現実逃避 - hatena

「かぐや様は告らせたい」の感想を書いている漫画感想ブログ

『鬼滅の刃』 166話 本心 感想 : 「懐かしや...」 の意味するものは

はい。

忙しいのに「現実逃避」しているayumieです。

 

それにしても「鬼滅」は面白いな。きっと来週はもっと面白いぞ...。毎週そんなことを想っている愈史郎さん状態になっているのでついつい感想を書きたくなります。ダメだコイツ...何とかしないと。

 

というわけで気になった点だけさっくりと感想です。

 

アンケート

 

 

 

 


?


 

時透無一郎の運命やいかに(つづく)

 

柱の中でも最も才能があると思われし時透君をあっという間に「柱の男」にしてしまった上弦の壱さん。圧倒的無双である。

 


霞柱だから柱の男にしたわけじゃないでしょうが,こうやってざっくり拘束されてしまうとはにわかに信じがたい。「動けない時透を鬼にするなんて!」そんな時透くん保護者の皆さまがたの悲痛な声が聞こえてまいります。

 

しかしまあ,結局のところ上弦の壱さんの血では鬼にできるわけではないようですね。はて。獪岳かいがくのアレは何だったんだろうな。焼き土下座している場面でそのまま血を分け与えていたんだけれど,一端血をもらってきてあげたんだろうか。よく分からないナリ。

 

無惨がそんな気の利いたことをするとも思えないのですが,そこらへんが「ビジネスパートナー」という部分なんですかね。黒死牟さん,割と融通が利くのかしらん。というわけでとりあえず時透くんは鬼にならず延命。

 

不死川玄弥の不死属性とは

 

さてこうなると時透君の運命は「助けが来るか」にかかっているわけですが,とりま1名現着しておりました。不死川玄弥。柱を目指し,柱になれなかった兄貴一途な弟くんであります。

 

しかしまあ,上弦の肆に通じなかった日輪刀銃をぶっ放したところで当たるはずもなく...。ちょ!まて!銃を交わしながら玄弥の後ろを取るとか...。超スピードとかそんなチャチなもん...かもしれないけれど,圧倒的実力差の前にあっという間に輪切りのソルベ状態に。

 

 

ふむ。

玄弥の不死性は鬼を喰らうているからですけれど,ここまでバラバラにされてもなお生きているとは...。

 

これはこれである意味特筆すべきことかもしれないな。無惨の血を与えられることもなく,鬼に近い能力を得ている...。幾分に興味深い。つまりアレですか,無惨の呪いを解いた状態で,かつ日の下で活動できる「鬼的存在」であるということでもありますよね。無惨社長が知ったら興味を持ちそうな案件ではある。

 

過去にもそういう剣士がいたそうですが(始まりの呼吸の戦士たちの中にいたのか?),胴を切られて絶命したという点からも,完全な不死ではないということで無惨も興味を持たなかったのかもしれませんね。

 

 

不死川実弥兄弟の絆

 

しかしまあ,それも命あってのものであります。

 

 

「鬼擬き」など不要とあっさりと処分されそうになった瞬間,キター!
風柱・不死川実弥現着!

 

 

キレる,怒る,粗暴に見える...。

炭治郎をして「理性も知性も感じない」と初見で思われた不死川さんですが,こうやって味方として登場されると頼もしくもある。弟の絶体絶命の瞬間に,こうやって「兄」として助けに来てくれる。そしてなぜ玄弥に鬼殺隊に入ってほしくなかったのかという理由も...。

 


 これまでの実弥の言動がすべて繋がって明瞭になる瞬間ですね。弟には鬼とかかわってほしくない。胡蝶姉妹とはまた違った形の兄弟関係となりましたけれど,そこにがあるのは同じである。

 

 


 

吠える風柱・不死川実弥が熱いわけですが,さて気になるのはその実力です。時透君はあっという間に柱の男にされてしまいました。柱の先輩といえども,そこまで実力が違うとも思えないわけですが,しかしこれは...。

 

ほほう。

「月の呼吸」の型の直線性を見切っているのか。この動き,さすがに歴戦の剣士である。

 

 

傷だらけのその顔に刻まれているのは「経験」の差なのか。黒死牟の攻撃をかわし,一太刀入れた上で刀身を見させるとは...。さすがに風柱。霞の大元となった呼吸法である。

 

 

しかしどうなんだろうね。

時透君との差が「霞」の大元である「風」であるということ,時透君と比べて鬼と闘った「経験の差」があるということがある程度勝負を成立させているのかもしれないけれど。

 

しかしながら,経験を言うなら相手は数百年間柱を喰らってきた上弦の壱であり,呼吸を言うならば「始まりの剣士」の一人であり,呼吸法を見切ってきた鬼である。「そこ」で勝負する限り,不死川実弥に勝機はなさそうに思える。

 

「懐かしや...」は何を意味するのか

さて,上弦の壱こと黒死牟さんですが,「兄弟」の鬼狩りという部分に食いついております。ふむ。

 


 

これはあれだね。多分に黒死牟さんも鬼狩り時代に共に戦う兄弟がいたということなのでしょうな。前回感想のコメントでご指摘いただいた通り,ファンブックでは「長男」だそうなので,共に戦っていた兄弟は炭治郎の祖先である炭吉のところにきた「日の呼吸の剣士」と思われる。

 

これは幾分に興味深いね。

片や不死川兄弟は「弟」が鬼喰いとなって戦い,「兄」がそれを守る。片や黒死牟兄弟は「兄」が鬼(上弦の壱)となり,弟は「人生において為すべきことを為せなかった」と後悔していた。なかなかに対比的である。

 

かつて日の呼吸の剣士は,兄とともに戦っていたにもかかわらず兄は何らかの理由で...自ら望んでなのか...やむを得ない事情(弟を助ける)からか...鬼となったわけですが,回想から鑑みると「望んで鬼になったように見える」。だからこそ無惨からは「ビジネスパートナー」という評価を受けているのかもしれない。

 

そうなるとこちらの兄弟は「弟」が兄を止めよう,助けようとしたにもかかわらず,「兄」は鬼になってしまったのか...。そんな悲惨な運命の別れ方をした兄弟に対し,弟を想う兄・不死川実弥が対峙するのは運命的でもあり...そして不安でもある。

 

もとより実力差があると思われる,上弦の壱との対決。そしてこの因縁。そこから類推する文脈は,弟・玄弥を庇って兄・実弥が...みたいな展開がいかにもありそうである。いや,まだ分かんないけれど。ワニ先生を信じるんだ...!

 

 

嗚呼。

この世で信じられないものがあるとしたら,横島忠夫とワニ先生と言われるくらいの定説である。怖さしか残らないわけですが,光明もある。「月の呼吸」に対峙すべきはやはり「日の呼吸」。継国とは別のもう一つの系譜・竈門炭治郎なのであろうから。

 

 

風柱が折れる前に,炭治郎と(あとできれば冨岡義勇も)現着できれば,あるいは...?

 

対無惨戦を考慮すると,これ以上鬼殺隊は戦力が削れないところである。くしくも,炭治郎は煉獄千寿郎の手紙を読んでいる。そこに無惨を倒すヒントが存在するとしたら,あるいは...?

 

そんな微かな希望の糸をたどるように,次週を待ちたいと思います。てなわけで以下次号!

 

 

 

   

 

 


*画像は『鬼滅の刃』 166話 より引用しました。

画像引用は中止しました。

 

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