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「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第269話 藤原千花の最終回 感想 : 女たちの友情頭脳戦!... の巻

さてと。『かぐや様は告らせたい』第269話の感想です。

 

最終話まで残り3話

 

 

大変感想が遅くなりましたが第269話の感想です。今回のお話を含めてあと3話ですね。寂しい限りです。

 

おおよその予想通り269話は藤原千花の最終回。残りは四宮かぐやと白銀みゆきの最終回前後編でくるか,白銀御行の最終回と四宮かぐやの最終回で分けてくるのか。幾分に興味深い。

 

で,今回のお話は例の「恋バナ回」と対になるお話となっております。

 

ayumie.hatenablog.com

 

このお話,恋バナ回にして恋バナにあらず。

藤原千花が四宮かぐやに対する友情頭脳戦でもありました。その時はかぐや様のほうが完全に空振ってしまっていたため最終的に「かぐや様のツンデレ」みたいな流れで二人の友情を再確認した訳です。

 

あれから屈折200話を経て,藤原千花のリベンジとなるか...という今回のお話,第269話感想です。

 

 



 

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藤原千花は付き合いたい

その藤原さんである。

政治家家系の嫡流として将来は総理大臣も狙うのではないかというその血統の良さ,ゆるふわ天然系美少女として申し分のないその要望,どこぞの豆鉄砲とは比べ物にならない46サンチ2連装主砲を抱えた豊かな胸と,オタクの夢が詰まりきっているような美少女にもかかわらず,ここまで色恋沙汰はまったくなかった!

 

 

実際にはしょっちゅう告られているんですけれど,まあお付き合いに至るほどの人材がこれまで存在しなかったわけですよね。だが今回その前提が崩れるシチュエーションが導入されるわけです。「もしも藤原千花が蓬莱珠樹くんに告白されたら」(略して「もし珠」)というシチュエーションです。

 

ぶっちゃけ「誰だっけ...?」ってなったんですけれど,スピンオフの方のキャラでしたっけ...?基本本編のほうしかちゃんと追っていないから,こういう時に僕のかぐや様ファンとしての幅の狭さを感じざるを得ないわけですが,まあそれはさておき。

 

もちろんこれは「藤原千花」によるかぐや様に対する「仕掛け」です。この仕掛けのうまいところは告白されたという事実自体は「本物」なところですね。あの四宮かぐやも認める完璧人間が藤原千花に結婚を前提とした告白をする。それ自体は事実だからこそ「付き合ってもいいかな」という藤原さんのがうまく光るわけです。

 

人は遺伝子交換をするために惹かれ合う。

最高の相性となる遺伝子的組み合わせがそこにあるなら,間違いなく最高の幸せがそこに待っている。まさに恋と嘘」の世界なわけですが,そんなかぐやさんのモノローグに思わずにやリングしてしまう。実際には藤原千花が「恋の告白」という本当に事実を用いてついた「嘘」ですからね。

 

 

 

 

藤原さんと四宮さん ~女たちの友情頭脳戦~

前回第67話では藤原千花がしかけた「嘘の恋バナ」に対して「白銀みゆきに対する恋慕」と勘違いした四宮さんが「恋を諦めさせよう」とするために会長の悪口(藤原認識ではかぐや自身の否定)を言うという展開でした。

 

しかし今回は違います。

本物の告白をネタに「自分がヨォロッパに行って結婚生活してもいい?」というブラフを基にかぐや様に友情頭脳戦を挑んでいるわけです。まさに藤原千花のリターンマッチである。

 

そんな藤原さんの言動に対して,四宮さんは刹那の思考を行うわけです。四宮かぐやの刹那の思考は凡人の熟考に匹敵します。そこから導き出された結論は「自分は関与しない」というポーズだったわけです。前回はここで傷ついて自爆してしまった藤原さんですけれど,今回はもう少し頭を使ってきた。

 

「告白受諾」というブラフを噛ますことにより,四宮かぐやの気持ちを試したのである。本当に自分がヨォロッパに行ってしまっていいのか?自分が遠くにいる四宮さんと関わりのない男と結婚し,幸せに暮らす,そんな人生を送らせていいのか?

 

 

友情は戦!
先に折れた縋ったになった方が負けなのである

 

そのブラフに四宮かぐやは負けた。主体的な選択として。

告白返信のメール送信を思わず止めてしまったのである。そこで虚しい抵抗のやり取りを挟んだとしても,藤原千花との友情を大切にする気持ちのほうが敗北感よりも勝ったのである!

 

藤原さんの調子に乗りすぎた要求を前に無残にも屈し,

 

「私は貴方が好きよ」

「貴方が一番好きなのは私であってほしいわ」

 

と赤裸々に告白する。

こんなの1年前の四宮かぐやには想像もできなかったことである。「好き」という言葉を自ら投げかけることに極端な忌避感を示し,告白は「相手からさせるべき」ということを徹底していたあの四宮さんがである。

 

とうとうと「好き」という言葉をよどみなく告げ,「自分が一番であって欲しい」と曰う。これは多分に白銀御行との恋愛の賜物なんでしょうね。相手に拒否されることを恐れるのではなく,好きという感情を素直に告げることで得られる恋愛,そして友情。そういった心境にたどり着けたからでしょう。

 

というわけで,今回の友情頭脳戦は「藤原千花の勝利」で終わったわけですけれど,きっと何年経ってもこの二人は一番の友人同士なんだろうなって感じさせられるフィナーレ♪でした。

 

というわけで,第269話の感想はまる

 

追伸

力士と結婚が希望...最後にぶっこんできましたけれど,いつぞやの両国ディス(ディスじゃない)のお詫びでしょうか...などとメタ的に深読みしてしまったり。

 

 

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*画像引用は行っておりません。文章は個人の感想です。