さてと。『週刊ヤングジャンプ2017年第33号』「かぐや様は告らせたい」第61話 かぐや様は出させたい の感想(かぐ活)です。
前回行っていた男子パンツ調査ですが結果が出ました。
ご回答いただいた皆様,ありがとうございます。
石上会計愛用のブリーフは8%どまりで今ひとつ伸びず。僕が思うにブリーフは少年のイメージかなあ...石上会計も着用の,昔懐かしい白パンツですよ。(今でも売っているのかな?)。
ちなみに『シューダン!』のソウちゃんはブリーフだと思う。花京院の魂をかけよう!(おい)
で,ボクサーパンツ VS トランクスの宿命の対決は,トランクスさんの勝利。やはり超サイヤ人になれることが大きかったようです(え)。
ちなみに個人的にはトランクス派。物理的に通気性が高そうな気がするんですよね。この季節,通気性は重要。
もっともボクサー派のご意見を承ると,アレはアレで通気性は悪くないそうなので,イメージの問題なのですかね。個人的にはモッコリ感が強調されるイメージが合って,それがかぐや様の言うところの「ヤリチン」イメージにつながっているのかも。
最後に,「穿いていない」ですが,これは男子の回答じゃないよね?
実際に男子で履かなかったら,ズボンに直接くっついてそれこそ汗まみれになりそうな印象。なによりファスナーを締めた時に挟みそう。切れそう(おい)
「自宅で全開」は,まあ風呂上がりとかオッ...!の時とかあるのかもしれませんが(おい),普通はなんか穿くよね男子は。なので,回答者は女子のみなさんが多かったのではないかと勝手に推測しております。
なかなか男子のパンツがどうなっているのかなんて考える機会もないし,本来興味を持つこともないのですが,前回の「かぐや様」のおかげで調べてみようという良い機会になりました。
ご回答いただいた皆様,改めてありがとうございました。
さて。
前回は青年誌掲載のラブコメにあるまじき「パンツ禁制」を破った『かぐや様は告らせたい』ですが,今回はさらにぶっこんで参りました。ずばり,「セックス」です!
OK。
こうしてみると四宮さんも成長したものですね。おしべとめしべの話を聞かされて,あとは男に任せて終わり! という知識しかなかったのに。それが早坂さんとセックストークができるようになるなんて,維新も遠くなりにけり。
よーし。どうしてこうなったか話を整理してみよう。
そもそも前回かぐや様が白銀会長のパンツを見たがったのは会長がヤリチンかどうか確認するためでしたね。まあ前提(ボクサーパンツ=ヤリチン)が根拠のないことなので,かぐや様の取り組みには全く意味がなかったわけですが。
しかし初心に立ち返ってみれば,そもそも問題はパンツの種類ではありません。会長がヤリチンかどうかってことです。言い換えれば,この四宮かぐやに惚れているに違いない白銀御行という男が,自分以外の女に惹かれたりしないかという疑念を解消したいからですよね。
はっはっは。
いやいやいや。
本当に四宮かぐやという人物は天才なのかアホなのかよくわからんな! 客観的に見れば白銀会長の大切な人は自分ただ一人なのに。白銀にとって特別な誰かの場所は四宮さんしか持っていないのにそれに気付かない。
いや,むしろ惚れられていると思っていても信じられないという乙女心のなせる業か。そう考えると「お可愛い」ですけれどね。てなわけで,今回のかぐや様は「いかにして会長に浮気をさせないか」というお企みなのであった。
まったく,早坂さんも大変だな!
はい,ぜんぶかぐや様のことですね。見事なブーメランとツッコミありがとうございます。いっそ清清しいな,ここまでくると!
というわけで,今回の頭脳戦はいかにして会長の浮気を防ぐかということに相成ったわけですが,その作戦内容が色々おかしい。
ふむ。
早坂プランを簡単にまとめると「浮気させたくなかったら自分でセッ...すれば自分だけに愛情が来て浮気もしませんよ」ってことですよね。素晴らしいアイデアです。『かぐや様は告らせたい』もついにセックスまで来たか...。青年誌らしいラブコメになってまいりましたね!
ああ...なのに...
は?(威圧)
何言ってんのこいつ。つい先日深層心理の中のその口で言ったばかりじゃないですか。
「本能的に彼の肉体を求めてしまう」って。
とにかくえっちなのはキライとか,カマトトぶるにもほどがある。かぐや様は裏も表もみんな読者に見せてしまっているのだから,いまさら清純派ぶらなくてもいいんです!正々堂々と黒のパンティを穿いて白銀会長に注射を打ってもらえばいいんです!(力説)
...
......
ですが,『かぐや様は告らせたい』はそういうマンガではないので,別の手段に切り替わっていくのであった...。まあこっちも「かぐや様」にそういうの求めてないしな。
代替案は手のマッサージによる抑制物質(ドキドキ・キュンキュン)を促すことです。ついでに愛情も入手できるオマケつきという点はセックスと一緒です。裸も出さずに同じ効果を出させるとは,早坂軍師は天才かよ!
問題は早坂軍師の策は天才だったのに,策を講じる当の本人がアホの子だったということですね。とはいえ,誰かの為に尽くすといった行為をしたことのない四宮さんでは致し方がないところです。
正鵠無比なツボ押しが力加減なく行われていくその様は阿鼻叫喚の図。ツボ押しって痛みと健康の等価交換だから,なまら痛いですよね。それを力加減なしで行われていった結果→
自分だけ気持ちよくなってどうすんのよ...という「房中術のつもりがただのセックスで男の体力を奪ってしまいました」みたいな感じになっていますけれど。
でもまあいいんです。
だって,かぐや様こんなにお可愛いし。
やわらかくて小さな手で,はじめて人に対して精一杯尽くす姿を見るにつれ,かぐや様も変わったなあと思いますよね。人をみれば使えだの,支配しろだの言っていた四宮家訓にしたがっていた彼女とは思えない有様です。
そんな風にかぐや様を変えていったのは,ほかならぬ白銀御行なんだよなあ。そうやって人に対する愛情や思いやりを身に着けていって,素直な心をひらけば二人はきっと幸せになれるんだろうなあ。
前後の絵のギャップが面白いですよね(前回の漫画講座参照)。でもまあ,今回着目したいのは下側の絵です。
そんな幸せを予感をさせるような二人の姿なんですけれど,最後に白銀が折れて告白するそのときまでこの二人は意地を張ってしまうのでしょうなあとか思ったり。
そんな時がちょっとずつ近づいてきたことを予感させるかぐや様のこの表情でした。まる。
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でもって最後のオチ。
なんかいい話で終わりそうだったのに,最後は安定の伊井野さんで引き。
清廉潔白・品行方正・純白無垢な伊井野さんを性の想像がぶん殴る。絶望の表情をした伊井野さんにトキメクようになったらみなさん危険水域です。
二週連続のパンツもない下ネタ,楽しゅうございました。再度まる。
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そして今週も赤坂先生のマンガ作りコーナー。
前回の変顔と可愛い顔の今スト楽とは今回も多用されていて面白かったのですが,今回はまさにその絵作りのお話。
ぶっちゃけ絵のことはわかりません。絵を描くということは僕から見るとまさに才能。画作りのコツという以前の問題なのですが,言わんとすることはわかります。発表媒体に合わせて絵を変えていくというのもなるほどなーと思います。言われてみれば,「ib」とはタッチ違うし。
そのあたり,マンガは読まれて(受け入れられて)こそという微妙な部分を反映しているのかな,と思ったり。
もう一つ,昔の漫画に学ぶってのはまあそうかなと。やはり自分が楽しいと思う作品,目標としたい作品,好きな作品の絵を「真似る」てのはありますよね。漫画に限らず模倣というのは訓練ですから。
そんな赤坂先生のトレース元は「I"s」。おー,ラブコメだ。ジャンプだ。たしかに桂先生の絵は素晴らしかった。思わず納得です。最終まる。
画像はヤングジャンプ2017年第33号「かぐや様は告らせたい」第61話,第43話より引用しました。
前回行っていた男子パンツ調査ですが結果が出ました。
ご回答いただいた皆様,ありがとうございます。
石上会計愛用のブリーフは8%どまりで今ひとつ伸びず。僕が思うにブリーフは少年のイメージかなあ...石上会計も着用の,昔懐かしい白パンツですよ。(今でも売っているのかな?)。
ちなみに『シューダン!』のソウちゃんはブリーフだと思う。花京院の魂をかけよう!(おい)
で,ボクサーパンツ VS トランクスの宿命の対決は,トランクスさんの勝利。やはり超サイヤ人になれることが大きかったようです(え)。
ちなみに個人的にはトランクス派。物理的に通気性が高そうな気がするんですよね。この季節,通気性は重要。
もっともボクサー派のご意見を承ると,アレはアレで通気性は悪くないそうなので,イメージの問題なのですかね。個人的にはモッコリ感が強調されるイメージが合って,それがかぐや様の言うところの「ヤリチン」イメージにつながっているのかも。
最後に,「穿いていない」ですが,これは男子の回答じゃないよね?
実際に男子で履かなかったら,ズボンに直接くっついてそれこそ汗まみれになりそうな印象。なによりファスナーを締めた時に挟みそう。切れそう(おい)
「自宅で全開」は,まあ風呂上がりとかオッ...!の時とかあるのかもしれませんが(おい),普通はなんか穿くよね男子は。なので,回答者は女子のみなさんが多かったのではないかと勝手に推測しております。
なかなか男子のパンツがどうなっているのかなんて考える機会もないし,本来興味を持つこともないのですが,前回の「かぐや様」のおかげで調べてみようという良い機会になりました。
ご回答いただいた皆様,改めてありがとうございました。
?
さて。
前回は青年誌掲載のラブコメにあるまじき「パンツ禁制」を破った『かぐや様は告らせたい』ですが,今回はさらにぶっこんで参りました。ずばり,「セックス」です!
OK。
こうしてみると四宮さんも成長したものですね。おしべとめしべの話を聞かされて,あとは男に任せて終わり! という知識しかなかったのに。それが早坂さんとセックストークができるようになるなんて,維新も遠くなりにけり。
よーし。どうしてこうなったか話を整理してみよう。
そもそも前回かぐや様が白銀会長のパンツを見たがったのは会長がヤリチンかどうか確認するためでしたね。まあ前提(ボクサーパンツ=ヤリチン)が根拠のないことなので,かぐや様の取り組みには全く意味がなかったわけですが。
しかし初心に立ち返ってみれば,そもそも問題はパンツの種類ではありません。会長がヤリチンかどうかってことです。言い換えれば,この四宮かぐやに惚れているに違いない白銀御行という男が,自分以外の女に惹かれたりしないかという疑念を解消したいからですよね。
はっはっは。
いやいやいや。
本当に四宮かぐやという人物は天才なのかアホなのかよくわからんな! 客観的に見れば白銀会長の大切な人は自分ただ一人なのに。白銀にとって特別な誰かの場所は四宮さんしか持っていないのにそれに気付かない。
いや,むしろ惚れられていると思っていても信じられないという乙女心のなせる業か。そう考えると「お可愛い」ですけれどね。てなわけで,今回のかぐや様は「いかにして会長に浮気をさせないか」というお企みなのであった。
まったく,早坂さんも大変だな!
会長は誰にでも優しくするから困ったさんがでるかもしれないし,そういう女に限って平気で汚い手も使うし。恋をすると自分のことが見えなくなって,本当に愚かしいことをしますからね,勘違い女って。
付き合ってもいない男の浮気を心配するとか。
付き合ってもいない男の浮気を心配するとか。
はい,ぜんぶかぐや様のことですね。見事なブーメランとツッコミありがとうございます。いっそ清清しいな,ここまでくると!
というわけで,今回の頭脳戦はいかにして会長の浮気を防ぐかということに相成ったわけですが,その作戦内容が色々おかしい。
- 男がセックスしたがるのは本能である。→わかる
- それらの欲求を抑制するホルモン(オキシトシン=ドキドキ・バソプレッシン=キュンキュン)を大量分泌させればよい→わかる
- 抑制ホルモンを出させる為にはセックスすればいい→わか..いやわから..!?
ふむ。
早坂プランを簡単にまとめると「浮気させたくなかったら自分でセッ...すれば自分だけに愛情が来て浮気もしませんよ」ってことですよね。素晴らしいアイデアです。『かぐや様は告らせたい』もついにセックスまで来たか...。青年誌らしいラブコメになってまいりましたね!
ああ...なのに...
は?(威圧)
何言ってんのこいつ。つい先日深層心理の中のその口で言ったばかりじゃないですか。
「本能的に彼の肉体を求めてしまう」って。
とにかくえっちなのはキライとか,カマトトぶるにもほどがある。かぐや様は裏も表もみんな読者に見せてしまっているのだから,いまさら清純派ぶらなくてもいいんです!正々堂々と黒のパンティを穿いて白銀会長に注射を打ってもらえばいいんです!(力説)
...
......
ですが,『かぐや様は告らせたい』はそういうマンガではないので,別の手段に切り替わっていくのであった...。まあこっちも「かぐや様」にそういうの求めてないしな。
代替案は手のマッサージによる抑制物質(ドキドキ・キュンキュン)を促すことです。ついでに愛情も入手できるオマケつきという点はセックスと一緒です。裸も出さずに同じ効果を出させるとは,早坂軍師は天才かよ!
問題は早坂軍師の策は天才だったのに,策を講じる当の本人がアホの子だったということですね。とはいえ,誰かの為に尽くすといった行為をしたことのない四宮さんでは致し方がないところです。
正鵠無比なツボ押しが力加減なく行われていくその様は阿鼻叫喚の図。ツボ押しって痛みと健康の等価交換だから,なまら痛いですよね。それを力加減なしで行われていった結果→
白銀会長→ストレスホルモンがたまる
かぐや様→ドキドキ・キュンキュンがたまる
かぐや様→ドキドキ・キュンキュンがたまる
自分だけ気持ちよくなってどうすんのよ...という「房中術のつもりがただのセックスで男の体力を奪ってしまいました」みたいな感じになっていますけれど。
でもまあいいんです。
だって,かぐや様こんなにお可愛いし。
やわらかくて小さな手で,はじめて人に対して精一杯尽くす姿を見るにつれ,かぐや様も変わったなあと思いますよね。人をみれば使えだの,支配しろだの言っていた四宮家訓にしたがっていた彼女とは思えない有様です。
そんな風にかぐや様を変えていったのは,ほかならぬ白銀御行なんだよなあ。そうやって人に対する愛情や思いやりを身に着けていって,素直な心をひらけば二人はきっと幸せになれるんだろうなあ。
前後の絵のギャップが面白いですよね(前回の漫画講座参照)。でもまあ,今回着目したいのは下側の絵です。
そんな幸せを予感をさせるような二人の姿なんですけれど,最後に白銀が折れて告白するそのときまでこの二人は意地を張ってしまうのでしょうなあとか思ったり。
そんな時がちょっとずつ近づいてきたことを予感させるかぐや様のこの表情でした。まる。
...
......
.........
でもって最後のオチ。
なんかいい話で終わりそうだったのに,最後は安定の伊井野さんで引き。
「気持ち良くしてあげますから」(え?)
「ほら横になってください ベルトも外して...」(何やってんの?)
「いや もうホント十分気持ちよかったから...!」(生徒会室でヤッったの?)
「いや手で十分満足したから!」(え,手○キ...?)
「これ以上は気持ちよくて死んじゃうから!!」(そんなに気持ちよかったの?)
「伊井野さんも一緒にシますか?」(3Pとか無理だから!)←狂気
「ほら横になってください ベルトも外して...」(何やってんの?)
「いや もうホント十分気持ちよかったから...!」(生徒会室でヤッったの?)
「いや手で十分満足したから!」(え,手○キ...?)
「これ以上は気持ちよくて死んじゃうから!!」(そんなに気持ちよかったの?)
「伊井野さんも一緒にシますか?」(3Pとか無理だから!)←狂気
清廉潔白・品行方正・純白無垢な伊井野さんを性の想像がぶん殴る。絶望の表情をした伊井野さんにトキメクようになったらみなさん危険水域です。
二週連続のパンツもない下ネタ,楽しゅうございました。再度まる。
...
......
そして今週も赤坂先生のマンガ作りコーナー。
前回の変顔と可愛い顔の今スト楽とは今回も多用されていて面白かったのですが,今回はまさにその絵作りのお話。
ぶっちゃけ絵のことはわかりません。絵を描くということは僕から見るとまさに才能。画作りのコツという以前の問題なのですが,言わんとすることはわかります。発表媒体に合わせて絵を変えていくというのもなるほどなーと思います。言われてみれば,「ib」とはタッチ違うし。
そのあたり,マンガは読まれて(受け入れられて)こそという微妙な部分を反映しているのかな,と思ったり。
もう一つ,昔の漫画に学ぶってのはまあそうかなと。やはり自分が楽しいと思う作品,目標としたい作品,好きな作品の絵を「真似る」てのはありますよね。漫画に限らず模倣というのは訓練ですから。
そんな赤坂先生のトレース元は「I"s」。おー,ラブコメだ。ジャンプだ。たしかに桂先生の絵は素晴らしかった。思わず納得です。最終まる。
画像はヤングジャンプ2017年第33号「かぐや様は告らせたい」第61話,第43話より引用しました。
画像引用は中止しました。