現実逃避

現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『かぐや様は告らせたい』 第63話 白銀御行は読ませたい 感想





漫画ネタだった。


お,おう。メタいな
漫画の中で漫画を小道具にお話を作っていくとは。恋愛漫画を題材に,四宮さんに恋をさせたくなっちゃう作戦なわけですけれど,うーん...天才の恋愛頭脳戦ぽくはないな(笑)

なんか普通の高校生あるあるというか,凡人がいかにもやりそうな作戦を採用するところが会長のお可愛らしいところです。


ただまあ,なんというのですかね。今回のお話はなかなかに構成の難しさを感じます。

今回も赤坂アカ先生の漫画教室が載っているわけですけれど,そこにこんなことが書いてある。


「18ページしかないので,もう皆が知っているものを使わなきゃいけない」
「説明しても細く程度で済むようなものをテーマとして選んでいます」







つまりですね。
漫画というどこにでもある題材を使っていくわけですよ。このこと自体は漫画の読者であれば当然どんなものか知識としてあるわけです。
今回のお話は,かぐや様に漫画として取り上げた「今日あま」の面白さを伝えなければならないのですが,それを伝えようとするところでネタバレをしてしまうという。


漫画を説明する時にやっちゃいけない,漫画読みなら分かっているネタバレ禁止という「漫画あるある」を逆手に取った作劇なわけですよね。




と同時に,かぐや様だけではなく読者に対しても仮想の漫画である「今日あま」がどんなお話で,どんな風に泣けて恋をしたくなるようなお話なのか「説明」しなければならない。

漫画を使ったメタい話ってそこが難しいのですけれど,赤坂アカ先生のいうところの「説明はあっという間に済ませる」というテクが使えないんですよ。本来,赤坂先生の手法とは異なるアプローチなわけです。



ですが,「かぐや様に説明するうちにネタバレしちゃったよー!」というオチに持っていくための展開なので,だらだらとお話の内容を作中に書いても差し支えないという...実に高度なテクニックが使われているのが今回のお話というわけです。(たぶん)


 


?


 



まあ,それはそれとして。お話の展開としてはかぐや様の反応が朴念仁すぎてニヤリングできなかったんですけれど,小ネタ的にはいろいろぶっこんで来たかなと。

まずは久々に登場の白銀圭ちゃんの泣き顔&シャワー途中シーンだけでも「ごっつぁんです」なわけですが,そんな圭ちゃんを心配する御行お兄ちゃんの家族愛がいいですよね。


なんというか,赤坂アカ先生は漫画を読む限り「家族」に一物ある感じなんですよねえ。





四宮かぐやの家庭観といい。「ib」の面々の家庭環境といい。今回の「今日あま」の主人公の家庭環境といい,親に対してなんか含むものあるんですか?と心配したくなるような何かを感じます。ゾゾゾ







でもそんな中で,兄妹関係は暖かく描く。このあたりに赤坂ワールドを感じます。



次。
石上会計と会長の恋愛トークという稀な事象を堪能できたこと。

石上会計における恋愛対象筆頭候補(読者脳しらべ)である伊井野ミコさんですが,早速俎上に上がりました。で,結果。

 


なるへそ。
ありかなしかで言えば「あり」なんだ(ニヤニヤ)。ただメチャクチャ恨みを買っているので,現実的にはナシという。ふーん...(ニヤニヤ)



で,四宮先輩ですけれど,家の格が違いすぎて無理と言っていますが,それ以前にかぐや様の方が石上君を虫けらぐらいにしか思っていないので自重して正解ですかね。


さてと。『週刊ヤングジャンプ2017年第35号』かぐや様は告らせたい」第63話 白銀御行は読ませたい の感想(かぐ活)です。


おっとお。

純粋な恋愛頭脳戦にしては,久々に白銀御行が攻めのターンな気がします。最近はお互いの想いが駄々漏れすぎてどうにもなんない状況なので,下手に攻めると物語が終わっちゃいそうな感もあり。どんな頭脳戦が繰り広げられるのかと思ったら...




と同時に,白銀会長がほっとしているところ,ポイントですよ。これ,試験に出るからね
かぐや様を好いているからライバルが増えなかったことにほっとしているのですが,と同時に個々でのポイントは白銀御行自身は「家の格」とか気にしていないということですよ。

はるか上にいる四宮かぐやに対抗するために,必死になって勉強して学年1位の座を維持し続けているわけですが,彼はその自信を持って(だけかわかりませんが)自分は四宮かぐやとつき合うに足る男と思っているということですからね。

家の格問題はやがて「四条帝」とか出てくる頃には切実な問題になるのでしょうけれど,とりあえず本人がびびっていないというか物怖じしていないのはである。






最後。藤原書記なんですが...一瞬黙りますよね。「あ,ありなんだ?」と思わせといて,当の本人が来たらこの反応ですよ。まああれですよね。確かに藤原書記はお可愛いですけれど,こういう女子は恋愛対象にはならんわなあ...。そんな二人の気持ちがこの表情から出ているように思います。



で,結論的に言うと,石上書記はきっと伊井野さんとお付き合いするんだろうなあ,とか思ったり。

「恨みを買っているから現実的ではない」という状況だからこそ,「絶対この人じゃなきゃ!って心から思える人」になった時にラブが発生するんじゃないですか。そこに至るまでのコメが盛り上がるんじゃないですか。





なので,石上書記からか伊井野会計監査からか分かりませんけれど,このふたりはいずれラブがコメるのでしょうなあ...と今から花京院の魂を賭けておく(まて)









その伊井野さんですが,クソネタバレ女を拘束する際の白銀会長と石上会計の行為に「犯罪」を感じとっていた。

この生徒会室は乱れている。会計はオッ...するし(誤解)。副会長と会長はセッ...しようとするし(誤解)。挙句の果てに書記はレッ...されそうになっている(誤解)






てか「さすまた」あるんかよ! て考えてみたら,学校は不審者用に買っておくものかもしれませんね。という「さすまた」って刺股って漢字なんだ。字面だけで痛い。



Amazonなら何でも売っている


最終的にこうなるものってどういう解釈をしたんでしょうか。全員でMプレイとかそういう(おい)。伊井野さんの性知識が試されています。
まる。


 


?


 



以下余談。



「最近皆さん 私を騙すのが 楽しくて仕方が無いご様子ですし」


というセリフの後ろで言っている「うそじゃないのに...」というのはもちろん「今日あま」という漫画について述べているわけですけれど,と同時に「ボクサーパンツはヤリチン」(石上会計),「かぐや様の変顔は可愛い」(藤原書記)という主張に対するものにも読み取れる。

こういうコマ使いがいいですよね。




もう一つ。

「はじめて読んだ漫画は大体面白く感じるもの!」という会長の経験則で思い出したんだけれど,さて,初めて読んだ漫画ってなんだったかな?


 


記憶が確かではないのですが,はじめて読んだ漫画は多分ドラえもんだったと思うのです。「コロコロ」も買っていた記憶あるし。


ですが,母親や妹が買っていた「なかよし」とかそれに掲載されていた「キャンディキャンディ」(古)も同じ頃読んでいた記憶がある。多分同時期に読んでいたんだと思うんだけれど。
ついでに言えば「なかよし」と「りぼん」は読まされた記憶がある。あと「LaLa」とか。残念ながら「別マ」は読んでいない。





つまり何が言いたいのかというと,ぼくはもうアロハのシャツ着たオッサンな世代なんだなあということです。再びまる。




画像はヤングジャンプ2017年第35号「かぐや様は告らせたい」第63話より引用しました。
 
 
画像引用は中止しました。