙することだけです。

 

でもそんな日々もいよいよ総決算。果たして物語が終わるまでに眞紀ちゃんは幸せになれるのか。作者すら知らない四条眞紀の幸せの行方を追う,第263話の感想です。

 



 

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四条眞紀は吹っ切りたい

というわけで,眞妃ちゃんだ。

彼女の思いは本物で,それ故に簡単に諦めきれないものがある。そんな背景となる事情が四宮さんと柏木さんのトークから明らかになりました。彼女の恋は7年前に田沼病院に入院していたときの頃から。7年前というと初等部6年生ごろですかね。柏木さんと出会う前の出来事です。

 

詳細は次回描かれるかわかりませんが,多分に心細かった眞妃ちゃんのところに翼がやってきて,適当に相手してくれたとかそんな話ですかね。

病院の少女マリー...少年の訪問楽さま...淡い初恋...うっ!頭が!ニセ..コイ?

 

 

.........なんか混線があったようですが,まあ気にしないで進めるとして。

まあ歴史だけだったら柏木さんと翼君の恋よりもずっと長い。好きになったきっかけも,告白に至る直前までの思いの強さも,きっと二人よりも強い。でも現実にはその思いが届くことがなく,付き合っているのは翼と渚。これは動かせぬ事実です。

 

結局,恋なんてものはタイミングだし,好きになってしまった者が好きな相手に告白した段階で恋愛頭脳戦は終わっているのです。勝者は柏木渚。四条眞紀は思いを告げることすら無く敗北した敗北者。(....ハァ...ハァ...? 敗北者?)

 

自分の恋が終わっていることは承知しているし,何より四条眞紀にとって今の柏木さんも大切な存在になっているからこそ,死ぬまで内緒にしたいと思っているわけだからね。吹っ切るつもりは最初からあるんですよ,

 

柏木渚はどうしたい

そんな死ぬまで内緒にするつもりだった秘密を知ってしまった柏木さんである。

 

事実確認に四宮かぐやを詰問するなど,なかなかの動揺ぷりですが,それはまあ仕方ないね。彼女もまた四条眞紀は大切な存在であるからして,彼女の好きだった人を知らずしらずに寝取ったばかりか,ご当人のまえでイチャつきまくってきたわけですからね。

 

当然の自己嫌悪である。

しかしまあ,これはもうどうしようもないことなんですよね。翼くんは渚が好きだし,渚も今となっては大大大好きな彼氏なわけです。クリスマスをはじめ散々深いことしてきたくらい生々しいラブラブカップルなわけです。

 

人の気持ち。積み重ねてきた歴史。こればっかりはどうしようもない。

 

今回,「柏木渚と田沼翼が別れたという話が出回り始めた」という結びがあったわけですが,想像に難くない。以前,柏木さんは「眞妃ちゃん>翼」という価値観を見せていますし,彼女なりに考えて翼を振ったのかもしれない。でも時計は逆回転したりしないんだね。

 

人の気持ちは動かない

この状況を生み出したのは間違いなく柏木さんですけれど,人の思いなんてもんは急に変わるものじゃありません。柏木さんに振られ,四条さんが告ったからOKとかそういう単純な話じゃない。そんなふうに人の気持ちは動かない。

 

仮に,眞妃ちゃんが翼くんに告ったとしても,翼の気持ちが渚から動いていることはないでしょう。そう簡単に好きという気持ちを諦めきれないのは他ならぬ四条さんや石上が証明しています。告ったところで振られるのは見えている。

 

そもそも四条さんがこの機に乗じて告白できるとも思えない。急な破局を訝しまないはずはないですし,柏木さんが自分の気持ちに気づいてしまったこともすぐに気づくでしょう。四条さんは好きな男を譲られて喜ぶような安い女じゃあ,ありません。そんな事に気づけばそれこそ喧嘩の種,友情の危機です。

 

柏木さんが作り出したと思われるこの状況は,たぶん恋愛の矢印を大きく変えるようなものには繋がらない。もし意味があるとすれば,四条さんの気持ちに区切りがつけられるというその一点においてです。「告白しそびれた」という機会損失に対して,改めて告白する機会というものを設けられるという事実その一点においてのみです。

 

きちんと告白し,振られることで,四条眞紀はこの恋をすっきりと吹っ切ることができる。そういう観点で考えれば,四条さんの告白ってのはありうるかもしれませんね。

 

いや実際,それが受け入れられることはないでしょうし,仮に四条さんが失恋によって吹っ切れたとしても幸せになることはないでしょう。僕には今からオチが見えています。もろもろ片付いたときに,柏木渚のご懐妊が明らかになるという展開を。田沼家17歳の呪いが発動することを。

 

その時,四条さんは本当に絶望から諦めることができるのでしょうね。赤坂先生,眞妃ちゃんは幸せになれますか?

 

この問にかつて先生はこう答えました。

 

あれから2年,やっぱり答えはわからないままなのか。私,気になります!てなわけで第263話感想はまる

 

 

 

 

最終話まで残り9話

 

 

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