現実逃避

現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『鬼滅の刃』 129話 痣の者となるためには 感想 : 「痣が発現した方はどなたも例外なく―」 の考察

最近,鬼滅の刃が面白くって繰り返し読んでいます。この間の129話,ちょいと気になったことありましたね。

 

例の炭治郎も発言している「痣」について,その発現の意味や方法が述べられたわけですけれど。その中で,産屋敷あまね様より気になる一言がありました。

 

 

「もうすでに痣が発現してしまった方は選ぶことが出来ません...」

「痣が発現した方はどなたも例外なく――...」

 

というこの言葉。皆まで語られませんでしたが,痣が発現することによってこれまで以上の鬼殺の力を手に入れるデメリットが言及されているように聞こえます。

 

 

仮説1「寿命が縮まる」説

 

普通に考えると,強大な力を得られる副作用として考えられるのは,「寿命が縮まる」系のものですよね。一人ひとりの生命力が各個人上限があり,それを一気に使い切ればその分寿命が縮まる。そんな副作用は容易に想像できます。

 

ただ,ここまでのところ寿命に関わるような伏線はあまり見受けられません。元柱と言われる人がこれまでも登場していますが,鱗滝さんをはじめそれなりに生きています。(痣が発現したかはともかく,呼吸で得た力の反動めいたものは見られない。むしろ無理をした反動によって成長することは炭治郎らを通じて描かれている)

 

そう考えると,「寿命が縮まる説」はそれほど可能性が高くなさそうです。

 

 

仮説2「最終的に鬼化する」説

 

128話のあまね様,124話の憎天鬼の言及から,痣が鬼の文様と似通っていることがが指摘されています。

 

 

 そもそも鬼の力の源泉がなんだったのか,はじめの鬼である鬼舞辻が病の身からどうやって強大な力を得るに至ったのかはまだわかりません。そこは分からないのですが,そもそも鬼殺の力と鬼の力の出自が同じである可能性は高い。

 

当主・産屋敷輝哉が上弦の禄を倒した際に無惨を指して「わが一族の恥」的なことを述べていました。無惨が千年も生き抜いた鬼であるにせよ,その出自となる家があることは128話で触れられています。

 

炭治郎の祖先が日の呼吸の使い手と語らった際に,「極めれば行き着くところは同じ」といった趣旨のことを述べていたことも,(妄想混じりではありますが)その傍証となりそうです。

 

そもそも鬼を倒せる鬼殺の力とは,鬼より遥かに脆弱な人間に鬼と戦うだけの力であるわけで。血鬼術と対抗できるほどの力とは,そもそも鬼に近しい力でもある。その性質が根っこの部分で共通していてもそんなに不思議ではないのかもしれない。

 

かなり飛躍的な妄想を述べさせてもらえば,鬼殺とは「人のままで鬼(に近しい)力」を使えるようにするということなのかもしれないしなあ。

 

 

そうした妄想をまとめると,鬼殺の行き着く先は「鬼化」ってのはありそうだなと。妄想の上に成り立つ直感にすぎませんけれど。

 

 

岩柱さんに関する一考察(妄想)

 

ここでポイントは「私達は」じゃなくて「私は」と自分限定なことですよねえ。岩柱さんは特殊な立場にいるようなニュアンスを感じる。

 

そうなると私は一体どうなるのか

 

という言い回しからも,岩柱さんはまだ痣は発現していないようである。このまま痣の発現を促すとあまね様がいう条件に該当するのだが,その場合自分のようなケースはどうなるのかという「特例」的な立場について思索を行っているように思える。

 


そういえば,鬼滅隊員にはすでに鬼化できるものもいる。不死川玄弥である。鬼の肉を食らうことで鬼と同じ力を得ることができる。ただし,ベースは人間のままである,という点が特殊なわけですが。

 

その玄弥と岩柱さんは問66で行動をともにしている。作中,はっきり描かれていないようだが,悲鳴嶋さんと玄弥の間には師弟関係がある雰囲気である。ひょっとかしたら玄弥は岩柱さんの嗣子なのかもしれない。

 

弟子が鬼化するのであるならば,当然師匠の方も同様の力を持つ可能性が微粒子レベルで存在する!

であるならば,既に鬼化ができる体質のものが訓練した場合,完全に鬼となってしまうのかという自問は当然ありそうである。痣の代償が鬼化ということであれば,一応この辺の辻褄はあいそうですね。

 

 

黒死牟さんの件(完全妄想)

 

ここからはさらに根拠のない妄想です。あしからず。

 

炭治郎の夢に出てきた耳飾りのある日の呼吸の戦士と上弦の壱・黒死牟さんが似ているというのは割と言われている説であろう。その真偽は現状定かではないのだが,可能性としてはもちろんあり得る。

 

特に痣が出た後の行き着く先が鬼化であるとしたら,その可能性は高くなる。もとより剣技に優れていた始まりの戦士。鬼舞辻無惨の首を切りかけたというその高い能力が,鬼殺を極めたことで鍛えられたのであれば,その戦いのさなかに鬼化しそうになるという可能性はある。

 

無惨の首を切りかけたのに仕留めきれなかった事情,追々わかるのかもしれませんが,もし「その時限界が来て鬼化してしまった」のであるならば,なんとなく展開は想像がつく。

 

自身の体調の変化にとりあえず無惨との戦いから距離を取る→鬼化→無惨に帰依する→上弦の壱化(黒死牟)

 

という展開はまあ妄想としては考えられなくもなかろう。まあ完全妄想にすぎませんけれど。そのあたりは今後の展開を見てみないとなんとも言えない。

 

 

痣の発現に対するデメリットをどう克服するのか

既に痣が出てしまったものは選択できない。そのデメリットが鬼化で確定したわけではないのですが,そうであると仮定した場合に抜け道は一応ありそう。

 

珠代さんの存在。禰豆子の存在である。 

珠代さんは鬼を人に戻す研究を進めている。鬼舞辻の呪いを外し,禰豆子の血を研究して鬼を人に戻す方法を探っている。

 

今回,禰豆子は太陽を克服したわけですけれど,それは人であるならば当然のこと。ある意味禰豆子は人に戻りつつあるわけであり,禰豆子と珠代の存在が鬼や「鬼化してしまう戦士たち」を人に戻すという「解決策」として用意されている。そんなふうに読めなくもない...。

 

産屋敷輝哉が珠代のことを知り,炭治郎と協力関係にあることを黙認しているのもそういう「事情」を理解しているからなのかなーと思ったり。

 

以上,非常に荒い妄想ではありますが,感想終わり。まる。

 

 

 

 

 

   

 

 

最新コミック

鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックス)

鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックス)

 
鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 17 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 
鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 (ジャンプコミックス)

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 (ジャンプコミックス)

 

 

 

www.enskyshop.com

 

 

 


*画像は『鬼滅の刃』 129話,128話,127話,124話,113話,66話より引用しました。

画像引用は中止しました。